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ぬかお #2|なかなか始まらないぬか床づくり

    あらすじ


    ぬか床づくりを始めよう――そう決めてから3日。

    買ったばかりのぬか床用の容器を眺め、腕を組んでうなずく。

    「よし、完璧じゃん」

    ……と、そこで気づく。

    肝心のぬかが、ない。

    糠床の主役を忘れるなんて、
    ビールを冷やして、つまみを買い忘れるようなものだ。

    我ながら呆れる。

    一瞬、「もう市販のぬかでいいか……」と悪魔のささやきがよぎる。
    でもすぐに我に返った。

    (いやいや、今回の企画は “家庭用精米機から出るぬかでも楽しめる生活” を伝えるやつだぞ。市販のぬかでは意味がない!)

    こうして僕は腹をくくった。

    i-rice を回しまくって、自分でぬかを集めることにした。

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    i-riceは2025年11月に新発売した山本電気の家庭用精米機

    玄米調達

    祖父母が山口県で米農家をしていることを思い出し、すぐに電話をかけた。

    事情を話すと、「あるよあるよ」と、あっさりした返事。

    数日後、届いたのは――玄米30kg。

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    山口県産 コシヒカリ 30kg

    ありがたい。
    ありがたいけど、さすがに多い。

    正直、袋を見た瞬間に「こんなにどうするんだ……」と声が漏れた。

    でも、玄米は白米に比べて保存がきく。

    それに、精米すればするほどぬかが出る。今回の企画的には、むしろ理想的だ。

    ということで、ぬかが溜まるまで i-rice で精米生活が始まりました。


    i-rice で精米生活

    スイッチを押すと、i-rice ならではの優しい音が響く。

    「……なんかいいな、この感じ」

    仕事では散々その魅力を語ってきたけれど、
    自分の生活で使うと、説得力がまるで違う。

    あっという間に精米が終わり、出てきた白米は熱を帯び過ぎず、さらりとした手触り。

    そのまま、精米したての白米を炊飯する。

    炊きあがったご飯は、想像以上に美味しい。

    これまで夜はビールに脂っこいつまみばかりだったけれど、自然と「ご飯+おかず」生活になりつつあった。

    しかも、i-rice を回してぬかを集める日課は、ちょっとした気分転換にもなる。

    (……これ、意外と健康的になってきてる気がする)

    ぬか床づくりの準備のはずが、思わぬ方向で生活の質が上がっていた。


    ■ そして、ようやく……

    来る日も来る日も i-rice を回し続けた。

    そして集まったぬかがこちら。

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    今回、ぬか床づくりに必要なぬかは約1kg。精米すると、およそ1割がぬかになるので、単純計算で玄米約10kg分。

    気づけば、精米生活は1か月以上になっていた。

    本当はもっと早く #2 を更新するつもりだったのに、
    ぬかが思ったより全然集まらない。

    更新が遅くなってしまったのは、完全にこのせいです。すみません。

    でもそのおかげで、i-rice のある生活を、思っていた以上に味わうことになった。

    「よし……ここからが本当のスタートだ」

    まだぬか床は何も始まっていない。でも、準備は整った。


    次回 #3
    「いよいよ始まる!ぬか床づくり」


    過去回はこちら


     
     
    1934年創業。山本電気の家電公式note。 精米機・フードプロセッサー・ミルを中心に、レシピやお米の知識、暮らしに役立つ情報をお届けします。 家電営業チームが、製品の魅力や日々の気付きを発信しています。 https://www.ydk.jp/

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