
本日の現場もよう、坪野木風花がお届けします②
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『ドレスコード』
コンビニは……今日も朝から、車がいっぱいです。
表の喫煙コーナーには、人がいっぱい。
やっと中に入れたのに……おにぎり、お弁当の棚はガラッガラ。
――またかぁ……。
先週と全く同じ光景に、朝からがっかり感、半端ないです。
私は坪野木風花。
夫の仕事のお手伝いで、先週から、とある工場に出入りをしています。
現場によって様々だけど……こればかりは仕方がない。
駐車場の車はハイエース、プロボックス、トラックで埋め尽くされているから……ほぼ、同じ現場に向かう、同業者さんたちなのでしょう。
――あそこ、工内全面禁煙だから。こうなりますよねぇ……。
これは、昼食の持ち込み必須な現場の、あるあるです。
皆さん、ゆっくりしているわけではなく……。
駐車場もレジも回転は早い。
それだけ、大きい工事ということなのかもしれません。
なんて言ってる間にレジには列が……。
さっさと買い物を済ませるために、バーコード決済は欠かせません。
私の場合……品物を選ぶところでロスってしまいますがね。
それでも今日も、予定の時間前には集合場所に着きました!
皆さん、すでに全員到着されていました。
……これも、あるあるです。
時間ちょうどにやって来たのは……やはりというか、現場担当者の濱西さん。
いつも、ゼムクリップの代わりに洗濯ばさみを使っている、ちょっと変わった方です。
洗濯ばさみを使うのは、今日のラッキーカラーを使うためなのだそう。
ある意味……これもあるある?
こだわりのある方なのかもしれません。
どうやら、今日は青色のようです。
まぁ……それはいいや。
ヘルメットに安全チョッキ、安全靴、夏場は空調服。
準備は万端です。
ひとつでも忘れたら、お仕事ができません。
現場に入る私たち作業員にとって、ある意味、作業服はドレスコード。
これで、ようやく入門手続きが行えます。
さて……今日も一万歩超えなるか。
それでは、現場に行って来ます!
◆◆◆
『ようやく日の目を見たのにね』
昔、ピアノを習っておりました。
同じ教室を出たお友達は、今では自分の教室を持つピアノの先生。
『小さいうちから音感を育てると、奥行きの感覚が育ったり、図形に強くなるのよ』
というのが、彼女の持論です。
「あ!」
お手伝いをしている最中に、思わず叫んでしまいました。
今日は道路上の作業です。
作業区画を明示するために、真っ赤なカラーコーンを並べて、黒と黄色のバーをつけていく……。
そんな作業の最中に、バーの両端の穴に、コーンがピッタリハマったのです!
しかも連続で!。
会社勤めでは何一つ役に立たなかった、私の奥行き感覚。
――まさか、今になって、こんなところで活かされるとは……。
嬉しくなって、思わず夫に報告しました。
「……それくらい、普通でしょ」
見れば……皆さん、スポスポ普通に決められていらっしゃる。
なんでも、こういうのは長年の勘が物を言うのだそうです。
長年埋もれていた私の感は、彼らと大差ないわけで……。
しかも、メーカーによって長さはマチマチだから、現場によっては、ほぼやり直しになることも。
なので。
今日も、じっと睨みをきかせながら、赤いコーンの距離をとります。
今から鍛えていけば、感は勘に変わるのでしょうか……。
◆◆◆
『夏のとある日……』
こんにちは。
本日の現場もようも、坪野木風花がお届けします。
さて。
突然ですが……工場は、ちょっと怖いです。
大型トレーラーやウィングトラック、トゥクトゥクや、バック走行するフォークリフト。
場所によっては……自動運転の車両が、慌ただしく道を行き交います。
でも、土日はもぬけの殻状態。
人もおらず、しんと静まり返った工場は……それはそれで、少し不気味です。
端っこならば良いけれど……中央付近はどこも似たり寄ったり。
同じ景色で、光の加減が絶妙で。
方向感覚を失ってしまって……正直、二度ほど迷子になりました。
それでも、なんでも屋のお手伝い。
