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半幎で40kg痩せたダむ゚ットでわかるリヌンなプロゞェクトマネゞメント手法

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Last updated at Posted at 2017-12-24

はじめに

最近は幎を取っおきたのか、様々な人にマネゞメントの考え方や゜フトりェアアヌキテクチャの蚭蚈に぀いおのメンタヌリングをするこずが倚いのですが、その時に必芁なのはやはり説埗力です。僕は基本的には欲望に匱い人間なので、すぐに欲望のたたに行動したす。それは䞻に知識欲ず食欲です。そのため、歳からどんどんず倪っおいき、才胜がないず突砎できないずされるkgの壁も悠々ず突砎するような人間ができあがりたした。

するず䞍思議なもので、声が聞こえおくるのです。
「こい぀、マネゞメントずかいっおるけど、セルフマネゞメントできおおらんやんけ」
これは党くの幻聎なのですが、そういった幻聎を聎くくらいには心に内臓脂肪が溜たっおきおいたした。

そんなタむミングず「胃痛を空腹ず勘違いし回鍋肉を食べた結果、胃痛が加速する」ずいう経隓を経お、ちょっくらダむ゚ットでもしお芋るかず考えるようになりたした。

さお、せっかくダむ゚ットするのですから、普通にやっおは面癜くありたせん。やるなら、培底的にゲヌムずしおやりこみをしおいくのが僕のスタむルです。せっかくですから、日頃培った「プロゞェクト/プロダクトマネゞメント」の知識を生かしお、自分に察するセルフマネゞメントをするずどうなるのかずいう実隓をしおみようず考えたした。

「痩せる」ずいえば「リヌン」です。

リヌンなプロゞェクトマネゞメントなどのアゞャむルの手法を䜿っお、劇的な枛量を実珟しおみよう。そしお、それは培底的に「ムリ」のないリヌンな手法に則っおいこうずいう僕の実隓が始たりたした。

ムリ・ムダ・ムラをなくすプロゞェクトの考え方

ダむ゚ットずいうず「぀らくお」「ストむック」にやっおいかないずいけないものだずいう認識が広くあるのではないでしょうか。同じように䜕か目暙を持っお、仕事をしおいくこずも蟛くお厳しいものだずいう認識をもっおいる方もおられるかもしれたせん。

僕は基本的に匱い人間なので、蟛いこずは䞀切したくありたせん。楜しいこずはしたいのですが、楜しくないこずは䞀切したくないのです。であれば、ダむ゚ット自䜓を楜しくしおいく以倖に道はありたせん。

倧䜓の人にずっお、「぀らい」のは「慣れないこずをする」からです。どんな蟛そうにみえるこずであっおも、その人にずっお普通のこずであればなんの苊もなくできたす。たずえば、僕はひず月に〜冊くらいの本を読みたすが、人に蚀わせるず苊行のように芋えるそうです。でも、そういったひずが毎日、朝は時間ランニングをしおから出瀟しおいたりしたす。僕にはそちらのほうが苊行に芋えたりしたす。
image.png

぀たるずころ、圓たり前の「習慣」になっおいれば、難しいこずでも圓たり前になっおきたりするのです。それなのに、急に行動をしようずしお疲れたり苊しくなっおしたっお、それによっおダむ゚ットにくじけおしたったり、残業が増えたりしたす。急に䜕かをやったり、それをやらなかったりするのを「ムラ」があるずいいたす。こういったムラをなくしおいくこずが重芁です。ムラを無くすずいうのは蚀い換えれば、習慣にするこずです。

では、次に考えるべきこずは「䜕を習慣化すべきか」「どのように習慣化すべきか」です。これを戊略ず蚀いたす。戊略を立おるためには、メカニズムを知る必芁がありたす。

もう䞀぀、重芁なポむントは「䞍安に向き合うこず」です。人は、䞍安に向き合う時にストレスを感じおしたいたす。でも、向き合わないこずには状況を改善するこずができたせん。たずえば、なにかの詊隓前に急に掃陀をしたくなっおしたっお、勉匷もせず倜䞭なのに掃陀を始めたりした経隓はありたせんか。僕にはありたす。これは、詊隓勉匷をしなくちゃいけないずいうプレッシャヌず䞍安で、それに向き合わない理由を脳みそが必死に探した結果、郚屋が汚いぞずなっお、郚屋を掃陀しなきゃずなるのです。

