
【音比較】無料で使えるアンプシミュレータープラグイン~前編~【AmpliTube/Guitar Rigなど】
Plexi / JCM-800(1959/1987/2203/2204)系の、無料で使用できるアンプシミュレーターの音を比較します。
比較対象
Plexi:
Guitar Rig 7: JUMP
BIAS FX 2: '69 Plexiglas V2
Amp Locker: PRESTIGE
Garage Band: Vintage British Head
Tonocracy: Brit Plex 100
JCM-800:
AmpliTube 5 CS: Brit 8000
bx_rockrack V3: CRUNCH 800(※ 試用期間 14日間)
セッティング
Vanish のサンプル音源として用意した都合で、Vanish のデフォルト設定に合わせたセッティングでレンダリングしてあります。
アンプシミュレーター:
Presence: 6、Bass: 2、Middle: 4、Treble: 7、Master: 10、Loudness (Plexi): 10、PreAmp (JCM-800): 7
歪み具合が揃うように入力ゲインを調整
キャビネットシミュレーター:
G12M 系(無ければ G12H / G12T)の 4発
高域の具合が近くなるようにマイクポジションを調整
ノイズゲート:無料で使用できる場合のみ設定
リバーブ:無料で使用できる場合のみ、アンビエンス程度に設定
比較音源:リフ
シングルピックアップのリアで、ボリュームとトーンは全開です。
比較音源:カッティング
シングルピックアップのセンター&リアのハーフトーンで、ボリュームは半分程度(A カーブ)、トーンは全開です。
気付いた事など
(サンプリング周波数 96 kHz / バッファーサイズ 64 sample)での CPU の負荷率は Vanish / Guiitar Rig / BIAS FX がほぼ同じで、AmpliTube がその 3 倍、Amp Locker / Tonocracy が 1.2 倍、bx_rockrack が半分以下、Grage Band が 70 % 程度(Logic Pro で確認)でした。
(bx_rockrack はリバーブ機能が無い分負荷が小さめに出ていますが、それを考慮しても動作は軽めのようです)
対応しているサンプリング周波数については、BIAS FX / bx_rockrack / Tonocracy は 192kHz では使えませんでした。BIAS FX の方は音自体は出ますが、明らかに音質が変化してしまっています。
Tonocracy はつまみ操作でノイズが出るようなので注意が必要です。デジタルフィルターの(係数変更の)ノイズの対策をしていないんだと思われます。
今回はアンプシミュレーター製品全体(アンプ+キャビネットシミュレーション)での比較でしたが、後編ではアンプシミュレーション部分のみ(Vanish のキャビネットシミュレーターを共通で使用して、アンプシミュレーションのみ入れ替え)を比較します。