
「じぶんの地図」の使い方 — はじめてでも大丈夫。ゆっくり、あなたのペースで
これは、死のためのノートじゃない。あなたのための地図です。
先日公開した「じぶんの地図」(案内記事はこちら →)
に、「使ってみたいけど、使い方がわからない」「スマホでもできる?」というご質問をいただきました。
ありがとうございます。聞いてくださって、うれしいです。
この記事では、はじめて「じぶんの地図」を開く方のために、画面の見方から書き方のコツまで、ひとつずつお伝えしていきます。
パソコンやスマホが得意じゃなくても、大丈夫。
むずかしい操作はひとつもありません。
喫茶店で一緒に書く感じで開いてみてくださいね⭐️
そもそも「じぶんの地図」って何?
「じぶんの地図」は、インターネットを見るアプリ(SafariやChromeなど)で開いて使う、やさしいエンディングノートです。
アプリをダウンロードする必要はありません。
会員登録も、メールアドレスの入力もいりません。
リンクを押すだけで、すぐに始められます。
全部で7つの章があって、名前や好きなものといった気軽な質問から始まり、少しずつ大切なことへ進んでいきます。
途中でやめても大丈夫。書いたところまで自動で残ります。
■ 開き方 — リンクを押すだけです
案内記事((案内文へのリンク))の中にある「じぶんの地図を開く」のリンクを押してください。
スマホでもパソコンでもタブレットでも、同じように使えます。
特別なアプリは何もいりません。

■ まず「どちらのノート?」を選びます
開くと最初に、2つのボタンが出てきます。
「父母のノート」 — 親の大切なことを、一緒に記録する(記入欄はお一人分です)
「自分のノート」 — これからの自分のために、書いておく
ここで少し迷うかもしれません。
でも、どちらを選んでも、あとからもう片方も使えます。気軽に選んでくださいね。
「自分のノート」は、自分自身のことを書くノートです。
好きなもの、毎日の暮らし、これからやりたいこと。自分の人生を、自分の言葉で残しておくためのもの。
「父母のノート」は、お父さんやお母さんのことを記録するノートです。
「お母さん、好きな食べ物なんだっけ?」と聞きながら一緒に書いてもいい。
というより、「一緒に書く」のがこのノートの一番の使い方だと、わたしは思っています。
わたし自身、父にこう聞いてみたいと思ったことがあります。
「お父さんは子どもの頃、何になりたかったの?」
「どんな子どもだったの?」
父にも子供の頃があったのです(当たり前だけど)
エンディングノートというと、もしものときの連絡先や、お葬式のことを思い浮かべるかもしれません。
でも、このノートの第1章は「わたしのこと」。名前、生まれた場所、子どもの頃の夢。
そこから始まります。
だから、親御さんとの何気ない会話のきっかけとして使ってもらえたら、とてもうれしいです。
■ 書き方 — 空いているところに、自由に書くだけ
ノートの中には、質問カード(白い四角い枠)がたくさん並んでいます。
それぞれの質問には、薄い文字で「例」が書いてあります。
これは「こんなふうに書いてもいいですよ」というヒントです。同じように書かなくても構いません。

大事なことをひとつ。
全部埋めなくて大丈夫です。
書きたいところだけ書いてください。
空欄があっても、このノートは怒りません。
「今日はここまで」と思ったら、そこで止めて構いません。
明日また開けば、書いたところはちゃんと残っています。
■ 書いた内容はどこに保存されるの?
「じぶんの地図」には、「ここまで保存する」というボタンがあります(各章の終わりに出てきます)

このボタンを押すと、書いた内容がお手元の端末(スマホやパソコン)の中に保存されます。
実は、ボタンを押さなくても、文字を書いたそばから自動的に保存されています。
ボタンは「ちゃんと保存できたよ」と確認するための、安心のしるしです。
ここで大事なポイントがあります。
書いた内容は「この端末のこのアプリ」の中だけに残る仕組みです。
インターネットのどこかに送られることはありません。あなたの端末の中だけにあります。
だから
・同じスマホの、同じアプリ(たとえばSafariならSafari)で開けば、前に書いた内容がちゃんと出てきます
・違うスマホや、違うアプリで開くと、まっさらな状態になります
・機種変更をすると、以前の内容は引き継がれません
「せっかく書いたのに消えてしまった」とならないように、ときどきバックアップを取っておくと安心です。
(方法はこのあとの「バックアップの取り方」でご説明します)
■ バックアップの取り方 — テキストファイルに書き出す
ノートの一番最後(「おわりに」の下あたり)に、こういうボタンがあります。
「テキストファイルに書き出す(バックアップ)」