今日は、そんな休日の現場で作業です。。
位置出しのお手伝いをしていると……独特な体型をした魚住さんが、視界の端を横切っていきました。
もう折り返し地点なのかと、目の前の角を曲がると……。
すぐそこの床に、座り込んでポイントを書き込む魚住さんが。
「あれ?今あちらに向かわれませんでした?」
指を指してみたけれど……明らかにおかしいのは私。
怪訝な顔をされてしまいました。
昼休憩中に、魚住さんが昨夜心霊スポットを通りかかった話をされていたけれど……。
さて、私が見たのは何なのか。
とりあえず……その日は迷わず何事もなく作業が終わったので、まぁ良しとしましょう。
たまにピシパシ変な音がするし、誰もいないのにセンサー付きの蛇口から水が流れ始めますが……工場はたまに、不思議です。
◆◆◆
『私の初心?』
実家にはゲームの類がありませんでした。
家での遊びは、もっぱら工作。
それはいつしか手芸に変わり、編み物にハマる日々。
その後は、確かお菓子作り……。
もともと、手を動かし何かを生み出すのが好きだったのかもしれません。
専門系の学科のある高校、大学と進学しました。
そんな私がついた職は……ごく普通のOL。しかも一般事務。
着付け教室、煎茶教室、プリザーブドフラワー、フラワーアレンジメント、料理教室、パン教室……。
OL時代は自分探し。片っ端から受講しました。
『毎日、手作りお菓子で子どもの帰宅を待ちわびる専業主婦』
そんな夢が……確かあった気もするのです。
それで、幸せな結婚をしたと思っていました。
そう……私、実は詐欺にあったんです。
結婚詐欺というやつです。
その話をすると、みんな眉をひそめて心配してくれますが……ごめんなさい。
これ、ただの旦那さんの愚痴です。
夫は、上場企業のサラリーマン……だったのです。
『今の仕事を辞める気はない。風花も好きな仕事を続けていいよ』
そう言われて、結婚を決めた気がするのですがね。
『気のせいじゃない?』
『そんな話は全く覚えていない』
と、言うんですよねぇ。
『あの時とは状況が変わったんだ』って……。
おい!しっかり覚えてるのでは?
だから、結婚詐欺と言うんですよ〜!
でも。
なんでも屋を起業して。
あの頃よりも稼ぎは良くなっているので、許してあげています。
私の夢は……とっくの昔に叶いました。
やりたいことは、ちゃんとやれたのです。
あまりにも、当たり前のように。
好きなことを、次から次へとやりすぎたのでしょうか。
興味は、一通りやって満たされたら……満足に変わりました。
上には上があるということを目の当たりにして凹むばかりで。
熱しやすいくせに、どうも長くは続かない私。
何をしても、これを仕事にしたい!というまでの熱意は持てず。
作り出した未熟品を、人様に売ることに抵抗を感じ……。
ごく普通の道を進むだけ。
そして……。
仕事をやめてみて、自分が家庭に向かない事実を知ってしまったのです。
なので。
こんな年になって……まるでご褒美のような毎日です。
私にちょうど良い『なんでも屋』。
実は万々歳と思っております。
好きなことを仕事にするには抵抗があるので……私のスタンスはあくまでも『お手伝い』。
でも実はちゃっかり役員です。
そこは自営業なので、すみません……。
◆◆◆
『ワクワク?』
今日のお仕事は、土壌調査だそうです。
土対法という条例ができてから、この手のお仕事はまあまあ、あるそうです。
ビニールが土に還るまでの年月は200年以上と聞いたこともありますが……。
『土に埋めれば微生物が土に還してくれる』
昔の人は、何を根拠に、そんな風に考えたのでしょうか。
またそれは、いったいいつの時代のお話なのか……。
何があったとは申しませんが、たまに、びっくりするようなことに出会います。
いろいろ言いたいですが……とりあえず、今日もありがたくお手伝い。
土壌調査もいろいろありますが……今日は、エコマシンという機械で行うそうです。
地下深くまで掘っていき……深い粘土層まで掘り上げるボーリング作業。
余談ですが……ボールを転がしてピンを倒すあれ。あれはボウリング。
ご存知でしたでしょうか?
