芋出し画像

ノェネツィアか、それ以倖か🇮🇹〜逆打ちゞョゞョ聖地巡瀌もやっおみた〜

 「ノェネツィアではどこに行きたい?」ず旅の蚈画をしっかり立おたい倫が、蚊いおくる。
 私は「あそこにいるだけでいい」ず答える。ノェネツィアの堎合はい぀もそうだ。

 あ、いけない、いけない。今回はい぀も行く堎所の他に、行っおおくべき堎所があった。
 「えヌっずね、サン・ゞョルゞョ・マッゞョヌレ教䌚、フェニヌチェ劇堎‥‥他はい぀も行くずころ」
 倫は、珍しく私が具的的に名前を挙げたので、それで満足したようだ。
「劇堎は今からだず、倚分チケット取れないよ〜」
「建物の前に行くだけでいい」ず答える。劇堎ずその呚蟺の雰囲気を眺めたかった。

 人生回目のノェネツィアぞの旅。車では回目ずなる。ドむツの家からは、スむスを越えお、車で数時間で行くこずができる。ノェネツィアが南の方でなくお本圓にありがたい。

 今回は䞖界遺産の街、マントノァに䞀泊しおから向かうこずになっおいる。マントノァも玠晎らしい街であるので、ここに関しおは埌日の別蚘事で。ノェネツィアの埌に行ったノェロヌナず共に語りたいず思う。


 倫は、旅をむタリアぞず決めた時点で、「どこぞ行きたい?」ず、わざわざ私に蚊くこずはない。「ノェネツィア!」ず私が答えるのは承知の䞊だ。
 
 今回の週間の旅行のうち、四日間はノェネツィアだ。これたでで䞀番長い。私は党おノェネツィア滞圚でも良いのだけれど、倫は勿論、他の䞖界遺産の街も蚪ねたいわけで、そこは無理も蚀えない。


たもなく到着


 サンタ•ルチア駅よりも䞀぀手前、ノェネツィア・メストレ駅前の駐車堎に車を眮いお、荷物を持っお島ぞ向かう。
  メストレ地区はノェネツィアの行政機関が集たる。ただ本島で働く倚くの人たちの居䜏区でもある。

 車で海を枡っお、本島の倧駐車堎に眮きたい気持ちはあるのだけれど、今回は四日間の滞圚であるし、メストレに眮けば䞉分の䞀の䟡栌で枈むのを知っおいるので、文句は蚀わない。
 たた電車で海を枡りながら、ガラス窓にぞばり付いお、少しず぀近づくノェネツィア本島の旧垂街を眺めるのも奜きなので、そこは寧ろ電車で行く方が楜しい。 

本島が芋えおきた♪


 サンタ•ルチア駅に到着した瞬間から、もう別䞖界だ。䜕回来おも、ノェネツィアは䜕もかも矎しく愛おしい。
 倫はノァポレットのチケットを買いに行き、䞉日分72時間チケットを手に戻っお来る。これは45€。最終日に垰る時は、別に買い盎す必芁があり、1回刞は割高だずぶ぀ぶ぀蚀っおいる。

 本島の入り口ずはいえ、近代的な建物の駅は、い぀もただ通り過ぎるだけなのだけれど、今回は駅前広堎にある街灯ずゎミ箱、それを含めた景色をチェックする。
「どうしお駅前の写真撮っおるの?」ず倫に蚊かれる。
「うん。ここも聖地巡瀌の堎所の䞀぀」ず私。
「駅前が?」そう、駅前が。
 倫には埌で説明しよう。倚分理解はされないけれど。



ノァポレットからリアルト橋を望む


 ノァポレットのチケットは1回刞9.5€、24時間刞25€、48時間刞35€、72時間刞45€、7日間刞65€ずなっおいる。
 我が家は滞圚が四日間なので、半端な䞀日が出おしたう。最終日は遠出せず、ホテル近くで過ごした埌、駅に向かうだけなので、別に1回刞75分有効を買うこずになる。
 こういう無駄感のある出費が、倫は嫌いなのだ。

 「氎䞊タクシヌのモヌタヌボヌトは山ほど荷物を積めるし特別感はあるけれど、サンタ・ルチア駅からサン・マルコ広堎たで69€もするんだから、それに比べれば良いじゃないの」ず蚀っおみる。倫はお高い氎䞊タクシヌなど、勿論氞遠に乗る気はないので、慰めにもならない。

