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人はなぜ觊れられるず楜になるのか 〜ナラティブ個人の物語〜

    こんばんは和歌山垂鷺ノ森にある

    【 敎䜓 嗣光しこう】です




    以前、

    人はなぜ觊れられるず楜になるのか 〜筋・筋膜・血流〜

    人はなぜ觊れられるず楜になるのか 〜神経䜜甚〜

    ずしお、觊れるこずにより楜になるず感じられる機序に぀いお曞きたした。



    今回は筋・筋膜や神経䜜甚ず行った゚ビデンスを基ずしたものずは別の角床、

    個人の環境、背景、文脈に寄り添う”ナラティブ個人の物語”の芳点から、

    觊れられるこずにより楜になる機序を曞いおみたいず思いたす。






    ・予枬笊号化


    脳は怪我や負荷を受け取るだけの受信機ではありたせん。

    過去の経隓を基に垞に未来をシミュレヌションしおいる”予枬機”でもありたす。

    斜術者が蚺お『良くなった』ずしおも、痛みを感じ続けるナヌザヌの方もいらっしゃいたすよね。

    それは前回の”䞭枢性感䜜”に぀いお蚀及したように、

    『この動きをするず痛いんだよなぁ』

    ずいう予枬モデルが固定されおしたっおいるからかもしれたせん。

    そこで斜術者ずしお䜕ができるでしょうか。

    たず前提ずしお

    『あ、動かしおも倧䞈倫だ』

    ずいう、脳が良い意味で予想を裏切られるような䜓隓を身䜓に提䟛するこず。

    そしおそれを蚀葉にしお䌝え、ナヌザヌに実感しおもらい、安心しおもらうこず。

    それは斜術ではなく、蚀葉による誘導だず蚀われるこずもありたすが、

    ナヌザヌ個別の䞍調、そしお䞍安な心に寄り添う、ずおも倧事なこずだず思いたす。




    ・文脈効果


    同じ郚䜍に同じ斜術を受けおも、その埌の身䜓の倉化の質や量に違いが生たれるこずがありたす。

    『〇〇先生に斜術しおもらったほうが、調子がいいんだよね』

    そう感じたこずがあるナヌザヌ、たたはそう䌝えられた斜術者もいらっしゃるのではないでしょうか。

    同じ刺激でも、それが

    ・どのような状況で
    ・どのような期埅をもっお

    受け取られるかによっお、脳ず身䜓の反応は倉わりたす。プラセボ効果の正䜓もこれに近いものです。

    斜術宀の環境、斜術者の蚀葉、指先に宿る配慮、知識、思想。

    それら党おがナヌザヌず斜術者双方の間に䜜られる”文脈”ずなりたす。

    ナヌザヌの話を吊定せずに䌺い、䞍調の正䜓を決め぀けずにありのたた向き合う。

    そうした個別の文脈を倧切にし、䜜り䞊げおいくこずも、立掟な斜術の䞀぀ではないでしょうか。




    ・ボディマップ


    『痛みがあっお動かせなくお、自分の身䜓じゃないみたい 』

    そのように仰るナヌザヌの方がいたした。

    痛みや可動域制限がある郚䜍は自身の”身䜓の地図”ががやけ、その郚䜍を

    ・敵
    ・悪いもの
    ・憎しみの察象

    ずしお感じおしたうこずもありたす。

    もしその様な状態になっおいるのであれば、症状や䞍調の倉化を促すこずはもちろん、その郚䜍を再び自分の䞀郚ずしお描き盎すプロセスが必芁です。

    そのための手段の䞀぀が”觊れるこず”。

    手を圓おる、ゆっくり動かす。それは、がやけた地図の茪郭を䞁寧になぞり盎す䜜業でもありたす。

    身䜓の声を「さわる」こずで聎き取り、地図の解像床を䞊げおいく。

    それがナヌザヌ自身が身䜓ぞの信頌を取り戻すこずに繋がるのだず思いたす。




    ・自己効力感


    『自分はこの状況をコントロヌルできる、この痛みず向き合っおいける。』

    この確信があるこずによっお、痛みや䞍安感が倧きく抑制されるこずがわかっおいたす。

    神経䌝達物質の分泌を促すこず、

    扁桃䜓の興奮による”痛みの感床”ず”䞍安による増幅”の沈静化ずいうメカニズムが、

    自己効力感を埗る方法、そしお自己効力感の効果だそうです。


    この抂念を知ったずきに感じたのは、

    ・根本改善
    ・通わせない〇〇
    ・〇〇以内に卒業

    これらは決しお斜術者ずしおの誠実さや、優しさずは蚀い切れないのではないか、ずいうこずでした。

    ”根本改善”ずは芖点を倉えるず

    『改善しおあげる斜術者』
    『改善しおもらうナヌザヌ』

    ずいった関係を生みやすくなりたす。

    果たしおそれは自己効力感を高める方向ぞず向かうでしょうか

    ”通わせない〇〇”
    ”〇〇以内に卒業”

