最終更新: 2026年9月6日(時点表記とツール構成を再確認)
2026年9月時点の答えを先に言うと、動画台本は「AIで下書き→人が事実確認と口調調整」の分業で作るのが最短です。「フック(最初の3秒)→本編(構造化)→CTA(行動喚起)」の3層を別プロンプトでAIに書かせると、台本1本あたりの制作時間は2時間以上から20〜30分に圧縮できます。
この記事の要点:
- 要点1: 動画台本は「フック生成」「構成案」「短尺/中尺の本文化」「CTA」を別プロンプトに分けるとAIの精度が一気に上がる(同じプロンプトに全部詰めると平均的でつまらない台本になる)
- 要点2: Reels/TikTokは15〜60秒・YouTube Shorts縦型・YouTube中尺3〜10分・YouTube本編10分超でフォーマットがまったく違うので、AIに必ず「秒数とプラットフォーム」を渡す
- 要点3: 著作権・肖像権・景表法・薬機法の確認は人間の責任。AIが書いた台本に「研究結果」「医師監修」「効果保証」が混ざっていないか必ず読み返す
対象読者: 動画外注を内製化したい中小企業の販促・広報担当・経営者。月3〜10本の動画を社内で回したい人。
読了後にできること: コピペプロンプト5本をスプレッドシートにストックし、今日中に1本「Reels台本」をAIに書かせて、自分の声で読み上げてみる。
「動画つくりたいけど、まず台本がムリ…」と相談されることが、ここ半年で本当に多くなりました。
先日、地方の食品メーカーさん(想定シナリオ:地方の中小食品メーカー、自社ECとふるさと納税が主販路、社員30名規模)の販促担当の方とお話していたとき、「外注すると1本15万円する、でも内製しようとすると台本で詰まって動画が出せない」という典型的な悩みを聞きました。撮影自体はスマホでOK、編集もCapCutで何とかなる。でも、台本が書けないから、撮影が始まらない。これ、僕の研修先でも半分以上の会社で起きてる現象です。
そこで僕がやっているのが、台本作りを「フック」「構成案」「短尺本文」「中尺本文」「CTA」の5つに分業して、それぞれをAIに別プロンプトで書かせる方法です。一つのプロンプトに「動画台本書いて」と投げると、AIは平均値を取りにいくので、どこかで見たような無難な台本しか出てきません。けど、フックだけ・CTAだけ・構成だけと分けてやると、ChatGPTもClaudeも本気を出します。
この記事では、僕が実際に研修・コンサル現場で配っているプロンプト5本を全公開します。コピペして、[ ]の中を自社の情報に書き換えれば、今日から動画台本が量産できる状態になります。ただし、最後に書く「失敗パターン4つ」と「景表法・薬機法・著作権の注意」は絶対に読み飛ばさないでください。ここを飛ばすと、再生数より先にクレームが伸びます。なお2026年8月30日の更新で、YouTube台本の基本構成テンプレート・台本づくりに使うAIツール比較・Claude Codeで量産を自動化するコツ・FAQを追記しました。
動画台本作りの全体像 — なぜ「分業」が効くのか
動画台本がうまく書けない理由は、たいてい「フック・本編・CTAを同時に考えようとして脳がパンクしている」だけです。プロのシナリオライターは、まず構成だけを決め、次にフックだけを5案出し、最後に本編とCTAを書きます。これをAIにそのまま代行させるのが、いちばん効率がいい。

AIエージェントを使った業務全体の組み立て方は、ChatGPTビジネス活用 完全ガイドでも触れていますが、動画制作の場合は特に「タスクをマイクロに割って、それぞれを別チャットでやらせる」のが効きます。同じスレッドで全部やらせると、AIが前の出力に引っ張られて、似たような構成ばかり出すようになります。
動画フォーマット別の使い分け表
| フォーマット | 尺の目安 | フック秒数 | 向いている用途 | AIに指示する重点 |
|---|---|---|---|---|
| Instagram Reels | 15〜90秒(現在は3分まで対応) | 最初の1.5秒 | ブランド認知、商品紹介、ライフスタイル系 | 縦型・無音再生でも伝わるテロップ前提 |
| TikTok | 15〜60秒(最大10分まで) | 最初の0.5〜1秒 | エンタメ、ハウツー、若年層リーチ | トレンド音源との掛け合わせ、口語 |
| YouTube Shorts | 15〜60秒(最大3分まで) | 最初の2秒 | 本編動画への導線、検索流入 | 縦型・キーワードを冒頭に |
| YouTube中尺 | 3〜10分 | 最初の15秒 | ハウツー、商品紹介、社内研修 | 章立て・結論先出し・タイムスタンプ |
| YouTube本編 | 10〜30分 | 最初の30秒 | 解説、対談、ノウハウ深掘り | 中だるみ対策のミニフック複数 |
| Instagram Stories | 最大60秒(15秒×4枚) | 最初の1秒 | 日常更新、リンク誘導 | CTAスタンプ前提の構成 |
※ Instagram ReelsとYouTube Shortsの最大尺は2024〜2025年にかけて段階的に伸び、現在はそれぞれ3分まで対応しています(参照日: 2026-05-24)。ただし「短いほうがアルゴリズムに乗りやすい」傾向は変わっていないので、原則15〜60秒で設計するのが鉄則です。
