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第143話 1994年10月の北近畿ひとり旅(1/3)

第1章:夜行バスと周遊券、若狭の古寺と小浜の夜


過去のひとり旅を記録する

ひとり旅だから、一緒に振り返る相手も居ない訳で、記憶が曖昧になっていく。
幸い写真は残っているので、いまのうちに記録しておこうというのが全体の趣旨。

今回の記事は、いまから30年以上も前のことなので、不正確かもしれないが、思い出せる範囲で書いていく。
自分でも気がついたら、加筆や訂正をしていくつもりだが、読者の方でお気づきの点があれば、コメントで指摘していただけると有難い。

当時、「周遊券」という名のフリー切符が健在で、特急・急行にも乗れる使い勝手の良さから、青春18きっぷよりも、乗り鉄旅の主役だった。この旅は、独身最終期に、「北近畿ワイド周遊券」を使った旅。
この頃の時刻表は残していないので、復刻版1988年10月号を参考にしている。

カメラは、この年5月に買ったばかりの、PENTAX Z-5Pを持って行ったはずだ。

夜行バスと列車を乗り継ぎ、敦賀へ

第1日 1994年10月1日(土曜日)

特に関係は無いが、33歳の誕生日だった。

東京駅八重洲口から、名古屋行きのJRの夜行高速バスに乗った。ドリーム名古屋号(23:20発6:01着)。
夜行バスには追加料金が必要だったが、高速バス自体は「東名高速線」として、北近畿ワイド周遊券のルートのひとつに設定されていた。
自分にとっては初めての乗車。2階建てで豪華な車内だった。

第2日 1994年10月2日(日曜日)

バスは特に遅れも無く、名古屋駅前に到着。時間的にはちょうど東京発23:25発の大垣夜行に乗ることになった。

停まっているのは、樽見鉄道のレールバス。

大垣で乗り継ぎ、北陸本線で敦賀へ。
(名古屋6:14発 → 大垣6:57着 7:09発 → 米原7:46着 8:10発 → 敦賀8:59着。)

三方五湖めぐりバス

敦賀駅からは、定期観光バスの「三方五湖めぐり」に乗った。

今どきはレンタカーで自由に巡るのが一般的かもしれないが、カーナビも無い時代、初めての土地で地図を頼りに運転するよりも、地元のバス会社が運行するこういったバスの方が気楽で、観光ガイドにローカル色もあって好きだった。

時刻表より、10:00発の「三方五湖めぐり・若狭号」と推定。

敦賀駅にて撮影
乗ったのは後ろの方のボンネットバス。

バスの旅ではあるが、遊覧船乗船も組み込まれていた。

山と海の入り組んだ複雑な地形

若狭の古寺

三方五湖めぐりには、古寺巡りも含まれる。

明通寺

萬徳寺

神宮寺

なお、2011年には、若狭と鯖街道を中心に母親と2人で旅行することになり、明通寺と神宮寺にも訪れている。

写真は残っていないが、箸の工房(おそらく「箸匠せいわ」)にも立ち寄った。物珍しく、何か買った記憶がある。

バスのコースは敦賀駅に戻るコースだが、途中下車も可能な設定で、時刻表には、三方駅や上中駅下車の運賃の記載もある。もしかすると、東小浜駅で降ろしてくれたのかもしれない。

小浜の夕と夜


小浜にはまだ明るいうちに着いた。

今回の旅は、城巡りに重点を置いた訳ではないが、名所旧跡としては、城を抑えておこうという流れになった。

小浜城

海に近い小浜では、寿司屋に入った。寿司屋は値段の心配はあるが、カウンターがあるので、1人で入っても居心地は悪くない。それに、正直なところ、この頃は独身貴族で、よほどの高級店でなければ、値段の心配をすることも無かった(笑)

他愛のない写真だが、お店の名前「すし政」がバッチリ写っている。
それを頼りに検索してみると、由緒あるお店で、現在もやっているようだ。
そういう意味で、撮っておいて良かったと思える1枚。

宿泊施設の記憶は全く無い。ということは多分ありふれたビジネスホテルだろう。

次回「第2章:舞鶴から天橋立へ、そして念願の伊根の舟屋へ」に続きます。





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