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使われずに眠っていたタオルに、やっと行き先ができた|50代おひとりさまの介護

    施設の入居が決まって家に帰ってきた夜。
    リビングのテーブルで用意するものをメモしていた。


    寝具や衣類、テレビ、冷蔵庫〜
    書き出していくほど、ちょっと気が遠くなる。
    こんなにいるんだ。

    そのとき、ふっと頭に浮かんだものがあった。

    あ、実家から少し持ってきてたあれ使えるやん。

    実家の押入れには、
    頂き物のタオルやタオルケットが、
    まだ袋に入ったまま、ずっと眠っていた。

    「いつか使おう」と思いながら、
    結局一度も開けないまま何年も置いてあったもの。

    それから、もう一つの引き出し。
    新品なのに、長く置いておいたせいで、
    少しだけ黄ばんでしまったもの。


    メルカリなどに出すには気が引けて、
    でも捨てるには新品で、
    その狭間でそのままになってたものたち。

    今日少しだけど、やっと行き先ができた。

    メモの「タオル」の横に、
    (洗濯をする)と書き足したとき、
    これ、ようやく使ってもらえるんだと
    正直ホッとした。

    父のための準備のはずなのに、
    私のほうが救われたみたいな気持ちになった。


    シンプルに物を持たない暮らしがしたいと
    何度も思ってきた。
    それなのに、「もったいない」が勝って、
    ずっと捨てられなかった。

    使わないのに捨てられない。
    そういうものが私にはまだたくさんある。

    実家には、まだまだ眠っているものがあるから、
    父の準備が一段落したら、そのことにも、
    ちゃんと向き合っていかないといけないなと思う。


    でも今日は行き先の決まったタオルたちのことを、
    少しだけ褒めてあげたい。

    やっと出番が来たねw。


    そんなことを思いながらメモの続きを書いていた。




    最後まで読んでいただき、
    ありがとうございます。

    こういう日々のことを、
    これからも少しずつ書いていきます。

    よかったら、
    また読みに来ていただけたら嬉しいです🌿



     
     
     
    50代後半・猫と暮らすおひとりさま。 更年期・介護・実家の片付け 一気に押し寄せてきた現実をやり過ごしながら、 それでも自由でいることを諦めたくない。 そんな50代後半の舞台裏を綴っています。 ▶ ブログhttps://yuha-ohitorisama.com/

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