
自分の保育を録音したら、「〜しなさい」だらけでした🤣
🎙️「まさかぁ〜」と思っていたんです(笑)
幼稚園教諭をしていた頃、
ある研修を受けました。
その研修の中で、
こんな話がありました。
「自分の保育を一度録音して、聞いてみるといいですよ」
自分では気づいていなくても、
子どもたちに、
「〜しなさい」
「ちゃんとしなさい」
と、思っている以上に言っていることがある、と。
それを聞いた私。
「まさかぁ〜🤣」
です(笑)。
自分では、そんなに言っているつもりはありませんでした。
でも……
言われたら、やってみたくなる🤣
そこで私、
本当に録音してみました。
📻 スマホじゃありません(笑)
もちろん、今みたいに、
スマホをポチッ。
ではありません🤣
昔ですから(笑)。
教室に置いたのは、
大きな録音できるデッキ。
それで自分の保育を録音しました。
そして後から、
自分で聞いてみたんです。
すると――
「○○しなさい」
「ちゃんとやりなさい」
また、
「○○しなさい」
……。
…………。
言ってるじゃ〜〜〜ん🤣🤣🤣
自分で思っていた以上に、
めちゃくちゃ言っていました(笑)。
あまりにも、
「まさかぁ〜」
と思っていた自分と違いすぎて、
私、
噴き出して大爆笑🤣
でした(笑)。
🤣 気づいたからって、翌日から変われません
じゃあ、その録音を聞いた翌日から、
私は一度も、
「〜しなさい」
と言わない先生になったのか。
もちろん――
そんなわけありません🤣
分かったからといって、
長く使ってきた言葉が、いきなり全部変わるわけじゃないんですよね。
翌日も、
「○○しなさぁ〜い!」
……。
あ。
言っちゃった🤣
すぐさま、
「……○○してね😊」と言い直す(笑)。
また、
「○○しなさ〜い!」
……。
あっ💦
また言った🤣
「○○してね😊」
最初は、そんなことの繰り返しでした。
🌱 でも、「言っちゃった」に気づけるようになった
すぐには変えられない。
でも、
録音する前と一つだけ違うことがありました。
それは、
自分で気づくようになったこと。
**「〜しなさい」**と言った瞬間、
「あ、今また言った」と分かる。
だから、言い直す。
そして少しずつ、
言ってから気づくのではなく、
言う前に気づけることも増えていきました。
でも、そのうち私は、
言葉だけの問題ではないことにも気づいていきました。
🤔 そもそも、なんでこんなに注意してるんだろう?
**「〜しなさい」**を、
「〜してね」に変える。
もちろん、それも一つです。
でも、
言葉だけ優しくしても、
毎日同じことで注意し続けていたら、
何か違う。
そこで考えるようになりました。
そもそも私は、なんでこんなに注意しているんだろう?
注意しなければならないことが、
何度も何度も起きる。
そのたびに先生が注意する。
先生もだんだんイライラする。
注意される子どもだって、
いい気持ちはしない。
だったら――
注意しなくても済む方法って、ないのかな?
と思ったんです。
💡 言葉だけじゃなく、保育そのものを変えてみる
そこから私は、
いろいろ変えてみるようになりました。
「〜しなさい」と言わないように意識する。
言い方を変える。
伝え方を変える。
環境を変える。
自分の動き方も変える。
子どもに、
「なんでやらないの?」
と思う前に、
大人の側で変えられることはないかを考える。
もちろん、
危ないことは止めます。
必要なことは伝えます。
何があっても注意しない、という話ではありません。
でも、
注意しなければならない状況そのものを減らすことはできる。
そう考えるようになっていきました。
🌱「注意しない」は、何もしないことじゃなかった
当時の私は、
一つの方法として、
「注意しない」
ということを意識するようになりました。
でも今振り返ると、
私がやろうとしていたのは、
ただ黙って見ていることでも、
子どもの好きにさせることでもなかったんだと思います。
注意する代わりに、
考えることが増えた。
なんで、こうなるんだろう?
伝わっていない?
分かりにくい?
