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文学フリマ大阪14へ。「スキ」に勝る栄養なし。

9月13日、文学フリマ大阪14へ行った。

初めて行った文学フリマが去年の大阪。1年ぶりのインテックス大阪(会場名)だ。
昨日のことのように思い出せるのに、もう1年か。月日の速さに圧倒されつつ、道に迷う自分にも戸惑う。

今回は、noteでつながりのある方々の以下の3作品に狙いを定めていた。

藤本柊さん、よよさん、縞靴下ゆうさんの3人で結成されたグループとそのZINE、「くらげのはしっこ」。
私、漂うように生きてみたいんだと思う。今はガチガチに歯食いしばっちゃってるからな……


文フリ京都のときから気になっていたのに自分も出店したために見に行けずじまいで、大阪でも出店と知りよっしゃ!となった、
「海辺のマルゴ」(紡ちひろさん著)

会場向かう途中で発見。シラセミチさんがXで紹介されていて、「マジか。絶対買う」と決めた「のみものにっき」(神谷明里さん著)


今年もご一緒いただいた創作の友、ターザヌさんと、「まずは見本コーナーで気になる本をチェックしてからまわろう」ということに。

結果、これがとても良かった。
視覚的にビビッときたものを手に取り、ぱらっとめくり、「これは好きなやつだ」と思った作品のブース番号をスマホに控え、お目当てのブースへ。

作り手さんと話せるのって、楽しいし、本当に貴重な体験だなと思う。創作の裏話みたいのを聞かせてもらえるのも、醍醐味。

去年はなにもかも新鮮で、無計画に目につくもの全てに反応して疲れてしまった部分があったので、見本コーナーで目星をつけるこの効率の良さよ。

もちろん、通りすがりに気になって、というのも素敵なんだけど。
見掛け倒しで体力のない私は今回、体力温存しながら幸福度を最大化させることに成功した気がする。

心から欲しいと思えた作品ばかり。手にして幸せな気分。

会場内で、ターザヌさんとは「装丁の重要さ」について語り合う。
「やっぱり表紙のデザインって、大事だね」と。
好きなデザインと気になるタイトル。この二つがそろって初めて、「ほしい」が生まれる自分がいた。

1回目は無計画に買って(2025大阪)
2回目は売る側の大変さを知って(2026京都)
3回目はそれを踏まえ、自分の購買衝動を観察(2026大阪)

うーん、なかなか我々いい体験をしてるでねーの!!
と自画自賛。

そして今年は、創作大賞中間発表の数日後に文フリ大阪というスケジュール。これにもとっても救われた。

私には「一度でいいから何か受賞したい」願望がある。

なぜ受賞したいのかと言えば、「えへへ、すごいでしょう」とドヤ顔をしたいのと、「しんどい毎日が報われてくれェェ……このみっともない日常をひっくり返すような出来事が起きてくれェェェ」という、負の感情や人生を帳消しにしたい渇望から来ている。こりゃダメだ。こんなお粗末な発想の持ち主から傑作が生まれるかよ、と思うのだけど、これが本心。

創作大賞落選で毎度思うけれど、「受賞しないと価値なし」では、一生自分に価値がないままの可能性が高い。選ばれて喜ぶことに憧れてやまないけれど、書きたいと思えることを喜び、作品を生み出せることを喜ぶ。そういう人生を選んでいるのだという満足感。選ばれるのはおまけ。そんな能動的境地に行けないか。行けたらいいのに。行けそうで行けない感じ。
でも、それが叶う世界があるんだよ、と文学フリマは教えてくれる。

会場を後にし、熱冷めやらぬまま、創作と人生についてターザヌさんとこんこんと語り合った。
大阪北浜まで移動して、夜景とお酒も楽しんで。
こういう時間があるから、生きててよかったと思えるよ。

ターザヌさん撮影のチコリン

明日からまた頑張れる。心に栄養のたっぷり染み込んだ一日となった。
ありがとう。


<過去記事>

2025年の文学フリマ大阪⇓

2026年の文学フリマ京都⇓


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