YouTube台本の基本構成(フック→本編→CTA)— テンプレートと記入例
「YouTube 台本」と検索する人がまず知りたいのは、プロンプトの前に「そもそも何を、どの順番で書けばいいのか」だと思うので、先に台本の骨格をテンプレート化しておきます。YouTube台本は、尺が何分であっても基本は次の3ブロックです。

- フック(冒頭3〜15秒): 視聴者が「自分に関係ある」と思う一言。結論やベネフィットを先に見せる
- 本編: 「結論→理由→具体例」の順で1メッセージずつ。中尺なら2分ごとにミニフック(次の見どころ予告)を挟む
- CTA(最後10〜15秒): 見終わった人にしてほしい行動を1つだけ、具体的に言う(チャンネル登録・概要欄リンク・コメント誘導など)
そのまま使えるYouTube台本テンプレート
# YouTube台本テンプレート(5分動画用)
■タイトル案: [動画タイトル]
■ターゲット: [誰に見てほしいか]
■この動画の1メッセージ: [これだけ伝わればOKという結論を1文で]
0:00-0:15 フック
セリフ: [結論 or 意外な事実 or 視聴者の悩みの言語化]
テロップ: [フックを補強する短い文字]
0:15-1:00 イントロ
セリフ: この動画では[得られること]が分かります。[根拠・実績を一言]
画面: [タイトルスライド or 顔出し]
1:00-2:30 本編1: [小見出し]
セリフ: [結論→理由→具体例の順で]
ミニフック(2:30): [「でも実は、もっと大事なのが次の話で…」など次の見どころ予告]
2:30-4:00 本編2: [小見出し]
セリフ: [結論→理由→具体例の順で]
4:00-4:30 まとめ
セリフ: [今日の要点を3つに絞って復唱]
4:30-5:00 CTA
セリフ: [してほしい行動を1つだけ・具体的に]
テロップ: [概要欄リンク・チャンネル登録ボタンの位置など]
記入例(フック部分): この記事で使っているグラノーラの例なら、フックは「朝食を抜くと午前中のパフォーマンスが落ちる、と分かっていてもやめられない人へ。3分で用意できる解決策を見つけました」のように、悩みの言語化→解決の予告の順で書きます。自己紹介や挨拶から始めないのが鉄則です(理由は後述の失敗パターン1)。このテンプレートをそのままAIに渡して「[ ]を埋めて」と指示するだけでも、たたき台としては十分機能します。
台本の文字数目安 — 10分動画なら2,500〜3,500字
「10分の動画だと台本は何文字必要?」という質問も研修でよく受けます。僕が現場で使っている目安は1分=250〜350字。聞き取りやすい速さで話すと1分300字前後に落ち着くので、5分動画なら1,200〜1,800字、10分動画なら2,500〜3,500字が実務的なラインです(これは僕の研修現場での実務目安で、話者の速度によって前後します)。AIに書かせるときも「5分動画なので本文は1,500字前後で」と文字数で指定すると、尺オーバーがかなり減ります。
なお「YouTubeに台本って本当に必要?」と聞かれたら、企業アカウントなら必要と即答しています。アドリブで回せる出演者は少数派ですし、台本がないと撮影前の法務・表現チェック(景表法・薬機法)のやりようがないからです。
まず試したい「5分即効」プロンプト3選
細かい話に入る前に、コピペしてすぐ試せるプロンプトを3つ出しておきます。これだけで、台本0→1の壁は今日中に越えられます。
即効1:フック生成プロンプト(最初の3秒で離脱を止める)
動画は最初の3秒で見るか見ないか決まると、僕の研修先のSNS担当者は口を揃えて言います。だからフックだけ別プロンプトで10案出させて、いちばんしっくり来るやつを選ぶ、というやり方が定着してきました。
あなたは中小企業の動画SNS運用に詳しいシナリオライターです。
以下の条件で、動画冒頭3秒で視聴維持率を上げる「フック(つかみ)」を10案出してください。
【商品/サービス】: [ここに商品やサービスを書く 例: 国産小麦のグラノーラ]
【ターゲット】: [年齢層・性別・悩み 例: 30〜40代女性、朝食を抜きがちな共働き世帯]
【動画プラットフォーム】: [Instagram Reels / TikTok / YouTube Shorts のどれか]
【動画の最終目的】: [認知拡大 / 商品購入 / 公式LINE登録 / 来店予約 など]
各案について、以下のフォーマットで出してください。
- 案番号
- フックのセリフ(15文字以内・口語)
- 心理トリガー(共感 / 数字 / 質問 / 意外性 / 損失回避 のどれか)
- 想定される視聴維持率の伸び方(あなたの感覚で「弱・中・強」)
【注意】
- 「驚愕」「衝撃」「神」など過剰表現は避け、自然な口語にしてください
- 効果や効能を断定する表現(「必ず○○できる」「○kg痩せる」など)は除外してください
- 既存ブランドや有名人の名前を借りる表現は出さないでください
