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䞖界䞀の掞窟銀座ベトナム ホンニャ・ケバン「暗黒掞窟探怜ず玔癜おむすび」②䞭線


    䞖界でいちばん矎しい掞窟

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    のどかな田園地垯をバスに揺られるこず2時間あたり。広がる緑の颚景が埐々にゞャングルぞず倉わっおいく様子を眺めながら、冒険の始たりに胞が高鳎る。このゞャングルの奥に、䞖界で最も矎しいずされる倩囜掞窟パラダむスケむブがあるずいうのだから、その期埅は吊が応でも膚らむばかりだ。

    掞窟ず蚀えば、暗くお䞍気味なむメヌゞが䞀般的。
    その掞窟に「倩囜」ずいう名を぀けるなんお、ずいぶん倧胆なネヌミングセンスだ。もしかしお、クリスマスむルミネヌションのようにキラキラずラむトアップされおいるのだろうか。
    そんなこずを考えるず、興ざめしおしたいそうだ。

    早く掞窟の䞭を芋おみたいずころだが、倩囜掞窟の入り口はかなり遠いらしい。バスでは登れない堎所に䜍眮しおいるため、䞀床バスを降りお電動カヌトに乗り換え、道を䞊っおいくこずになる。電動カヌトに揺られお15分、ようやく広堎のような堎所に到着した。しかし、ここもただ掞窟の入口ではない。掞窟の入口はさらに奥にあり、ゞャングルの䞭を30分ほどトレッキングしなくおはならないのだ。

    ベトナムの倏は東京の倏に匹敵する暑さず湿気だ。少し歩いただけでも汗が噎き出し、持っおきたミネラルりォヌタヌもあっずいう間に空になりそうだ。ミネラルりォヌタヌが無くなっおは倧倉なので、ちびちびず氎分補絊をしながら山道を登っおいく。
    しかし暑さにやられ、すでにヘロヘロだ。早く掞窟にたどり着きたい、その䞀心で歩を進める。

    突然ヒュヌッず涌しい颚が吹き抜けた。熱垯の颚の䞭にひんやりずした空気が混ざる。もしかしお、掞窟が近いのかも。

    朚々の隙間から、石が敷き詰められた倧きな螊り堎のような堎所が芋えた。どうやら、ここが倩囜掞窟の入り口のようだ。

    䞖界遺産の倩囜掞窟は、すぐには入れない。
    螊り堎の䞭にある建物で、ガむドから掞窟の成り立ちや泚意事項などをレクチャヌされる。このレクチャヌには、䞭に入る人数を調敎する意味もあるようだ。30分ほど埅たされおから、ようやく掞窟の入口に案内された。

    さあ、いよいよ倩囜掞窟の探怜だ。

    倧きな掞窟ず聞いおいたのに、入口や続く階段がかなり狭い。新宿の雑居ビルの裏手にある非垞階段のようで、人がすれ違うのがやっずだ。45人が入口に重なるずすぐに枋滞が起きる。ここに倚くの人が抌し寄せるのはかなり危ない。先ほどのレクチャヌの時間は、この混雑を避けるための調敎だっただろう。

    入り口から䞭に入るず、そこには真っ暗な䞖界が埅ち受けおいた。掞窟は平坊ではなく、倧きな穎になっおいお、それが垂盎に䞋ぞず続いおいる。朚補の階段をひたすら䞋っおいくが、どこたで降りおも底が芋えない。

    それもそのはずだ。この垂盎の穎は、ビルで蚀えば地䞋12階盞圓の深さがあるらしい。垰りはその12階分を蜿蜒ず登っおこなければならないが、今はそれを考えないようにしよう。ただひたすら階段を降り続けた。






    倩囜掞窟はハリヌポッタヌの䞖界

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    倩囜掞窟パラダむスケむブの䞭は、その名の通り、本圓にパラダむスだった。

    目の前にそびえ立぀巚倧な鍟乳石は、たるでハリヌポッタヌに出おくるホグワヌツ城の塔のように芋える。たさに魔法の䞖界に入り蟌んだような幻想的な景色が広がっおいるのだ。

    䞍思議なこずに、この鍟乳石には様々な圢が存圚する。カヌテンのように垂れ䞋がっおいるものもあれば、カボチャのシャンデリアのような圢のものもある。そのどれもが数十メヌトルもの高さを持ち、ビルの䜕階分にも盞圓するような巚倧さだ。倩囜の名を冠する理由は、そのスケヌルの倧きさだけではない。鍟乳石の色もたた倩囜的なのだ。

    石灰岩が湿っお光を济びるずキラキラず茝く。その茝きは、ただ濡れおいるだけではなく、鍟乳石自䜓が光を反射しおパヌル色に発光しおいるかのようだ。鍟乳石の䞭に含たれる成分が光を反射し、その結果ずしおこの矎しい茝きを攟っおいるのだ。

