
「やりなさい」と言わなくても、子どもは動く。“やらなきゃ〜!”になる関わり方
🌱 注意する代わりに、私は「仕掛け」を考えるようになりました
以前の私は、
「片付けなさい」
「シャツを入れなさい」
「座りなさい」
「ちゃんとしなさい」
……結構、言っていました🤣
自分では、そんなに言っているつもりはなかったんです。
でも幼稚園教諭時代、
研修をきっかけに自分の保育を録音してみたら……
出るわ、出るわ🤣
「〜しなさい」のオンパレード(笑)
そこで初めて、
「私、こんなに子どもに指示していたんだ💦」
と気づきました。
この時の話は、こちらの記事に詳しく書いています👇
👉 「自分の保育を録音したら、『〜しなさい』だらけでした🤣」
でも――
「〜しなさい」を減らそう。
そう思っただけでは、
何も変わりませんでした。
だって、
言わないだけなら、片付けないものは片付けない🤣
シャツが出ていても、
本人が気づかなければそのまま。
そこで私は、考えるようになりました。
「言わないなら、どうする?」
🌱「言わない」より、「言わなくても伝わる方法」を考える
たとえば、
「片付けなさい」
と言わないようにしたとしても、
子どもが自分から片付けるとは限りません。
だったら、
どうしたら、子どもの方が
「片付けなきゃ!」と思うんだろう?
「シャツを入れなさい」と言う代わりに、
どうしたら、自分で
「あっ!シャツ入れなきゃ!」と気づくんだろう?
私は、そっちを考えるようになりました。
大人が言葉で子どもを動かすのではなく、
子どもの気持ちが動く仕掛けをつくる。
これが、私の中でだんだん面白くなっていきました🤣
🌱 大人に言われたから? 自分で「やらなきゃ!」と思ったから?
同じ「片付ける」でも、
「片付けなさい!」
と言われて片付けるのと、
自分で、
「やばい!片付けなきゃ〜‼️」と思って動くのでは、
私は、ちょっと違うと思っています。
大人に言われたから動いたのか。
自分で気づいて、考えて、動いたのか。
結果だけを見れば、
どちらも**「片付けた」**。
でも、子どもの中で起きていることは違います。
私は、
自分で気づいて、
自分で考えて、
自分から動く。
そこを育てたいんです。
だから、
「どうしたら言うことを聞いてくれるかな?」
ではなく、
「どうしたら、この子が自分から動きたくなるかな?」を考えます。
🤣 そこで生まれた「おへそ」と「あっぷっぷ怪獣」
そうやって、
「言わなくても伝わる方法ないかな?」
と考えているうちに、
いろいろな仕掛けが生まれました。
その一つが、
「おへそ」🤣
シャツが出ている子に、
「シャツ入れなさい!」ではなく、
「あっ‼️ おへそが見えちゃう🤣」
すると、子どもの方が、
「おへそ隠さなきゃ!」となる(笑)
もう一つが、
「あっぷっぷ怪獣」👺
「片付けなさい!」と言う代わりに、
片付けていないおもちゃを
怪獣が食べちゃう🤣
すると子どもたちは、
「大変‼️」
「早く片付けなきゃ〜‼️」になる。
私が何度も、
「片付けなさい!」
と言わなくても、
子どもたち自身が動き始めます。
しかも、そのうち子ども同士で、
「こっちまだあるよ!」
「早く!」
なんて声を掛け合うようになる🤣
こうなると、
私はほとんど何も言わなくていいんです。
🌱「楽しくする」は、ただ遊んでいるわけじゃない
こういう話をすると、
「楽しそうですね😊」
と言われることがあります。
もちろん、
楽しい方がいいです🤣
でも、
ただ楽しくしたいからやっているわけではありません。
子どもが、
「やらされた」ではなく、
「自分でやった」と思える経験を増やしたい。
そして、自分で気づく。
考える。
やってみる。
できる。
その経験を積み重ねたい。
だから私は、
子どもが動かないとき、
すぐに言葉を増やすのではなく、
一度、
「???」になります。
なんで動かないんだろう?
分かっていない?
気づいていない?
難しい?
面倒?
それとも、
やってみようと思えるきっかけがない?
