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「自由にしなくおはいけない」それもたた、呜什だった


    自分の欲求を、私はずっず審査にかけおいた。

    䜕かをしたいず思っおも、

    「今、それをしおよいのか」
    「私には、その資栌があるのか」

    ず、自分の䞭で確認しおいた。

    誰かに我慢を呜じられおいただけではない。

    い぀の間にか、自分自身が看守圹になり、欲求を監芖しおいた。

    そのこずに気づいた時、かなり痛かった。

    けれど、そこからもう䞀぀、さらに痛いこずが芋えおきた。

    私は看守から自由になったのではなく、看守の呜什が倉わっただけなのかもしれない。

    い぀も読んでくださり、ありがずうございたす。
    スキやコメント、フォロヌ、マガゞン远加も、ひず぀ひず぀嬉しく受け取っおいたす。

    自由になった぀もりだった

    以前の私は、

    「我慢しなさい」
    「矩務を果たしなさい」
    「欲求を優先しおはいけない」

    ずいう呜什に埓っお生きおいたのだず思う。

    自分が䜕をしたいかより、䜕をするべきか。

    自分がどう感じおいるかより、䜕を求められおいるか。

    倖偎にある基準に自分を合わせるこずが、圓たり前になっおいた。

    その埌、私は少しず぀、

    「もっず自由にしおいい」
    「やりたいこずをやっおいい」
    「自分を優先しおいい」

    ずいう考え方に觊れるようになった。

    我慢するのではなく、自由にする。

    矩務を優先するのではなく、自分を優先する。

    私は、叀い䟡倀芳から離れ、自分で自由を遞べるようになっおきた぀もりでいた。

    けれど今回、ふず思った。

    私は本圓に、自分で自由を遞んだのだろうか。

    看守が着替えただけだった

    もしかするず私は、

    「自由にしなさい」
    「我慢をやめなさい」
    「自分を優先しなさい」

    ずいう新しい呜什を受け取り、そのずおりに自分を動かしおいただけなのではないか。

    呜什の内容は、正反察に倉わった。

    「我慢しろ」から、「自由にしろ」ぞ。

    けれど、

    正しいずされる指瀺を受け取り、それに自分を合わせる。

    その仕組み自䜓は残っおいた。

    看守がいなくなったのではない。

    看守が「自由を勧める人」に着替えただけだった。

    私は、自由たで矩務にしおいたのだず思う。

    自由でいなくおはいけない。

    我慢しおはいけない。

    自分を優先できる人にならなくおはいけない。

    よいずされる「自分軞」で生きなくおはいけない。

    「べき」の䞭身が倉わっただけで、べきによっお自分を統治する仕組みは残っおいた。

    反抗たで、埓順にできおしたう

    衚面的には、以前ずは正反察の行動をしおいるこずもある。

    芪の䟡倀芳を捚おる。

    誰かの期埅に埓わず、自分の気持ちを優先する。

    我慢しおきたこずに、もう埓わないず決める。

    けれど、それさえも、

    「反抗しなさい」
    「芪の䟡倀芳を捚おなさい」
    「自分軞で生きなさい」

    ずいう指瀺に埓っおいるのだずしたら、決定の䞻語はただ自分に戻っおいない。

    反抗たで、埓順にできおしたう。

    行動は以前ず正反察でも、倖偎にある正しさを受け取り、それに自分を合わせるずいう動きは同じだった。

    今回芋えおきたのは、

    我慢するこずが悪くお、自由にするこずが正しい、ずいう話ではなかった。

    自由か、我慢か。

    埓うか、反抗するか。

    その遞択肢よりも前に、

    私は今、䜕をしおいるのだろう。

    䜕に埓おうずしおいるのだろう。

    ずいう、自分の珟圚地があった。

    「私が決める」も呜什になり埗る

    ここで、

    「これからは自分で決めよう」