今日の私の係は、掘り上がった土の成形です。
……土の下は、ただでさえ未知の領域。
筒状にくり抜かれたコアと呼ばれる土を、コア箱に詰めて、ビニールのパックを外して表面をはぐ。
仕様により様々ですが……今日はただのコア剥ぎのみ。(場合によって、土をビニールや瓶に詰める分取を行うときがあります)
コア剥ぎも、簡単そうで意外とコツがいります。
砂は粒が細かくなるほど剥ぎやすく、粘土が多いほど力も必要でヘラにくっついて出来上がりが汚くなるのです。
粘土に貝殻が混じってくると、さらに難易度が上がるのですが……。
それはそれ、これはこれ。
貝殻片が混じると、私は、ちょっとだけ太鼓の海を想像してしまいます。
化石発掘みたいに、巻き貝が綺麗に取れたりすると何だかうれしくて。
そっと層の上に乗せてみたのですが……気付いた夫に捨てられてしまいました。
遊んだわけじゃないのでいいですが!
細砂の層は、まるで砂浜。
さくさくという小気味の良い音に、きれいな断面。
それはそれで、林間学校でみんなと作った砂の造形を思い出します。
地面の下には、先人の残した遺産もあれば、そんないろんなワクワクも詰まっています。
今のところ見つけたことはありませんが……骨が出ると現場が止まるそうなので。
遭遇しないことを祈ります。
◆◆◆
『プラマイ……』
これは……愚痴ではなく、あくまでも現場あるある。
繁忙期は忙しい。
これはきっとどこもそう。
あるあるはこっちです。
『仕事が飛んだ……』
仕事が趣味みたいな夫。
急なことで、今かなり凹んでおります。
……いや、危機感のない妻ですみません。
飛ぶ理由はいろいろあります。
●発注書が途中で止まっていた……的な、先方都合。
(大手は上の方まで書類を上げていくの、大変だよね…)
●書類が期日までに揃わなかった。
(忙しいから……大変だよね)
●予算がおりなくて…
(工事ってお金かかるもんね…)
でもまあ……よくあることなので。
その度に日程調整におわれている夫は、本当に頑張り屋だと思います。
だいたい。
ひと現場が始まると……工期が長い時は本当に長い。
その分の、レンタル資材、人の調整となるから……まぁ、諸々大変だよね。頑張ってくれ。
仕事がないのは困ります。
でも……少しだけホッとしてしまう時もあるのです。
ひとたび仕事が始まれば……長いスパン仕事に追われる日々になります。
早朝から高速に乗って、夕方まで仕事して。翌日準備をして、夜に帰宅。
そして、その日の写真整理……。
自営業とはいえ、休みがないブラック企業。
『どれもその日のうちにやっておけば、後々自分が楽できる』
……というのが夫の持論なのです。ほんと、私とは正反対。
今回は工期が後ろにズレただけなので……まだ良いのでしょう。
そんなわけで……急なお休みです。
明日から何をして過ごそうか。
できることなら、朝から晩までnoteの海に浸っていたい……。
でも。私に選択の余地はありません。
洗濯に掃除、夫の分の食事作り……。
そして消費する分の、日々の買い出しも待っています。
妻は、完全休業にはなれないのです。
……そりゃ、危機感はゼロですよね。
責められても困ります。
プラマイしても、むしろラッキー?
◆◆◆
『ここだけの話』
今回は、ちょっと秘密な話をいたします。
なんでも屋を営んでおりますが……夏場の飲み物、ハンパないです。
熱中症で倒れるわけにはいかないため、水分はガンガン飲まされます。
これは余談になりますが、相変わらずトイレ問題はつきもの。
でも。
飲んだ分の水分は、全て汗に回ってしまうようで。
夏場は少しだけホッとします。
され、何が秘密かと申しますと……ポイ活!
夏はペットボトルゴミの凄まじいこと!
それを全部きれいに洗ってO-oneに行くのが、私の密かな楽しみなのです。
よく行くO-oneには、ペットボトルのリサイクル機械が常設されておりまして。
空のペットボトル4本を放り込みますと、なんと、1ポイント貯まるのです!
なんせ、ひどい時には数十本あっという間に溜まりますから……夏場の、ちょっとしたおいしいお小遣い稼ぎです。
ちなみに。
ここだけの話、歩数還元のアプリも3社ほどダウンロード済みです。
いくらお手伝いとはいえ、毎回重たい安全靴で10000歩も歩き回るのですから……楽しみがないとやっていけません。
自営業で、役員もしている私ですが……それはそれ、これはこれ。
そんな庶民くさい私のことも、ちょっと誇っていたりします。
リサイクルは未来を救う!
