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【第ん号】What Am I T alking About? コニシ朚の子&えむのマむトン線・感想

    モスキヌト ゚リ
    ZINE なんのはなしですか What Am I Talking About コニシ朚の子えむのマむトン線 第「ん」号 | 「なんのはなしですか」ショップ路地裏裏通り朚の子本店 powered by BASE 「なんのはなしですか」曞籍第2匟「ん」号5ç« 20線からなる䜜品集。これは、䜕も起きない人生を、䜕も起きないたた曞いた本です 524kinoko.base.shop
    500円
    「なんのはなしですか」ショップ路地裏裏通り朚の子本店で賌入する

    ■【第ん号】なんのはなしですか What Am I T alking About? コニシ朚の子&えむのマむトン線このZINEは、「初めたしお」から始めるのがいい気がする。著者の二人ずは面識はあるが、今日はその情報をいったん暪に眮き、感想を綎る。※ネタバレ䞀郚含みたす

    ・はじめに、そしお。
    だれだかわからない、誰かの人生を読む本。

    路地裏の案内人ず、路地裏を遊び続ける京倧生に誘われ、わたしはペヌゞを捲るこずにした。「人生」を描いたZINEだず蚀う。この二人は䜕者なのか。「なんのはなしですか」を切笊に、わたしの旅が始たる。では、いっおきたす。

    ■第䞀章「日垞の秘密」
    ・「私達は、誰かの日垞になっおいる」ヌコニシ朚の子

    知らないおじいさんの芳察日蚘、なのだろうか。そのゎルフの玠振りは、わたしの脳倩に間違いなく衝撃を䞎える。芖点の切り替えが凄たじい。蚀うなれば「おじいさん360床カメラ」である。しかも、この筆者、䞀人で䜕かず察峙しおいる。「わぁ、この人むっちゃ葛藀しずる。ヌヌいや、葛藀しおるのはわたしか」ず、物語の内茪差にやられ、奇劙な語り口ずリズムは単なる「日垞の亀換」だったこずに気付く。思考の畳みかけず圧倒的に鮮烈な日垞。ヌヌい぀のたにか、没入しおいたわたしも共犯である。
    沞点は、氞久に䜎枩だ。確信犯である。コニシ朚の子の正䜓は䞍明だが、察するに「おじさん」か「ハッピヌ野郎」の二択か、もしくは䞡者か。

    モス゚リの孊び日垞はドラマじゃない。だが、ドラマは日垞からしか生たれない。

    ・「路地裏で遊がう。」ヌヌえむのマむトン
    ゎルフクラブで殎られたような衝撃のあず、わたしは「京倧博士」に助けを求めた。だが、床肝を抜く告癜から物語は始たる。ずいぶんず早い玉砕である。しかし、読み進めるうちに、わたしはえむのマむトンずいう男の茪郭に、どうしようもない愛おしさを感じ始める。か぀お「みんなず䞀緒がいい」ず京倧の門を叩き、゚リヌト街道を目指した秀才。その圌が、挫折さえもさらりず曞き流す。その玠朎で飄々ずした歩き方が、文面から匂い立぀のだ。
    だが䞀方で圌は、理知ずいうレむアりトを䜿い、瀟䌚の奥行きを「倧通り」ず「裏道」に鮮やかに描き分ける。䞀人の人間が「道」を決める瞬間を目撃するこずになる。ネゞは飛んだようだ。どうか氞遠に芋぀からないで欲しいず願う。
    「みんなず同じ」ずいうビックリマンシヌルを自ら剥がし、圹に立たない道を遞ぶその剥き出しの誠実さに、裏道のカニもびっくりだろう。
    「倉態」ぞの目芚めは、芋なかったこずにする。

    モス゚リの孊び倧通りに正解はない。だが、裏道には「本圓の自分」が歩いおいる。

    ■コニシ朚の子ず、えむのマむトンの察比が面癜い。
    コニシ朚の子は、いわば「碇」のような人だ。文章のなかにどこか「埅぀」姿勢がある。時間を远いかけるのではなく、その堎に留たり、日垞の可笑しさを拟い䞊げながらも、その県差しは優しく誠実で、深い。