これを押すと、書いた内容がまとめてテキストファイルとしてダウンロードされます。
スマホの場合は「ファイル」アプリなどに保存されます。
このファイルがあれば、万が一スマホを買い替えたり、データが消えてしまったときにも、記録が手元に残ります。
ただし、このファイルから自動的にノートに書き戻すことはできません。「手元に記録を残しておく」ためのバックアップです。大切な内容は印刷して紙でも残しておくと、さらに安心です。
「ときどきバックアップ」を習慣にしていただけると安心です。
月に一度くらい、新しく書き足したタイミングで押してもらえれば十分です。
■ 7つの章の紹介 — 全体の流れ
「じぶんの地図」は、こんな流れで進みます。
第1章「わたしのこと」
名前、生まれた場所、子どもの頃の夢、好きなもの。まずは気楽に。
第2章「わたしの毎日」
朝の過ごし方、好きな食べもの、楽しみ、大切な人。
第3章「デジタルのこと」
スマホ、SNS、サブスクリプション(月額で使っているサービス)の整理。
第4章「これからのわたし」
やりたいこと、これからの暮らし方。
第5章「もしものときに」
緊急連絡先、医療の希望、大事なものの場所。
第6章「旅立ちのこと」
見送られ方の希望、お墓や供養、財産のこと。
第7章「大切なあなたへ」
家族へ、友人へ、みんなへのメッセージ。
第1章・第2章は「楽しい質問」から始まります。
重たいテーマは後半にあるので、無理に先へ進まなくて大丈夫。
今の自分に書けるところだけ、書いてみてください。
なお、このノートは情報を整理・記録するためのものです。医療・法律・相続に関する内容は、実際のご判断の際に必ず専門家(医師・弁護士・司法書士など)にご相談ください。
■ よくある質問
Q. 途中でやめていいですか?
A. もちろんです。1行だけ書いて閉じても大丈夫。書いたところは自動で保存されています。「今日はここまで」を何度くり返してもいい。あなたのペースが正解です。
Q. 家族に見られませんか?
A. 書いた内容は、あなたが使っている端末の中にだけ残ります。ただし、ご家族と同じスマホやパソコンを共有している場合は、同じアプリ(SafariならSafari)で開くと内容が見える可能性があります。気になる方は、ご自分専用の端末でお使いください。
Q. 無料ですか?
A. はい、無料です。有料化の予定はありません。
Q. 全部書かないとだめですか?
A. 全部書かなくて大丈夫です。白紙のページがあっても、このノートは完成しています。書けるところ、書きたいところだけで十分です。
Q. スマホを買い替えたらどうなりますか?
A. 新しいスマホでは、まっさらな状態になります。買い替え前に「テキストファイルに書き出す」でバックアップを取っておくと安心です。
Q. パソコンとスマホ、両方で使えますか?
A. どちらでも使えます。ただし、パソコンで書いた内容とスマホで書いた内容は別々に保存されます。「メインで使う端末」をひとつ決めておくのがおすすめです。
Q. プライベートブラウズ(シークレットモード)でも使えますか?
A. ブラウザを閉じると内容が消えてしまうため、通常のモードでお使いください。LINEの中で開いた場合も保存がうまくいかないことがあるので、SafariやChromeで開くのがおすすめです。
■ さいごに
「じぶんの地図」は、一度に全部書き上げるものではありません。
コーヒーを一杯飲みながら、第1章だけ。
来週、気が向いたら第2章。
それくらいのペースで、ちょうどいいのだと思います。
書いているうちに、「あ、わたしってこういうことが好きだったんだ」と気づくことがあるかもしれません。
そういう発見が、このノートのいちばんの贈り物です。
むずかしいことは何もありません。
ただ、あなたのことを、あなたの言葉で書いてみてください。
「じぶんの地図」はこちらから開けます →
(文末の注記)
「じぶんの地図」は喫茶HIKARITOKAGEが制作した、無料のエンディングノートです。
書いた内容はご本人の端末にのみ保存され、入力した内容が外部サーバーに送信されることはありません。なお、画面の文字表示にGoogle Fontsを使用しており、ページを開いた際にGoogleのサーバーとの通信が発生します。
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