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“感性をぶち上げる!”がテーマのヨーロッパ一人旅を終えて🪽

土曜日に帰国して終えた、ヨーロッパ3ヵ国一人旅。

あえて今まで行ったことがなく、かつセンスの良さそうな行き先を選んだことで決まった「感性をぶち上げる!」というテーマ。(別に旅でテーマなんて決めなくても良いんだけどね)

このテーマについて、旅を終えた今、どう感じたのかを振り返ってみる!

美しいコペンハーゲンの美術館🍃


何もかもが洗練されているコペンハーゲン

まず最初に辿り着いたコペンハーゲンは、何もかもが洗練されていてとにかく凄かった。

旅行記に何度も書いた「ダサいものがどこにも無い」というパワーワード。

抜け感がありつつ、遊び心もありつつ、でもきちんと洗練されている。

街歩く人たちのファッションも素敵で、寒ーーーい冬もセンスある重ね着を楽しんでる人が多かった。犬さえもオシャレ。

そして何よりも空間作りの上手さは今まで訪れたどの国よりも際立っていたと思う。

荘厳で誇り高いフランス、歴史深いイタリア、芸術的で居心地の良いスペイン、私が行ったことのあるどのヨーロッパ諸国とも違う、現代的なセンスの良さが光る場所がコペンハーゲンだった。

HAYの1コーナー
街中のなんてことない書店
ポスターショップ
ロイヤルコペンハーゲン
ローゼンボー城のお土産屋さん
クリスマスムードの表現の仕方が洒落てる🎄
美術館の一角
美術館の中のカフェ
louis poulsenの美しい空間
室内公園🌳

たくさん写真を並べてしまったけど、コペンハーゲンは「ぜひ訪れてみてほしい!」と思うようなスポットがたくさんあったので別途まとめた。👇

レベルの高い教育や信用できる政府が作り上げる安定感のある国から生まれるものなのか、視野を広げて“空間”として物事を見る上手さを知った。

それは職人的に小さなところにこだわり続ける日本のものづくりともまた違う、むしろ対照的なものに思えた。


“物語”が心を動かしてくれたアムステルダムのゴッホ美術館

運河が張り巡らされるアムステルダムの街は物欲を永遠に刺激してくるほどに可愛い雑貨が多くて、街歩きが楽しくて仕方なかった。

夢中になったデルフト焼き
星座モチーフ的なのも多かった🌙
チューリップ雑貨専門店も可愛くて可愛くて🌷


そんなアムステルダムの中で最も心に残ったのはゴッホ美術館。

ミニマルで、名作「ひまわり」のカラーを彷彿とさせる外観🌻

今回の旅の中でもトップ1かも?と思えるくらい、良い刺激になり、最終的には涙も流した。

この美術館はただただアートを並べると言うよりも、ゴッホの人生を物語的に追っていく仕組みになっている。

どこかの誰かから「絶対に音声ガイドをつけろ!」という情報を手に入れていたので、貧乏旅行にも関わらず課金して音声ガイドを使ったらもう本当に本当に良かった……!!!!!(この情報を流してくれた方本当にありがとう!!!!)

ひとつひとつの絵に対して、ゴッホの人生のステージや想いを知ると絵の見え方が変わってくるのだ。

農民へのリスペクトが強かった田舎育ちのゴッホ。この絵を世に放つも、酷評されてしまい「実力が無いと想いを伝える土俵にも上がれない」と突き付けられる。
自画像が多くあるのはモデルを雇うお金がなかったということ。経済的に苦しい中、弟に支えてもらいながら画家として活動し、特に色の使い方を猛研究する。
ゴッホらしさあふれる名作。パワフルな色使いはこの時代に新しいとされていた、「見たものをそのまま書くのでは無く画家の目を通して表現する」という新たなスタイルのひとつとして影響力を持つ。
ゴッホは筆マメで、多くの手紙を残している。特に親友のような存在、実弟テオとの手紙が100通以上残っていることで、ゴッホの純粋な人柄が記録として残されている。この手紙たちがめっちゃ泣ける。
精神病と闘いながらも多くの絵を残したゴッホ。私はこの絵がとても大好きなのだけど、他の絵と比べるとゴッホの見る世界が歪んできていることも見て取れる作品。
弟とその嫁ヨウとの間に息子が生まれた際にゴッホが送ったアーモンドの木の絵。その息子はゴッホと同じ“フィンセント”と名付けられ、ゴッホの死後に彼の作品を広げることに尽力し、この美術館を立ち上げたという。