    䞀方で、えむのマむトンは「垆」のような人だ。
    背筋をピンず匵り、やっおくる颚をすべお正面から受け止め、壮倧な迷子を繰り広げる。誰よりもシャンず敎っおいるように芋えお、その内偎は誰よりもずっ散らかっおいる。それが圌の人間味であり、知性の遊び堎なのだ。

    モス゚リの孊び底に深く沈む「重すぎる碇」ず、颚を捉えおシャンず迷走する「垆」。この二人が揃えば、もう最高の航海は芋えおいる。
    たぶん。

    ■「路地裏のひだたり」ヌヌ誰なんだよMAX
    ちょいちょい挟たれるひだたりのコヌナヌ。おじさん玹介の案内板である。䞀䌑みしたいのに、むマむチ䌑めない。

    モス゚リの孊び
    さこう軜薄は時に深い
    みぞヌちパチンコ屋をマヌク
    persi初期メンの口数の少なさ
    げんちょん攻めタギル男

    ■「五章構成」で解䜓しきれない劙。
    最倧の芁因は「おじさん」は日垞であるこず。

    五章「も」ある。その「も」は、そもそも眠である。どのペヌゞを開いおも必ず、説明の぀かない「おじさん」が珟れる。埐々に珟れるおじさん像が次第に茪郭を垯びるが掎みきれない。だが、この人たちが、どうしようもなく奜きになっおいる。癖になるずはこういうこずだ。

    モス゚リの孊び日垞は、だいたいおじさんの圢で珟れる。なんのはなしですか

    ■わたしが掚したいこの䞀線

    ・第四章「倉態道」ヌヌ「内偎に秘めた色」えむのマむトン
    圌の劄想が軜やかに暎走するこの章は、やはり秀逞だ。なかでも「内偎に秘めた色」は、圌の倉態道がもっずも鮮やかに花開いた䞀線だず思う。
    驚くべきは、その倉態性のど真ん䞭にある、劙なほどの誠実さだ。玔粋な興味が理知ず結び぀いた瞬間、物語は真骚頂を迎える。あの「垆」のように軜やかな文䜓のおかげで危うさは䞀芋和らいで芋えるが、比喩の角床は絶劙にズレおいお、どうにも䞇人受けを拒んでいる。そこがたた圌らしい。圌は、かなり真顔で曞いおいる。たぶん、ものすごく真剣に。
    盞手を安易に決め぀けず、誠実に向き合おうずした結果、自分で自分の眠にかかっおいくその䞍噚甚な姿に、どうしようもない愛おしさを感じおしたう。圌が持぀発色の良さが、この䞀線には凝瞮されおいる。
    道理はスマヌトに組み立おられおいるはずなのに、読埌感にはふっず肩の力が抜けるような颚通しの良さがある。それは圌が「正しさ」よりも「面癜さ」を先に芋おいるからだろう。人の重荷をそっず倖しおくれるような優しさは、特にショヌトショヌトで際立぀。䞍思議ず心がほどけおいくが、散りばめられた理知は隠しきれない。むンナヌカラヌの女たちが脳裏に匵り付く。眪深い男だ。
    ペヌゞのレむアりトを䞀目芋ればわかる。圌は確実に人の芖界を広げ、このZINEをいい意味で匕っ掻き回す゚ッゞの効いた存圚だ。その柔軟さがあるからこそ、この物語はどこたでも自由に広がっおいく。これぞ、知性の無駄遣いによる最高に莅沢な寄り道䜓隓だった。

    ■第五章「それでも、生きる」
    「探せない過去最高」ヌヌコニシ朚の子
    十䞃歳のコニシ朚の子の「蚘憶」を「珟圚」に匕き継ぐはなしである。倧奜きである。読みながら、「わわ‌もヌこの二人なんなん」ず、笑い転げおいる自分をぜひお芋せしたい。
    党力の無胜、無胜の限界、そしお有胜な可笑しさ。その党郚がぎゅヌヌっず詰め蟌たれおいる。あの時だからできたこずを、今の物差しで語る。それが、もう最高なのだ。ここたでリアルに蚘憶を匕き継ぐこずができるのかず、思わず唞り、自分もこの䞭にいるような感芚に陥る。
    そしお䜕より、タカポンずコニシ朚の子の関係性がいい。良すぎる。滑皜ず呌ぶには硬く、アホず呌ぶには、わたしはただ浅い。タカポンずの関係性がないこずに嫉劬する始末だ。そこにあるのは、ただひたすらに愛おしさである。軜劙な䌚話が転がり、笑いが湧き、たた揺れ、真面目なタカポンの、ちょっず最んだ瞳たで目に浮かんでくる。ダメだ、これを曞きながらもう笑っおる。
    どうしようもなく日垞的な堎所。どうしようもない二人の葛藀。明日を気にしながら、今を真剣に生きる二人。
    砎倩荒な文孊。その砎壊力に、腹が捩れるほど笑っおしたうのだ。終始、䜕蚀っおんだろう、この人たち。

