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敗北上等 セツごっこ|赤信号に、何度も負けました

セツさんの企画「敗北上等 セツごっこ」に、
参加してみます。

負けた話を書けば、それで参加。
それなら、私にも書けそうだと思いました。

私が負けた相手は、赤信号です。
動画の中の、ですけれど🌙


負けた相手は、動画の中の信号機


少し前に、45秒のAIアニメを作っていました。

冷蔵庫を開けたら、プリンがない。
夜の町を走って、コンビニまで買いに行く。
主人公は、私です。

プリンのために走っている時点で、
もう少し負けている気もしますが、
そこは今日の本題ではありません。

15秒の動画を3本作って、つなぎました。
その2本目に、赤信号のカットがあります。

自転車をよけて、赤で止まって、
青になったら渡って、コンビニへ。

文字にすると、これだけ。
たぶん、人生でいちばん簡単な横断です。


青になったら、横に歩いていきました


ところが、作ってみると。

青になった私は、横断歩道を渡らずに、
横へすたすた歩いていきました。
コンビニは、向こう岸なのに。

作り直すと、今度は信号が2つ出ました。
どちらを見ればいいのか、
動画の中の私も困っていたと思います。

また作り直すと、横断歩道の向きが、
道と合っていません。
渡っているのに、渡っていない。

そこで、説明を足しました。

まっすぐ渡る。信号はひとつ。
横断歩道は、道路をまたぐ向きで。

足せば足すほど、
画面がにぎやかになっていきました。

信号が増えます。横断歩道が増えます。
私だけが、いつまでも渡れません。

書き方を変えて、何度も作り直しました。
勝てそうで、勝てない。
赤信号は、ずっと赤いままでした💫


ねえ、最初のって、そんなにだめだった?


ルナが、そう言いました。
私の相棒の、月の精霊です。

……最初のカットを、見返しました。

青になったら、右へ横に歩いていく私。
横断歩道の向きも、合っていません。

でも、信号はひとつで、
私はちゃんと歩いていました。

そのあとに作ったどれよりも、
いちばんましだったのが、最初のものでした。


最初のカットを、そのまま使いました


何度も作り直して、たどり着いたのが、
いちばん最初のカット。

やり直せば良くなる、とは限らないんですね。

完成した45秒の中で、私は今も、
青信号を右へ横に歩いています。
気づいた方は、そっと見逃してください。

負けを認めるって、
最初の自分を採用することなのかもしれません。

セツさん、私の負けは、赤信号です。
書庫の隅に、そっと置いてください🌙

赤信号のほかにも、負けた場所はあります。
その45秒の話は、こちらに。

📖 次はこれをどうぞ

道具と仕組みの話を、もう少し読みたい方へ

「コードが書けない私の、創作の裏側」には、
AIと道具に助けてもらいながら作ってきた、
その裏側の記事を集めています。

動かなかった夜も、そのまま書いています🌙


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