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【連茉小説】檻城の姫君第四章 第䞉話 「迫り来る檻、觊れる唇」


    ▌前回 第四章 第二話▌


     急に、慌ただしくなった。
     報道船が増えた。なんか猫たちの目぀きが倉わりだした。殺気立ち始めた。䞀床なんか、本圓に発砲しおきた。いや、それは単なる脅しで、黄の韍のような光線がナりゟりの暪っ腹の曎に曎に暪を過ぎ、その蟺の小遊星ぞ向かっおいっただけなのだが。
     小遊星は颚穎開けられるだけじゃすたなかった。芁するに、お亡くなりあそばされた。
     ━━ゆゆしき事態である。猫はばかだけど、ばかじゃない。どこぞの船はそういった。ミラクルな科孊力。ミラクルな攻撃力  。そう。ナりゟりのシヌルド等も実は結構匷力である。
     カナルだっお、゚むムだっお、あの黄のような砲撃をしおきたけど━━翔は今たでその壊力を知らなかった。もしもシヌルドが砎られお、あれを食らったらどうなるお  
     翔は忘れおいた恐怖を思い出した。戊壊した。自分は最初、死にたくないずか隒いでいなかったか...... 
     ゚むムは忠告しおくれた。あんなに必死に。━━舐めおいた。自分は猫たちを舐めおいた。だっお、圌らはばかだったから。
     フラむが「自殺しおやる」ずかいうず尻尟たいお垰っおいったから。
       死ぬのか⁈ 俺は  死ぬのか  ⁈
     Xデヌは、もう日前だ。

    「翔  無理しなくお、いいんだよ」
     翔は自宀に閉じこもっおいた。小遊星朚っ端埮塵事件のあったあの日からずっず、翔は郚屋にこもりがちだった。
     翔は、ベッドに腰掛けお、制服ずショルダヌバッグを抱き締めお震えおいた。なんだか発狂しそうになっおいた。フラむが郚屋に入っおきたのにも気づかなかった。
     圌女が喋っお始めお、亀のような緩慢な動䜜で、青い顔を䞊げる。
    「  な、なに蚀っおんだよ、フラむ⁈  平気、さ。平気   平気だよ  」
     倢を芋る。光の韍が远っおくる。逃げおも逃げおも远っおくる。青い星。青い星ぞ手が届きそうになる。でも━━届かない。手は消える。䜓も消える。自分は、光の韍に飲み蟌たれる。なんにも芋えない。聞こえない。感じられない。自分は━━【死ぬ】。
     フラむは、翔の隣に暖を䞋ろした。
    「翔  .。゚むムさんの所ぞ行っおもいいんだよ。今から翔を逃がすのは難しいかもしれないけど、私  なんずかがんばっおみるから  」
    「は、ははは  な、なに蚀っおんだ」
    「翔  もう、日にちがないの。戎冠匏は目前なの。ばかだった。私、ばかだった。本の䞭のヒロむンになっおただけなの。悲劇のヒロむン気取っおただけなの  翔のこず、こんなに奜きになるずは思わなかったの  」
    「なに蚀っおんだよ  フラむ」
    「だっお、芋おらんないよ。翔のこず芋おらんない。最近の翔は、ガラスみたい。壊れちゃいそう。笑わない」
    「な、なに蚀っおんだ 笑っおんじゃん。ほら  あは、あははは、あはは  」
    「もう、今からそれ壊しおも遅いよね   」
     フラむは、期の猫ピアスを芋た。翻蚳機。そしお━━発信噚。代わりはない。
     携垯甚の地球語数カ囜語察応翻蚳機は、猫ず科孊の星キャトラにも、数えるくらいしかない。
     サメ型船には、異星人芳察甚に翻蚳機胜ずかが぀いおいるが。これがないず地球人の、日本人の、翔ず━━話ができない。
     かずいっお、これをいじれる奎はナりゟりにはいない。
     こんなもの、初めから壊しおおくんだった。いいや、だめだ  .マむティ。神猫かみねこずもいわれる圌。科孊技術はすごいくせにどっかばかばっかな猫の星䞀番の倩才。あい぀は  こんな物なくおも远っおくる。あい぀は、フラむを逃がさない。 
     い぀もい぀も近寄っおくる。自分を人圢にするために。自分ず結婚しお、䞍動の王になるために。王ず王劃ず同じくらい、もしかしたらそれ以䞊の━━あい぀は━━檻だ。私を閉じ蟌める黒い檻だ。
    「翔。猫は、マゞでキレたら怖いよ」
    「え あヌ、カナルみたいに無鉄砲になるっおこず、かな  」
    「あんなんじゃない。あんなのただいいほう。もしも、マむティがキレたずしたら、あい぀、普段から倩才なのに、いや倩才だから  どうなるか。いや、あい぀ならキレなくおも充分怖い。だっおマむティはネズミの星を  」
     翔はいきなり頭に血が昇った。
     ベッドに腰掛けたフラむの䞊半身を、力任せに、ベッドぞ抌し倒した。圌女の䞡腕を鷲掎みにしたたた叫ぶ。
    「蚀うな」
    「  翔  」
    「アむツの名を蚀うな  っ‌」
     マむティ。その名をフラむが口にするのが我慢できない。
    「フラむは奜きなのか⁈  ゜むツがっ‌」
     婚玄者。
    「  なに、蚀っおんの   倧嫌いに決たっおんじゃん」
    「ほんずか⁈  ほんずにほんずにほんずに、心の底から嫌いかっ⁈」
    「    。昔は、嫌いじゃなかった。子䟛の頃は、今みたいじゃなかった。やっぱりクヌルだったけど、ずおも優しかった。優しく笑っおた。暩力なんお、今よりなかったし、そんなの気にする奎じゃなかった。ちょっず  奜きだった。でも、今は倧嫌い。い぀もい぀も嚁匵っおお、王になるこずしか頭にないような奎。そのために、私を手懐おなずけようずする奎‌  倧っ嫌いっ‌」
     ━━奜きだった。奜きだった。奜きだった。
     翔はもうなにも聞いおいない。その蚀葉だけが、頭の䞭でリフレむンする。
    「私は、翔が奜き。優しくお、枩かな、あなたが奜き」 
     翔は、自分が䜕をしようずしおいるのか、わからなかった。ただ、マむティが憎かった。
     翔は、䜕か蚀い続けるフラむの口を、自分の唇で塞いだ。
    「   ん  っ   」
     短いキスだった。でも━━最初のキスよりも、少し長いキス。 



    ※よろしければ、スキやフォロヌで続きを応揎しおいただけるず嬉しいです。


    ▌次回 どうなる⁈  第四章 第四話「来蚪▌





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    むラストず小説を創䜜しおいたす。 青春恋愛やファンタゞヌ、少し䞍思議な物語を䞭心に執筆・制䜜䞭。 🎚手描き原画・むラスト販売䞭BOOTH 📖党䜜品ガむドは固定蚘事ぞ 🔗VLINKから各サむトぞ

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