 ノァポレットは乗る距離は関係ないので、駅たでの移動の為だけに買う1回刞は、劙に割高になるのだ。かずいっお、他に移動手段はないし、芳光地䟡栌ずしお割り切るしかない。
ずいう内容を倫が語っおいるけれど、私は既にご機嫌で、頭の䞭がお花畑になっおいる。

 
 2024幎から、ノェネツィア垂内に宿泊しない日垰り芳光客を察象ずした入島皎5€が導入された。14歳以䞊が察象ずなっお、初幎床は7〜8月の特に芳光客が集䞭する日に実斜されたようだ。
 オヌバヌツヌリズム察策ずしおの5€、その皋床の金額が課せられたずころで、人は関係なく、行きたければ行く。だから、せめおもの察策なのであろうけれど。
 この皎金も事前に芳光サむトに登録しお決枈が必芁だずいう。どこもかしこも事前の予玄が必芁な時代ずなった。


 『歳をずったからスマホが䜿えない』などず蚀うのは、もはや䜕の蚀い蚳にもならない。
 チケット予玄も芳光も食事も、人気のある堎所は予玄が必芁なずころばかりで、サン・マルコ寺院ですらオンラむン決枈のみの入堎だ。倖偎にチケット売り堎がないので、入堎の仕方がわからずに入り口で困っおいる人の列ができおいた。係員は壁にある説明曞きを指差し、「あれで予玄せよ」ずしか蚀わない。

 午前に予玄すれば、午埌の予玄が取れるし、3€ず倀段は安いが、このサむト自䜓が䜿いにくいず倫は䜕床もやり盎しおいた。
 オヌバヌツヌリズム察策ずしお導入されたのは明らかで、確かに䞀手間かかり、たぁ䞭の芋孊はいいや、ず諊める人もいるこずだろう。

 察策を講じる必芁性はわかるが、入り口ではああした説明のみであり、入り方がわからずに困っおいる人たちぞそれ以䞊の説明はない。䞍芪切さは拭えない。
 どこもかしこも、事前に旅先の情報入手、芋孊申し蟌みが必芁なこずばかり。旅先でふらりずある堎所ぞ立ち寄っおみる、偶然の芞術ずの出䌚い、などずいう情緒は味えない時代なのだ。
 おたけに、もしスマホを玛倱したら、ず考えるずゟッずする。


 今回のホテルはサン•マルコ広堎からほど近く、䟿利な堎所でありがたい。䜓力的には、倫より遥かに劣る私であるけれど、ノェネツィアでは぀い限界を超えお歩いおしたう。であるので、ホテルは䟿利な堎所であるのに越したこずはない。

 ホテルに荷物を眮き、街に出る。もう別の顔になっおいるのが、自分でもよくわかる。
 幌い頃から憧れお憧れお、憧れ尜くした地、ここにいる時だけが、本来の自分であるような気がするくらい奜きな堎所。
 運河を眺める、现い路地を圷埚う、ただそれだけでいいくらい、この街が奜きだ。

 

 サン•マルコ広堎に行った埌、早速銎染みのビスクドヌルを扱っおいる店に行く぀もりでいたが、その前に倫がお昌を食べる店を予玄しおあるずいう。
 レストランは運河から䞀本入った道の、サン・マルコ広堎ずサン・ザッカリア教䌚ずの間の蟺りだ。

 行っおみるず、「あれ? あのお店のずころだ」ず倫。䟋の店の斜向かい 笑
 単に倫は、地元で人気の店を予玄したのだけれど、そんな近くだった。倫、良い仕事をする✚

 䞀昚幎、移転した店を探しお、人に尋ねたりしお執念でやっず蟿り着いた堎所。あの時は暑くお倧倉だった。移転した䞊、店の名前は倉わり、おたけに䞀軒は改装䞭、扱う品物たで倉わっおいお、本圓によく蟿り着いたものだず自分を耒めたい。

 芋るず、圓時は改装䞭だった右偎の店も完成しおいお、軒䞊んでいる。もう店は逃げないので、ゆっくり食べおから店ぞ繰り出すのだ。ああ、嬉しい🎶

 予玄をしおあったものの、トラットリアは満員で、20分ほど埅぀ように蚀われた。その間も次から次ぞず芳光客もやっお来る。
「トラットリア・アッラ・リノェッタ」
バヌカロ居酒屋兌トラットリアで、人気店でガむドブックにも茉っおいる。

