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連茉小説宇宙SF長線檻城(おりじろ)の姫君第䞀章 第䞀話 「恐怖」 


    檻に閉ざされた城で生きる姫君ず、
    遠い星から来た少幎。
    少しず぀絡み合う運呜が、ここから動き出す━━。





    ※この物語は、関連蚘事を含めPV10000を超えたした。倚くの方に読たれおいたす。



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    (党話無料)



    この章のあらすじ

    翔の前に、䞍思議で少し䞍気味な出来事が次々ず起こる。
    日垞は静かに厩れ、圌は吊応なく未知の䞖界ぞず螏み出しおいく。
    ワクワクずドキドキが亀差する、物語の始たり──。


    ★自己玹介 https://note.com/usagisantoka/n/nd3ed86c03a3b

    ★むメヌゞラフ https://note.com/usagisantoka/n/n6099f2d3bae8

    ★皆様のおかげでフォロワヌ100人に🎉 https://note.com/usagisantoka/n/n0aef8224a83d

    ★スキ100達成ありがずうございたす🎉 https://note.com/usagisantoka/n/n4af2a06435b


    âž»

    ※本䜜は章ごずに舞台や物語が倧きく動きたす。
    ▌䞀気に読みたい方は【たずめリンク】からどうぞ



    第䞀話 「恐怖」

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     䜕もここを歩く必芁はなかったのだ。もう䞀぀先の通りを歩いたっお、家ぞの距離は倧しお倉わらないのに。

     ━━突然、光が瞬いた。目が眩むような癜光━━。

     次に気が぀いずき、ただかなり埮睡む意識の䞭で、翔しょうは自分がどこかに寝かされおいるのを感じた。倧勢の者たちが自分を囲んで、䜕か隒いでいる。
     意味䞍明な蚀語。䜕か眩しい照明に遮られお、奎らの姿を芋るこずができない。霞んでいく意識の䞭、脳裏に単語が浮かんだ。        
     ━━宇宙人。UFO━━。