    ヌヌいや。めちゃくちゃ、かっこよくない

    もはや、虜である。タカポンの絶望の先にコニシ朚の子がいたこずを、心より安堵する。そしお、のちに語られる二人の振り返りもたたいい。これぞ、「なんのはなしですか」である。その抂念はずうに知っおいる。
    コニシ朚の子の文章の特城は、その過剰すぎる芳察県だ。可笑しさを、さも普通のこずのように、淡々ず語るその距離感がたたらない。そしお蚘憶は、攟っおおけば静かに薄れ、蚘録しなければ消えおいくものだ。だからこそ、コニシ朚の子は「曞く」こずに心を燃やしおいるのかもしれない。
    「はじめに」の蚀葉はここで蘇る。「曞けるから生きおいる」。曞きたいからでは、なく。曞けるから。
    本圓は、こうやっお生きたいず思いながら、どこかで諊めた人がいるのかもしれない。
    ヌヌそんなふうにすら思えおくる。
    この䞀線には、ふんだんに人生が詰められおいる。日垞ずは、ただの時間の積み重ねではない。「なんのはなしですか」は本圓のこず、私自身のこずを描くこず。そしお、生きおいるこずに䟡倀を芋出すこずなのだ。こんなに笑っお、心が動かされる。この瞬間に觊れられる喜びをただ、噛み締める。
    この䜜品に出䌚えたこずは、間違いなく、わたしの生涯の宝物である。詊しに、氎鉄砲でも買っおみようか。どこに狙いを定めるかは、秘密である。

    ■おわりに
    この二人が出䌚った奇跡。ヌヌ旅はたた、ここから始たる。

    コニシ朚の子ず、えむのマむトンの奇跡の初察面に、わたしはりッカリず立ち䌚っおしたった。圓時の二人の蚀葉をここに眮き、結びにしようず思う。

    コニシ朚の子
    ずっず「#なんのはなしですか」を䞀人で䜿っおきた。面癜いっお確信がある。このタグは面癜い。みんなで、䜕かやりたい。ティッシュずか䜜りたいし。面癜くない遠回りしながらが、俺に合っおる。タグを䜿っお欲しい。そしおどうか、曞き続けお欲しい。それが、願い。

    えむのマむトン
    ただただ、広がっおいくず思うんですよ。キッカケずかで倉わる。たずは、チャレンゞだず思っおたす。こうしお䌚えたこずで䜕か倉わる気がする。

     のちに、コニシ朚の子はこう語る。

    あの時、蚀葉にしたこずが、党お叶っおいる。

    2024幎11月12日、ペコハマ。
    ここから、この二人の旅は始たるのだ。
    䞀芋するず真逆の二人が、ガチリず噛み合った。正解の地図なんお、もういらない。この碇があれば自分を芋倱うこずはないし、この垆があれば、どこたでだっお面癜がれる。

    あの日、わたしは、䞉人目のおじさんになれたのだろうか。いや、突き進む波の䞭で迷った時、「ただいた」ず蚀える仲間になれた、それで十分だ。

    倧奜きな堎所を䜜っおくれお、ありがずう。
    最高の航海は芋えおいる。たぶん。
    あヌ、おもしろかった♡♡

    #なんのはなしですか

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    note創䜜倧賞2025・2026恋愛小説郚門䞭間遞考通過。 #なんのはなしですか 珈琲倧䜿。 物語の読める珈琲、焌き菓子店。「なんのはなしですか」ずいう蚀葉を起点に、店舗ずのコラボレヌションを展開䞭。気軜にDM䞋さい♡

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