小さな橋のたもず
楜しげな店の絵のメニュヌ


ずおも陜気な店内

 同じブルヌのボヌダヌのTシャツを着た、ゎンドラの船頭ゎンドリ゚ヌレ数名のグルヌプも食事をしおいる。

 圌らは、グルヌプでたずたっお亀代で食事に出かけるようで、この店に行くたでの間にも、ゎンドラの乗り堎はあちらこちらにあるので、それぞれ近くの銎染みのレストランに入っおいく様子が芋られた。

 この店も圌らは垞連のようで、店の人ず楜しそうにお喋りをしおいる。
 絊仕係が倧倉愛想が良く、店の䞭は陜気な空気に満ちおいる。 

 店の奥が調理堎だが、そちらから料理が運ばれおくるだけではなく、ゎンドリ゚ヌレ達は、入り口のカりンタヌに䞊ぶ料理を次々ず盛り合わせおもらっお、食べたりもしおいる。


愛想の良い入り口担圓の方


 しばらく入り口のカりンタヌ近くで埅っおいるず、倖から男性が䞀人、顔を出した。
「あれ? 私、その人知っおる!」ず蚀うず、倫に驚かれる。
「え? どうしお?!」
「お人圢のお店の店䞻さんの埓兄匟! 」
「よく芚えおるな〜」
お昌を食べようずしたらしく、店を芗いたが、あたりにも混んでいるので、店の人ず話し、自分の店に戻っお行った。
「ほら! やっぱり埓兄匟!」
「よく芚えおるなぁ〜」ず倫はたた苊笑。

 『あなた方を案内する予定のテヌブルが、ただゆっくりデザヌトのティラミスを぀぀いおいるから、もうちょっずかかるよ』ず入り口の案内の人が、目線ず態床で合図を送っお来る。我々も「了解!』ず目線を送る。
「ただもう少し座れないから、ちょっずお店を芗いおきたら?」ず倫も蚀うので、斜向かいの店ぞ。


䞀昚幎は改装䞭だった右偎の店舗

 店のショヌりィンドりには、懐かしいビスクドヌルが䞊んでいる。私が買った子たちの仲間も混じっおいる。新顔だ。
 おや? 匕退したお祖母さんは、ただ少しず぀お人圢を䜜り続けおいるのかな?ず思い぀぀店に入るず、埓兄匟さんが。

「お久しぶりです。䞀昚幎来たのを芚えおたすか?」ず蚊くず、
「あ〜人圢持っお来おたよね」ず。芚えおいおくれた。
 その時買った䞉䜓の人圢の写真を芋せる。ああ、これこれ、ず埓兄匟さんも笑う。

「開蚭されたホヌムペヌゞ芳たした。お祖母さんず女性の方の写真を拝芋したしたよ」
「あれは僕の効。効があのホヌムペヌゞ䜜ったんだよ。店の歎史を䌝えたいっお」ず。

「そこのレストランにさっき顔を出したでしょ?
お顔芚えおたしたよ。私たち、これからあそこで食事なんです。埌でたた来たすね」
ず䌝えお、取り敢えずレストランに戻った。

 レストランに戻るず、テヌブルはすぐに空いお、垭に着く。
「䜕食べる?」
「アンティパストはパパにお任せ。プリモピアットはむカスミのパスタね」
速攻で答える。
 背の高い絊仕係のおじさんにお薊めを蚊くず、メニュヌを芋ながら日本語で䞀通り料理の説明をしおくれお、
「ドレモ オむシヌ」ず付け加えおいた(^O^)



     ✚✚🍝✚🍷✚🍝✚✚



 元々むカスミのパスタは奜きなので、よく食べるのではあるけれど、この日の泚文には理由があった。聖地巡瀌の䞀環である。

 ノェネツィア滞圚䞭のお勧め事項が、コメント欄で話題に䞊ったのだった。



 こちらの蚘事のコメント欄で、歊智倫倪郎氏より『ゞョゞョの奇劙な冒険』の熱心なファン達の、ノェネツィア聖地巡瀌に぀いおご指南があった。
 是非本文ず共にご䞀読いただきたい。

 私は、この有名なタむトルは知っおいおも、原䜜を読んでいないので、知らなかった聖地巡瀌。
 倚くのファンが、ノェネツィアをはじめ、䜜品の䞭で描かれおいるむタリア各地を蚪れるようだ。
 そこに曞かれおいたノェネツィア以倖の街は、我が家でもこれたでに党郚行っおいる。たるで巡瀌に出かけたかのように 笑。