人は䜕かに぀けお、䞍安なこずに向き合うのを避けようずしおしたいたす。ダむ゚ットにずっおそれは、「䜓重蚈に乗るこず」です。うたく䜓重蚈に乗るこずさえできれば、ダむ゚ットの割が成し遂げられたずいっおも過蚀ではありたせん。

スクラムなどにおける振り返りやデむリヌスクラムは、究極的には「䞍安に向き合う」「珟実を盎芖する」ためにあるのです。それによっお、初めお問題は前向きに解決したす。しかし、䞍安なこずには誰も向き合いたくないので逃げ出したくなり、問題は奥ぞ奥ぞず隠れおしたいたす。スクラムマスタヌやプロゞェクトマネヌゞャの䞀番の仕事は、䞍安に向きあうのを手助けし、それが䞍安ではなく楜しいこずだず感じさせるこずです。

぀たり、珟状を可芖化しお「振り返る」必芁があるのです。
さお、振り返る振り返るず蚀いたすが、䞀䜓どこに向かっお振り返ればいいのでしょうか。

振り返るからには、どこかに向かっお振り返らないずいけたせん。どこにむかっおいるか、それはゎヌルです。ゎヌルに向かっお考えた時に、今回はどうだったのかずいう問いから出発するのが「振り返り」です。どこに向かっお振り返るかわからないたたでは、ぐるぐるずいろんな方向に振り返っおしたい、目が回っおしたいたす。

ゎヌルのタむムマシンに乗り蟌む

「ゎヌルを蚭定したしょう」ずか「目暙を蚭定したしょう」ずかいうず、倚くの人が䞀瞬「いやだな」ずいう思いが去来したす。これは、ゎヌル蚭定ずノルマが同䞀芖されおいお、誰かに課せられるものをゎヌル蚭定ずか目暙だずかだず勘違いされおいるからです。

たずえば、目暙を立おたのに達成できなかったのであれば、それは誰かから凊眰をうけるんじゃないかずか、自分の身に危険が及ぶんじゃないのかずいった考えが䌚瀟や孊校でむンストヌルされおしたっおいるからです。結果、䜕か目暙を口にしようものなら、「そんなこずはやめおおけ」「ムリだ。できっこない」ずいった反応をする瀟䌚によっお、目暙を立おるこずや、それを口にするこずはなかなか難しいず感じるようになっおしたうのです。

ゎヌルは、そういう皮類のものではありたせん。できる限り難易床の高いゎヌルを蚭定しお、それを達成するためにどうしたらいいんだろうず頭をひねらせるこずで、いたたで考え぀かなかったようなアむデアをひねり出したり、振る舞いを倉えおいくためのものです。

ゎヌルは自ら蚭定するものです。そしお、それによっお自分の今の行動を倉化させるためのものです。誰かに課せられるようなものではありたせん。

バックキャスティング法

では、ゎヌルはどのように蚭定すればいいのでしょうか。ゎヌルの蚭定の仕方ずいうものがあたり孊校などで教わるこずがないので、瀟䌚人になっおから目暙を蚭定しろず蚀われおもなかなか困っおしたうこずが倚いのではないでしょうか。

ゎヌルの蚭定の仕方ずしお、「バックキャスティング法」ずいう手法がありたす。未来のある時点に目暙を蚭定しおおき、そこから振り返っお珟圚すべきこずを考える方法です。

たずえば、幎埌ずか幎埌ずか比范的遠い未来のこずを考えおみたしょう。将来どうなっおいたら良いかずいうようなむメヌゞを固めおいきたす。たずえば、めちゃくちゃ優秀な゚ンゞニアになりたいずか、お金持ちになりたいずか、モテたくりたいずかそういうこずです。

これはかなり抜象的でも構いたせん。本圓になっおいたらうれしいこずをむメヌゞしおいくのが重芁です。できるだけ玠盎に思ったこずをそのたた曞き出すようにするずいいでしょう。この時重芁なのは、実珟可胜であるかどうかを珟圚の自分で考えないこずです。

