燃え尽きたぜ…真っ白にな…
今日で333日連続投稿になる。
せっかくなら「ゾロ目バンザイ!」くらいの記事を書いてもいいだろう。ここまで毎日書き続けたのだから、少しくらい自分を褒めても罰は当たらない。
「継続は力なり」
そんな言葉をタイトル画像の真ん中に置いて、夕日に向かって拳を突き上げている後ろ姿でも添えれば、それなりに記念日っぽい。
問題は、まったく書く気が起きないことである。
現在21時30分。僕はヒーローインタビューを観ながらダラダラしている。332日も毎日書いてきたのに、333日目の記事を危うく忘れかけている。記念日というものは、もう少し大切にされるものだと思っていた。
原因は、昨日までの喧騒である。
昨日は「#エッセイしりとり」の最終日だった。三週間近く、次々に飛んでくるバトンを追いかけ、コメントを返し、「ん」を踏んだ人を見つけては心の中で赤紙を貼っていた。気づけば600本を超えるエッセイが境内を駆け回っている。最後は23時59分、自分で「ん」を置き、祭りは終わった。
そして今日、朝はまだ境内に昨日の残り香があった。
パソコンの前で腕まで組み、候補作を読み返す。あっちか、こっちか、いやこっちか。昨日まで神輿の後ろを走り回っていたのに、今日は誰もいなくなった境内で、落ちている紙コップを拾っているような気分である。
そして、受賞作を決めた。
……終わったー!!!
昨日まであれほど欲しかったお暇である。溜まっていたコメントを一件ずつ返し、コーヒーを飲み、またコメントを返す。noteを開いて通知欄を確認すると、コメントやスキは来ている。
ただ、「あなたの記事が話題です」がない。
昨日までなら、通知を見るたび話題になっていたのに、今日は鳴らない。祭りが終わったのだから当然である。
それなのに、しばらくするとまた通知欄を開いている。昨日まで人で埋まっていた境内へ、何度も様子を見に戻っては、「うん、誰もおらん」と確認して帰る。何を確認してるのだろう。
平和である。あまりに平和なので、溜まっていたドラマを見た。犬の散歩へ行った。コーヒーを飲んだ。夜はゆっくり野球を観て、サトテルのホームランを喜んだ。
昨日まで櫓の上で笛を吹いていたはずなのに、今日はテレビの前で「よっしゃー!」と叫んでいる。
祭りが終われば、ただのおっさんに戻るらしい。
燃え尽き症候群というと、椅子に座って遠くを見つめ、「燃え尽きたぜ…真っ白にな…」と呟くような姿である。ところが実際は、そんなカッコよくない。
昨日まで鳴っていた太鼓が止まり、屋台が片づき、神輿も倉庫へ戻ったあと、誰もいない境内で缶コーヒーを飲みながら、「静かやな」と眠気に襲われている。
そして、気づけば22時。
せっかくのゾロ目なのに、感慨深いものが一向に込み上げてこん。祭りの翌日なんてこんなもんである。
333日連続投稿、達成!
エッセイって、こんなんでよかったんや。