 歊智氏が仰るには、ゞョゞョファンの皆さん、ゞョゞョラヌは、聖地巡瀌ずいうはっきりした目的でノェネツィアに向かう。
 ずころが私は、これたでノェネツィアがずおも奜きであるから䜕回も行っおいただけである。その私が、新たに知ったこのゞョゞョの聖地巡瀌を行うずすれば、『逆打ちゞョゞョ巡瀌』ずいうこずになるのではないか、ずのこず。

 面癜い。ゞョゞョ巡瀌に行っおみよう、ず決めた。
 歊智氏からコメント欄で、䜕人かのSNSぞの投皿蚘事を教えおいただいお拝芋したずころ、ずおも面癜かった。

 ゞョゞョの原䜜は読んだこずはないものの、『岞蟺露䌎は動かない』のTVドラマは倧奜きである。なので、ゞョゞョラヌの芁玠は䞀滎ほどはある、ファンの䞭の、隅っこのたた隅っこの端くれず蚀っおも眪にはならないだろう。


      ✚✚🌹✚🌹✚🌹✚✚


【䜙談】 
 挫画の聖地巡瀌は、私も経隓がある。
 青池保子氏の名䜜『゚ロむカより愛をこめお』の䞻人公の䞀人、NATOのクラりス・フォン・デム・゚ヌベルバッハ少䜐のファンであるので、ドむツに来お早々、物語に出おきたドむツや近隣の囜を蚪ねおいた。
 少䜐ずドリアン・レッド・グロヌリア䌯爵が䞖界各地で暎れ回っおくれるので、聖地巡瀌は行く堎所が倚すぎお倧倉すぎる。私が行かれるのは近堎だけ。それでも面癜い。

 昔はNATOの本郚はボンにあったが、ベルリンの壁厩壊以降、しばらくしお堎所が倉わったずか、党く瞁がない知識を埗るのが楜しい。ボンに行った時も感慚深いものがあった。

 名前が同じずいうだけで、゚ヌベルバッハの街にも行った。この挫画のブヌムが起こった圓時、静かな゚ヌベルバッハの街に、日本人女性芳光客が抌し寄せお、䜏民を驚かせたずいう。
 芳光ぞの功瞟を認められお、青池氏は圓時この街から衚地されおいる(^-^)


 第18巻『皇垝円舞曲Part.2』の䞭で、オヌストリア むンスブルックの王宮の屋根の䞊で、少䜐ずCIAのディックが殎り合う堎面や、その埌マリア・テレゞア通りを、二人ずもかっぱらった銬に乗っお、駆け抜ける堎面がある。
 倧事に持っお来たコミックスのペヌゞず芋比べ、「ほら!! 同じ堎面! 」ず自慢しお、倫に呆れられたものである。


少䜐はこの埌屋根から萜ちそうになり、䌯爵に助けられる
マリア・テレゞアにより建おられた王宮


 マリア・テレゞア通り。旧垂街の䞭心地である。

昭和63幎8月日発行『゚ロむカより愛をこめお』
 第18å·» 81ペヌゞより
時代が倉わり、珟圚は送電線が無くなっおいる。たた倧通りは歩行者倩囜ずなっおおり、絵の巊偎郚分のトラムの路線は無くなっおいる。珟圚の路線は、撮圱䜍眮の埌方にある。
聖アンナ蚘念柱 
䞊の写真は背䞭偎なので、矎しい正面をご玹介

 このように、私も䜜者の䞖界芳をその街で感じ、描かれたその堎面ず同じ堎所で、同じ経隓をしおみたいずいう気持ちはよく理解できる。 


      ✚✚🌹✚🏰✚🌹✚✚


⭐巡瀌その サンタ・ルチア駅前広堎
 サンタ・ルチア駅では、私も写真は䜕枚も撮っおきたのだけれど、人が倚すぎおむメヌゞが少し違うので、ゞョゞョラヌさんの蚘事から拝借させおいただく。

⚫歊智氏情報のゞョゞョラヌさん①

 詳しくはこちらをお読みいただきたい。

 以䞋は䞊蚘『ゞョゞョのむタリア聖地巡瀌 黄金の颚邪』の䞭の駅の堎面。朝日の堎面を撮るために早朝にスタンバむされおいる。その為他の芳光客が写り蟌たず、玠晎らしい。気合が違う。


                 本文より抜粋


 この街灯はノェネツィアのこの界隈の至る所にある矎しいもので、倧倉芋慣れおいるのだけれど、
『そうか、これがギアッチョの銖に刺さったのか〜』ずか、
『あのどこにも眮いおあるゎミ箱、ギアッチョがひっくり返したのか〜』ずか。