    「はあ」ずため息が出る。目の前に広がるこの䞀぀䞀぀の鍟乳石が、䜕十䞇幎、䜕癟䞇幎ずいう気の遠くなるような幎月をかけお圢成されたものだ。果おしない時間の積み重ねが生み出した圧倒的な矎しさ。地球䞊でこれに匹敵する矎しさは存圚しないず蚀われたら、倚くの人が玍埗しおしたうだろう。

    倩囜掞窟の党長は、わかっおいるだけで31km以䞊もある。その䞭で䞀般の芳光客が立ち入れるのは、ほんの1kmだけだ。さらに、この掞窟は長いだけではなく、高さもある。最も高い倩井郚分では、なんず100mもの高さがあるずいう。

    掞窟の䞭倮郚分には、巚倧な空掞が広がっおいる。その広さは圧倒的で、空掞がどこたで続いおいるのか芋圓も぀かない。埌で調べおみるず、この空掞は東京ドヌムがたるたる入っおしたうほどの倧きさだずいう。぀たり、倩囜掞窟の䞭に野球堎を䜜るこずさえ可胜かもしれない。応揎の声が掞窟䞭に響き枡る様子を想像するず、ちょっず芋おみたい気もする。

    鍟乳石に觊れおみた。ひんやりずした感觊が指先を䌝わる。それは、倪叀の地球の息吹を感じおいるようだった。鍟乳石ひず぀ひず぀に、悠久の時が刻み蟌たれおいる。
    それは、地球の歎史そのものを感じさせる。この掞窟の䞭に䜇み、宇宙の誕生から珟圚に至るたでの壮倧な時間を想像した。

    この掞窟は、単なる芳光地ではなく、地球が私たちに莈った神秘の宝箱ず蚀えるものだろう。





    暗黒掞窟の入口ぱメラルドグリヌンの湖

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    この旅の最終目的地、それは暗闇掞窟だ。

    暗闇掞窟に぀いお日本ではその存圚をあたり知られおいない。もちろん行く前にいろいろず調べたが、情報はほずんどなかった。わかっおいるのは、その名の通り光がたったく届かない暗黒の掞窟であるこず。そしお、その奥には謎の地底湖が眠っおいるずいうこずだ。最近になっお、この暗黒掞窟の探怜ができるようになったずいう情報を聞き぀け、向かうこずになった。

    暗闇掞窟は、先ほどの倩囜掞窟からさらにゞャングルを進んだ山奥にある。うっそうず朚々が茂った山道をバスで1時間ほど登っおいく。突然、前方に眩しい光が広がった。

    キラキラず茝くその光ぱメラルドグリヌン色だった。いや、ただの光ではない。氎面が反射しおいるのだ。
    それは、゚メラルドグリヌン色に茝く倧きな湖だった。この湖は呚囲が切り立った厖に囲たれおおり、バスがこれ以䞊近づくのは無理なようだった。バスは厖の䞊にある、湖を芋枡せる建物の前に停車した。ガむドによるず、ここが暗闇掞窟の探怜基地らしい。ここで降りるように指瀺された。

    湖の矎しさず枅々しいレむクサむドの建物は、暗闇掞窟ずいう名前から想像しおいたオドロオドロしい堎所ずは党く違う。ちょっず面食らっおしたった。

    しかし、ここからが倧倉だった。
    たず、最初に受付で誓玄曞(怪我しおも責任取らないよ的な)にサむンをさせられ、珟地スタッフから掞窟たでの道のりの説明を受けた。
    ここはベトナムだ。日本ず安党の基準が違うかもしれない。どんな危険があるかもしれない。緩んだ気持ちが䞀気に匕き締たっおきた。

    珟地スタッフの説明によるず、ここから暗闇掞窟たではかなり離れおいお、そこに行くためには様々な詊緎を乗り越えないずいけないらしい。

    たた、探怜には厳しい制玄があるずのこず。
    それは掞窟探怜の栌奜だ。
    暗闇掞窟に行くための栌奜は氎着しか蚱されおいないらしい。しかも男性は海パン、女性はビキニのみだ。ラッシュガヌドを着るこずやワンピヌス型の氎着を着るこずは蚱されおいない。今の時代、ここたで服装の制限があるこずも珍しい。
    しかも持ち物は䞀切持っおいっおはならない。唯䞀認められおいるのは、メガネだけ。しかもチェヌンを぀けお固定をするこずになっおいお、途䞭で玛倱しおも責任は負わないらしい。それ以倖は、服や靎はおろか、スマホやカメラ、タオルやペットボトルなども持っおいくこずができない。その理由に぀いおは埌ほどわかるのだけど この時は疑問しか感じなかった。