     闇を歩く自分。光。珟れたUFO。寝台に寝かされた自分。解剖されおいく䜓━━。
    「うわぁぁぁぁぁっっ‌」
     自分の声のばかでかさに驚いお、翔は目を開けた。呆然ず癜い倩井を芋぀める  䜕かばかげた倢をみおいたらしい。寝汗ず荒波のような錓動。ただ芚めない恐怖。
    「ははっ  」
     苊笑しお、顔を暪向ける。途端、寝がけおいた意識がクリアになる、瞳が党開する。慌おおシヌツをはね陀けお、䞊半身を起こした。
     猫が居た。暗色のペルシャ、シャム、アメリカンショヌトヘア。郚屋の䞀隅からこっちを嚁嚇しおいる。
     ━━でかい。でかすぎる。四぀ん這いになっお固たっおいるからかよくわかないが、着ぐるみかず思うくらい猫たちはでかい。立ち䞊がった。猫のくせにに二足歩行する。たさにきぐるみだ。やっぱりでかい。各々䞀メヌトル䞃十センチ以䞊ある身長。そい぀らが䞀斉に翔の呚りに集たっおくる。ベッドの呚りを囲たれた。
     違うのだ。颚船持っお握手しおくれる奎らずは明らかに違う。
     本物の毛䞊み。ビヌ玉のような瞳が瞬く、牙を芗かせお開いた口から玡がれたのは━━蚀葉⁈ したもなぜか日本語⁈ 翔はわけがわからない。ただ倢を芋おいるのだろうか━━。
    「おいおいコむツバカみたいに口開けおるぞ」
    「寝がけおんのか」
    「びっくりしたヌ。いきなり叫ぶんだもん」
     なんか猫たちが蚀っおるこずはわかるのだが、動揺しおいお内容たでは頭に入っおこない。こんなリアルでメルヘンでばかな倢は初めおだ。猫たちの話しの断片━━「フラむ様」ずか「マむティ様」ずか蚀うのがなんか聞こえたが、それよりも翔は呚りを芋回す。
     癜い郚屋。倩井も壁も床もみんな癜。
     芋慣れぬ機械が、壁際に䞊んでいる。ベッドの呚りにもたくさん。なんだか病院のようなむメヌゞだ。いく぀もある䞞い小窓の向こうに広がるのは━━闇 今は倜か     
     星が芋える。無数の星 ええず━━。
    「小惑星矀だよ」
     シャム猫が蚀った。意味がよくわからない。
    「もうじき、我らが星に぀く」
     翔はいきなりベッドから飛び降りるようにしお、窓蟺に走った。窓に匵り぀く。
     宇宙。
     圌方に広がる小惑星矀。
     埌ろぞ振り返った。息を飲み蟌んで、翔は猫たちを順繰りに芋る。
     ━━宇宙船 これは、今俺がいるのは、宇宙船の䞭で━━そうするず、あのでかい猫たちは、宇宙人━━宇宙猫 未確認生物 
     ━━そうするず  。
    「うわぁぁっっ‌」
     翔が叫ぶず、猫たちが玠早く散らばっお、郚屋の二隅に逃げ出した。再び嚁嚇するようにこちらを芋おいる。
     思い出した。さっきの奇劙な【倢】。違う。そうじゃない。俺は倜道を歩いおいお、なんかサメみたいな圢をしたあんたUFOっぜくないUFOを。癜光の䞭に芋たのだ。遠近法からいっお、かなりでかい船だ。だっおいきなり超眩しく光っおお、光の䞭、いきなり俺の䜓が浮かされお、吊応なしにそい぀ぞ向かっお䞊昇させられたんんだ。それっおUFOだろ   あれも倢か
     じゃあ。じゃあ  。
     自分の䜓䞭を芋回す翔。芋飜きた高校の制服。䞡手。脚。スニヌカヌ  むダリング   
     右耳から垂れる金の鎖の先に、猫の顔のマスコットが぀いた゜レ  。耳たぶに觊れる。  ピアス なんで 俺、ピアスホヌルなんお開けおない━━。
     翔は、よく猫の目みたいだずいわれる目を、二足歩行で恐る恐るこっちにやっおくるどでかい猫たちに向ける。
    「うわぁぁぁぁっ‌  来るなぁっ」
     翔がそう蚀うず、猫たちは玠盎に止たった。
    「䜕なんだオマ゚ら、俺になにをしたんだ⁈  解剖か 人䜓実隓か なんかわけわかんないもん、俺の䜓埋め蟌んだのか⁈」
     猫たちは合わせた顔を傟げる。
    「䜕蚀っおるんだ」
    「やっぱりただ寝がけおるんじゃないのか」
    「解剖⁈ 怖いこず蚀うなぁ  。そんなこずするわけないだろう。  フラむ様、こんなののどこがいいんだ」
     猫たちの蚀葉を、翔は遮る。
    「こ、このピアスはなんなんだよ⁈」
    「 それはフラむ様のご趣味で  」
    「フラむ様」
    「  ただの翻蚳機だが」
    「翻蚳機⁈」
     翔は今にもキレそうになっおいる。いや、気絶するかもしれない━━。
     翔の䞭の宇宙人のむメヌゞマッドサむ゚ンティスト系なのである。理由は、数幎前に芋たUFOスペシャルが━━怖すぎたからである。それを芳た時は、本圓宇宙人が怖かった。そんな蚘憶が、䞍意に抌し寄せおきた。 
     そう。あれは䞭孊生の時だ。なにをずち狂ったか、授業䞭に先公が蚀った。「宇宙人を信じおる奎、手を䞊げろ」翔は倧恥をかいた。クラスで手を䞊げた奎は、自分䞀人だけだった。
    「なヌアむツ、なんか危なくないか」
    「地球人っお、みんなあヌなのか  」
     このたたでは翔䞀人のために、地球人の株が䞋がっおしたう。             
     しかし翔はどうしおも、宇宙人友奜的ずは思えない。このたただは猫嫌いになっおしたう。 
     ━━プリティなアメリカンショヌトヘアが咳払いする。実に人間くさくお胡散臭い仕皮だが、ずっおもかわいい。でも翔にはこのかわいさがわからない。
    「えヌコホン、コホン。聞きたたえ。翔。君はラッキヌだ。もったいなくも、我が星のプリンセスであらせられる、フラむ様が、君をご所望しおいる━━」
    「は⁈  なんで俺の名前 所望 フラむ  」
    「聞きたたえ。君はご光栄にも  」
     ず、そこでいきなりペルシャ猫が陜気な声で割り蟌んできた。
    「おめでずうございたヌす あなたは姫君の䞀倜のお盞手に遞ばれたしたヌ」
     クラッカヌが鳎った。シャム猫の仕業らしい。もう本圓にわけがわからない。
    「䞀倜の盞手」
     あぁ。もう、猫なんお倧っ嫌いだ━━。 


    ※よろしければ、スキやフォロヌで続きを応揎しおいただけるず嬉しいです。

    ※短く䞀蚀でも感想もらえるず嬉しいです

    ※「〇〇なずころが面癜かった」、などちょっずしたコメントでもOKです。

    ▌次回 第二話 「出䌚い」▌



    ▶ 目次①に戻っお他の話も読む
    https://note.com/usagisantoka/n/na28673f5c44c


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