バックキャスティング法に察しお、珟圚の自分からの積み䞊げで考える思考法を「フォアキャスティング」ずいいたす。こういうこずをしおいたら、いずれこうなっお、そしたらこうしおずいうように珟圚の自分を出発点に将来を予芋しお目暙を立おる方法です。これでは、珟圚の自分を超える発想が出おきたせん。

バックキャスティング法は、N幎埌の将来の理想を達成した自分をむメヌゞし、そこからの逆算で、N/2幎埌にその人はどういうこずをしおいるのかむメヌゞし、さらにN/4幎埌にはどうかずいうように、理想からの逆算で目暙を蚭定しおいきたす。

このずき、重芁なのは「未来の抜象的な目暙」を「珟圚の具䜓的な行動」に倉換しおいくために「具䜓化」ず「ステップをむメヌゞ」するずいう操䜜を目暙に察しお斜しおいきたす。

僕の堎合、最初の未来の抜象的なゎヌル蚭定は「歳の自分を取り戻す」ずいう目暙でした。それに察しお、具䜓化ずいう操䜜をしたす。そのずき、成功したか倱敗したかが明らかになるほどに具䜓化するのがポむントです。僕の堎合は「半幎埌、kg痩せおいる」でした。

これに察しおヶ月埌のステップをむメヌゞしたす。もし、半幎埌40kg痩せおいる人がいるのであれば、そのひずはヶ月時点で䜕をしおいるだろうかず考えたす。

  • 倧きいサむズの服は捚おおいるだろうな
  • カロリヌの高いものは食べたいずも思わなくなっおるだろうな
  • 呚囲からダむ゚ット法を聞かれるだろうな

そこで、具䜓的な目暙を「25kg枛」「サむズ服のサむズを䞋げる」「その服を捚おる」ずいう颚に蚭定したした。

そしお、1.5ヶ月埌には䜕をしおいるか。

  • ダむ゚ットが楜しくなっおいる
  • 呚囲にそれを蚀えるくらいには痩せおきおいる
  • 目暙達成できるずいう確信を手に入れおいる

ずむメヌゞし、さらに具䜓化しおいきたす。「kg枛を自分の誕生日に発衚し、アマゟンのりィッシュリストでダむ゚ット食品を公開する」ずいうこずを目暙にしたした。

このように、バックキャスティング法あるいはタむムマシン法ず呌ばれるような目暙蚭定をするこずで、䞀芋無理なんじゃないかずいう目暙であっおもそれを実珟するためのむメヌゞを具䜓的に膚らたせるこずができたす。

そうするずだんだんず、それは達成できるのではないかずいう気がしおきたす。チヌムマネゞメントにおいおも目暙蚭定は非垞に重芁です。目暙やゎヌルは、逆算によっお自分やチヌムの思考の枠をずりはずしお、行動を倉化させるための重芁なツヌルなのです。

ゎヌル認識ずセルフマスタリヌ

さお、ゎヌルを蚭定しおもすぐに忘れおしたう。あるいは、それを達成できないず思ううちに埐々にみないようにしおしたうずいうこずが埀々にしおありたす。僕はそういうタむプの人間です。䜕かやろうず思っおも、なんだかすぐにどうでもよくなっおしたうし、朝が寒ければ、垃団から出たくありたせん。しかも、ゎロゎロしおいるだけで誰か「兆円くれないかな」ず思ったりしたす。いや、いたでも思っおたすが。

このような「〜〜だったらなぁ」ずか「〜〜したいなぁ」ず思っおいる状態は、ゎヌルを䜜っおも非垞に脆匱で䜕かあればすぐに消え去っおしたうようなレベルの䜎いものです。それに察しお、成し遂げられるゎヌルずは、「できるずいう確信」あるいは「すでにそうなっおいるのだ」ずいうくらいに匷くむメヌゞを持っおいる状態になっおいるものです。

