
ホームベーカリーが壊れて、突然パン職人に任命された話
ホームベーカリーが壊れました。
材料を入れても、回らない。
音だけが響いて、実際はまったく動いていない。
えー!!!暑さでホームベーカリーが職場放棄したかっ!?
毎朝の食パン。家で焼くようになってから、6年目を迎えました。
最初はすべての工程をホームベーカリー任せでしたが、今は、こねと一次発酵までをホームベーカリーにお願いして、その後の成形、二次発酵から焼くところまでは手作業をする形に落ち着いています。
なので、前半は任せて楽々!のはずでした。
それが今日は、材料を前に沈黙するホームベーカリー。材料は準備してしまったので、できれば復活をお願いしたいのだけれど、
スイッチを入れ直してみても、
電源を抜き差ししても、
ナデナデしてみても、
願掛けしてみても、
回らない。何度やっても、回らない。
もうこれは、さすがに諦めるしかありませんでした。
そして私は、ホームベーカリーから突然、パン職人に任命されることになったのです。
手ごねなんて、40年ぶりくらいじゃないでしょうか。
こねてはたたきつけるを繰り返し、ベッタベタだった材料は徐々にひとまとまりに。手探りで進め、ちょっとずつ形になってきて、なんとか一次発酵。ここからは普段と同じ流れになります。
半ば絶望の中、なんとか食パンは焼き上がり、突然降ってきた任務も無事遂行できました(笑)。
ふぅ……よかった。
手ごねだから、いつもよりもおいしく感じるかな。
……だけど、もう十分(笑)。
たとえどんなにおいしかったとしても、毎回この作業をするのはしんどすぎる。重荷になりすぎる。
絶対にいや。
というわけで、ホームベーカリーを買い直す決意をして探し始めたのですが、よく考えると、私はホームベーカリーでパンを焼いていません。
欲しかったのは、ホームベーカリーそのものではなく、「こねてくれる力」だけだったと、今さらながら気づきました。
でも、ホームベーカリー以外の選択はあるのかな?
調べていくうちに、パン生地用のニーダーがついたハンドミキサーがあると知りました。
これは、なかなかよさそう。
こねる力はホームベーカリー以上という声もあったりして、試したくなってお買い上げ。なんだか楽しみになってきました。
ホームベーカリーのように、材料を入れてほったらかしにはできなくなるけれど、その分、ホームベーカリーを置いていた場所が空く。
ちょうど家中を片づけている私にとっては、最高の選択ができたかなと思っています。
あとは、うまく使いこなせるかだけ……ですね(笑)。
でも今回、壊れたことで改めて、私がモノに何をお願いしたいのかを問う、いい機会になりました。
あったら便利かもしれない機能は、必要ないかもしれない機能。
これからは、本当に必要なものだけを選んで置いていく。
そういうスタイルで、少しずつスッキリしていけたらいいなと思っています。
もうひとつの景色 🌿
突然迎えた新しい相棒。実際にパンを焼いてみたら、「これだ!」ではなく「惜しい!」から、新しい実験が始まりました。