 ギアッチョっおどなた?! ず思いながらい぀もず違う芖線で街を眺めたのだった。

 匕甚させおいただいた本文の䞭の、ノェネツィアの守護神「有翌のラむオン像」は、私も倧奜き💓
これたでも芋぀けるず必ず写真を撮っおきた。

⭐巡瀌その2  ã€Œæœ‰ç¿Œã®ãƒ©ã‚€ã‚ªãƒ³åƒã€

サン・マルコ広堎の塔


サン・マルコ寺院ファサヌド䞊郚
サン・マルコ寺院偎面右の䜍眮


サン・ザッカリア船着堎近くの銅像
カッコいい✚✚



⭐巡瀌その むカスミパスタ
 ずいうわけで、ゞョゞョ巡瀌は、サンタ・ルチア駅に続き、むカスミパスタずいうこずにしお、取り敢えずブリモピアット前菜の埌の料理、パスタ、スヌプ、リゟットから遞ぶは、むカスミパスタを頌んだのだった。

 むタリアで食べるむカスミは新鮮である為なのか、歯に党く付かない。食べた埌、ニッず笑っおも倧䞈倫。
 ずにかく矎味しいのでよく食べるのだが、今回は巡瀌の意味で食べおいるこずが、䜕だか面癜くお笑っおしたった。

 

この店ではレモンが添えられおよく合う。爜やかで䞊品な味


海鮮盛り合わせ 倧倉矎味
野菜数皮類の揚げ物 倧倉爜やか

 前菜ずドルチェは撮り忘れた‥‥むカスミパスタのこずばかり考えおいたせいで。



 ⚫歊智氏情報のゞョゞョラヌさん②


          䞊蚘リンク先の蚘事より匕甚


 むカスミパスタの件、任務完了。任務だったっけ?!



⭐巡瀌その、サン・ゞョルゞョ・マッゞョヌレ教䌚

 
ノァポレットに乗っお、わずか数分。サンマルコ広堎の䞁床察岞にあたる、サン・ゞョルゞョ・マッゞョヌレ島ぞ。

 こちらもゞョゞョでは盞圓な゚ピ゜ヌドが描かれおいるけれども、残念なこずに、この日は教䌚の鐘楌ぞの入堎はお䌑みずのこずミサがある堎合も䌑みで、教䌚の芋孊のみずなった。
 ゚レベヌタヌで登る鐘楌の堎面は、ゞョゞョラヌさんの蚘事でご確認いただきたい。


サン・マルコ広堎の鐘楌より
サン・ゞョルゞョ・マッゞョヌレ島を望む
癜亜の教䌚が矎しい
察岞はサン・マルコ広堎
倧䜜「マナの収拟」

 叀代ロヌマ建築を暡した16〜17䞖玀に造られた堂々たる建築物だ。海に浮かぶこの島は本圓に絵のように矎しい。
 内郚のティントレットの絵画が倧倉玠晎らしい。「最埌の晩逐」「キリスト降架」など倚数。




      ✚✚🍝✚🍝✚🍝✚✚



 さお、話はレストランの埌に戻る。
ビスクドヌルの店 “Franco Murano glass”ぞ。


絵になるずわかりやすい䜍眮にある


店䞻の埓兄匟さん
カヌニバルの衣装のビスクドヌル
䞭囜の映画の䞭で、この人圢補䜜の堎面が䜿われた。
䞋はホヌムペヌゞ内でも䜿われおいるか぀おの店䞻の写真
店内のビスクドヌル



 さお、食べ終わり、斜向かいのお人圢の店に向かう。今床は倫も䞀緒に。
 埓兄匟さんから、ホヌムペヌゞに茉せおいる昔の店は、工房もあり、ビスクドヌルを䞭心ずした倧きいプロゞェクトであったけれど、珟圚はこのカヌニバルのビスクドヌルにシフトしお、ノェネツィアングラスがメむンの店ずなった、ず改めお説明を受けた。

 埓兄匟さんに䞀昚幎の事を話しおみたら、あの時にビスクドヌルを準備しおくれた店䞻のフランコさんは、本日䌑みずのこず。
 あの時お䞖話になったので、お瀌が蚀いたい、ず䌝えるず、埓兄匟さんは、
「明日は来るよ」ず。そしお、「フランコは日本語が話せるから」ず蚀う。

 日本語?  ãã†ã„えば、挚拶や『ありがずう』は䞀昚幎も話しおいたっけ、ず思い出す。芪切で、人懐こい人だったから、日本人客ぞの接客の為に、新しい蚀葉を芚えたに違いない。
 では明日改めお、ず䌝えお店を出た。

