
ミュージアム見聞録Vol.29|スイス絵画の異才 カール・ヴァルザー 世紀末の昏き残照@東京ステーションギャラリー
みなさん、こんにちは。
今回は東京ステーションギャラリーの「スイス絵画の異才 カール・ヴァルザー 世紀末の昏き残照」という展覧会をご紹介いたします。

1.印象的だったところ
館内は全面写真撮影禁止だったので、文字ばかりになってしまいますがご容赦ください。
本展は日本初の回顧展だったそうで、出品作すべてが日本初公開です。
また、カール・ヴァルザー自体の美術史的位置付けも現在進行中とのことで、画業初期にベルリン分離派に属していたこと程度しか分かっていないようです。
そういった状況の中での展覧会だったので、絵画・挿絵・日本滞在時の作品(後述)・壁画といった順番で、多岐にわたる画業をメディアやトピックごとに分類したような展示構成でした。
美術史的評価が定まっていないため、一本の筋道を立てた展示は組み立てづらそうですもんね。
先にちらっと話しましたが、カール・ヴァルザ〜は明治時代後期に療養のために日本に数ヶ月滞在しています。京都や東海地方などを巡り、そこで様々な作品を制作しています。
特に八坂神社のお祭りの様子を描いた作品は、描き込みが精緻で迫力がありますので一見の価値ありです!
本展は大阪にも巡回するようですので、お近くにお住まいの方はぜひ行かれてみてはいかがでしょうか。
3.次回もお楽しみに!
20世紀初頭に日本を訪れ多くの作品を制作した画家はそう多くはないのかなと個人的には感じていました。
カール・ヴァルザーは、日本人にとってはすごくシンパシーを感じる画家さんなのかもしれないですね。
ではまた次の記事でお会いしましょう!
▼前回の記事はこちら。もしお時間がありましたら合わせてご覧ください。