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いつまでも女でいる、ってこういうことかもしれない|50代おひとりさまが年下の女性に教わった日

    だいぶん年下の女性と、
    ゆっくり話す機会があった。


    なんの拍子だったか、お化粧の話になった。

    私は正直に話した。
    コロナのころから、なんとなく手を抜きがち〜

    外に出る機会も減ったし、
    誰に会うわけでもないと思っているうちに、
    基礎化粧もずいぶん雑になっていたこと。


    そうしたら彼女が、やさしく、
    でもまっすぐに言った。

    「少し意識するだけで、
    自分に自信が持てるんですよ」


    その一言で私のなかの、
    しまいかけていた何かが、
    ふっと顔を出した気がした。

    そういえば、いつ頃からだろう。

    「今日は誰にも会わないから」

    「もう若くないし」

    そんな言い訳を、少しずつ自分に許してきていた。

    でも彼女の言葉のなかには、
    年齢の話なんか一度も出てこなかった。


    「自分のために、ちょっと意識する」

    ただ、それだけの話だった。

    いつまでも女でいるって
    こういうことかもしれない。


    人に見せるためじゃない。
    「いい歳して」って言われないためでもない。
    自分が、自分のことをちゃんと大切にしているか。

    その確認のために、ちょっと手をかける。
    それだけのことなのかもしれない。


    帰り道、ドラッグストアの前で、
    ふと立ち止まった。

    すぐに何かを買うわけじゃないけれど、
    まず基礎化粧から、
    もう一度ちゃんと向き合ってみようと思った。

    50代後半だからと、私はちょっと早く
    諦めかけていたのかもしれない。

    だいぶん年下の彼女に、
    教えてもらえてよかった。

    いつまでも自分のことを
    「ちょっと大切に」できる女でいたい。

    そう思える朝が、
    また明日、来そうな気がしている。



    最後まで読んでいただき、
    ありがとうございます。

    こういう日々のことを、
    これからも少しずつ書いていきます。

    よかったら、
    また読みに来ていただけたら嬉しいです🌿



     
     
     
    50代後半・猫と暮らすおひとりさま。 更年期・介護・実家の片付け 一気に押し寄せてきた現実をやり過ごしながら、 それでも自由でいることを諦めたくない。 そんな50代後半の舞台裏を綴っています。 ▶ ブログhttps://yuha-ohitorisama.com/

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