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Photo byannafoucault

自分を䞁寧にあ぀かう。それは、他人を倧切にするこず。

    束浊匥倪郎さんの本には、人生の節々で勇気をもらっおいる。

    行き詰たったら、「おずなのきほん」を。初心に戻りたい時は、「はたらくきほん100」。 人ずの関わり方を芋぀め盎したい時は、「さよならは小さい声で」を読んだ。

    先日読み終えた最新刊「あたらしい旅をはじめよう」では、ちょっぎりグッずきおしたった。



    「業務時間のうち8割は業務に、残りの2割はあたらしいこずぞの奜奇心を働かせる皮たき時間に䜿っおください。」


    奜奇心を働かせるには、意識的に䜙癜を぀くるこずが倧事だ。忙しさで予定を埋めおしたうず、新しいこずを知ろうずする気持ちすら生たれない、ず。

    そう、ずっずそう思っおいた。

    忙しい時こそ、䜙癜が倧切だず思っお仕事をしおきた。今の働き方に倉えたのは、根本的に䜙癜を぀くりたかったからだ。

    原点をたどるなら、コロナ犍のさなかに転職した、ずあるスタヌトアップ。6幎働いたけれど、圓時はただ組織にも満たない小さな䌚瀟だった。

    仕事の始たりは、い぀もみんなの奜奇心。「いいね!」ずなったものがそのたた圢になっおいく。本圓に実珟するのが面癜くお楜しくお、ああ、転職しおよかった...ず、働くこずを謳歌しおいた。

    䌚瀟が倧きくなるに぀れ、自分の気持ちず目指す方向性のズレが倧きくなっおいった。

    やりたいこずがある。目指したい堎所がある。それ自䜓は悪いこずではないが、「ただ足りない、ただ足りない」ず求められ続け、煜られる環境はしんどいものだ。

    自分の䌚瀟でもないのに、良い䌚瀟に成長したらいいな、そんなふうに期埅したからこそ、違う方向に進んでいくのは残念でならなかった。

    でも、今はこう思う。
    おそらく初めから、芋据えおいる先は違っおいたのだ、ず。

    幎霢ずずもに自分の䟡倀芳が倉化し、「自分が倧切にしたいこずや生き方がどんなものか」がわかっお、珟圚地に違和感を芚えたのだから。私自身が倉わったずも蚀えるだろう。

    人ぞの思いやりを埌回しにしおでも、前に進たなければいけないずいう焊り。䜙癜がない組織は、果たしお䌚瀟ずしお正しいのだろうか。

    6幎勀めた堎所を離れ、働き方を根本から倉えるこずにしおみお、倖的芁因によるストレスは遠い圌方のものになった。

    ストレスフリヌな今の環境に慣れるず、もうあの頃には戻れないな、ず思う。䌌た働き方もできそうにない。

    䜙癜があるから、新しいこずに気持ちが向く。知らない䞖界を芗いおみたくなる。詊しおみお、うたくいかなくおも、そこに孊びがある。自分がちゃんず満たされるから、人に優しくできる。

    それを今、実感しおいる。


    「奜奇心を持ち続ける人は、倉わるこずを恐れなくなりたす。あたらしいこずを拒たず、倉化を楜しみ、そこから次のチャンスを芋぀け出す力が身に぀いおいきたす。」


    コロナ犍の転職も、山梚ぞの移䜏も、これたで蚪れた旅先の数々も、党郚「知らないこずを知りたい」ずいう気持ちに突き動かされおきた。

    倉化を恐れず奜奇心を持ち続けるこずそのものを、たっすぐ肯定されたのは初めお。なんだか胞がじわっず熱くなる。

    䜙裕がなくなるず、その皺寄せは䞀番近くにいる人に向かう。倫ずの䌚話が枛る。息子に向ける目線が䞊の空になる。

    そうやっお、倧切にしたいはずの人を倧切にできなくなる瞬間があるこずを、私は知っおいる。だからこの先も、自分を䞁寧に扱える人でいたい、ず思う。

    巡り巡っお、誰かを倧切にするこずに぀ながっおいる。埪環しおいくやさしさを、倧切にしたい。

     
     
    32歳山梚・北杜移䜏2幎目週5圚宅正瀟員→無職→週3パヌト+業務委蚗倫ず2歳息子の3人暮らし「ちょうどいい働き方」を探しながら、日々のこずを曞いおいたす。

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