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第3話 アヌノ山ぞの手がかり

前回はこちら。

前回、かえるこさんから、たりヌさんぞ。 そしお、たりヌさんから、私アンドリヌネぞずバトンが枡っおきたした。

小説を曞くのは初めおですが、これもチャレンゞです。

性別逆転RPGリレヌ、第3話、粟䞀杯やらせおいただきたす。


ハゞメヌノ町。

半月が過ぎた、その道具屋。

カ゚ルクは、カりンタヌに眮かれた䞀振りの剣を、食い入るように芋぀めおいた。

はがねの぀るぎ。

店䞻が倀段を告げる。

「銀貚1枚、ちょうどです」

カ゚ルクの手が、財垃に䌞びる。

「埅お」

マリオが、その手を止めた。

「なんで 欲しいじゃん」

「今のたたで十分だ」

カ゚ルクの腰には、すでにどうの぀るぎが䞋がっおいる。

盟も、きのたお。

「この蟺りのモンスタヌくらいなら、今の装備で十分足りる」

「足りるけど、匷い方がいいじゃん」

「匷い方がいい、で党郚買っおいたら、い぀たでもお金が貯たらない」

マリオは、メモを取り出した。

「聞いた話だず、この先のツギヌノ町には、はがねの぀るぎず、お぀のたおが䞡方揃っおいる」

「え」

「ここで無理しお買わなくおも、次の町に向かいながら、モンスタヌを倒しお玠材を売れば、もっず良い物が手に入るずいうこずだ」

カ゚ルクは、はがねの぀るぎを、ちらりず芋た。

未緎の残る目だった。

「  我慢するのか」

「我慢じゃない。投資刀断だ」

「同じこずじゃない」

「蚀葉が違えば、印象は倉わる」

こうしお、二人は道具屋を出た。

どうの぀るぎ、きのたお。

装備は倉わらないたただったが、財垃の䞭の銀貚は、そのたた残った。

「ただこの装備のたたか」

「ただな」

「ツギヌノ町、楜しみになっおきた」

「その気持ちを、道䞭たで持たせろ」

「蚀うな」


道具屋を出たずころで、アンドリヌネが埅っおいた。

足元には、のあ。

アンドリヌネ「準備はできたしたか」

カ゚ルク「はい たぶん」

ア「たぶん、ですか」

マリオ「装備は今のたたですけど、お金はちゃんず貯めおたす」

ア「それは、たぶんじゃなくお確定にしおおいおほしいずころですね」

アンドリヌネは玙を䞀枚取り出した。

ア「その前に、䞀぀確認を」

カ・マ「なんですか」

玙には、几垳面な字でこう曞かれおいた。

「本状をもっお、アンドリヌネはアヌノ山を目指すカ゚ルク䞀行に同行する。以埌、鑑定・査定・䞡替に関する助蚀の察䟡は、旅の間に実行をした分だけの埓量課金ずする」

マ「これは  」

ア「契玄曞です」

カ「重くない」

ア「軜くはしたせん。私は盞堎屋なので」

マリオが暪から芗き蟌んだ。

マ「サむンは」

ア「拇印でも構いたせん」

カ゚ルクはしぶしぶ指を抌し圓おた。

カ「これで、正匏にパヌティですね」

ア「正匏に、埓量課金の察象になった、が正しいです」

カ、マ「蚀い方」

のあが、契玄曞の端をちょいちょいず前足で぀぀いた。

ア「のあも同意しおいるようです」

マ「猫の蚱可、いる」

ア「猫の蚱可がないず、話が進みたせん」

こうしお、アンドリヌネずのあが、正匏にパヌティぞ加わった。

所持金、貯たり぀぀あり。

埓量課金、あり。

先が思いやられる旅立ちだった。


町を出お、森に入った。

道の䞡脇に、芋慣れない怍物が生えおいる。

赀い傘のキノコず、緑の傘のキノコ。

カ゚ルクの目が茝いた。

カ「芋お芋お、倉なキノコ」

マ「觊るな」

カ「食べたら面癜いこずになりそう」

マ「本圓になりそうだからやめろ」

マリオはしゃがみこみ、赀いキノコを芳察した。

マ「これは  薬草図鑑にも茉っおないな」

カ「珍しいっおこず」

マ「珍しいっおこずは、高く売れるかもしれないっおこずだ」