使い方: 10案出てきたら、自分が声に出して読んで違和感のないやつを2〜3案残し、A/Bテストで使い回します。
注記: 数字や効果を入れる場合は、実測値か出典のある数字だけ使う。AIは平気で根拠のない数字を出してくるので、必ず人間が確認する(景表法・優良誤認のリスク)。
即効2:構成案プロンプト(PASTORフレームワークで全体設計)
動画台本の構成は、PASTORフレームワーク(Problem→Amplify→Story/Solution→Testimony→Offer→Response)が使いやすいです。PASTORを使う理由は、視聴者の感情の流れに沿って情報を出せるから。AIDA(Attention→Interest→Desire→Action)でもいいけど、商品紹介系ならPASTORの方が自然です。
あなたは動画マーケティングの構成プランナーです。
PASTORフレームワークで、以下の動画の構成案を作成してください。
【商品/サービス】: [例: 国産小麦のグラノーラ]
【動画の長さ】: [秒数で指定 例: 60秒の場合 / 5分の場合]
【プラットフォーム】: [Reels / YouTube中尺 など]
【ターゲット】: [例: 30〜40代女性、共働き、朝食抜きがち]
出力フォーマット:
# 構成案
## P: Problem(問題の提示) — 秒数 / 内容 / カメラの絵
## A: Amplify(問題の深刻化) — 秒数 / 内容 / カメラの絵
## S: Story/Solution(物語と解決策) — 秒数 / 内容 / カメラの絵
## T: Testimony(証言・実績) — 秒数 / 内容 / カメラの絵
## O: Offer(オファー提示) — 秒数 / 内容 / カメラの絵
## R: Response(行動喚起) — 秒数 / 内容 / カメラの絵
各セクションの秒数の合計が、指定した動画の長さに収まるようにしてください。
カメラの絵は「商品アップ」「人物バストショット」「テロップのみ」など、撮影想定で書いてください。
【注意】
- Testimonyに架空のお客様の声を入れない(出すなら「実際の声」と注記する)
- 効果保証や医療効果を匂わせる表現を使わない
使い方: この構成案ができてから、次の「短尺本文化プロンプト」または「中尺本文化プロンプト」に渡します。構成案なしで本文だけ書かせると、AIが勝手にPASTORもどきを作るのでクオリティがブレます。
即効3:CTAだけを集中的に書かせるプロンプト
動画の最後30秒で何を言うか、ここで再生数より「コンバージョン」が決まります。CTAを後付けで適当に書くと、視聴維持率が高くてもCV率が悲しいくらい低い動画になります。だからCTAも別プロンプトで10案出して、いちばん刺さるやつを選ぶ。
あなたは動画SNSのCTA(行動喚起)設計に強いコピーライターです。
以下の動画の最後10〜15秒で使うCTAを10案出してください。
【商品/サービス】: [例: 国産小麦のグラノーラ]
【プラットフォーム】: [Reels / TikTok / YouTube Shorts / YouTube中尺]
【目的】: [プロフィールリンクからEC誘導 / 公式LINE登録 / コメント誘導 / フォロー など]
【動画前半で何を伝えたか】: [簡単にメモ 例: 朝食抜きの罪悪感→3分でできる解決策提示]
各案のフォーマット:
- 案番号
- CTAセリフ(20文字以内・口語)
- 補足するテロップ(あれば)
- 推奨される画面の見せ方(QRコード / リンクスタンプ / コメント誘導アイコン など)
- 想定される反応率(あなたの感覚で「弱・中・強」)
【注意】
- 「今すぐ買って」「絶対損しない」など押し売り表現は避ける
- 効果や効能を保証する表現は除外
- プラットフォーム規約に違反する表現(外部リンク強要など)は除外
使い方: 10案から3案に絞って、社内で読み合わせ。声に出して読んでみて「言わされてる感」が出るものは外します。動画の人物が言いやすい言葉を残すのがコツ。
プロンプト4:短尺SNS用(15〜60秒台本)の作り方
ここからは「即効3つ」より一段詳しい、本気の台本プロンプトです。短尺SNS用はとにかく情報密度。秒数あたりの情報量を最大化するために、構成案ができている前提で本文化します。
あなたは短尺SNS動画のシナリオライターです。
以下の構成案を、Instagram Reels(縦型・60秒以内・無音再生対応)用の台本に展開してください。
【構成案】: [プロンプト2で生成した構成案をここに貼り付け]
【ブランドの口調】: [例: フランクでフレンドリー / 知的で落ち着いた / 元気で勢いがある]
【話者】: [社員本人 / 商品 / ナレーション など]
出力フォーマット:
# Reels台本(60秒以内)
## メタ情報
– 推奨BGMジャンル:
– 推奨フォントテイスト:
– 縦型サイズ前提のテロップ配置メモ:
## 台本本文
| 秒数 | セリフ(口語) | テロップ(画面表示) | カメラ/画作り | ジャンプカット数 |
|---|---|---|---|---|
