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定期テスト作成をAIで少し軽くできるか試してみた|Claude・お試し編

    ChalkDust

    定期テストの時期は、毎回ちょっと憂鬱です。授業のスライドやプリントを引っ張り出してきて、問題を組み直して、配点を考えて、解答用紙を整えて、模範解答を書く。一回いっかいは大した作業じゃないんですが、これが何科目分も、年に何度もやってきます。

    「AIに頼んだら、少しは軽くなるんじゃないか」と思って、Claudeで試してみました。やってみると、いきなり「テスト作って」と投げるよりも、いくつかの工程に分けて進めるのがちょうどよかったです。今回はその段取りを記録しておきます。

    ① 授業で使った教材を読み込ませる

    最初にやるのは、その単元で使った教材をひと通りClaudeに渡すことです。スライドのpptx、ワークノートのdocx、授業原稿、ぜんぶ。

    ここで「この単元、こういう生徒層向けに、ここを絞って教えています」みたいな前提を一言添えておくとよいのかもしれません。
    これを書かないと、AIは"教科書的に正しい授業"を想定して動いてしまうので。

    ② 一気に作らせず、授業1回分ずつ問題化する

    ここがいちばん大事な工程でした。

    最初は3単元ぶんをまとめて投げて「テスト作って」と頼んだのですが、これだと範囲が膨らんだり、回によって難易度がばらついたりします。出題範囲がぼんやりしている状態で本番テストを組ませると、AIに余計な裁量を渡してしまうんですね。

    そこで、授業1回分ずつ、まず「教科書風の問題」に変換してもらうようにしました。空欄補充の本文、選択問題(ダミー付き)、ちょっとした記述問題。テスト本番というより、生徒の復習用に近いイメージです。

    うちでは、これをそのままテスト勉強用の配布教材としても使っているので、この工程自体が二度おいしい作りになります。生徒向けの復習プリントと、本番テストの素材を、ひとつの作業でまかなえます。

    これを単元ごとに、ひとつずつ進める。3回分のテストなら、3回ぶん別々に作ります。

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    ③ そろったら、1回分のテストに組み直してもらう

    授業3回分の「教科書風問題」が手元にそろったら、それを束ねて1回分の定期テストに組み直してもらいます。

    A4何枚くらいに収めたいか、問題数は何問くらいがいいか、配点は100点満点で、といった注文をここでつけます。テスト本番用の体裁を意識するのは、この段になってからです。

    前の工程で出題範囲はもう確定しているので、ここでのClaudeの仕事は"組み直し屋"。範囲外に逸れたり、難易度がいきなり跳ね上がったりすることが、ぐっと減ります。

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    ④ 解答用紙・解答・配点案も一式で出してもらう

    ここはClaudeがいちばん助かる場面でした。

    問題用紙だけじゃなくて、生徒が記入する解答用紙、教員用の解答、配点の内訳、そして思考問題や論述問題の採点基準まで、Word形式で一式まとめて出してくれます。

    大問ごとの配点と合計が表になって出てくるので、テスト返却後の集計もちょっと楽になります。テスト作りで地味にしんどい「印刷して配るための整形」を、まとめて引き受けてくれる感じです。

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    ⑤結果の生成物


    ⑥ うまく回るようなら、プロンプトにまとめる(これは次の宿題)

    ここまでの①〜④を、いまは毎回手で動かしている状態です。

    何度か繰り返してみて手順が固まってきたら、「教材を渡したら、この流れで一気にやって」と頼める一発プロンプトに集約できるはずです。あるいは、Claudeのプロジェクト機能の指示欄に書き込んでおけば、毎回貼り付けなくても自動で効くようになります。

    ただ、これは型が完全に固まってからやる作業だと思っていて、いまは寝かせています。先に固めると、まだ揺れている自分の判断まで一緒に固定してしまうので。お試し編の続きが書ける日が来たら、ここも報告するつもりです。




     
     
     
    高校の社会科教員。AIを使って、授業づくりやテスト作成を少し軽くする方法を試しています。目指すのは、すごい授業より、先生がすり減らずに回せる授業。実業高校での授業実践と、学校現場で考えたことを書いています。

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