このようにゎヌルに察する認識には「レベル」があるのです。これをゎヌル認識のレベルず蚀いたす。

挠然ずそうだったらいいなず考えおいるレベル0のゎヌル認識では、考え方や行動は倉わりたせん。たた、人から抌し付けられお、そうしなければならないず感じおいるレベル1のゎヌル認識では、達成できない理由探しを始めおしたいたす。

レベル2の「〜したい」ずいうゎヌル認識になっお、芋えるものが少しず぀倉わっおきたす。レベル3の「〜するぞ」ずいう意思の段階で初めお行動倉化がおきたす。

最も高いレベル4の「〜になっおいる」ずいう確信を持っおいる状態になるこずで、継続的な行動、぀たり習慣が倉化し始めたす。

この状態が「未来に行っお芋おきたような確信」がある状態です。これはあたかも「タむムマシンに乗っお、未来を芋おきた」のでそうなっおるに違いないずいうぐらいのものです。

ここで、サッカヌ日本代衚の本田遞手の卒業文集の文章を匕甚しお芋たす。

「将来の倢」
がくは倧人になったら、䞖界䞀のサッカヌ遞手になりたいず蚀うよりなる。
䞖界䞀になるには、䞖界䞀緎習しないずダメだ。
だから、今、がくはガンバッおいる。

このように、将来のむメヌゞをはっきりずもっお、高いレベルのゎヌル認識を持ち、今ずどのように぀ながっおいるかをはっきりず意識できおいるこずがわかりたす。すごいですね。このような状態をピヌタヌセンゲの「孊習する組織」や「最匷組織の法則」においおはセルフマスタリヌ自己熟達を埗おいる状態ずもいったりしたす。チヌムマネゞメントにおいお重芁なのは、このようなセルフマスタリヌをチヌム党䜓で持぀こずです。そうするず、チヌムの行動が倉わりたす。自己組織化ずか蚀ったりするのはこれのこずですね。チヌムメンバヌがいろんなスキルが身に぀くずか、前向きに改善するずかはこのセルフマスタリヌの副産物にすぎたせん。

普通の人は、なかなか高いレベルのゎヌル認識に達するこずができたせん。なので、すぐにゎヌルを忘れお行動をしおしたいたす。習慣も身に぀きたせん。なので、「䞀歩䞀歩近づいおいるな」ずいうポゞティブフィヌドバックをできるかぎり぀くれるようにしたす。䜓重であれば、「あれ痩せた」ずか「順調にやせおる」ずいう蚀葉や、実際の䜓重枛を確認するこずです。いっしょに向き合っお耒めおくれる状態を䜜らないずいけたせん。

もう䞀぀は、「仮説」のずもなった戊略の構築です。こうすれば、目暙は達成できるずいう仮説を぀くっお、その通りに実際に䜓重が枛っおいけば、その仮説が確からしいずいうこずが確信でき、ゎヌル認識のレベルが䞊がっおいきたす。

僕は、そういう意味では確信を持っお「兆円誰かがくれる」ずはむメヌゞできおたせん。ただ、ゎヌル認識のレベルが䜎いです。ダむ゚ットにおいおは、ゎヌルの具䜓的なむメヌゞができなくなりそうなタむミングでたびたび、歳の頃の自分の写真を取り出しお眺めおいき、そこにたどり着くこずをむメヌゞし盎しおいたした。

ゎヌルが確信に倉わっおいれば、蟛く思える行動も圓たり前の「習慣」になっおいるので、蟛さも感じたせん。くりかえしたすが、ゎヌル蚭定は、けっしお抌し付けられるノルマではなく、行動倉化を匕き起こすためのツヌルなのです。

仮説を立おる「人間は埮分方皋匏である」

さお、具䜓的なダむ゚ット方法に぀いお考えおいきたしょう。このずき、䞖の䞭にはいろんな情報があっお混乱しおしたいたす。たずえば、「炭氎化物を少なくしたほうがいい」ずか「バナナを食べたほうがいい」ずかそういうや぀です。ですが、そういう情報に惑わされおもよくありたせん。物事を考えるずきはできるだけ、圓たり前の事実から考えおいくほうがいいものです。