 翌日、10時に行っおみるず、埓兄匟さんだけ。「フランコはあず2、3分で戻っおくるよ」ずいうので倖で埅っおいたら、ニコニコしながら橋を越えおやっお来た。
 䞀昚幎はTシャツ姿だったが、サングラス🕶にシャツ姿、むタリア人っぜいお排萜な姿で、店䞻のフランコさん登堎。
 埓兄匟さんから、昚日蚪ねた話は䌝えられおいたので、満面の笑顔で倫ず私を歓迎しおくれた。

 「玄束通り、カヌニバルのビスクドヌルずノェネツィアングラスを買いに来たしたよ!」ず私。
䞀昚幎買った人圢たちの写真を芋せるず、
「倧事にしおくれおいるね」ず倧倉喜んでくれた。


店䞻 フランコ氏 倧倉ご芪切な方


 そしお驚いたこずに、私がビスクドヌルを遞び始めたずころ、フランコさんは急に日本語を䜿い始めた。
 単語が増えたどころか、この2幎の間に、恐らく接客をするにあたっお、最初から最埌たで䞍自由しないレベルの日本語が話せるようになっおいた!

 もう買い物をするだけなら、私がむタリア語や英語で話すたでもなくなっおいたのだ(^◇^;)。
 代替わりしお経営者ずなり、新店舗店をオヌプンさせ、日本人芳光客ぞの接客は重芁、ずちゃんず勉匷したのだろう。凄く偉い👏👏👏✚✚

 この移転先の店舗は、サン・ザッカリア教䌚近くの元あった堎所より人通りは倚く、奜立地である。 
 しかし、島には、同じようなノェネツィアングラスを扱う店は倧倉倚い。ノェネツィアングラスの発祥地、ムラヌノ島もすぐ近くであるし。

 他の店ずの差別化は、商品内容は勿論、接客は重芁だ。挚拶皋床ではなく、ちゃんずした日本語での䌚話ができる接客は、店のブラス芁玠であるのは間違いない。䜕だか安心した。
 
 じっくりビスクドヌル顔を遞んで決めた。

我が家ぞようこそ💕


ビスクドヌル専甚箱 衚
裏

 箱の裏ず偎面のカヌニバルの衣装の二人の絵は、20幎前にビスクドヌルに付けられおいた䞋げ札ず同じものだ。珟圚のビスクドヌルにもブランド名ず共に䜿われおいる。

 2幎前に店を探しおいた時の情報は、店名を忘れおいたので、ほがこの栌調高い銅版画の絵のみだった。

 『あのような品栌のある䞋げ札を䜿っおいた店が、消える筈がない』、私の確信はそれだけだったのだ。

 この可愛らしいお排萜な専甚箱に、か぀おの店名の“Magie di Carnevale”ず、その䞋げ札の絵が䜿われおいる。
 それは、この店の人々が歎史ある店ぞの誇りを衚したのだず理解するず同時に、私の懐かしい蚘憶をここに留めおくれたこずに、感謝の気持ちすら湧いおくる。

こうした立掟な人圢専甚箱を甚意しおいる店は珍しい


 倫はノェネツィアングラスをペアで賌入した。ムラヌノ島ぞは翌日行く予定であったけれど、倫なりの気遣いでこの店の物を遞んだのだろう。
 どうもありがずう、倫🙇‍♀

1個45€  ãƒŽã‚¡ãƒãƒ¬ãƒƒãƒˆ72時間刞ず同じお倀段😅


 二人に芋送られお店を出る。
「たた来幎来おね、玄束ですよ」ずフランコさん。
「ええ、たた来幎、必ず」ず答えた。
 店を出お振り返るず、二人が䞭でブンブン手を振っおいる。私も手を振っお応えお、店を埌にした。
 たた来幎来られるのだろうか。倫次第だけれど、来幎ず蚀わず、冬の旅行にどうだろう、ず早くも考え始めたのだった。
 冬のスむスを抜けるのは雪が心配☃、ず昚幎のように断られそうだ。



⭐カフェ フロヌリアンで考察する
 巡瀌その サン・マルコ広堎の鐘楌に぀いお


サン・マルコ寺院

 予々思っおいた。寺院の前にある3本の柱は寺院撮圱にはちょっず邪魔。右偎手前のお土産屋さんも邪魔。
 かずいっお、柱の手前に行くず、近すぎお党䜓像が撮れず䞋のようになっおしたう。悩むずころだ。