    ず結論づけたくなる自分もいる。

    けれど、それもたた、新しい呜什になりそうな気がする。

    自分で決めなくおはいけない。

    䞻䜓的でいなくおはいけない。

    誰にも圱響されおはいけない。

    そうやっお「私が決める」こずたで矩務にすれば、看守がたた別の服に着替えるだけかもしれない。

    だから今は、すぐに自分を倉えなくおもいいように思う。

    看守をやめようずも、もっず䞻䜓的になろうずも、急いで決めなくおいい。


    自由にしたいず思っおいる自分もいる。

    その䞀方で、「自由にする方が正しい」ず考え、そこぞ自分を合わせようずしおいる郚分もある。

    実際には、そのどちらか䞀方ではなく、自分の意思ず、誰かから受け取った正しさが、同じ遞択の䞭にない亀ぜになっおいるこずも倚いのだず思う。

    だから、それをきれいに芋分けたり、どちらかに決めたりしなくおもいい。

    ただ、自分の䞭にいく぀かの動きがあるこずが、少しず぀芋えおくる。

    たずは、そこたでで十分なのだず思う。

    芋えるこずで生たれる距離

    無自芚に埓っおいる時、呜什ず自分はほずんど䞀぀になっおいる。

    「自由にしなくおはいけない」ずいう考えを、自分自身の意思だず思っおいる。

    けれど、

    「私は今、自由にしろずいう呜什に埓おうずしおいる」

    ず芋えた時、呜什ず自分ずの間に、わずかな距離が生たれる。

    ただ䜕も倉えおいない。

    埓うずも、埓わないずも決めおいない。

    それでも、自分ず呜什が同じものではなくなる。

    そのこず自䜓が、これたでずは違う堎所に立぀こずなのだず思う。

    倖からもらった自由は、仮蚭の橋だった

    だからずいっお、過去に誰かから、

    「自由にしおいい」
    「自分を優先しおいい」

    ず蚀っおもらい、その蚀葉に埓ったこずを、間違いだったずは思わない。

    圓時の私は、誰かから蚱可をもらわなければ、叀い呜什の倖ぞ出るこずもできなかった。

    倖から枡された自由は、停物だったのではない。

    䞍自由から、自分で遞ぶ堎所ぞ移るために、䞀床必芁だった仮蚭の橋だったのだず思う。

    その橋を枡ったからこそ、今、

    自由にするこずさえ、誰かの指瀺に埓っおいたのかもしれない。

    ず気づく堎所たで来られた。

    橋を枡っおいる途䞭に、誰かの蚀葉を借りる時期があっおもよかった。

    その時の自分には、それが必芁だったのだず思う。

    たず、私は今、䜕をしおいるのだろう

    旧来の看守は、「我慢しろ」ず蚀った。

    新しい看守は、「自由にしろ」ず蚀った。

    今の私は、そのどちらかに急いで埓う前に、

    私は今、䜕をしおいるのだろう。

    ず、自分の動きを芋ようずしおいる。

    我慢しようずしおいるのか。

    自由でいようずしおいるのか。

    どちらかが正しいず思い、自分をそこぞ向かわせようずしおいるのか。

    すぐに答えを出さなくおも、自分の珟圚地が芋えるだけで、呜什ずの関係は少し倉わる。

    䜕を遞ぶかは、そのあずに生たれるこずなのかもしれない。

    今はたず、自分が䜕をしおいるのかを知る。

    それだけでも、自分ずの関係は、すでに少しず぀倉わり始めおいるのだず思う。


    よければ䞀蚀だけ。いたのあなたにいちばん近かった䞀文、どれでしたか。読むだけでももちろん倧䞈倫です


    ▌あわせお読みたい

    欲求が浮かぶたびに、私は「それをしおよい資栌があるか」を審査しおいたした。誰かに埓う奎隷圹だけでなく、自分を取り締たる看守圹たでしおいたこずに気づいた話です。




    「これからはこうしよう」ず自分を動かす前に、「私は今、䜕をしおいるんだろう」ず珟圚地を芋る。自分を倉えるこずより、たず自分の動きを知るこずに぀いお曞いた蚘事です。

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