そう信じて、励みます。
◆◆◆
『夢の、夢の国』
今日は平日。夫と夢の国の真っ最中です。
その名も『ホームセンター』。
しかも、オープンしたてのほやほやです。
それにしても……土日のホームセンターは、なぜあんなにも賑わうのでしょうかね。
DIYやバーベキューに精を出される方、まだまだ増加中?
それに比べて……今日みたいな、平日の閑散としたフロアや駐車場。
まさに、夢の、夢の国っ!
コホン……。
すっかり家業に毒されている、坪野木風花と申します。
さて。
今日の買い物は……特に目的はありません。
普段、買い出しのついでに寄ってしまうと、冷凍食品がすっかり溶けてしまうほど夫の買い物が長引くので……。
今日はただのウィンドウショッピングと申しましょうか。
出来たばかりたまし、何もかもが目新しそうなので……時間をたっぷりかけて見てみることにしたのです。
無駄買いも多いのではないかと。
若干、夫の動向を警戒しております。
「見てみて!このお店、マンホールの蓋だけも売ってるよ!!」
「アンカーのいらないアスファルト用のネジだって!そんな画期的なやつ出たんだねぇ!」
「キマタの新商品が置いてある!目玉商品だって、安くない?」
……すみません。
私の方がはしゃいでしまっています。
やはり、すっかり毒されている気がします。
でも。
事務用品もそうでしたが……道具は見ていると楽しいのです。
少しずつ工夫がされ、日々進化していく道具たち。
工具は、安全面が見直され、軽量化して、コンピュータ化されて……。時に壊れやすい。
修理するよりも、買った方が安かったりして。
古き良き物が、そっと失われ消えていく。
……ホームセンターは、まさに夢の国です。
余談になりますが……私は、何気に赤札シールの貼られた棚が好きだったりします。
同じ物が家にあるので、連れて帰ることはできませんが。
「そういえば……空調服のいいのはあったの?」
「なかなか。新作だと、結局誰かと被るから……ネットで探してみようかな」
「あ、じゃあ……さっき、アキタの新作の値段チェックしておいたから、ついでに見ておいてよ。他のお店より安かった気がするんだ」
「了解」
申し訳ないけれど……ホームセンターは、時にモデルショップ。
じっくり見定め、触れてみて……ネットで買わせていただく場合もございます。
賢い消費者か、ひどい消費者なのか、どちらか私にはわかりませんが……。
すみません。
たとえ、微々たる金額でも、我が家の利益にプラスされると少しばかり嬉しいものなのです。
◆◆◆
『大、喧、嘩』
頭に来ました!
ついに大喧嘩勃発です。
もう本当に、今度の今度こそ許せません。
そんなわけで。
泣く泣く平日ホームセンターに来てしまった……風花です。
現実逃避のために来たわけではありません。本日買いたいものは……ボードです。
スノーボードでも、ゲームの方でもありません。
ただの、木の板
夫の仕事を手伝って、気づいたことがあります。
行きの車、現場、昼食、帰りの車、帰宅後の自宅……。
夫との時間、長すぎます。
おしどり夫婦とは申しますが……実際のオシドリは、毎年パートナーを変えるとご存知でしたか?
あれで、一夫多妻制なのだそうです。
あ、脱線しました。別に浮気されたわけではございません。
私は、夫のお手伝いをしたいだけ。
ですが、夫はそうは思ってはいないようで……。
まぁ、価値観の相違というやつです。
とはいえ、少し距離を取るにもどうにもできない状況なので。
本日、腹を立てたついでに、ついに私も本格的に動いたという次第です。
見様見真似ではありますが……我が家のリビングに私の小部屋を作ります!
