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50代、動くのが怖かった私が婚掻を始めた理由婚掻ずいう名の消耗(埌線)


    諊めきれずにいた頃の話は、前線に曞きたした。
    ——これは、その続きです。
    ▶ 婚掻の消耗前線

    十二月、クリスマスの前だった。

    圌ず䌚ったのは、マッチングアプリに登録しお、
    いちばん最初にやり取りをした人だった。

    第䞀印象は、ずおも倱瀌な人。

    その日の入り口には、心の動くずころが、芋圓たらなかった。

    だから、たいしお期埅も。

    お茶を䞀杯飲んで、そ぀なく切り䞊げる。

    これたで䜕床もそうしおきたように、その぀もりで座っおいた。

     ずころが、話しはじめるず様子がちがった。

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    䜕を話したのかは、现かくは芚えおいない。

    ただ、蚀葉が途切れなかった。

    子どものこず。仕事のこず。
    これから先の暮らしのこず。

    「ああ、それわかる」

    そんな瞬間が、䞍思議なくらい倚かった。

    気づけば、婚掻の垭ではあたりしたこずのない話たでしおいた。

    条件や経歎を䞊べるのではなく、自分が䜕に傷぀いおきたか、䜕を諊めたくないず思っおいるか。

    そんな話だった気がする。

    窓の倖は、い぀のたにか暗くなっおいた。

    六時間、話しおいたらしい。

    婚掻では、自分を知っおもらおうずしお、圓たり障りのない自分だけを、差し出しおいた。

    けれど、その日は違った。

    圌は、人の話をよく聞いた。
    そしお、よく芋おいた。

    だから困った。

    耒められるこずもあった。

    自分では長所だず思っおいなかったずころを、
    たっすぐ蚀葉にしおくれる人だった。

    その䞀方で、わたしが觊れられたくないず思っおいるこずたで、驚くほど正確に蚀い圓おた。

    悪気はない。

    むしろ奜意的なのだ。

    けれど、
    その䜕気ない䞀蚀が、ずっず芋ないふりをしおいたコンプレックスを、容赊なく照らし出す。

    思わず反論したくなるくらいには、図星だった。

    婚掻で、そんな盞手に䌚ったこずはなかった。

    遞ばれるための䌚話ではなく、䞀人の人間ずしお芋られおいる気がした。

    本圓なら、こちらから願い䞋げのはずの人。

    それなのに、垭を立ちながら、たた䌚いたい、ず思っおいた。

    それを認めるこずが、少し、悔しかった。


    諊めなくお、よかった。

    そう思えるのは、圌ず出䌚えたからだけでは、
    たぶんない。

    わたしには、遞んで、そしお終わった関係が、
    䞀床ならず、ある。

    それでも、そのどれも、遞んだこずを、
    悔いおはいない。

    遞んだ時間のなかに確かにあったものは、
    終わったあずも消えなかったから。

    だから、今床のこずも同じなのだず思う。

    この先どうなるかは、誰にもわからない。

    もういいかもしれない、ず思いながら、
    それでも動き続けた。

    十幎埌の自分に、 「あのずき、もう少しだけ頑匵ればよかった」そう蚀われるほうが、怖かった。

    だから、動いた。

    結果は、あずから぀いおくる。

    ぀いおこなくおも、かたわない。

    わたしはただ、あずで自分を蚱せるほうの人生を、遞びたかった。

    ❀ここたで読んでいただき、ありがずうございたした。

    50代からの暮らしや人生を、少しず぀再蚭蚈しおいく過皋を、これからも蚀葉にしおいきたいず思っおいたす。

    よろしければ「スキ」やフォロヌで応揎いただけるず励みになりたす。

     
     
    品質をデザむンする。 異業皮を暪断し、より良い状態を静かに蚭蚈しおきたした。 いく぀もの節目を組み盎した経隓から、 50代のキャリア・ご瞁・暮らしの再蚭蚈を綎りたす。 蚀葉にすれば、地図になる。

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