    でもしょうがない。先に進むにはそのルヌルを守るしかないのだ。
    えいや自分も海パン䞀䞁、裞足ずいう姿になった。
    恥ずかしさを通り越しお「もうなんにでもなれ」的な気持ちにもなっおくる。

    海パン姿になった自分にラむフゞャケットずヘルメット、そしおハヌネスが1セット支絊された。それらを装着するず先ほどの垂民プヌルにいるような恰奜から、ちょっずした冒険に行くような雰囲気になっおきた。気持ちもだんだん高たっおくる。気分はすっかり川口浩探怜隊。猿人バヌゎンでも双頭のヘビでもなんでもござれなのだ。






    滑空せよ。氎泳せよ。

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    厖の䞊から芋䞋ろす゚メラルドグリヌンの湖は、たるで宝箱の䞭に閉じ蟌められた宝石のようだった。しかし、その矎しさの裏には、底知れない深さず未知なる恐怖が朜んでいた。

    いよいよ、出発の時間がやっおきた。埅合宀から䞀人ひずり順番に呌ばれ、厖の䞊にある出発台ぞず進む。心臓の錓動が速くなり、胞の高鳎りを感じながら足を進めた。

    「ギャアアア」
    湖のほうから次々ず悲鳎が聞こえおくる。なんで掞窟に入るのにこんな悲鳎が必芁なんだ。お化け屋敷でもあるたいし。疑問に思いながら出発台の階段を䞊るず、その理由が明らかになった。この厖の䞊からゞップラむンで湖を䞀気に枡るらしいのだ。

    出発台の䞊に立぀ず、ハヌネスでロヌプに繋がれた。それにしおも高い。゚メラルドグリヌンの氎面たでおそらく50メヌトルはあるだろう。䜓が小刻みに震え始める。目の前に広がる光景に、足元がすくむ。

    「スリヌ、ツヌ 」
    いきなりカりントダりンが始たった。埅お埅お、ただ気持ちの敎理が぀いおいない

    「ワン、GO」
    そんなこずはおかたいなしに、䞀気に空䞭ぞず攟たれた。

    りフョオオオオ。
    ものすごい颚圧ず加速。厖の䞊から゚メラルドグリヌン色の湖に向かっお、䞀気に飛んでいく。浮遊しおいるずいうよりも、䞋に萜ちおいく感じだ。そしお、距離が長い。湖を暪断するのではなく、现長い湖を瞊断しおいるようだ。

    やがお氎面に蚭けられた倧きな浮きのようなものが芋えおきた。あそこが終点だろう。足をくの字にしないずケガをするずレクチャヌを受けたこずを思い出した。獲れたおの車海老のごずく、必死に足をくの字にする。

    ガタガタン。党身で転がるように着地をする。ようやく察岞に着いたようだ。ふう、たずは䞀安心だ。

    「ゞャンプゞャンプ」
    珟地スタッフが倧きな声で叫んでいる。湖に飛び蟌めずいうこずらしい。早く飛び蟌たないず、次のゞップラむンが突っ蟌んでくるらしい。

    バシャン。冷たい湖氎に飛び蟌んだ。
    前方には倚くの人が列を䜜るように泳いでいる。そう、ここから掞窟の入口たで泳がなければならないのだ。ラむフゞャケットに守られおいるので沈むこずはないだろう。゚メラルドグリヌン色の湖は濁っおいお、透明床がほずんどない。深さもわからず、ワニや倧きな魚が朜んでいおも芋えない。い぀どこから䜕が出おくるかわからない。深淵ぞの恐怖感は拭えなかった。
    䞀刻も早く抜け出したくお、必死に手足をバタバタさせお前ぞ向かった。必死に察岞を目指しおいった。

    10分ほどかけお、ようやく桟橋に到着する。なんずか泳ぎ切ったが、䜓力は限界に近い。先に到着した人たちもぐったりしおいる。
    しかし、ここで疲れおいる堎合ではない。この桟橋の向こうにある暪穎が暗闇掞窟の入口だ。そう、ここからが本圓の冒険の始たりだった。




    👉前線


    👉䞭線


    👉埌線



    ※こちらの旅行蚘は、「1000日間で1000のおむすびを食す男」の䞭で、2019幎8月9月に曞いた蚘事を元に、远蚘線集、再構成しお曞き䞊げたものになりたす。


    ※毎日、おむすびの食リポをしおいたすので、よろしければ読んでみおくださいね。↓




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    #䞖界でいちばんおむすびを語れる男#゚モ1グランプリ

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    3000皮類を食べた日本䞀のおにぎりマニア/専門家㊗マツコの知らない䞖界出挔/曞籍「日本ご圓地おにぎり倧党(蟰巳出版)」/おむすびビヌル「和musubi」 note連続2600日🌟創䜜倧賞入遞🌟ベストレビュアヌ賞🌟note公匏コンテスト倚数受賞 👉スポヌツ、地域、ファンベヌス

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