| 0:00-0:03 | [フック] | [テロップ] | [絵] | [回数] |
| 0:03-0:10 | … | … | … | … |
【ルール】
– セリフは中学生が音読できる平易さで
– 1秒あたり3〜4文字を超えない(早口になる)
– 無音再生でも意味が通るよう、テロップに情報を載せる
– 3秒ごとにジャンプカットを入れて単調にしない
– 効果や効能の断定表現は使わない
– 引用素材を使う場合は「引用元の明示」をテロップに含める
注記: 出てきた台本は、必ず実際に声に出して読みながら秒数を計ってください。AIは秒数換算が苦手で、「60秒以内」と指示しても90秒分くらい詰め込んでくることがよくあります。長ければ削る、これは人間の仕事です。
個人エピソード(想定シナリオ:地方ホテル業の集客動画): 想定シナリオとして、地方の温泉旅館がReels運用を始めた話を書きます。最初の月、台本を「全部AIで一気に書く」やり方で20本作ったところ、平均再生数は1,500回くらいで止まっていました。翌月、フック・構成・CTAを別プロンプトで書く方式に切り替えて15本作ったら、上位3本が3万〜8万回再生まで伸びた、という想定です。実案件として相談を受けるケースでは、似たような「フックの精度」で再生数が一桁変わる現象がよく起きます。
プロンプト5:YouTube中尺(3〜10分台本)の作り方
YouTube中尺は、短尺と違って「中だるみ対策」が最大のテーマです。15秒のフックの後、視聴者は2分・5分・8分のところで離脱します。だから2分ごとにミニフックを仕込むのが鉄則。
あなたはYouTube中尺(3〜10分)動画のシナリオライターです。
以下の構成案を、YouTube中尺(横型16:9・5分想定)の台本に展開してください。
【構成案】: [プロンプト2で生成した構成案をここに貼り付け]
【動画の長さ】: 5分
【ブランドの口調】: [例: 知的で落ち着いた]
【話者】: [社員本人 / 講師役 / 対談形式 など]
出力フォーマット:
# YouTube中尺台本(5分)
## メタ情報
- 推奨タイトル案(3本):
- 推奨サムネ要素(テキスト3〜5語):
- タイムスタンプ(チャプター用):
## 台本本文
### 0:00-0:15 オープニング(フック)
- セリフ:
- 画面:
- テロップ:
### 0:15-1:00 イントロ(この動画で得られるもの)
- セリフ:
- 画面:
- テロップ:
### 1:00-2:00 メインパート1
- セリフ:
- 画面:
- テロップ:
- ミニフック(2:00時点): [次の見どころを30文字以内で予告]
### 2:00-3:00 メインパート2
...
### 4:30-5:00 まとめ&CTA
- セリフ:
- 画面:
- テロップ:
【ルール】
- 2分ごとに「ミニフック」を入れて離脱を止める
- 数字や事実を引用する場合は出典をセリフ or テロップに含める
- 視聴維持率を意識し、長尺の説明より「結論→理由→事例」の順で
- 効果や効能の断定表現は使わない
- 他社製品の名前を出す場合は事実ベースで(誹謗中傷NG)
- 引用素材(画像・音楽・図表)は許諾済みのものだけ使う前提で書く
使い方: 5分を指定して10分分くらいの台本が出てきたら、優先度の低いセクションを丸ごとカットします。AIは「全部書きたい」性質があるので、こちらが「削る」役割を担います。
個人エピソード(想定シナリオ:BtoB SaaSの製品紹介動画): BtoBのSaaS企業さんで「5分の製品紹介動画」を内製化するプロジェクトを想定します。最初は10分尺になり、視聴維持率が30%前後だったところ、ミニフックを2分ごとに入れて尺を5分に絞り直し、結果として60%近くまで維持率を引き上げる、というのが研修で扱う典型例です。実案件では、製品の特徴を5分に詰め込みすぎると逆効果になるパターンが頻発します。
この記事の内容を社内で使うなら
要点と手順をまとめた資料を無料で受け取れます。研修4,000名以上・支援100社以上の実績をもとに、自社の業務に当てはめる相談も30分から受け付けています。
プロンプト6:ボーナス — CTA文案を「動画文末用」と「概要欄用」で分けて作る
「即効3」では動画の最後で言うCTAを10案出させましたが、YouTubeなら概要欄、Reels/TikTokならキャプションに書くCTAも別物として設計したほうがいい。動画内CTAは「口語・短く」、概要欄CTAは「文章・リンクつき」と機能が違います。
あなたは動画SNSのCTA設計と概要欄ライティングの両方ができるコピーライターです。
以下の動画について、「動画内CTA(セリフ用)」と「概要欄CTA(文章用)」を別々に作成してください。
【商品/サービス】: [例: 国産小麦のグラノーラ]
【プラットフォーム】: [YouTube / Instagram / TikTok]
【動画の最終目的】: [EC誘導 / LINE登録 / フォロー / 来店予約]
【動画の主なメッセージ】: [簡単にメモ]
出力フォーマット:
# 動画内CTA(セリフ用・口語・20文字以内 × 3案)
1.
2.
3.