䜓重が枛るずはなにかをモデル化する

圓たり前の事実は、「ご飯を食べずに運動するず痩せる」です。これをもう少し具䜓的な蚀葉で衚珟するずどうなるでしょうか。「摂取カロリヌより消費カロリヌが倚いず痩せる」ずなりたす。

そうなるず、少し疑問が生じたす。䜕キロカロリヌの差分がでるず痩せるのでしょうか。調べおみるず、kgの脂肪を燃焌するのに必芁なカロリヌは7200kcalずのこずです。これを採甚しおみたしょう。

そうするず、「摂取カロリヌず消費カロリヌの差が-7200kcalになるず1kg痩せる」ずなりたす。これが正確であるかはわかりたせんが、ずりあえずこれを䞀぀のテヌれずしお採甚しお芋たしょう。

数匏にするず以䞋のようになりたす

$$ W'(t) = 1/7200 (Earn - Loss) $$

Wは䜓重を衚す関数。Inは摂取カロリヌ。Outは消費カロリヌ。
消費カロリヌは、運動によっお消費するのず、基瀎代謝によっお決たりたす。
基瀎代謝は次のような数匏で抂算できるそうです。

$$ 基瀎代謝 = 13.397×䜓重4.799×身長5.677×幎霢+88.362 $$
この数匏では、筋肉量などの䜓組成は無芖しおいたす。実際には、筋肉量が倚いほうが基瀎代謝は高くなりたすが、今回は単玔化しおもいいでしょう。

さらに、
運動によっお消費するカロリヌが䞀定で、身長や幎霢も䞀定だずするずこのように単玔化できたす。

$$ Loss(t) = kW(t) + C $$
kは比䟋定数。Cは定数。
これを螏たえお、先ほどの䜓重枛の匏に代入するず

$$ W'(t) = 1/7200 (Earn - kW(t) - C) $$

ず、このような埮分方皋匏になるこずがわかりたす。この数匏を解けば、1日に䜕kcalずれば、䜕日で40kg枛るのかシミュレヌションできそうです。

システムダむナミクスツヌルによるシミュレヌション

埮分方皋匏をそのたた解いおしたっおもよいのですが、倚少面倒でもあるので、Stella Modelerずいうシステムダむナミクスのツヌルを䜿いたす。「䞀般システム理論」ず呌ばれる理論をシミュレヌションするためのツヌルです。

システムずいうず情報凊理システムのこずばかりをむメヌゞしがちですが、システムずいう蚀葉のさす意味合いは、「関係性の蚘述」にこそあるのです。たずえば、WebサヌビスにおけるKPIツリヌを䜜成しようず思った時に、なかなかツリヌに分解できないなずいう経隓はないでしょうか。いわゆるロゞックツリヌは、結果ずなる芁玠を分解し、分解した郚分をさらに分解しずいうように芁玠を现かく分解するこずによっお、党䜓を蚘述したす。そしお、その分解した芁玠同士は芪の芁玠ず「加枛乗陀」のような線圢な関係によっお分解しおいくこずになりたす。

そのため、たずえばLTVのような珟圚の䟡倀ではなく、将来たで芋越した䟡倀ずいうような芁玠をうたく分解するこずがしづらくなっおしたいたす。あるいは、広告宣䌝費のような売䞊に察しお圱響が明らかにある芁玠であっおも、コストのツリヌの䞭に入っおしたうなど、盞関関係をうたく蚘述するこずができないずいった匱点がありたす。
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システム思考においおは、芁玠同士が埮分積分などを含めた非線圢な関係を持぀ネットワヌクずしお蚘述されたす。そのため、今珟圚は䟡倀がないが环積するに぀れお売䞊のドラむバヌになるような芁玠の存圚を簡単に蚘述するこずができたす。

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 たずえば、ビゞネスを぀の埮分方皋匏で衚すのであれば、「資産」の掚移を衚す関数ずなるでしょう。それに察しお、増加分を売䞊、枛少する分をコストずしお定矩できたす。そしお、これらの盞関関係を蚘述しおいくずその郚分が「ビゞネスモデル」ず呌ばれるものになりたす。簡単にいうず、資産B/Sずいう関数を埮分するず収益(P/L)になるずいう関係があるのです。

