
36,000円の部屋で探したもの|余白と未来【85】
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【完結編】
私を探していた日々・・
もう一度、学習塾へ
▪️思いがけない提案
そんな頃、
クラブ長から声を掛けられました。
「うちで学習塾をやろうと
思っているのだけど、担当して欲しい」
以前から、
スポーツと学びを組み合わせた取り組みを
考えているとは聞いていました。
ただ、実現するのは
もっと先の話だと思っていました。
スポーツクラブの近隣に
親会社のフランチャイズ学習塾があり、
その関係で開校は難しかったからです。
ところが、
その状況が変わったということでした。
学習塾の仕事とは距離を置こうと思って
選んだ職場でした。
それなのに、
スポーツクラブに来て1ヶ月ほどで、
その話が舞い込んできました。
どこか不思議な気持ちでした。
返事は、
迷いのあるYesだったと思います。
▪️もう一度挑戦する理由
学習塾の仕事から
距離を置こうと思ったのは、
競争の激しさに疲れていたからでした。
もう同じようなことはしたくない。
そんな気持ちがありました。
ただ今回は
少し違うようにも感じました。
スポーツクラブには、
すでに子どもたちや保護者との関係性
があります。
そこにアプローチできることで、
ゼロから競争するのではない、
新しい学習塾の形が作れるかもしれない。
そんな期待もありました。
ただ、
一つだけ気になっていたことがありました。
その新しい学習塾の形を
作るための取り組みは、
社内でも前例のないものです。
おそらく形になるまでには時間が掛かる。
だからこそ、
長い目で見てもらう必要が
あると思っていました。
もし短期的な成果だけを求められれば、
結局これまでと同じことに
なってしまいます。
そのことを話すと、
クラブ長は言いました。
「三年くらいで
形になっていれば
いいんじゃないかな」
その言葉を聞いて、少し安心しました。
▪️新しい学習塾の始まり
その後、
学童の仕事も外れ、
学習塾開校準備に専念することに
なりました。
スポーツクラブに来てから初めて、
少ししっくりきた気がしました。
そして学習塾開校の日。
将来的には
スポーツクラブ内への移転を考えながら、
まずはスポーツクラブから
1.5kmほど離れた場所で、
スタートすることになりました。
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