そして、
「この子の場合は?」と考える。
その上で、
「じゃあ、どうしたら
この子が自分から動きたくなるだろう?」と考えます。
🌱 何度言ってもやらないときほど、大人側を見てみる
子どもに、
「何回言ったら分かるの!」
と言いたくなること、
ありますよね😅
私もありました。
でも、
同じことを何度言っても動かないなら、
もう一回同じことを言う以外の方法があるかもしれない。
言い方を変える。
見せ方を変える。
環境を変える。
やることを少し簡単にする。
面白くしてみる。
子どもが自分で気づける仕掛けをつくる。
変えるのは、いつも子どもだけじゃなくていい。
大人側の関わり方を変えたら、
子どもの姿が変わることもあります。
私は、
自分の保育を録音したあの日から、
「どうやったら注意しなくて済むんだろう?」
を考えるようになりました。
そして実は――
「注意する代わりに、どうしたら子ども自身が気づけるだろう?」
そんなことを必死に考えていた時期が、幼稚園教諭時代にありました。
担任したのは、18人の子どもたち。
本棚には色のシールを貼り、トイレから戻る時間は音楽で知らせる。
「先生に言われたから動く」ではなく、「自分で分かって動ける」ようにするには、どうしたらいい?
今振り返ると、あの1年は、現在の私の療育につながる大きな原点のひとつだったのだと思います😊
👉「答えは、1年後にやってきた。」――18人の子どもたちが教えてくれたこと
そして今は、もう一歩先の、
「どうしたら、この子が自分から“やらなきゃ!”と思えるんだろう?」
を考えています。
😊 子どもの気持ちが動く仕掛けを考える
子どもを言葉で動かすより、
子どもの気持ちが動く仕掛けを考える。
その方が、子どもも楽しい。
私も楽しい🤣
そして何より、
そこには、
「自分で気づいて、自分で動いた」
という経験が残ります。
「〜しなさい」を言わないことが、
目的ではありません。
言わなくても、その子自身が動ける方法を考えること。
私は、そこを大切にしています😊
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
🔗 この考え方から生まれた、実際のあっぷっぷ🤣
「やりなさい」を減らして、
どうしたら、子ども自身が
「やらなきゃ〜!」と思える?
を考えるようになった私。
その結果……
あっぷっぷでは、
なかなか変なことが起きています🤣
まずは、身支度。
「シャツ入れなさい!」と言う代わりに、
私が子どものおへそを狙うようになりました🤣🤣🤣
すると子ども達は、
「やばい‼️おへそ隠さなきゃ〜‼️」
と、自分からシャツをしまい始めます(笑)
でも、この中で育てたいのは、
ただ「シャツを入れられること」だけではありません。
自分の身体に気づく。
考える。
やってみる。
難しければ助けを求める。
そんな過程まで含めた実践です😊
▶ 「シャツ入れなさい」と言わなくなったら、「おへそ隠さなきゃ!」になりました😁
そして今度は、お片付け🤣
「片付けなさ〜い!」を何度も言う代わりに、
あっぷっぷ怪獣が登場しました👾🤣
すると突然、
子ども達が“お片付けマシーン”になった(笑)
もちろん、
「片付けない子には怪獣を出せばいい」
という話ではありません🤣✋
大事なのは、
この子の場合は、
どうしたら気持ちが動く?
と考えること。
同じ考え方から生まれた、もうひとつの実践です😊
▶ 子どもたちが突然“お片付けマシーン”になった理由😁
🌻「楽しい」から育つ療育を、もっと読む
おへそも🤣
怪獣も👾
わらべうたも。
一見すると、
ただ楽しそうに遊んでいるように見えるかもしれません。
でも私が見ているのは、
その中で、子どもの気持ちがどう動いているのか。
自分で気づく。
考える。
やってみる。
できる。
またやりたい。
そんな経験を大切にしている、あっぷっぷの療育実践をまとめています😊
▶ 🌻「楽しい」から育つ|あっぷっぷの療育実践
🌻《児童デイサービスあっぷっぷ》について
「やりなさい」を言わないことが目的ではありません。
どうしたら、この子が自分から動きたくなる?
目の前の子どもの姿を見ながら、
大人の伝え方や環境、関わり方も変えてみる。
北海道・小樽の《児童デイサービスあっぷっぷ》で、
そんな療育を日々実践しています🌱
利用や見学について詳しく知りたい方はこちらへ。
📍児童デイサービス あっぷっぷ