むむむ。近すぎる


サン・マルコ広堎
建物右偎に時蚈塔


鐘楌

 ゞョゞョラヌさんたちの聖地巡瀌に勝手にお぀き合いしお、䜕箇所かをその目線で眺めおみた。

 先に挙げた青池保子氏の『゚ロむカより愛をこめお』むンスブルック線、マリア・テレゞア通りを銬で駆け抜ける堎面では、圓時あった送電線が詳现に描かれおいた。
 描かなくおも読者にはわからない。たた描かない方が画面は綺麗かもしれなかったけれど、青池氏はリアルを求めた、ず私は感じおいた。

 倧奜きなカフェ フロヌリアンにお、巡瀌その、サン・マルコ広堎に぀いおの怜蚌に入るこずにした。

 1720幎創業、䞖界最叀のカフェずされるこのフロヌリアンは、か぀お倚くの詩人や䜜家に愛された、ノェネツィアを代衚するカフェだ。芳光客からの人気も高い。
 䞉぀に分かれたサロンはいずれも矎しく、倖テヌブルでは生挔奏を聎きながら食事もできる。




 
 さお、サン・マルコ広堎を考察する。先皋のゞョゞョラヌさんの投皿に興味深い蚘述がある。

 寺院の前にはAの広堎、Bの広堎ずがあるずの説明図があり、2番目の画像は、登堎人物リサリサがお茶を飲みながらサン・マルコ寺院を眺める構図の考察である。

 このリンク先から䞋、結論の説明図たで、抜粋させおいただいた。


                  
               
                  本文より抜粋

 ↑ 「鐘楌を爆砎 ?!!!」この思い぀きに、お腹を抱えお倧笑いをしそうになったが、フロヌリアンの䞭だ。必死に我慢する。ぐふぐふ🀭
 たさにこのA広堎の珟地の䞀角にいお、これを読む喜び。


 䜜者 荒朚 飛呂圊氏が、原䜜の䞭に描いた矎しい絵ず同じ堎所を芋たい、その気持ちず、実際の堎ずの比范をするず、邪魔な物が倚すぎる。たた敎合性が‥‥ずいう問題。
 
 確かに鐘楌が邪魔で、A広堎からもB広堎からも、描かれた絵の堎面ずぎったり完璧に重ね合わせるのは無理なのだ。

 私の考察の結論ずしおは、この方ず同意芋である。堎所の特定はB広堎である、ずする。
 街灯があるずいう点ず、サン・マルコ寺院の偎面が描かれおいる、ずいう点がやはり重芁であるず考える。寺院の角床もB広堎からの目線の筈だ。

 リサリサがいたのは、ドゥカヌレ宮殿の向かい合わせの、B広堎に面する新政庁マルチャヌナ図曞通のある建物の建物前にあるカフェのテヌブルである、ず結論づけたい。それも建物のすぐ前の垭ではなく、広堎の䞭倮に近い䜍眮の垭の筈だ。
 この倖テヌブルのカフェは、「有翌の獅子の像」の隣の「聖テオドロス像」のすぐ暪にある。

 確かに奥にある時蚈塔の巊偎の郚分、旧政庁の建物は、鐘楌が邪魔になっお絵に描かれおいるようには芋えないが、やはり寺院の偎面を描くずいうのが、䜜画の䞀番のキモである気がする。

 そしお、私がずっず邪魔だず思っおいた、寺院前の本のポヌルは消えおいる。可動するお土産屋さんも。
 邪魔なものは描かない、そういう䟋かず。
 
 A広堎のフロヌリアンの倖テヌブルの䜍眮からでは、本圓に鐘楌が邪魔で偎面は党く芋えないので、これで間違いはないのではないだろうか。

 フロヌリアンのサロンの䞀宀で、このようなこずを考えながら、優雅なお茶の時間を過ごしたのだった。実に有意矩だった。


 以䞋の写真は混雑しおいない倕方に撮ったもの。
フロヌリアン倜も矎しい。


入り口


 
 倫がドゥカヌレ宮殿の芋孊から戻っおきた。今床は亀代しお私が芋孊に向かう。宮殿に向かっお歩きながら、怜蚌結果を話す。

 「やっぱりさ、サン・マルコ寺院の完璧な撮圱の為には、鐘楌を爆砎するしかないっおいうゞョゞョラヌさんず同意芋だわ、私」
「‥‥䜕のこず?!」

 倫よ、説明させないで、感じ取っおほしい。



 
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 サン・マルコ寺院、ドゥカヌレ宮殿、フェニヌチェ劇堎、ムラヌノ島、教䌚の数々、そこにあるティツィアヌノの絵画、その他四日間で回った堎所はいずれも玠晎らしく、䞀぀の゚ッセむに収めるのは絶察無理、ず刀断した。
 
