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Photo byperomi_10

字面がキラキラネーム

    創作大賞のオールカテゴリ部門に投稿した「自分の性質と、自分の名前が見合ってなくて人生が苦しい」といった趣旨の話は、私が常日頃そう思っているところから着想を得た。

    登場する「美晴」という名前は、自分の本名に近いものをチョイスした。私の名前は「美○」ということだけ、こっそり公表してみる。

    この名前が、好きではない。というか、名前に「美しい」なんて入れることこそが、令和の時代においてはある種のルッキズムなのではないか?とも思い始めてしまっている始末。

    もちろん分かっている。母は私に「顔が」美しい人間に、などと願っているわけはないだろう。なんなら母も名前に「美しい」の文字が入っていて、親から1字貰った説が、正直かなり濃厚。

    ただ、私は普段からボーイッシュな風貌を好み、髪は常にショートカットで、スカートはここ10年くらいは履いていない。可愛げのある仕草はできなくて愛想も悪いし、恋愛には全くもって興味がない。
    日陰で暮らしているような、ネガティブで暗めの人間である。(明るくて爽やかな人は、きっと4時(※就寝前)とかにnoteを書かない。)

    それでいてこの名前がついている事が、むず痒くて、恥ずかしくて、受け入れられないのだ。30歳を過ぎてもなお。


    さらに私を悩ませるのが、名前と名字の組み合わせが、その、、、なんというか、、、【字面キラキラネーム】なのだ。

    私の名字にもあろうことか「美しい」に匹敵するような漢字が入っていて、日陰で暮らしている私にとっては、正直かなり眩しい。名前自体は読めるし、普遍的で、決してキラキラネームではないのだけれど、この名字と組み合わせると、圧が。


    愛想がない女の、字面キラキラネーム。名前だけは何度も褒められるけれど、私自身はどうだろうか。
    もう少し名前に似合う人間になれたら・・・と思い続けて30年。今日も、この名前のまま精一杯生きているのが現状である。

    ただ、オールカテゴリ部門に投稿した創作大賞の内容を、どちらかというとハッピーエンド寄りで締めたのは、自分への願いでもある。文句は言いつつ、いつか「美しい」の文字を背負える器の大きな人間になれたら。今はまだ、この名前に勝てないけれど、いつか。必ず。


    #創作大賞2026 #エッセイ部門

     
     

    ウイ

     
     
    「書く」ことで「自分という人間」を言語化したいだけの note

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