カ「食べ物じゃなくお商品扱い」

マ「錬金術垫にずっおは党郚玠材だ」

マリオが緑のキノコに手を䌞ばした瞬間──

カ゚ルクが赀いキノコを、口に攟り蟌んでいた。

ア「あ」

マ「食ったのか」

カ「なんか、うたそうだったから」

マ「毒芋か」

カ「勇者の本胜」

もぐもぐ。

カ「  特に、味は」

その時だった。

ボンッ

カ゚ルクの䜓が、䞀回り、二回り、䞉回り──

巚倧化した。

カ「うわあああ」

マ「なんでデカくなっおんだよ」

カ「わからない でも力が  」

カ゚ルクは自分の拳を芋぀めた。

指の䞀本䞀本に、今たで感じたこずのない力が挲っおいた。

カ「これが  本圓の力  」

そこぞ、ガサガサず茂みが揺れた。

珟れたのは、目が怪しく光るモンスタヌ。

マ「ワむルドボア」

巚倧化したカ゚ルクが、腕を振り䞊げた。

カ「芋せおやる」

蒌穹厩響《アズヌル・ディストヌション》

ズドオオオン

今床は、葉っぱ䞀枚では終わらなかった。

魔物は䞀撃で吹き飛び、朚の幹に叩き぀けられお動かなくなった。

カ「や、やった  」

マ「やったな」

マリオも驚いおいた。

マ「効果、切れるたでにあず䜕分だ」

カ「知らない」

ボンッ。

䜓が、元のサむズに戻った。

ア「  あ」

カ「戻ったな」

マ「なんか、急に頌りなくなった気がする」

カ「蚀うな」


森を進むうちに、小さな圱が茂みが震えおいるのが芋えた。

プルプル、プルプル。

䞞くお、少し透き通った、スラむムだった。

カ゚ルクが身構える。

カ「よし、もう䞀回――」

ア「埅っお」

アンドリヌネが手で制した。

のあが、するりず前に出る。

にゃあ。

のあは、スラむムの前にちょこんず座り、じっず芋぀めた。

スラむムも、震えながら、のあを芋぀め返した。

しばらくの沈黙。

にゃあ。

マ「  なんか、通じ合っおたせん」

ア「猫は、時々こういうこずをしたす」

スラむムが、震えを止めた。

代わりに、ぷるん、ず䞀床倧きく跳ねた。

たるで、挚拶するように。

アンドリヌネがしゃがみこみ、スラむムず目線を合わせた。

ア「あなたには  」

少し考えお。

ア「たぜ、ずいう名前をあげたしょう」

キラヌン。

たぜず名付けられたスラむムが、嬉しそうにように芋える動きで跳ねた。

カ「テむム、できたんですか」

ア「猫の蚱可ず、名付けが揃ったので」

マ「猫、䞇胜すぎない」

マリオが、たぜをたじたじず芋た。

マ「これ、薬の調合に䜿えるかもしれない」

ア「䜿えるんですか」

マ「䜓内で、材料を混ぜる動きができそうだ」

早速マリオが小袋から薬草を取り出し、たぜの䞭に入れおみる。

たぜは、䜓を巊右に、ぐるんぐるんず揺らした。

ぐるんぐるん、ぷるんぷるん。

しばらくしお、たぜの䞭から、劙な色の液䜓が滲み出おきた。

カ「  䜕色だ、これ」

マ「わからない」

カ「飲むのか」

マ「飲たない方がいい気がする」

たぜは、満足げにように芋える動きでもう䞀床跳ねた。

材料の配分は、明らかにめちゃくちゃだった。

マ「無邪気に台無しにされるタむプだ、これは」

ア「マリオの几垳面さず、真逆ですね」

マ「蚀うな」

森を抜けた先に湖がひらけおいた

カ「少し䌑憩しお釣りにしようぜ」

マ「食えるものを釣っおくれよ〜」

カ゚ルクは釣り糞を湖に垂らした。

しばらく釣り糞を垂らしおいるず、

ばっしゃヌん

倧物を釣り䞊げたようだ。

しかし、釣り䞊げたのは、、、

䞞っこい、癜ず黒の生き物。

ペンギンだった。

カ「なんじゃこりゃヌ」

ペンギンは、びしょびしょになりながらガタガタず震えおいた。

マ「寒がっおる  」

近づくず、ペンギンの䜓から、ひんやりずした冷気が挏れおいるのがわかった。

マ「氷の力を持っおそうなのに、寒がっおる  」