私は本気なのです。
お店に来る前に、もう骨組みだけは作ってきました。
我が家のガレージには、角材もビスもインパクトもなんでもたくさんありますから。
でも……一枚板のボードだけは、見つからなかったのです。
後々のことを考え、石膏ボードはやめました。
たわむのは切ないので、強度のあるウレタン入りのコンパネ2枚と、杉の合板を合わせて3枚。
ウキウキ専用台車で運びます。
……が。
やってしまいました。
購入してから気づきましたが……乗ってきた車には、入りません。
屋根に括り付けるわけにはいかないし……。 何というか……情けない。
「車、貸してください」
ここはお店の車を借りようと……専用台車を押しながら、泣く泣くお店に戻りました。
でも。
ちょうど貸し出し中でミッション車しかないとのこと。
残念なことに、私の免許はオートマ限定。
「申し訳ありません!」
お店の人が、すごく申し訳なさそうに謝ってくれましたが……違うんです。私が悪いです。
それよりも、泣き腫らした顔で驚かせてしまい、本当にすみませんでした。
仕方なく夫を呼び、ハイエースに乗せてもらって、家に運びました。
帰り道で気づきましたが……。
喧嘩して、家を飛び出して「迎えに来て」
しかも、私は手ぶらで一人帰路につくというありさまです。
……私、恥ずかしすぎませんか?
「ただいま……」
玄関を開けると、もうそこに購入した板が置いてありました。
なんかもう……感謝に代わりそうです。
でも。やると決めた以上、行動あるのみ!
トンテンカントンテンカン……
そんな金槌の音は致しません。
木割れは嫌なので、ひたすら、2台のインパクトで穴あけとビス打ちの作業です。
コンパネは、大好きなオレンジ色。それを2枚横並びにして……。
そして、1枚だけこだわって買った杉の合板を奥にはりつけます。
「できた……」
歪で、ネジも浮いていたりするけど……。
まだ天井に隙間もあるけれど。
ちょっと静かな、私だけの空間。
仕上げに、杉の合板にお気に入りの絵を飾ってみました。
……久しぶりの達成感。
キャンプ用のミニテーブルでも引っ張り出して、お茶でもしたい気分です。
――夫に声かけようかな。
一番のお客様は……本日の功労者ということで。
それより……。
今日のお会計も、経費で落とせますよね?旦那様。
◆◆◆
『喧嘩の理由』
いろいろな好み、意見があっていいと思うのです。
……って、突然すみません。
忘れておりましたが……坪野木風花、なぜ夫と喧嘩したのか思い出しました。
私はポイ活が好きです。
noteに向き合う時間も好き。
……それを、けなされてしまいました。
そんなこと?
そう思わないでくださいね。
好きなことを否定されるのは、私自身を否定するのと同じだと……私は考えてしまうんです。
常に夫と二人のハイエース。
……近すぎず遠すぎず。座席一人分の距離。
私は夫のお手伝い。自分時間は有効に使いたい。
それでも。
私がnoteという、もっと深くて遠い世界に旅立っていることが、どうも気に食わないらしいのです。
……事の発端は、そんなところ。
「もっと、仕事に集中してほしい」
そんなお叱りを受けました。
頭ごなしにひどすぎます。
ちゃんと仕事とプライベートは分けているのに!
……あれ、分かれていますよね?
だいたい……夫はたまに勝手なのです。
好きな時にタバコを吸って(きっかり2本!)
それが終わると、スイッチが入る。
……どうやら、そんな作りをしているようです。
私は私で『送信』や『投稿』を押すまでが一区切り。
そちらの都合で『行くよ』と言われても、『ちょっと待って』となるわけじゃないですか!
でも。
夫は家でもそんな風。
夕飯を作っても、メールの最中やゲームの最中だと、なかなか食卓に来てくれません。
それでも、私が煮物の最中や揚げ物の最中にスマホを触っていると、『まずは食事作りに専念したら?』と言ってきます。
時間管理が出来ていないって……。
愚痴ばかりすみません。
誰が何を言っているの?と思ってしまったわけです。
ちょっと私も、キャパオーバー気味……。
でもね……。
ようやく一人部屋が出来ました。
今だけはじっとこらえます。
これはストライキではございません。
夫よ。
仕事が飛ぶと、そんなにも不安なのでしょうか?
新しく始まる現場は、段取りが完璧なのかどうか気になって仕方がない?
