Maggie Cardiganを夏糸で編む|レモンイエローのサマーアンサンブル
真っ白な相棒🐶がいなくなって、初めての夏。
真っ黒なお嬢🩵がやってきて、初めての夏。
そんな2026年夏のテーマは、レモンイエロー。新しい風を取り込みたくて、今まで身につけたことのない色に挑戦したかったのかもしれない。
先月、レモンイエローで編み上げたのが、Limoncello Tank。糸は、ノルウェーの毛糸メーカーSandnes Garnの、Tynn Lineを使った。

レモンイエローという色も、Sandnes GarnのTynn Lineという細糸も初めてで、まさにチャレンジングな1枚。すぐに割れる糸の扱いにくさには辟易したものだけど、そのマイナスを圧倒的に上回る水通し後の軽さ、手触りの良さ、着心地の良さ。デザインも1枚で主役に、インナーでちらっと、どちらも素敵で、真夏のユニフォームにしてもいいくらい気に入った。
といっても、このタンクというかキャミソールを1枚で着て出歩く勇気は、海外住みが長くなってきたとはいえさすがにできませんで。家の中では全然気にしませんがね。
このトップスに合う羽織がほしいなあ・・・そういえば夏用のカーディガンって編んだことがないので、この機会に挑戦してみよう。
現在、手持ちの既製品の薄手ニットカーディガン。ラインナップは黒・黒・黒・黒・ネイビー・白・白・白・ブルー・赤みたいな感じ。ベーシックな色は既製品にお任せするとして、せっかく夏のカーディガンだから、夏らしい色で作りたい。って、ん・・・?Limoncello Tankと同じレモンイエローで編んでアンサンブル使用もできるようにすればいいんじゃない?
Sandnes GarnにはTynn Lineと同じ素材構成(53% コットン、33% ビスコース、 14% 麻)でただ太くなっただけのLineという糸が存在する。というか、逆か。Lineを細くしたものがTynn Lineね。「Tynn=細い」、編み物でほんの少しノルウェー語を学ぶ副次効果、よきかな。ちょうど、LineにもTynn Lineと同じレモンイエローが展開されているので、このLineのレモンイエローでカーディガンを編めばパーフェクトじゃないの、ねえ?
思いつきからあっという間に糸は決まった。あとはデザイン。
あの黄色ならホワイトはもちろん、夏の定番ユニクロのノースリーブ黒ワンピやマリハのグレーマキシドレスにも合うだろうし、とにかくシンプルでコンパクト、上品な感じがいい。
シンプルミニマムなデザインといえば、お馴染みのPetiteknit。2Buy1Freeのセールでまとめ買いしたパターンのひとつ、Maggie Cardiganを思い出した。
カジュアル見えするラグランのトップダウンでなく、サドルショルダースリーブというつくりのカーディガン。Geminiによれば、「コンパクトに着たい」「セットインスリーブ(普通の袖付け)のようなきちんとしたキレイめ感を残したい」というときに最高の構造とのこと。
スタイル: 華奢なシルエットを引き立て、上品なフレンチシックやクラシックスタイルに仕上がります。
相性: アンサンブル使い、綺麗めのノースリーブワンピースやハイウエストデニムとの相性が抜群です。
指定糸はカシミア(お値段!)もしくはメリノ+シルクモヘアだけど、ゲージが合えさえすれば夏糸でも編めるだろう。これに決まり!
ネットショップで購入した糸は早々に届き、わくわくのキックオフ。

LINEは余裕をみて7玉購入。万が一足りなくなったら、Limoncello Tankで余ったTynn Lineのレモンイエローが2玉近くあるので、それを2本どりで使えばよかろう。

ゲージはなんとなんとパターンとぴったり。思いつきからここまで、全部がぴったりハマってうれしい。XSサイズで編み始める。

そこから肩を片方ずつ広げていく


編み終える前に、カーディガンを編む時のもうひとつの楽しみ、ボタン選びをしてしまおう。





カーディガン本体が編めたら、最後にボタン部分の前立てと襟立てを編む。

編み目をきれいに拾うのが永遠の課題。今回はそこそこ綺麗に拾えたのではなかろうか。

糸始末をして、水通しに入ろう。ついでにその先のプロジェクト用のゲージをとったので、一緒に水通し。気が早い。

数日待って乾いたら、最後の一仕事。ボタンをつけて、今度こそ完成。

夏糸で編むMaggie Cardigan、完成。
これだけシンプルなカーディガンなので、当初の目論見どおり、ベーシックなものにさらっと羽織るだけで夏気分をひとつ高めてくれそうだ。



元気の出る組み合わせ😍
そして、Limoncello Tankとのアンサンブル。
Tynn Lineで編んだLimoncello Tankと、Lineで編んだMaggie Cardigan。LineはTynn Lineよりもずっと編みやすかったし、同じ色で太さ違いの糸を組み合わせる楽しさを知ることができた。

真っ白な俺🐶がいなくなって迎えた最初の夏。気分のままに選んだレモンイエローだったけれど、編み終えた今となっては、この夏を象徴する色になった気がする。
タンクトップ1枚から始まって、カーディガンが加わり、今年だけの小さなアンサンブルができあがった。 この黄色を見たら、きっと2026年の夏を思い出すことだろう。
そして、大は小を兼ねるスピリッツで買った毛糸は今回もやっぱり余った。ということは、レモンイエロープロジェクトは、まだ終わらないらしいとかなんとか・・・?