# 概要欄CTA(文章・3〜5行 × 3案)
案A:
案B:
案C:
# キャプション/概要欄に入れる定型情報案
- ハッシュタグ案(プラットフォーム別 5〜10個):
- リンク誘導文の例:
- 関連動画への導線文の例:
【注意】
- 効果や効能の断定表現を使わない(景表法・薬機法)
- 「業界No.1」「最安値」など根拠が必要な表現を使う場合は「※自社調べ」など断り書きを入れる
- 他社の商標を勝手に使わない
使い方: 動画と概要欄でCTAを分けることで、視聴者が「動画で関心→概要欄でクリック」の2段階で動くようになります。実装すると、概要欄のリンククリック率が体感で1.5〜2倍くらいになる印象があります(これは僕の研修先の販促担当者の体感値で、厳密な統計データではない点に注意)。
動画台本AIの「やってはいけない」失敗パターン4選
ここからが、たぶんこの記事でいちばん大事なところです。プロンプト集だけ読んで実装すると、ほぼ100%このどれかでつまずきます。

失敗1:冒頭3秒で離脱する「自己紹介始まり」
❌ よくある間違い:
「こんにちは、株式会社○○の田中です。本日は弊社の新商品をご紹介させていただきます」
⭕ 正しいアプローチ:
「朝食抜いてる人、もう一生抜けません。これ食べるまでは」
なぜ重要か: SNS動画の視聴者は、最初の1〜3秒で「自分に関係あるか」を判断します。自己紹介から入ると、関係性を構築する前にスワイプされます。名乗りは最後の10秒でOK。
想定シナリオ: 研修現場で「営業っぽい話し方をやめたら再生数が3倍になった」というケースは何度も見ています。担当者の方は最初「失礼じゃないですか?」と心配されますが、SNSでは礼儀より親近感が優先されます。
失敗2:尺が長すぎる(「全部入れたい病」)
❌ よくある間違い: 5分で済む内容を「特徴を全部入れたいから」と15分の動画にする
⭕ 正しいアプローチ: 1動画1メッセージ。15分尺なら3本の5分動画に分解する
なぜ重要か: 視聴維持率はYouTubeアルゴリズムの最重要指標の一つです。15分尺で維持率20%より、5分尺で維持率55%のほうが、結果的にインプレッションが伸びます。「全部伝える」より「1つだけ伝える」。
AIを使うときの落とし穴: AIは「もったいないから全部書こう」とする性質があるので、必ず人間が削る役割を担う。プロンプトに「指定の尺を絶対に超えないでください」と入れても守らない時があります。
失敗3:CTAが弱い・あるいは押し売りすぎる
❌ よくある間違い1(弱い):
「興味のある方は概要欄をご覧ください」
❌ よくある間違い2(押し売り):
「今すぐ買わないと損します!絶対後悔します!」
⭕ 正しいアプローチ:
「朝食キット、来週月曜から限定100セットだけ出すので、欲しい方はプロフのリンクから予約お願いします」
なぜ重要か: CTAは「具体的な日付・数量・行動」を含むと反応が変わります。「興味あったらどうぞ」は丁寧に見えて、実は何もアクションを促していません。逆に「絶対」「必ず」は薬機法・景表法のリスクが出ます。具体的に・自然に・スパっと言い切る。
失敗4:著作権・肖像権・出典の確認を「あとでやる」と思って忘れる
❌ よくある間違い: AIが書いた台本に「日経新聞によると」「厚生労働省の発表で」と書いてあるのを、そのまま動画にしてしまう
⭕ 正しいアプローチ: 台本に出てくるすべての引用・固有名詞・数字・統計を、撮影前に人間が一次ソースで確認する
なぜ重要か: AIは平気で出典を捏造します。実際にない調査を「○○研究所の調査によると」と引用するケースは日常茶飯事です。動画にしてしまうと回収不能。さらに、BGMや背景画像も商用利用OKか・クレジット表記が必要かを撮影前に確認しないと、後で削除依頼が来ます。
確認チェックリスト:
- 引用した数字・統計の一次ソースURLは確認したか
- 使う音源は商用利用OKか(YouTubeオーディオライブラリ・Epidemic Sound等の許諾済み素材か)
- 映り込む人物全員から撮影同意を取ったか(従業員・お客さま・通行人)
- 商品紹介で他社製品が映る場合、その会社にトラブルになりそうな映り方をしていないか
- 食品・健康食品・化粧品・医療系は薬機法に該当する表現がないか
- 「業界No.1」「最安値」「効果保証」など景表法に該当する表現がないか
これらは法務・薬事・広告審査の専門家ではない人(=AIも、私も)が、軽く判断していい話ではありません。グレーゾーンを感じたら、必ず弁護士か行政書士か薬事担当者に相談してください。
台本作りの「順番」 — 5つのプロンプトをどう繋ぐか
ここまでで5本のプロンプト(即効1〜3とプロンプト4・5、それにボーナスの6)を紹介してきましたが、実務で回すときの順番は次のとおりです。

- プロンプト2(構成案)でPASTORの全体像を決める。ここがブレると後工程が全部ズレる
- 即効1(フック生成)で冒頭3秒のフックを10案出して、3案に絞る
- 動画尺に応じてプロンプト4(短尺)またはプロンプト5(中尺)で本文化する
- 即効3(動画内CTA)とプロンプト6(動画内CTA+概要欄CTA)でクロージング設計を仕上げる
- 最後に「全体読み合わせ」を人間がやって、テロップとセリフの整合性、固有名詞・数字・出典の確認を行う
この順番を守ると、AIの出力品質が安定します。フックが弱いまま本文を書かせると、構成全体がぼやけるので、必ずフックを先に固めてから本文に進んでください。
台本・シナリオ作成に使えるAIツール比較【2026年9月】
「シナリオ作成AIのおすすめはどれ?」という質問への2026年9月時点の答えは、専用の台本作成サイトを契約する前に、まず汎用チャットAI(ChatGPT・Claude・Gemini)の無料プランで試すです。この記事のプロンプトは3つのどれでも動きますし、台本の品質はツールの銘柄よりも「プロンプトの分業設計」でほぼ決まるからです。そのうえで、台本用途での向き不向きを整理しておきます。