……あなたが攻撃的になるのは、だいたいそんな時なのですよ。
私を攻撃したいわけじゃないのはわかるけど……私も寛大なほうではないのです。
夫婦は鏡と申します。あなたが荒れると、私も穏やかではいられません。
人間なので、傷つきます。
物は使えても、自分のことはイマイチ理解できていない……。
私の不器用な旦那様。
そんな夫と、この先も一緒に歩もうと決めたのは……私。
「なんだよ、急にこっちをじっと見て……」
「別に?」
我慢や忍耐ではない……これはなんという気持ちなのでしょうか。
「そういえば、気になる空調服見つけたから、さっきポチったよ」
「じゃあ明日には届く?間に合ってよかったね」
「ああ。そういえばアキタのヤツは、お店の方が安かったから。明日一緒に買いに行こうか。空調服は置き配にしといたし」
出来立ての私の部屋。
少し香ばしいコーヒーの香りが木の香りにそっと混ざる。
そこで話していても……結局、現場のお話しにつながってしまう、私たち。
明後日になったら、またハイエースで共に現場に向かう我らは『なんでも屋』。
……まぁ、自営なので仕方がない。
「いよいよ明後日かぁ。また早起きの日々が始まるな。……大変になるけど、よろしくな」
明後日からの仕事に向けて、明日はまた、夫と夢の国を満喫してきます。
とりあえず……今日は夜も更けてまいりましたが。
私のお布団、今夜はどこに敷きましょう?
◆◆◆
『一人の夜』
こんばんは。
今日は、自分の部屋に寝袋を敷いて眠りにつこうとしている……坪野木風花です。
実は、先日このスペースにお布団を敷こうと試みましたが……あと少しがおさまりませんでした。
なので、アキタを買いに行ったついでに山吹色の寝袋GETです。
内側は深緑色地のチェックになっていて一目ぼれ。気分はかなり上がっております!
今日は夫は出張中。
「どうせ、そんな物……部屋。寝相で壊すんじゃない?」
なんてひどいことを言い放っていたので……留守の間に試してみることに。
つい、おしゃれなランタン(LED)も購入してしまいましたが……。
素敵です。
ほのかな灯りや、好きな色に囲まれて……なかなかホッとする空間です。
さて。
長期現場が始まりましたが……ありがたいことに今回土日は全休工。
それで、夫は留守なのです。
日本のどこかにいるのでしょうが、旅行ではなく別現場。
長期現場の方は、心配も無駄に終わるくらい順調な滑り出しで……ご機嫌で出かけて行きました。
ホテルの予約は私の仕事。
数ヶ月前から予約済み。……そうか。なら、夫はたぶん四国ですね。
ちょっと他人事状態ですみません。
それにしても……宿泊料金、ずいぶん値上がりしましたね。
土日となると、もっとです。
OL時代は海外なんかもいきましたが……どうやら私はインドア派のもよう。
こんな素敵な部屋ができてしまったら、もうここから抜け出せません。
物置と言おうとした夫よ。
もう二度と招いてあげないんだからね!
そういえば……。
イライラ期の夫に、O-oneのポイントのことも言われたのでした。
ペットボトルを持ち帰って洗ったりラベルをはがして分別する姿は、何というかみみっちいと。
……でも、言いたいなら何とでも言えばいい!
私は絶対に辞める気はありません!
別に、普通にリサイクルステーションで出せばいいのですが……そこは趣味みたいなものです。
『そんなにポイントを貯めてどうしたいの?』
そう言われたので……そうでした。
それからずっと悩んでいるところです。
正直……ただポイントのことが頭にあっただけ。
最終目的など考えたこともありませんでした。
今はもう十分満たされていて、高級志向の物欲はどこぞのかなたに行っています。
工具や資材もそうですが、ホテル代も、交通費もなんだかんだ経費で落ちます。
なので……。
「ギア……かな?やっぱり、はじめはテントかしら?」
私はもっぱらインドア派。
夫のためにあちこちホテルの予約はしても……もう、そこまでの魅力を感じません。
それでも、まだまだ見たい景色はあるようです。
夏が終われば紅葉の秋。
せっかく高速に慣れましたし、自分の部屋もできました。
車も寝袋もランタンも手に入れたわけだし……。
次の望みは……自分の家?。
まずは手始めに、ソロキャンでもやってみようかしら。
「よし!テント購入まで……お手伝いまた頑張ろう」
目標が決まりましたので。
それでは、また。……おやすみなさい。