
「惜しい。」が、新しい実験の始まりだった。ホームベーカリーが壊れた、その後。
先日、突然ホームベーカリーが壊れました。
毎朝の食パンづくりを支えてくれていた相棒が動かなくなり、私は突然パン職人に任命されることに。
壊れた話はこちら↓↓
あれから、新しい相棒として迎えたのが、パンをこねられるニーダーが付属した クイジナートのハンドミキサー です。
ホームベーカリーを買い直すことも考えたのですが、よく考えると、私はホームベーカリーでパンを焼いていたわけではありません。こねてただけ。だから、今回あえてこの選択をしてみたのです。
とはいえ、ハンドミキサーでパンをこねるのは初めて。
ホームベーカリーのように、材料を入れてボタンを押せば終わりというわけにはいきません。私にとって気になっていたのは、「ちゃんとパンが焼けるか」よりも、このひと手間を面倒だと感じないかということ。
週に何回かやることだからこそ、めんどくさく感じないかは、かなり重要。
さぁ、お試し開始!
まずは、いつもの食パンレシピで。
混ぜ方は取扱説明書どおりにやってみることにしました。
30秒混ぜて、スケッパーで生地を整える。
そのあと、2分半ニーダーでこねる。
新しいおもちゃを手にした子どものように、「おぉ、こう動くんだ!」とワクワクしながら見つめる私(笑)。
うまくできるかな。
説明書では、このあとボウルから生地を取り出して、手で少しこねる工程に入るようですが、生地を触ってみると、まだベタベタ。さすがにこれはまだだろうと思って、ニーダーでこねる時間を少しだけ延長してみました。
そして焼き上がった食パンは……
うん、おいしい!!
しかも、ホームベーカリーを使っていた頃より、トータルで1時間くらい早く焼き上がるようになりました。これはうれしい誤算です。
でも、ひとつだけ。
出来上がった食パンをちぎった時、ホームベーカリーで作っていた頃のような、あの”もちっ”と伸びる感じが少しだけ足りない気がしました。
味はおいしい。
でも、「あともう一歩」なんだよなぁ。
惜しい!!!!
以前の私なら、「やっぱりホームベーカリーの方がよかったのかな」と思ってしまっていたかもしれません。でも、使わない機能がたくさんあったところでもったいないだけだし、新たな機械の「ちょうどいい」を見つけることはワクワクする。なんか相棒になれる瞬間というか。
「じゃあ、あと少しこねる時間を変えてみよう。」
「途中で休ませたらどうだろう。ホームベーカリーだってこねて休んでを繰り返してるし。」
少しずつ、自分で想像してやってみる。
とはいえ、こねる時間が増えれば、その分だけ手間も使う時間も増えちゃいます(といっても数分だけど)。今のままでもおいしいとは思うし、ここから先は「必要」ではありません。
でも、私はもっちりが好き。
ちぎったときのもっちり感が味わいたい。
それだけの理由ですが、もう少し実験を続けてみようと思います。
さて、いつになったらこれだーっ!!という感動に会えるのか。今日また焼いたので、明日の朝が楽しみです。
思えば、きっかけはホームベーカリーが壊れたという「困りごと」でした。でも、そのおかげで今、新しい実験を楽しんでいます。
そう思うと、どんな出来事も、面白い未来を連れてきてくれる可能性があるんだなと改めて感じています。
しばらくは、わが家の食パン研究は続きそうです。
もうひとつの景色 🌿
「惜しい」は、元に戻る理由ではなく、別のやり方を試す入口なのかもしれない。後日、植えられないままのローゼルを前にして、また前提を動かすことになりました。