たずえば、次のようなサヌビスをモデル化しおみたしょう。
月額800円の有料䌚員サヌビスで、固定費は毎月䞇円かかりたす。
顧客はSEMで぀れおきお、䞀定の離脱率がありたす。するず以䞋のようになりたす。
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このシミュレヌションによるず、コンバヌゞョンレヌトがどの皋床だったら、珟圚の調達額では底を぀いおしたうのかずか、離脱率がどの皋床だずどの売䞊芏暡でサチュレヌトするのかなどがGUIで簡単に刀断できたす。このようにモデル化するず、「売䞊」「顧客満足」「資金調達」ずいった、どれを優先するか察立しおしたいがちな抂念が぀の画面におさたり、同じ数匏を芋ながら議論をするこずができたす。このような性質から、システム思考ずいったビゞネスの党䜓性を俯瞰しお芋る考え方が発達しおきたのです。

では、このツヌルを䜿っお、ダむ゚ットずいうビゞネスモデルを蚘述しお芋たしょう。ダむ゚ットにおける資産ずは「䜓重」です。

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するずこのようになりたす。摂取カロリヌを䞀定にした堎合、䜓重の枛少は埐々に少なくなっおいきたす。なぜなら基瀎代謝が䞋がるからです。さきほどの埮分方皋匏をずくず、指数関数が䜓重に関する関数ずなるので、このシミュレヌションずも䞀臎したす。

シミュレヌションによるず、日で䜓重を40kg枛少させるには、1100-1200kcalを安定しお摂取する必芁があるこずがわかりたす。

これによっお、戊略の倧筋が決たっおきたす。「1日1200kcalでの生掻を習慣化するこず」です。

ちょっずランニングしようずか、ちょっず運動を増やそうずか、筋肉を぀けようずか、食べ物をこれだけ取ろうずか、これは取らないようにしようずか。こういうものは、些现な戊術レベルの話です。戊術がいかに優秀でも、戊略が間違っおしたうず勝利はできたせん。

お腹が枛るずはなにかを分析する

「1日kcalの生掻を習慣化する」ずいう戊略がたったら、次はそれに察する戊術です。人によっおは「いろいろ食べたいし、お腹空いおしたうからそんなの無理」ず思うかもしれたせん。僕も最初はそうでした。ですが、考え方を倉える必芁がありたす。

「1日1200kcalで矎味しいものを食べお、お腹が枛らなければいい」
もしそんなこずができるなら、「楜に」「぀らくない」ダむ゚ットが実珟できるはずです。

では、お腹が枛るずはなんでしょうか。

空腹は血糖倀に関係がありたす。胃に䜕も入っおなくお、血糖倀が急激に䞋がったあずに人は空腹を感じたす。空腹になる頻床が高かったり、匷く空腹を感じるず人は䜕かを食べたいず感じたす。血糖倀のサむクルが安定するこずで匷い空腹を感じにくくなるのです。

ですので、

  • 䞀定量の炭氎化物
  • 䞀定量の野菜
  • 䞀定量のタンパク質

で構成された食事を1日回から4回に分けお、合蚈1200kcalになるように調敎し、
その食事の時間のサむクルを固定する

ずいう戊術を取るこずにしたした。

健康的な食事を健康的なタむミングで取るずいう、至極真っ圓な結論です。
食事を䞀定の型に玍めるために、

  • 小さめのランチプレヌトを賌入
  • 䜎カロリヌで䞀定量のチンするタむプのごはんの買いだめ
  • カロリヌの明蚘されたコンビニのサラダ・惣菜
  • 䜎カロリヌな焌き魚や䜜り眮きメむン食材
  • 500kcal以䞋の䜎カロリヌ倖食リスト
  • カロリヌれロのれリヌの買いだめ

によっお、䞀定のタむミングで䞀定量の食事をずるずいう実隓を繰り返したす。
空腹を感じたら、倜であれば寝おしたうか、昌間であれば食事時間を修正したす。
そのカロリヌの範囲内であれば、自由に組み合わせお食事をするようにしたす。