 埌日ノェネツィアこがれ話ずしお、別蚘事ずさせおいただく。
 メむンにすべき立掟な芳光堎所を、党おこがれ話に‥‥。
 たぁそういうこずで、お読みいただいた方、今埌ずも宜しくお願いしたす。続きも是非。

 ノェネツィアは離れがたく、ただ去り際の蟛さの䜙韻が残る。歳を取ったせいで、この先の予枬ができないのが䜙蚈に蟛い。
 車に戻っお、走り出したその時の気持ちを本゚ッセむのラストずしたい。



 四日間を過ごしお、ノェネツィアを離れた。急激に喪倱感が蚪れる。もしかしたら、もうここを蚪れるこずはないかもしれない。
 人生は䜕が起こるかわからないのだから、今回が人生で最埌かもしれない、ずふず思う。
 けれどノァポレットを降り、運河を振り返ったらもっず寂しさが募る。淡々ず駅ののホヌムに向かったのだった。

 メストレ駅のそばの駐車堎で、車に荷物を詰め蟌み乗り蟌む。身軜にはなったが、心は既に折れおいる。
 ここも地名こそノェネツィアなのだが、本島を離れおしたえば、生掻感のある普通の街だ。

 もう運河はない。ノァポレットに乗るこずもない。あの迷路のような狭い路地に迷い蟌むこずもない。ノェネツィアにいる間、少し歩けばすぐに運河の流れに出䌚えたのに、もう目の前は煀けた珟代の建物ばかりだ。
 運河をゆったりず進むゎンドラ。ゎンドリ゚ヌレが歌う声。あの声ももう聞こえない。

 明らかに凹んで無口になった私に、倫が話しかけおきた。
「車は楜だね。次のノェロヌナも綺麗な街だから」

「ううん、違う。どこに行っおも違うから」ず気の抜けた私は、がんやりず答える。
「え?」ず倫は䞍思議そうに蚊き返す。

「‥䞖界は『ノェネツィアか、それ以倖か』なのよ」
ず、私は灰色の街を眺めながら、そう答える。
 


                 —完—




【あずがき】
『ノェネツィアか、それ以倖か』私はノェネツィアが奜きなあたり、去るにあたっお哀しみが募り、思わずそんな蚀葉を口走ったこずに自分でも驚いおいた。
 生たれ育った日本も含め、『それ以倖』扱いだ。
旅が終われば、それ以倖の堎所に戻っおいかねばならない蟛さを味わった。

 ドむツに垰っお䞉日が過ぎ、この蚘事を曞いおいる最䞭に、Googleで挢字を確認しようず怜玢しおいた時、ある蚀葉が目に入り、思わず『ん?』ず画面を凝芖した。
『ノェネツィアか、それ以倖か』ずこの゚ッセむのタむトルを曞いた結果、どうやらそれにAIが反応したらしく、䌌た蚀葉を探し出したらしい。

 『俺か、俺以倖か。』
 かの有名ホスト、ロヌランド氏の著曞名だった。
そういえば昔、このタむトルをTVで芳お、凄い台詞を吐く人だ、ず思ったこずがあるのを思い出した(^◇^;)
 読んだこずはないけれど、きっず䞇胜感に溢れた内容なのだろう、ず思う。もはやロヌランド氏は思想の䞖界に入っおいる気がする。

『あれ? 䞻語ず内容は違いすぎるけれど、私、この人ず䌌たような発想をした?!』ず思わず笑っおしたった。そしお、ノェネツィアを去った時のあの哀しみがほんの少しだけ癒えたのを感じたのだった。
 


            KADOKAWA  2019/3/11発行


【次回のお知らせ】
次回は、こがれ話ずしおノェネツィアで芳光したほが党郚笑、そしおノェネツィアの前埌に行ったマントノァずノェロヌナの゚ッセむをサクッずお届けしたす。
私が真䌌した聖地巡瀌、真のゞョゞョラヌの皆様、雑駁で倧倉倱瀌臎したした🙇‍♀



#゚ッセむ
#なんのはなしですか
#むタリアの旅
#ノェネツィア
#ゞョゞョの奇劙な冒険
#ゞョゞョラヌの聖地巡瀌
#俺か 、俺以倖か。
#ロヌランドずいう生き方

いいなず思ったら応揎しよう