| ツール | 台本用途での特徴 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| ChatGPT | 案出しのスピードと対話での修正が速い。無料プランから試せる | フック・CTAの多案出し、初めてのAI台本 |
| Claude | 長文でも文体が安定し、自然な日本語の口語が得意。無料プランあり | 中尺〜長尺の本文化、ブランドの口調合わせ |
| Gemini | Googleドキュメント・スプレッドシートと同じGoogleアカウント圏で使える。無料から利用可 | 台本ストックをスプレッドシートで管理している会社 |
| Claude Code | テンプレをファイル管理し、複数本の一括生成を自動化できる(次のH2で詳述) | 月10本以上の量産・チームでの台本運用 |
| Notta等の文字起こしAI | 台本を「書く」のではなく音声を「文字にする」ツール | インタビュー音声・過去動画・イベント書き起こしを台本の素材にする |
注意したいのは、「台本作成ツール」で検索すると出てくるサービスの中に、実態は文字起こしツールや動画編集ツールのものが混ざっていることです。例えばNottaは議事録・文字起こしの定番ですが、台本をゼロから書くためのツールではありません。逆に、2時間のイベント映像から3分のハイライト台本を作るような「素材起こし→要約」の工程では、文字起こしAIが主役になります。「書く」のはチャットAI、「起こす」のは文字起こしAI、と役割を分けて選んでください。ChatGPT・Claude・Geminiのモデル性能の詳細な比較はフラッグシップAI比較の記事にまとめています。
台本から映像生成・編集まで — 動画1本を完成させるツールの流れ
「AIで台本作成から映像生成まで行って、動画1本を完成させる手順は?」という質問も増えています。2026年9月時点の現実的な役割分担は次のとおりです。
- 台本: ChatGPT / Claude(この記事のプロンプト1〜6)
- 撮影 or 映像生成: 商品・人が主役なら実写(スマホ撮影)が最短。イメージ映像やBロールをAIで作る場合の選び方は動画生成AIの比較記事で解説しています(商用利用ライセンスの確認が必須です)
- ナレーション: 顔出しなしで運用するならAI音声ナレーションで台本を読み上げ。人が話す姿を出したい場合はHeyGenのようなアバター動画AIという選択肢もあります
- 編集・切り出し: 長尺からショートを量産するならOpus Clipのような切り抜きAI、文字起こしベースで編集するならDescript系が候補です
企業の販促・採用動画であれば、「台本と編集をAI化して、映像は実写」が2026年9月時点でいちばん費用対効果の高い組み合わせだと考えています。フルAI生成の動画は、権利関係と品質のブレをコントロールできる体制が整ってからで遅くありません。
Claude Codeで台本作成を自動化するコツ
「Claude Codeで台本作成をするコツは?」という相談が研修でも増えてきたので、専用の節を作りました。Claude Codeは本来、ターミナル上でファイルの読み書きやコマンド実行までこなすAnthropicのコーディングエージェントです(公式ドキュメントの説明は「コードベースを読み取り、ファイルを編集し、コマンドを実行するagentic codingツール」)。この「ファイルを直接読み書きできる」性質が、台本の量産と相性抜群なんです。チャットAIとの違いは、出力が画面の中を流れて消えていくのではなく、テンプレも成果物も全部ファイルとして手元に残り続けること。
実務で効くコツは次の5つです。いずれも一般的な使い方の範囲で、特別な開発知識は不要です。
- テンプレートをMarkdownファイルで管理する: この記事の5プロンプトを templates/ フォルダに1本1ファイルで保存し、「templates/hook.md を読んで、商品Aのフックを10案出して」と指示する。プロンプトのコピペ作業自体がなくなります
- CLAUDE.mdにブランドの口調とNG表現を書いておく: プロジェクト直下に置いたCLAUDE.mdは、セッション開始時に自動で読み込まれる仕様です。「口調はフランクに」「効果保証の表現・『絶対』『必ず』は使わない」と一度書けば、以後すべての台本に自動で効きます。景表法・薬機法のNGワードリストをここに入れておくのが企業運用のキモです
- 連番ファイルで出力させて台本を資産化する: 「scripts/20260830_商品A_reels.md という名前で保存して」と指示すれば、日付・商品・フォーマットで整理された台本ライブラリが勝手に育ちます。過去の台本をAI自身に読ませて「この勝ちパターンに寄せて」と改善指示もできます
- 定型フローはスキル(スラッシュコマンド)化する: Claude Codeには反復ワークフローをコマンドとしてパッケージ化する仕組みがあり、「/daihon 商品名 60秒 Reels」の一発で構成案→フック10案→本文化まで流す、といった社内共通フローが作れます。作り方はClaude Code Skillsの解説記事を参照してください
- 商品リストから一括ドラフト生成: 商品マスタのCSVを読ませて「この10商品それぞれに60秒Reels台本のドラフトを1本ずつ」と指示すれば、たたき台が一気に揃います。ただし出てきたものは全数、人がフック・事実・口調をチェックする前提で使ってください
注意点も正直に書いておくと、Claude Codeは有料のClaudeサブスクリプション(またはAPIアカウント)が前提のツールで、ターミナル操作に慣れていない人には初期ハードルがあります。月に数本ならChatGPTやClaudeのチャット画面で十分です。「月10本以上を複数人で回す」段階になったら移行を検討する、くらいの距離感が現実的です。
