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タレイラン編10 2026年7月7日

    ・・Rien ne surpasse la confiance née d'un cœur bienveillant.・・
    (優しき心から生まれる信頼ほど
    勝るものはないのです)

    晩年のタレイランの手記の一節である

    彼は、80を過ぎても

    4歳から受けた曾祖母の愛情を
    忘れる事はなかった

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    タレイランは、この貴婦人である曾祖母から

    仏王ルイ14世が宮廷で輝き
    愛人が寵姫となり政治も宮廷も華やぐ

    そんな良きフランスの過去りし時代の空気を
    貴婦人から吸収する

    そんな貴婦人は、毎週日曜日
    教会にミサに行く

    タレイランは貴婦人に連れだってミサに行くのが
    大好きであった

    フランスの伝説の財務大臣コルベールの孫
    ルイ14世の寵姫モンテスパン夫人の血を引く貴婦人

    しかし彼女はこのシャレーでお高くとまっていない

    貴婦人がミサに行くときは
    大勢の紳士淑女が付き添い

    そしてミサが終ると
    貧しい人達一人一人と話をするのだ

    幼いタレイランは
    この曾祖母である貴婦人の
    傍らに用意された小さな椅子に、ちょこんと座って
    彼らの会話に耳を傾けた・・

    ・・Ces jours-là étaient comme un rêve.・・
    (まるで夢のような日々であった)

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    4年以上、SNSにて毎朝歴史を発信してきたが、2026年元旦より、noteを主戦場とさせて頂きます。 テーマは「欧州の王権を潰した男達」、場所はフランス、時代は18世紀末、主役は4人の男達。 毎朝300字の世界史を楽しんで欲しい

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