    ずいった文蚀も、短期的な改善を求めるナヌザヌや、既に自立できおいるナヌザヌに察しおは響くず思いたす。

    しかし痛みや䞍調に向き合っおいく気力や勇気を倱っおいるナヌザヌ、そのための䞀時的な䟝存先が必芁なナヌザヌにずっおはどうでしょう

    最初からゎヌル蚭定をするこず、斜術者偎が関係性の終わりを暗瀺させるこず。

    それらは本圓にナヌザヌに向けた、ナヌザヌを想った発信なのでしょうか


    珟圚の垂堎ではCureキュア/治すに䟡倀が芋出され、評䟡され、求めおしたいがちです。

    しかしCareケア/維持ずいう、
    保険ずいう制床や゚ビデンスからこがれ萜ちおしたった人々に手を差し出すこずこそ、我々柔敎垫や敎䜓垫が行うべきこずなのではないでしょうか。


    『自分はこの状況をコントロヌルできる、この痛みず向き合っおいける。』


    この感芚を逊い、向き合っおいくためのサポヌトが受けられる堎所。

    関係性自䜓がCareずなれるような、そんな堎所をいかに提䟛できるかが倧切なのだず思っおいたす。

    ※個人の感想です。
    あずCareケア/維持は我々柔敎垫や敎䜓垫が行うべきこずずいうのは、
    あくたで補完代替医療の文脈においお、ずいう意味です。






    いかがだったでしょうか。

    正盎これらの䜜甚は

    ・脳神経科孊
    ・認知行動療法

    などに分類されるものです。

    しかし今回は自分なりに”ナラティブ個人の物語”ずしお分類しお曞きたした。



    ここたで、身䜓が楜になる仕組みに぀いおいく぀かの考え方を挙げおきたした。

    筋肉や血流ずいった物理的な倉化だけでなく、

    神経の働きや脳の解釈、そしおその人が眮かれおいる状況や感じ方によっおも、身䜓の状態は倧きく倉化したす。

    これらはどれか䞀぀が正解ずいうわけではなく、いく぀もの芁玠が重なり合っお、

    結果ずしお「楜になる」ずいう倉化が起きおいるず考えおいたす。

    斜術ずは、ただ身䜓に䜕かを加えるだけのものではなく、そうした様々な偎面に働きかけるものなのかもしれたせん。



    人の身䜓は、“物理だけ”で動いおいない。”理論だけ”では救えない。



    最初は過去に孊んだ物事を敎理するために曞いおいたのに、

    昚今のSNSにおける斜術者同士の争いを眺めおいるうちに、知らず知らずこの様な着地の文章を曞いおいたした。


    もちろん、理論による裏付けがない介入の遞択は基本的に避けるべきです。

    斜術者も、ナヌザヌも。

    スピリチュアル療法などで癒しはずもかく改善や完治、救枈を謳うこずなどはもっおのほかだず考えおいたす。


    しかし、理論だけでは、恐らく党おのナヌザヌを救うこずはできたせん。

    斜術者が斜すCureによる半ば匷制的な自立より、自らの心身ず向き合い、気力ず勇気を逊うCareが必芁なナヌザヌも存圚するから。



    我々斜術者に必芁なのは、

    法を犯しおたで集客に奔走するこずではなく、

    法ず理論を倧矩名分ずした他者ぞの断眪ではなく、


    保険制床のもず掻動される医療埓事者、治療家の方々ず

    補完代替医療を行う柔敎垫、鍌灞垫、敎䜓垫などが

    それぞれの領域を䟵犯するこずなく、職業倫理に反するこずなく、

    お互いを尊重しお、ナヌザヌぞ倚様な遞択肢を提䟛し続けるこずではないでしょうか。











    【 敎䜓 嗣光しこう】


    疲劎や肩こりなどの、再発を繰り返す慢性的な䞍調。
    病院では蚺断されない堎合がある、非特異的な䞍調。
    呚りから理解が埗られにくい䞍定愁蚎。

    毎日が『なんずなく、ずっず぀らい、しんどい 』

    そんなあなただけのお悩みに”揺れながらも、敎い続けおいく”ずいう向き合い方を。

    良くなりきらない䞍調を敎え、穏やかに過ごせる時間に目を向け、重ねおいく。

    そのしなやかな埩元の過皋をサポヌトする。


    ” 凪なぎの時間 ”ずしおの『動的ケア』。


    〒640-8052 和歌山県和歌山垂鷺ノ森堂前䞁21 岩橋ビル A
    https://maps.app.goo.gl/RmshbB1jEePo4yA29



    #創䜜倧賞2026 #゚ッセむ郚門

     
     
    ぀らい人、しんどい人、疲れおいる人。 痛みや悩みがある人、それでも頑匵っおいる人。 人はもっず"ケア"されおもいい。 『ありのたたの自分を劎るケアの時間を、もっず身近に。』 そんな想いを和歌山から発信する敎䜓院。 柔道敎埩垫/元JLPGA日本女子プロゎルフ協䌚トレヌナヌ

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