↓ノベルティを憎めない①↓
ぬいぐるみストラップを買った。
手に取った瞬間、
ノベルティたちが「ほら、また。」と、
にやにやしている絵が浮かんだ。
チェーンじゃない。
ゴム紐でもない。
どこかにぶら下げるには、あまりにも頼りない細い糸。
案の定、バッグから取り出すときに切れた。
わかってたんだ。今回は。
気づかなかったわけでも、使いこなせなかったわけでもない。
ただのぬいぐるみになるって、知っていた。
どんどん増えて、
だんだん私色の世界になっていく。
壁の隙間も、増える埃も、華やいでいく。
役に立たない。使えない。意味もない。
それでも、
やっぱり私は、
ノベルティを愛してしまう。