業務別:動画台本のAI活用パターン

商品紹介動画(EC・店舗販促)
商品紹介動画でいちばん多い失敗は、「商品の機能を全部喋ってしまう」こと。1動画1ベネフィットに絞ると、結果として購入につながりやすくなります。
例: グラノーラの商品紹介を作るなら、「朝食を抜くお母さんの罪悪感を解消する」というベネフィットで1本、「お子さんが自分で用意できる朝食」というベネフィットで1本、と分割する。一つの動画で両方言わない。
社内研修動画(マニュアル動画化)
研修動画は「読まれない手順書」を「見られる動画」に変えるのが目的です。台本のプロンプトに以下を追加すると、研修動画らしくなります。
- 章ごとに「ここで一度動画を止めて、自分で試してください」というポイントを入れる
- 各章の冒頭で「この章のゴール」を1文で言う
- 最後に「理解度チェック3問」をテロップで入れる
これらをプロンプトに足すだけで、AIが研修向けに最適化された台本を書きやすくなります。
採用動画・社員インタビュー
採用動画は「会社が言いたいこと」より「候補者が知りたいこと」を構成の核にすると、エンゲージメントが伸びます。プロンプトで構成案を作るとき、「視聴者は転職を検討している25〜35歳のエンジニアです。彼らがいちばん知りたい3つの疑問に答える構成で」と指定すると、AIが正しく順序を組んでくれます。
イベントレポート・登壇動画
イベントの様子をそのまま編集してアップするより、「3分の要約版」を別途台本ベースで作ったほうがコンバージョンが伸びます。AIに「2時間のイベント書き起こしから、3分のハイライト台本を作る」プロンプトを渡すと、要点を整理した台本を出してくれます。書き起こし自体はWhisperやNotta、Otterなどで自動化できます。
動画台本の「測定根拠」をどう取るか
「結果が出てるって、何で測ってますか?」と聞かれることが研修現場で本当に多いので、僕が現場でおすすめしている計測項目をまとめます。
- 視聴維持率(YouTubeアナリティクス・Instagramインサイト): 開始3秒、15秒、終了時点での維持率を毎本記録する
- 平均視聴時間 ÷ 動画尺: これが「実質的な視聴維持率」。50%超えれば優秀
- プロフィールアクセス数 / 動画再生数: SNSでのCTA効果を測る指標
- 外部リンククリック率(リンクスタンプ・YouTube概要欄): 1%超えれば動画自体は機能している
- 動画経由のコンバージョン数: GA4・各種広告管理ツールでUTMパラメータをつけて計測
これらをスプレッドシートで30本くらい横並びにすると、「うちはフックでつまずいてるのか」「CTAでつまずいてるのか」が見えてきます。AIに台本を書かせるときも、この測定データを次のプロンプトに渡すと、PDCAが回るようになります。
セキュリティ・コンプライアンスの運用ルール
AIで台本を作るときに、社内ルールとして整備しておくべき項目を挙げておきます。
- 顧客情報・取引先名を生成AIに入力しない。プロンプトに「顧客のA社が…」と書く場合は仮名を使う
- 未公開の商品情報・価格情報を生成AIに渡さない。リリース前情報は社内環境のローカルLLMか、契約上利用しないAPIだけで扱う
- 生成AI出力は「下書き」扱い。動画化する前に、上長 or 法務 or 薬事の確認を必ず通す
- AI使用の事実を社内で明示。誰がどのAIで作ったかをスプレッドシートに残しておくと、後でトラブルになったとき遡れる
- 素材ライブラリの利用規約を年に1回見直す。BGM・効果音・素材画像の利用条件は変わるので、運用ルール側も更新する
このあたりの社内ルール設計は、AI研修と一緒にやることが多いです。テクニックだけ教えてもルールが追いつかないと事故が起きるので、両方セットで進めるのがおすすめ。
個人エピソード:研修現場で見た「動画内製化が回った会社・止まった会社」
想定シナリオ:従業員50名の地方アパレル企業を例にします。最初は社長が「とにかくTikTok運用」と号令をかけたものの、台本担当が決まらず3週間で停止。そこからプロンプト分業方式を導入し、販促担当2名で月10本ペースを実現する、というのが研修で扱う典型ケースです。重要なのは「台本担当を1人決める」「フック・本編・CTAを分けて作る」「撮影日と公開日をスケジュールで固定する」の3点。仕組みで回すのがコツです。
想定シナリオ:BtoBの製造業企業では、YouTube中尺で「自社の技術解説動画」を月2本作ろうとして、台本が書けず止まる、というケースを想定します。技術系は専門知識を持つ社員が台本を書こうとすると、用語が難しくなりすぎる。これも研修現場でよく見るパターンで、AIに「中学生でも分かる言葉に書き換えて」と指示するプロンプトを追加すると、一気に読みやすくなります。
想定シナリオ:飲食店のオーナー1人運営では、毎日Reelsを1本上げる目標を立てたものの、台本が書けないので「無音で料理を映すだけ」の動画が続いて再生数が伸び悩む、というケースもよく相談されます。フックだけAIに5案書かせて、毎朝1つ選んで撮影、というルーティンに切り替えると、1人運営でも回せるようになります。
あわせて読みたい:AIで書籍を作る手順
- KDP電子書籍をAIで作る手順|著作権と出版準備【2026】 ― 原稿から出版準備までの流れと著作権の注意点
【関連ツール】台本が「AIが書いた感じ」になっていないか確認する
動画台本はナレーションにした時の自然さが命です。書き上げた台本を AIチェッカー(無料) に通すと、AI頻出表現や均質な語彙が引用つきで示されるので、話し言葉に直すべき箇所を短時間で拾えます。
動画台本×AIのよくある質問(FAQ)
Q1. AIで作った台本は、著作権的に問題ない?
