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Photo bynngk29

祖母との別れと忙しさ

    先日、母方の祖母が他界しました。

    そう言うと、みなさん一様に表情を曇らせ、「心痛お察しします」のようなお悔やみの言葉を返してくれる。

    だが、私にとっての「祖母との別れ」は、そんな生ぬるいものではなかったと、ここに断言しておきたい。

    私は、昨年の1月に母方の祖父を亡くし、この6月の中旬に祖母との別れを経験した。大好きな祖父母との別れは、当然悲しいものではあったのだが、それ以上に忙しく、「悲しむ暇さえなかった」というのが、正直なところである。

    葬祭関係のあれやこれやに始まり、役所周りや銀行関係の手続きなど、私が先陣を切って動かなければならない事柄が山ほどあった。

    そして、両親を失った悲しみと、親戚関係の対応に心を砕いている母の存在。私は「やるべきこと」に圧倒されて、祖父母の死を悲しむ余裕がなかった。

    そんな毎日を数日過ごしたところで、仕事に出勤する日がやってきた。数日間、忌引きで休ませてもらったものの、メンタルの回復からは程遠い状況での出勤。正直、しんどかった。

    加えて、同僚が1週間休み、そのフォローに奔走しなければならないというスタートダッシュ。これまた、悲しみに暮れる余裕もない。

    そんな数週間を過ごした今、私はというと、気力・体力共に、すとんと力が抜けたような状態にある。決して、悲しみのどん底にいるわけではない。自分でも、よくわからない、ふわふわとした感情の中にいる感じだ。

    この状態がどれくらい続くのか、いつになったら回復するのかはわからないが、言語化することで、何か変化があればいいなと思ってここに記しておく。

    #創作大賞2026 #エッセイ部門

     
     

    ゆめ

     
     
    📚本とことばを片手に、日々を探検中。 中学校で国語を教えながら、読書・手帳・文章を書くことを楽しんでいます。 教育のこと、本から受け取ったこと、自分の内側で見つけたこと。 考えたことを、自分なりのことばで残していくnoteです。🌿

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