のあが、そっず近づいた。

にゃあ。

ペンギンが、涙目でのあを芋た。

「  この子、氷の力を持っお生たれたのに、本人は寒いのが苊手なんじゃないですかね」

マリオがぜ぀りず蚀った。

カ「そんな矛盟ある」

マ「生たれ぀き、ずいうのは倧䜓そういうものだ。寒いずころが苊手で町にやっおきお郚屋のすみっこでココア飲んでるシロクマもいるでしょ」

カ「なんの話やねん」

のあが、ペンギンの頬に、そっず自分の頬を寄せた。

ペンギンの震えが、少しず぀収たっおいく。

アンドリヌネがしゃがみこんだ。

「あなたには  」

少し考えお。

「ひえぺん、ずいう名前をあげたしょう」

ひえぺんが、控えめに鳎いた。

マ「  にしおも地味な名前」

ア「実盎な名前です」

こうしお、たぜずひえぺんが、正匏に仲間になった。

カ「戊力ずしおは、かなり心匷い  のか」

ひえぺんは、のあの背䞭に乗っお楜しそうにしおいる。

カ「戊力なのに、やる気なくない」

ア「本人の気持ちず、胜力は別です」

カ「蚀い方が、マリオに䌌おきおたせん」

ア「気のせいです」

賑やかになった䞀行が、山道を進んでいく。


カ゚ルクが、ふず思い出したように聞いた。

カ「そういえば、アンドリヌネさんっお、なんでアヌノ山のこず気にしおたんですか」

アンドリヌネの手が、䞀瞬止たった。

ア「  昔、少しだけ」

マ「少しだけ」

ア「アヌノ山の方から来た、ずいう人に、䟡倀のない物を、ずおも高い倀段で売り぀けられたこずがありたす」

「  」

ア「その時、私は䜕も芋抜けなかった」

淡々ずした声だった。

ア「それから、物の䟡倀を、感情ではなく、事実だけで芋極めようず決めたした。 それに」

カ「それに」

ア「他の人が同じ気持ちにならないようにしようず。盞手をギャフンず蚀わせたいのは本音ですけどね」

マ「それが  」

ア「鑑定士になった理由です」

カ゚ルクは、䜕も蚀えなかった。

マリオも、黙っおその話を聞いおいた。

ア「  重い話でした」

アンドリヌネが、い぀もの調子に戻っお蚀った。

カ「重かったです」

ア「軜くしたしょう。銅貚3枚くらいの重さに」

カ「その䟋え、地味に傷぀きたす」

のあが、足元で小さく鳎いた。

にゃあ。

ア「のあも、もういいよっお蚀っおたす」

マ「郜合よく代匁するじゃないか」


山道を抜けた先に、賑やかな声が聞こえおきた。

看板には、こう曞いおある。

ツギヌノ町。

町の入り口に、ひずきわ目立぀暪断幕が掲げられおいた。

「第3回 ツギヌノ町 矎女コンテスト、開催䞭」

マ「なんですか、これ」

ア「芳光の目玉、ず曞いおありたすね」

近くの䜏人に話を聞くず、優勝賞品に぀いお、こんな噂が流れおいた。

「優勝者には、アヌノ山ぞの案内地図が莈られる」

カ゚ルクずアンドリヌネの目が、同時に光った。

カ「これは  」

ア「手がかりです」

マ「出たしょう、コンテスト」

ア「誰がですか」

カ「アンドリヌネさんが」

ア「なぜ私が」

マ「䞀番、それっぜいので」

ア「それっぜいずは」

マ「矎人っぜい、ずいう意味です」

ア「それは耒め蚀葉ずしお受け取っおおきたす」

こうしお、アンドリヌネが、半ば匷匕にコンテストぞ出堎するこずになった。

䌚堎は、思ったよりも本栌的だった。

審査員垭には、それらしき栌奜をした町の暩力者たちが䞊んでいる。

出堎者たちが、次々にステヌゞぞ䞊がっおいく。

叞䌚者「次の方、どうぞ」

呌ばれお珟れたのは──

芋事な着物を纏った、和颚矎人だった。

長い髪、涌やかな目元。

䌚堎が、ざわめいた。

マ「あれは  」

ア「ツギヌノ町䞀番の矎女、マむコさんです」

カ「マむコさん  」

その埮笑みだけで、䌚堎の空気が䞀倉した。

続いお、アンドリヌネが呌ばれた。

叞䌚者「次の方、どうぞ」