環境を変えたら?
私の伝え方は?
別の方法はない?
今の私は、子どもの姿を見たとき、
よく、
「???」
から考えます。
でも、その考え方が、
ある日突然できあがったわけではありません。
もしかすると、
あの大きなデッキで自分の保育を録音して、
「私、めっちゃ『〜しなさい』って言ってるじゃ〜ん🤣」
と大爆笑したあたりから、
少しずつ始まっていたのかもしれません。
😊 自分の「当たり前」って、自分では見えない
あの研修を受けなければ、
私は自分がどれくらい、
「〜しなさい」
と言っているのか、
気づかなかったかもしれません。
自分では、
「そんなに言ってない」
と思っていましたから🤣
でも、
録音された自分の声は、ごまかせない(笑)。
そして、気づいたからといって、
次の日から完璧に変われたわけでもありません。
「○○しなさぁ〜い!」
……。
「あ、言っちゃった🤣」
「○○してね😊」
そんなところから始まりました。
今でも私は、
支援や保育って、
こういうものなのかもしれないと思っています。
最初から正解が分かるわけじゃない。
自分では気づいていないことだってある。
でも、
「あれ?」と気づいたら、
一度、自分の方も見てみる。
そして、
「じゃあ、どうしたらいい?」
を考える。
子どもだけを変えようとするのではなく、
環境も。
伝え方も。
大人の関わり方も。
変えられるところはないか考えてみる。
あの頃は、
そんな立派なことまで考えていませんでしたけどね🤣
始まりは、
大きなデッキから聞こえてきた、自分の「〜しなさい」でした(笑)。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
🔗 この話につながる記事
自分の保育を録音して、
「私、めっちゃ『〜しなさい』って言ってるじゃ〜ん🤣」
と気づいた私。
でも実は、
幼稚園教諭になったばかりの頃には、
もうひとつ、
「私はちゃんとやったつもりだったのに……😱」
という出来事がありました🤣
一生懸命説明した折り紙。
「完璧✨」と思っていたのに、
できあがってみたら半分くらい違う。
そこで初めて、
「伝えた」と「伝わった」は違う。と気づいた話です。
▶ 「ちゃんと説明した」はずなのに、半分できていなかった⁉
そして、「〜しなさい」を減らしたい。
注意する回数を減らしたい。
そう考え始めたあの頃から、ずいぶん時間が経ちました。
今のあっぷっぷでも、
子どもに、
「やりなさい」
「ちゃんとしなさい」と言い続けるより、
どうしたら、自分で気づく?
どうしたら、自分から動きたくなる?
を考えています😊
昔の、
「注意しなくても済む方法って、ないのかな?」が、
今の療育でこんな形になりました🤣
▶ 「やりなさい」と言わなくても、子どもは動く。“やらなきゃ〜!”になる関わり方
😊 中岡由喜枝という人を、もう少し読む
今の私は、
子どもの姿を見ると、
「???」
なんでだろう?
この子の場合は?と考えます。
でも、最初からそんな支援者だったわけではありません🤣
失敗して。
気づいて。
やってみて。
また失敗して。
学んで。
そして、「じゃあ、どうする?」
を繰り返してきました。そんな昔の現場から今につながる話や、学び、人生の記事をまとめています😊
▶ 😊 中岡由喜枝という人|現場・学び・人生
🌻 子どもを変える前に、大人にできることを考える
「何回言ったら分かるの?」
「どうしてできないの?」
そう思ったとき。
今、私が子どもたちと関わっている
児童デイサービスあっぷっぷでは、
子どもだけに「???」をつけるのではなく、
「私たちの伝え方はどうだった?」
「環境を変えたらどうだろう?」
「この子には、別の方法の方が分かりやすい?」
と、大人の関わりにも「???」をつけます。
もちろん、子ども自身に必要な経験をつくることも大切。
でも、子どもを変えようとする前に、
大人の側で変えられることはないだろうか。
幼稚園教諭だったあの頃、録音した自分の声から気づいたことは、
今の療育にもつながっています😊
📍児童デイサービス あっぷっぷ