
インテリア選びに焦ってしまうときは…
パリ郊外にある町・ポワシーに引っ越して3週間経った。
新しく住み始めたマンションは、私がフランスへ移住してから2つ目のお家。数年前にリフォームされたばかりのワンルーム、28平米。
フランスではちょっとしたラグジュアリーである断熱工事もしっかりされていて、以前のアパートに比べたら住環境はぐっと快適になった。
8月1日に入居してから、荷解きや大掃除は1週間くらいで終わった。でも「やっとのんびりできる~」と思った矢先、義実家へ帰省するために1週間ほど家を空けなくてはならなくなったのだ。
しかも、旅先でコロナウイルスにかかって、熱を出して寝込んでしまったのだった。
本当は仕事が始まってしまう前に、身体を休めつつ、じっくり部屋と向き合ってインテリア選びをしたかったのに…
まあ、無事に家に戻れただけでよかった。
そんなこともあり、入居から3週間以上経った今、やっと新しい空間に慣れてきたと感じている。
それでも、完成形からは程遠い。
休息はとれるけど「心が落ち着く」とまではいかないし、仕事をしていて「ふと目を上げると癒される」空間には仕上がっていない。
お家の中で工夫できることや解消すべき不便な点がたくさんあるから、私は毎日ソワソワしてしまう。アイデアはポンポン湧き出てくるんだけど、それを行動に移す労力は限られている。だから「あーーー無理!」となって、始める前から頭がパンクしてしまうのだ。
インテリアが好きで、お家を素敵にしたい人ほど、部屋づくりのことになると焦ってしまうのかもしれない。
見るだけでウキウキするモノに囲まれて、自分らしさが詰まったスペースで暮らすこと。それが私の理想なんだけど、“まっさらな状態に近い部屋”という現実をそこまで変えていくには、とにかく時間がかかる。
「なんでもいいから、ぽっかり空いているスペースを埋めたい」と言ってテキトーに小物をそろえるのは違うし、「これが好き!」と決め切っていないのに値が張るインテリアを買い急ぎたくない。
本当は「なんだかしっくりこないんだよね~」と迷いながらも、「コレなんだよ、待ってましたー!」となる運命的な出会いを求めているのだ。
大切なお家だもの。妥協だけはしたくない。
だから、私は決めた。
部屋全体を仕上げようとするより、まずは部屋の片隅を最高にするって!
キッチンのオープンシェルフ、玄関のすみっこ、ドレッサーの上から、テンションが上がる空間を作っていけばいい。
購入に慎重になってしまうラグやアームチェアなど、大きなアイテムを投入するのはその後でも遅くない。
*
これからは偶然の出会いを大切にしつつ、アート・オブジェ・観葉植物を中心に、部屋の雰囲気を素敵にしてくれるアイテム探しを始めていきます。
ポワシー市内のショップだけでなく、パリにも出向いてインテリア探しの様子をレポートしていければな、と思っています。よかったらフォローしてくださいね!