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“会うのが怖い”はわがまま? 債権者集会前に配慮をお願いした話

    債権者集会は、債権者の参加はほとんどなく、
    淡々と終わることが多いと聞いていました。
    だから大丈夫だろうと思っていました。

    でも、本音を言うと、
    ずっと引っかかっていたことがありました。

    過去の経緯から、
    私にとって心理的負担の大きい元関係者が
    債権者として出席するかもしれない、
    ということです。

    顔を見るだけで動悸がするかもしれない。
    頭が真っ白になるかもしれない。
    うまく呼吸ができなくなるかもしれない。

    そんな自分の反応が、正直いちばん怖かった。

    私が破産手続きに至った経緯については
    こちらの記事で詳しく書いています。



    正直に言うと、
    「会うのが不安と言っていいのだろうか」と何度も思いました。

    破産手続きは私の問題であって、
    感情を持ち込むのは違うのではないか、とも考えました。

    でも心配だったのは、好き嫌いではありません。

    もし取り乱してしまったら。
    もし過去のことを一気に思い出してしまったら。
    もし手続きの進行に影響を与えてしまったら。

    それだけは避けたかった。


    勇気を出して、申立代理人の担当事務員さんに相談しました。

    最初は難しいかもしれないというお話もあり、
    やっぱり我慢するしかないのかな、と一瞬思いました。

    ところが、管財人事務所の担当事務員さんにも相談したら、
    「申立代理人の先生から裁判所に相談してもらってはいかがでしょうか。
    何かしらの対応をしてくれるかもしれません。」
    と助言をいただきました。

    このことを申立代理人の担当事務員さんに伝えたら、
    裁判所に早速相談してくださいました。

    その結果、裁判所から
    「可能な範囲で最大限配慮する。最善を尽くす。」
    との回答をいただきました。

    具体的な対応として
    ・座席の配置を調整してくださる。
    ・この座席配置も、集会開始前に実際に見て確認できる時間を設けてくださる。
    ・待機場所が債権者と重ならないようにしてくださる予定。

    そこまでしていただけるとは思っていませんでした。

    正直、ほっとしました。
    そして、ありがたいと思いました。


    私は特別扱いをお願いしたわけではありません。

    冷静に、きちんと手続きに向き合える環境を整えたかっただけです。

    制度は冷たいものだと思っていました。
    でも、事情をきちんと伝えれば、理解してもらえることもある。

    ただ、すべてのケースで同じように配慮してもらえるとは限らないとも感じました。

    実際に、申立代理人の担当事務員さんから
    以前似たようなことで裁判所に相談してダメだったこともある、
    とも聞きました。

    今回は、
    申立資料(陳述書)に元関係者との具体的な経緯を記載していたこと、
    その内容を裁判所が把握してくださっていたことが大きかったのだと思います。

    だからこそ、
    「お願いすれば必ず通る」という話ではありません。

    それでも、事情があるなら伝えてみる価値はある。
    少なくとも、相談すること自体は間違いではない。

    私はそう感じました。

    もし、私と同じように
    「会うこと自体が怖い」と感じている方がいるなら、

    相談することは、わがままではないと伝えたいです。

    約1週間後に債権者集会当日を迎えます。
    これらの配慮も含めて実際にどうだったかは、こちらの記事に書いてます。


    これを読むとわかりますが、
    会うのが怖かった人がこんな笑いのネタになりました。
    ネタにできたのも、入念な準備と配慮のおかげです。

    ネタにして昇華していこうと思っておりますので、
    今後もこのマガジンに追加していきます。


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