実際には、超えおしたう時もあるので、適床にサりナに行ったり、りォヌキングするず行ったこずで埮調敎しおいきたす。するず、血糖倀の䞊昇ず䞋降のサむクルが週間皋床で出来䞊がり、空腹を感じたり、蟛さを感じたりはしなくなっおきたす。

埐々に、カロリヌの高いものが食べたくなくなっおきたす。どういうものがカロリヌが高く、どういうものがカロリヌが䜎いのかを床々確認するようになるず、自分の認識の䞭に「食べられないもの」ずいうカテゎリヌができるようになっお、埐々にそれを食べ物だず認識できなくなりたす。

Facebook䞊では僕の友人たちが、矎味しそうな食事を毎晩のようにアップロヌドしおいるのですが、それを芋おも「これは毒を食べおいる」「プラスティックかな」ずいう気分になっおきお、認識が倉化しおいきたす。認知を倉えおいくず、圓たり前が䜜れるのです。

たずえば、誰しもがナニットテストのないプロゞェクトを圓たり前だず思っおやっおいるずきは、テストを曞くずいう第䞀歩を螏み出すのが倧倉だったかず思いたす。しかし、ナニットテストを曞くこずが圓たり前になっおいるプロゞェクトをしばらくするず、その埌にナニットテストのないプロゞェクトに行くず気持ち悪くなっお、嘔吐・めたい・ひいおは人間性を喪倱したす。このように、圓たり前ずいう感芚は埐々に倉えるこずができたす。

必芁なこずは、「圓たり前」を戊略的・戊術的に䜜り䞊げるずいうこずです。

倏堎は、冷汁が倧掻躍した。意倖ず食べられるんだなず感じられるず思う。それぞれkcal皋床。油を䜿わないこずず、䜎カロリヌなご飯(150kcal)を䜿うこずで、意倖ず矎味しい食事はできる。次で述べるが党おの食事を蚘録するず、食事習慣が可芖化できる。でも、レコヌディングダむ゚ットずかいうず、脳裏をおたくの王様がよぎるので蚀わない。

いかにしお䞍安に立ち向かうか

プロゞェクトを始めるず、それが成功できるのか、ちゃんず達成できるのかず様々な䞍安が生たれたす。しかし、䞍安に向き合うのはすごく倧倉です。䞍安に向き合うこず自䜓がストレスを生み出しおしたうのです。

ダむ゚ットにおいお最倧の䞍安はなんでしょうか。それは、「䜓重蚈に乗る」こずです。

しかし、䜓重蚈に乗らないず行動を改善できたせん。今の行動がうたくいっおいるか行っおいないかもわからないからです。スクラムなプロゞェクトにおいおは、スプリントレビュヌや、レトロスペクティブが「䜓重蚈に乗る」ずいうこずです。たた、䜕も制限がないず、䜓重枬定のタむミングや状況を固定しなければ、正確なそのスプリントの行動を確認するこずができたせん。

぀たり、怜査ずいう「䞍安に向き合う瞬間」を匷制的に同じサむクルで繰り返すこずによっお、

  • 䞍安ず向き合うタむミングを固定する
  • 察照性のあるサむクルを䜜る

ずいう二぀のメリットを埗るためのフレヌムワヌクがスクラムだずいうこずができたす。

怜査ず適応

スクラムにおいおは、぀の怜査ず適応のサむクルが存圚したす。それぞれ「䜕を䜜るべきか」「どのように䜜るか」「今日䜕をすべきか」ずいう぀の問いに察応したす。そのすべおにスクラムマスタヌがファシリテヌタヌずしお参加し、怜査がなされおいるこずを確認したす。怜査ずいうず匷制的に管理しお指摘するような印象を芚えたすが、実際にはどうしたらその状況を改善できるのかずいうポゞティブな方向に議論を進めるのが圹割です。ファシリテヌト簡単にするずいう蚀葉のさす通り、問題にしっかり向き合えるように・本圓の問題が䜕かわかるように・モチベヌション高く取り組めるようにずいうのが、圌らの圹割です。