アートは好きだけど、その作品が“なんとなく”好きかどうかという視点ばかりだった今までの私。

しかしこうして1人のアーティストの人生を作品と共に追うことで、一つの映画や本を読んでいるような気持ちになった。

その世界への没入度が高まり、ゴッホの絵を通してパリやアルルに行けたような気分にまでなるのだ。

昔、上野美術館で行われたクリムト展や新国立美術館で行われたミュシャ展に行った時も同じように感じたのだけど、このゴッホ展はその濃度がより強く感じた。

もしかしたらそれは、ゴッホへの思いが強い義妹や甥が建てた場所だからなのかもしれないと思った。

そういう目に見えないものも感じてしまうほど素晴らしい美術館で、ここに訪れただけでもアムステルダムに行く価値があったと思える。

ちなみに隣の国立美術館ではフェルメールの作品も見れる。アムステルダムの美術館たち最高😀


ファッションへの想いと意味を思い出させてくれたアントワープ

今回の旅で街として1番好きだったのはアントワープ。

教会や駅が美しく、落ち着いた雰囲気がありながら華やかでいかにもヨーロッパらしい街並みが心躍る場所だった。

聖母大聖堂。フランダースの犬のところ。
広場も圧巻✨
2回から見れる珍しい教会!
夜の街も美しくてうっとり…💗

アントワープは街並みだけでもとても素敵なのだけど、何よりここは“アントワープ6”と呼ばれるモードのデザイナー陣(マルジェラやドリスヴァンノッテンなど)を生み出した街。

世界的に有名なファッションアカデミーがあり、ファッション業界で有名なデザイナーをたくさん輩出している場所なのだ。

そんなこの街にはモード美術館というファッションに特化した博物館があり、その正面にはアントワープを代表するブランド・ドリスヴァンノッテンの超美しくて高貴な本店もある。

モード美術館の展示物は頻繁に入れ替わるそうで、行くたびに新しいものが見れるのだろうと思うとリピートもしたくなる!

私が行った日はフラワーインスピレーションにまつわる展示だった。好み〜!🌹

美術館だけでなく、小さな街中にアパレルショップが溢れていて、特に古着屋がたくさんあった。

ハイブランドをものすごく丁寧にケアして、びっくり価格で売ってるようなお店もあった。

街ゆく人たちもとてもおしゃれで、ファッションを大切にしている感じがした。

この街そのものが、「洋服を大切にしましょう」と言っている気がした。

トレンドの回転の速い国でデザイナーをしているものとしては耳が痛くなるような気持ちにもなりつつ、学生時代にヴィンテージやアンティークに魅了されていた時期を思い出した。

新しいものが可愛いのでは無く、良いものはいつだって良いのだ、と思ったこと。

長く着られて、丁寧にケアされたものだからこそ感じる魅力があること。

そういうものをアントワープの街が体現してる気がして、熱い気持ちになりながらブリュッセルに戻った。


5つの美術館の巡ったことで開いた新しい扉

今回の旅だけで5つの美術館を巡った。

過去にはパリでルーブル、オルセー、オランジュリーと名のある美術館を巡ったり、日本でも時々美術館に向かう私。

でも今回、短期でたくさんの美術作品に目を通すことで、「こんな無知で見ている自分」がだんだん嫌になってきた。

かと言って旅の時間を削って勉強するのも難しいので、帰りの飛行機で学ぼう!と思い立ちYouTubeで大量に動画をダウンロードして飛行機に乗り込んだ。

案の定、西洋美術の歴史というのは本当に面白くて、まんまとハマった。新しい扉を開けて、知らなかった沼にハマった気分!

(👇動画を見ながら、忘れないように勉強の内容をメモにまとめた)

YouTubeの履歴もこんなことに😂山田五郎さんの知識量えぐい🫠

旅の楽しさも噛み締めつつ、美術を勉強する日々が今日も続いている。

この旅の集大成はもしかしたらこの学びたちかもしれない、というレベル。



たくさんのものを観て、感性を刺激しまくった今回の旅。

一人旅だったおかげで内省したり、振り返ったりする時間もたくさん取れたからこそ得られた様々な感覚。

東南アジアやアクティビティ満載の旅ももちろん良いけど、こうして美しいものに触れまくる時は意外と1人で腹落ちする時間がある方が良いのかも?という学びもあり、

感性がブチ上がったのかは今はまだ分からないけど、新しい扉は間違いなく開けた時間だった。大満足!

今回得たあらゆるインプットがどんなふうに生かされるかは、今後の人生のお楽しみのひとつ🪽


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▼この度に出かけたきっかけ


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