【北欧フィンランド旅 #5】ニッターの聖地Snurre。毛糸と夢が詰まったヘルシンキの楽園
ようやく3分の2を書き上げた北欧フィンランド旅。前回の#4旅編みにつづき、毛糸を愛してやまない女がボンジュール。
非日常を楽しみつつも「暮らすように旅をしたい私」にとって、旅行先で欠かせない訪問場所といえば、スーパーマーケット、ドッグ関連ショップ、そして毛糸屋さんだ。
好きなものが増えると、なんというか、旅のメリハリができていい。最近だと、目的地を知ったときから、何よりも血眼になって毛糸屋さんを探す(笑)。
若かりし頃の旅は、ミーハー魂全開で、旅行ガイドに書いてあるマストな美術館とかモニュメントをみて、評判のレストランを探しては美味しいものに舌鼓を打ち、酒を浴び、ただただ日頃のストレスを解消することに特化していた。
こんな旅も大好き(できることなら今すぐにでもしたい)。でも、今の「スローライフな私」にしっくりくるのは、旅でも自分の好きなものにどっぷり向き合って、自宅に戻ったあともその余韻で生きていけるような、そんな旅だ。
ヘルシンキ市内の毛糸屋さん
フィンランドの街を、歩き、バスにのり、トラムにのり。2度ほど、バス内で編み物をしている人を見かけた。さらに、私の着ているPetiteknitのNo Frills Sweaterと同じデザインのセーターを着ているひとにいたっては、3人見かけた。「おそろい!おそろい!!素敵!!!」って、喉の先まで声が出かかったんだけれども、シャイな性格が邪魔をして声をかけられなかった。
おや?北欧だけあってやっぱり編み物さかん・・・?
K- Marketで仰天
予感は的中。ヘルシンキ市内のKamppiというバスのターミナル駅に併設された比較的大きなショッピングモールのなかにある、K-Marketという生鮮食品から雑貨まで揃う普通のスーパーマーケット。
夕食の買い出し中、ぶらぶらしていたら突如目の前に現れた毛糸売り場・・・!素材も色も、バリエーションが豊富!

フランスでは見かけないけれど、日本のユザワヤでは手に入るらしい
北フランスの巨大カルフールでも毛糸は一応売られているけど、これの30分の1くらいしか売ってないね。ここに編み物人口の多さを実感した。人々の生活に根ざしている感じがする。
毛糸を愛するものたちへ、Snurre
さて、毛糸に取り憑かれた私が訪れた本命のお店が、Kamppi駅から歩いて程ないところにあるSnurreというお店。本当はすぐに来たかったけれど、日曜はクローズしていたので最終的に来られたのが帰国前日の水曜日。


ここは天国ですか?


夢に出てきてほしい


こんなアトリエがほしい


手前は次回候補のひとつAgnete Sweater


フランスのメルスリーだと大抵注文になってしまうので。。

現地のものを選びたいときにとてもわかりやすい

編み欲が刺激されて仕方ない


vs ひたすら待つOtto氏。苦痛
日本のブランドの糸や道具もたくさん揃っていて、品揃えの豊富さも、店員さんの知識の深さも、どれをとっても今まで訪れた毛糸屋さんの中で暫定No.1。フィンランド産の毛糸をなにかと思って訪れたけれども、すでに編みたいものがたくさんありすぎてパンク状態なので、今年の冬に編もうと思っているこれまたPetiteknitのニット用にノルウェーのSandnes Garnのウールを購入。それから、可愛いアルパカのマーカーも一緒に。

あまりの天国ぶりに興奮しながら、入店そうそう店員さんにカメラ回してもいい?と尋ねたら、もちろん!と二つ返事がきた。結果、1分近いリール動画が作れてしまうくらいカメラロールが埋まってしまいましてね。よかったらご覧あれ。
Snurreには絶対またいく。そのためにフィンランドに行きたい。なんなら、Snurre専用スーツケースを引っ提げて買い付けに行きたいくらい。
毛糸のホームセンター?Lankamaailma
大本命のSnurre以外にも、ヘルシンキ市内の毛糸屋さんを何軒か尋ねた。まずは、ヘルシンキ市内中心部からは少し離れた場所にあるLankamaailma。日曜日は午後から空いてくれていること、そして中心地からこのお店にいくよりも宿泊していた郊外のホテルからのほうが近い距離にお店があったことから訪問がかなったお店。

このお店がヘルシンキ初訪問店だったので、入店早々、目に入る圧倒的な毛糸の量に、興奮度MAX。





ノルウェーとかデンマークの毛糸が多め



こういうのは単体か白のメリノとかと合わせると面白いのかな
おしゃれセレクトショップ、Taito Shop
スオメンリンナ島行きのフェリー乗り場がある、市内中心部の港にほぼ面したお店、Taito Shop。ヘルシンキ初日にお店のウィンドウ越しに毛糸が見えたのを見過ごさなかった。私の敏感な毛糸センサー、我ながら信頼できる。

お店自体は、毛糸以外にも素敵な雑貨が並ぶおしゃれなセレクトショップ。素敵な商品がたくさんで、危うくお茶碗使いもできそうな1店モノのボウルを買いそうになった(毛糸爆買いに備えて思いとどまった)。

店員のマダムと編み物談義を少々。私が、「バスの中で編んでる人もいたりして、フィンランドの方々ってニッティングラヴァーなのね!」といったようなことを話せば、「その通り、フィンランド人はいつでもどこでもみんな編んでるわよ、あっはっは」とマダム即答。
SnurreもLankamaailmaもTaitoShopも、ヘルシンキで訪れた毛糸屋さんはどこのお店もおしなべて店員さんが優しかった。お互いカタコトの英語だけど、好きなもので繋がれる同士、そこに国境はないのか。
Snurreで買った毛糸が、糸を結んで布となり、1枚のセーターとなる。
それを身につけるたびに、ヘルシンキの毛糸屋さんで過ごしたあのひとときが、旅の記憶として私の中にずっと残り続けることだろう。
・・・ま、買った毛糸はノルウェー産だし、季節はこれから夏だし、編むのは冬用セーターだけど?(そんなの気にすんな!)
・・・あ、Mocotknit🐶🧶のシーズンも、きっとくる。どうしよう、手、足りないよ?(だから何度でも言う、手をください千手観音様!🙏)