AIを台本作成に使うこと自体は、直ちに違法ではありません。文化庁が2024年3月に公表した「AIと著作権に関する考え方について」では、AIを利用して生成した場合でも、既存の著作物との類似性・依拠性が認められれば通常の場合と同様に著作権侵害になり得る、という整理が示されています。実務では「特定の作品・特定チャンネルの台本を再現するような指示をしない」「生成された台本が既存コンテンツの言い回しをなぞっていないか公開前に確認する」の2点を守ってください。BGM・画像・フォントなど台本以外の素材の権利処理は、これとは別に必要です(失敗パターン4参照)。
Q2. AIを使うと、台本1本にかかる時間はどれくらい?
この記事のフロー(構成案→フック→本文化→CTA)なら、慣れれば1本20〜30分が目安です。ゼロから手書きすると2時間以上かかっていた工程なので、体感では1/4以下になります。ただし初回だけは、テンプレ整備と読み合わせ込みで1〜2時間見てください。浮いた時間は撮影と「声に出して読む」チェックに回すのがおすすめです。
Q3. YouTubeショートやリールの台本もAIで作れる?
作れます。YouTubeショートは公式仕様で最大3分・縦向き(アップロードできる最大解像度は1080p)ですが、台本設計上は15〜60秒に収めるのが基本です。この記事の「プロンプト4:短尺SNS用」をそのまま使い、【動画プラットフォーム】欄をYouTube Shortsに書き換えてください。ショートで特に大事なのは、フックがさらに短くなる(最初の2秒)ことと、無音再生前提のテロップ指示です。長尺動画からショートを量産する場合は、台本を書き直すより切り抜きAIで切り出すほうが速いこともあります。
まとめ:今日から始める3つのアクション
- 今日やること: この記事の「即効1:フック生成プロンプト」を1つ、自社商品で試す。10案出して、自分が声に出して読んで違和感のない3つを残す
- 今週中: スプレッドシートに「フック10案」「構成案」「短尺台本」「中尺台本」「CTA10案」の5つを並べた台本ストックシートを作る。テンプレ化して、社内で共有する
- 今月中: 5本〜10本の台本を上記のフローで作り、実際に撮影・公開する。視聴維持率・プロフィールアクセス数・CTRをスプレッドシートで記録し、来月の改善材料にする
動画台本の内製化は、最初の3本くらいまでは「これでいいのか?」と不安になる工程です。でも、フォーマットさえ固まれば、4本目以降は一気にスピードが上がります。AIは台本を書く工程の「6〜7割」を肩代わりしてくれます。残り3〜4割の「ファクトチェック」「法的確認」「自社の声に直す」のところは、人間の責任で必ずやってください。
動画は、たぶん2026年も中小企業の集客で最も投資対効果の高いチャネルです。台本でつまずいて始められないのは、本当にもったいない。今日この5本のプロンプトをコピペして、まず1本書いてみてください。
あわせて読みたい
- ChatGPTビジネス活用 完全ガイド — AIを使った業務効率化全般の体系的まとめ。動画台本もここから派生
- 【2026年最新】AI音声ナレーション・読み上げの業務活用ガイド — 台本を作った後、ナレーション収録もAIに任せたい人向け
- 【2026年最新】AIでSNSコンテンツを量産する実践ガイド — 動画台本以外のSNS運用(画像・キャプション・ハッシュタグ)もAI化したい人向け
- 動画生成AIローカル比較|商用利用ライセンスの落とし穴【2026年8月】 — 台本ができた後、映像素材をAIで作りたい人向け
参考・出典
- Instagram Reelsの仕様(尺・縦型・最大3分対応) — Instagramヘルプセンター(参照日: 2026-05-24)
- YouTube のポリシーと安全性 — Google Help(参照日: 2026-05-24)
- 景品表示法に基づく表示の留意点 — 消費者庁(参照日: 2026-05-24)
- 医薬品等適正広告基準(薬機法に基づく広告規制) — 厚生労働省(参照日: 2026-05-24)
- 著作権制度の解説 — 文化庁(参照日: 2026-05-24)
- ショート動画の作成(最大3分・縦向き・最大解像度1080p) — YouTubeヘルプ(参照日: 2026-08-30)
- AIと著作権について(「AIと著作権に関する考え方について」2024年3月公表) — 文化庁(参照日: 2026-08-30)
- Claude Code 公式ドキュメント(概要) — Anthropic(参照日: 2026-08-30)
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