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Photo byzono821

カサンドラ症候群の私が、同居中にこっそり続けていたこと

    パスワードだけが守ってくれた場所

    DVを経験してから、私はブログを書き始めました。

    まだ元夫と同居していた頃のことです。

    ノートや手帳に書いて家に置いておくのは、怖かった。

    読まれて逆上されるかもしれない。

    だから、パスワードに守られた場所が必要でした。

    誰にも見られない。でも、ちゃんと存在している。

    そんな場所が、ブログでした。


    久しぶりに開いてみたら

    最近、そのブログを久しぶりに開きました。

    同居していたあの頃の記録が、そのままそこにありました。

    日々、元夫に文句を言われないよう気を使いながら。

    家の中で極力、元夫と出会わないよう動線を考えながら。

    調停、裁判――その手続きまで、全て私がやらされながら。

    読み返して、思いました。

    「あー、そんなこと、あったあった」

    そして――

    本当に頑張っていたんだな、あの頃の私。


    愚痴でもない、相談でもない

    父は高齢で、アスペルガー症候群というものが理解できませんでした。

    だから、どんなに話を聞いてもらっても「ただの愚痴」としか受け取ってもらえなかった。

    友人にも、毎回話せるような内容じゃない。

    でも、飲み込むには膨大すぎた。

    間違ってる、自分勝手、相手を尊重しろ!

    誰かにそう言われてもいい。

    でも、私にも自由があっていい。

    そう思って始めたブログでした。

    見知らぬ誰かの「いいね」が、支えてくれた

    意外にも、読者がついてくれました。

    どこの誰かはわからない。

    でも、「いいね」をもらえると――

    日々のいら立ちを、押さえることができました。

    共感してもらえるだけで、あの頃の私には十分だったんです。


    感情は、溜めなくていい

    気持ちを言葉にすることは、心の整理になります。

    すごく嫌なことがあったときは、殴り書きになる時もある。

    暴言が出る時もある。

    でも、人間だから仕方ない。

    独り言と思えば、言い過ぎなんてない。

    言い過ぎたと気づいたときは、気持ちを改めればいい。それだけです。


    自分を、自分の手で守る

    カサンドラ症候群になってしまう方は、自分が我慢すればと思ってしまいがちな、優しい方が多いと思います。

    でも、周りを見てください。

    みんな、自分という軸を守ったうえで、人に優しくしていませんか?

    誰も傷つけない場所で吐き出して、笑顔で現実に戻ればいい。

    まず、自分を自分の手で守りましょう。

    あなたの感情には、吐き出される場所が必要です。

     
     
    カサンドラ症候群を30年経験し、 離婚という選択をしました。 その中で気づいた視点の変化、 そして心が少しずつ軽くなっていった過程を 同じように悩んでいる方と分かち合いたいと思っています。

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