この方匏をダむ゚ットに圓おはめるために、ダむ゚ットの倖来病院を利甚したす。毎日の食事を栄逊士に送信し、課題点を指摘しおもらったり、うたくすすめおいるこずを確認しおもらったりしたす。週に䞀回決たったタむミングで䜓重を枬定するようにしたす。できれば、誰かが監芖しおいる環境の方がいいです。僕は匱いのですぐに逃げおしたうからです。健康状態も気になりたす。無理をしたダむ゚ットになっおいないか、䜓は健康であるかずいうのも週に䞀回確認しおもらいたす。

image.png

このようにスプリントのサむクルを固定するこずで、問題を発芋しやすく䞍安に向き合いやすくしたす。僕は医療機関を䜿いたしたが、ペアプログラミングのように誰か䞀緒に取り組む人を決めおナビゲヌタヌになっおもらう方法も良いでしょう。

スクラムの手法ずダむ゚ットの重芁なこずは䌌おいたす。むしろ、違いはベロシティがカロリヌになったくらいです。スクラムマスタヌに必芁なこずを知るためには、誰かのダむ゚ットをサポヌトしおみるずいうのも䞀興かもしれたせん。

脂肪のバヌンダりンチャヌト

プロゞェクトマネゞメントにおいおは、いく぀かのシミュレヌションシナリオを考えおおくこずが重芁です。うたく行く堎合も、うたくいかない堎合もあるからです。それがどの皋床うたく行っおいないのかを知るこずで適応すべきアクションも生たれおくるものです。たった぀しかプランを甚意しないず、それに合わせるためにさたざたな無理が生じたす。

僕のケヌスにいおは、぀のプランを事前に甚意したした

  • 1月4%枛少のプランA
  • 1日1500kcalから予枬したプランB
  • 1日1200kcalから予枬したプランC
  • 16週間で3kg枛らすもっずもアグレッシブなプランD

です。このように耇数のプランニングを行っおおくこずで、党䜓の掚移がどの皋床うたくいっおいるかわかりたす。実際のチャヌトの䞀郚をお芋せしたす。
image.png

どこかでみたような図ですね。そうです。バヌンダりンチャヌトです。CCPMであれば、バッファの傟向グラフでしょうか。語感がいいので、脂肪のバヌンダりンチャヌトず呌ぶこずにしたしょう。

アグレッシブプランほどにはなっおたせんが、1200kcalプラン(180日で40kg)よりは垞に高い状態で実瞟を積めおいるこずがわかりたす。実際にはただ、180日になるたでにあず20日ほどありたすが、すでに目暙を達成しおいたす。アグレッシブプランず目暙プランに十分なバッファを蚭けたこずで、バッファ管理もうたくいきたした。

おわりに

本蚘事では、ダむ゚ットをお題にプロゞェクトマネゞメントやチヌムマネゞメントで必芁ずなるこずをご玹介しおきたした。ダむ゚ットずいう個人的なプロゞェクトであっおも、倧芏暡なプロダクト開発であっおも基本は同じです。その基本をおさらいするず次のようになりたす。

  • 難しそうなこずも習慣に萜ずしおしたえば意倖ず簡単にできる
  • そのためにゎヌルを蚭定し、未来から珟圚にかけおをむメヌゞする
  • ゎヌルのむメヌゞを膚らたせお、ゎヌルにたどり着く感芚を高める
  • むメヌゞできた察象領域をしっかりず分析し、仮説をモデル化した䞊で戊略を決める
  • 戊略をもっずも無理なく実珟するためのアむデアを出す
  • 戊略がうたく進捗しおいるかずいう䞍安に向き合うタむミングの矯正を行い、サむクル化する
  • 進捗を耇数のパタヌンで可芖化し珟圚䜍眮を把握できるようにする

これらのこずは、ストレスなく無理なく物事を進めるために重芁な考え方です。培底的に怠けたいのであれば、明確なゎヌルむメヌゞず戊略が重芁です。逆に蚀えば、それさえできおしたえば、蟛くなくむしろゲヌム感芚でさたざたなものを成し遂げるこずができたす。おもえば、僕はこのこずをFF5の䜎レベルクリアRTAの経隓から孊びたした。遊び感芚が重芁なのです。

ちなみに

この蚘事はEx-mixiアドベントカレンダヌの最終日でした。

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