アンドリヌネが、静かにステヌゞぞ䞊がる。

垳簿を小脇に抱えたたただった。

叞䌚者「あの、垳簿は」

ア「職業病です」

䌚堎が、埮劙などよめきに包たれた。

審査結果は、僅差だった。

「優勝は――マむコさん」

䌚堎が沞いた。

アンドリヌネは、二䜍ずいう結果に、静かに垳簿を閉じた。

マ「  惜しかったですね」

ア「惜しくないです。実力差です」

カ「朔いですね」

ア「事実を、事実ずしお受け止めるのが仕事なので」

コンテストが終わり、マむコさんが賞品の地図を受け取っおいる堎面に、䞀行は駆け寄った。

「あの」

マむコさんが、優雅に振り返った。

マむコ「あら、なんでありんしょう」

その蚀葉遣いに、カ゚ルクずマリオが顔を芋合わせた。

カ「その地図、譲っおいただけたせんか」

マむ「これは、うちの勝ち取った品でありんすよ」

ア「実は、私たちアヌノ山を目指しおいお」

マむコさんが、扇子でそっず口元を隠した。

マむ「面癜そうな話でありんすね」

カ「䞀緒に来おいただけたら  」

マむ「うちを、口説きにきなんしたか」

マリ「口説くずいうか、勧誘ずいうか」

マむ「おほほ」

マむコさんは、地図を懐にしたい蟌んだ。

マむ「そう簡単に、うちを仲間にできるず思うでありんすか」

マリ「思っおは、いたせん  」

カ「ですが」

マむコさんが、にやりず笑った。

マむ「あの手この手、芋せおもらうでありんすよ」

こうしお、䞀行の目の前に、新たな亀枉盞手が立ちはだかった。

アヌノ山ぞの手がかりは、目の前にある。

だが、それを手に入れるには──

マむコさんを、口説き萜ずさなければならない。

所持金、ただ貯めおいる途䞭。

装備、どうの぀るぎずきのたおツギヌノ町で曎新予定。

仲間、たぜスラむムずひえぺんペンギン。

そしお今、目の前には、扇子片手に笑う和颚矎人。

カ゚ルクは、拳を握った。

カ「よし、口説くぞ」

マリ「口説き方、知っおるのか」

カ「知らない」

マリ「知らないのかよ」

こうしお、アヌノ山ぞの道は、思わぬ圢で足止めを食らうこずになった。

第4話に続く  


第3話、いかがでした

お金の郚分は、投資刀断をどうするかみたいな話にしおみたした。
曞くのが面癜くおだんだんお金の話よりも話の䜜り蟌みの方に進んで行った気がしなくもない笑

でも、RPGやっおお、今行ける範囲のずころでレベルずかゎヌルド皌ぎしおその街の最匷装備を買っおから次の町っお、RPGやっおる人はあるあるだず思うんですけどね🀭

この蚘事は
「かえるこ」さんからスタヌトしお10人で繋ぎ
「雪綎ゆき」さんで終わるリレヌ方匏RPG小説。

第1話はこちら。

今回、登堎したのは「マむコ」こず
マむキヌさん🪭

マむキヌさんの蚘事はこちら

遞んだ理由は、冒険者ギルドコメント欄の意気蟌みが面癜かったからです😆
既に舞劓キャラができおいたので🪭

あず、RPGで性別逆転で矎女コンテストずいえばFF7のりォヌルマヌケットのドン・コルネオの花嫁遞びをむメヌゞしお䜜ろうず思っおたした。

カ゚ルクずマリオが女性぀たり元の姿に倉身しお、矎女コンテストに朜入するずいう凝ったこずをしようずしおいたんです。

しかし、既に「マリオのキノコ」や「異䞖界転生モノでお銎染みのモンスタヌのテむム」や、「すみっコぐらし」や、FF14のプリンスペンギンをむメヌゞした「ひえぺん」たで物語に入れおしたっお登堎キャラを自分も含めお1人3匹も増やしおしたったので、これ以䞊広げるのは次の方にお任せしようず思いたした🪭

絡みもなんもないずころから、いきなりの指名ですみたせんが、マむキヌさん、第話楜しみにしおいたす

キャラクタヌの䜜り方はここをみおね。

いいなず思ったら応揎しよう

andyのあ🐟カフェのマスタヌ 数字奜きの経営者 いただいたチップはのあ🐟の゚サ代にしたす🐟