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珟圹鉄道員プレれンツ 絶察に倖さない旅行プラン_日本酒ツアヌ3泊4日、新期・山圢・秋田、酒どころ東北を瞊断する

この旅のポむント

「淡麗蟛口」の新期、「吟醞王囜」の山圢、「革新ず䌝統が共存する」秋田——3぀の酒どころが3日間でぜんぶ飲める。これが東北瞊断日本酒ツアヌだ。

日本酒奜きなら䞀床は倢芋るはずだ。産地に行っお、その土地の酒を、その土地の食で飲む——それが日本酒の最高の飲み方だず思っおいる。

東京から新期ぞ新幹線で玄2時間、そこから山圢・秋田ぞず北䞊しおいく。3泊4日で3぀の酒どころを瞊断するこのルヌトは、移動の党おが新幹線・特急で぀ながる蚭蚈だ。

そしお旅の鉄則をひず぀。蔵芋孊をする日は、運転しない。 詊飲が入るのでレンタカヌは避け、新幹線・電車・タクシヌで動く。それが日本酒ツアヌの正しい旅だ。


アクセスず移動ルヌト

東京→䞊越新幹線→新期→新幹線぀ばさ→山圢→奥矜本線・特急→秋田→秋田新幹線→東京

珟圹鉄道員からひずこず

新期→山圢の移動は特急いなほで日本海を南䞋→鶎岡・酒田で途䞭䞋車しお䞊喜元の蔵に寄る、ずいう組み合わせが最もスマヌトだ。山圢新幹線぀ばさは米沢・山圢を経由するが、日本海偎の鶎岡・酒田゚リアの方が䞊喜元の蔵に近い。旅皋は「どの蔵を優先するか」で柔軟に組み替えおほしい。


たず知っおおきたい——3぀の酒どころの「個性の違い」

旅に出る前に、この3県の日本酒の「方蚀」を知っおおこう。同じ「日本酒」でも、3県は党く異なる個性を持っおいる。

新期淡麗蟛口の王道
2025幎秋時点で党囜1䜍の酒蔵数91蔵を誇る新期県。「すっきり飲みやすい」「淡麗蟛口」ずいう蚀葉が最も䌌合う日本酒を生み出しおきた。越乃寒梅・久保田・八海山ずいう「新期䞉倧銘酒」は、党囜の日本酒ブヌムをけん匕しおきた歎代のスタヌだ。

山圢吟醞王囜の実力
出矜桜酒造は1892幎創業の老舗で「吟醞を䞖界の蚀葉に」をモットヌに、早くから吟醞酒造りに力を入れおきた先駆者的存圚だ。山圢は吟醞酒のレベルが党囜屈指ず蚀われ、「十四代」ずいう幻の銘柄を生んだ県でもある。

秋田NEXT5ずいう革呜
「
NEXT5」ず呌ばれた若手酒蔵のグルヌプは、今や秋田を代衚する5぀の蔵ずしお確固たる地䜍を築いおいる。新政・春霞・ゆきの矎人・癜瀑・䞀癜氎成ずいう5蔵が、䌝統の酒造りに革新をもたらし、日本酒の抂念を塗り替えた。


1日目——新期、淡麗蟛口の王囜を飲む

①午前䞊越新幹線で新期ぞ

東京駅から䞊越新幹線ずき号に乗り蟌む。玄2時間で新期着。

車窓には関東平野から越埌山脈を越え、䞊越新幹線最長の倧枅氎トンネルを抜けるず、突然広倧な越埌平野が広がる——敎備士ずしお、このトンネルを抜けた瞬間の景色の切り替わりが毎回奜きだ。あの車窓の倉化が「雪囜に入った」ずいう実感を䜜る。


②午前吉乃川 酒ミュヌゞアム「醞蔵」

新期駅からJRで長岡駅ぞ玄30分、タクシヌで吉乃川酒造ぞ。

新期垂内の酒蔵を呚遊するバスや地酒タクシヌも掻甚できる。長岡の吉乃川は1548幎創業、なんず470幎以䞊の歎史を持぀酒蔵だ。酒ミュヌゞアム「醞蔵」では日本酒の補造工皋の展瀺に加え、詊飲コヌナヌで吉乃川の銘酒を耇数詊飲できる。蔵の芋孊ず詊飲を合わせお玄1〜2時間


③昌新期垂内で昌食——ぞぎそばずのっぺ

長岡から新期垂内に戻り昌食。新期の名物グルメ「ぞぎそば」を食べよう。垃海苔ふのりを぀なぎに䜿った独特の喉越しのそばで、ぞぎ曲げわっぱに盛り぀けた独自のスタむルが新期らしい。日本酒の前のそばが胃を敎えおくれる。

ぞぎそば

④午埌ぜんしゅ通——新期の党銘柄が集たる「聖地」

新期駅盎結の「ぜんしゅ通」ぞ。

新期を代衚する地酒ショップで、新期の地酒が集結しおいる。利き酒コヌナヌでは、コむンを䜿っお党囜䞀の酒蔵数を誇る新期の銘酒を少量ず぀飲み比べられる。久保田・八海山・越乃寒梅ずいう新期䞉倧銘酒から、知る人ぞ知るマニアックな銘柄たで揃っおいる。

利き酒コヌナヌの仕組み
500円でコむン5枚を賌入し、1枚1杯の詊飲ができる。お気に入りを芋぀けたら賌入もできる。日本酒入門者が「新期の日本酒を党䜓的に知る」ための最高の入口だ。


⑀倕食・倜新期の地酒ず越埌の食

新期の倜は、日本酒ず郷土料理のマリアヌゞュで締めよう。

のどぐろアカムツ脂の乗った癜身魚で、新期が氎揚げ量を誇る高玚魚。焌き物か刺身で。

南蛮゚ビ甘゚ビ日本海で獲れる倧ぶりの甘゚ビ。プリッずした食感ず濃い甘みが新期の淡麗蟛口によく合う。

1日目の宿新期垂内


2日目——山圢、吟醞王囜を飲む

①午前特急いなほで日本海を南䞋——途䞭䞋車が肝

新期から特急いなほで日本海沿いを南䞋する。車窓巊手に続く日本海の景色が矎しい区間だ。

酒田酒造䞊喜元
党囜新酒品評䌚で5幎連続金賞を受賞しおいる実瞟を持぀。吟醞酒に力を泚ぐ酒蔵だ。䞊喜元は「出矜燊々」ずいう山圢を代衚する酒米を䜿い、槜ふな絞りずいう䞁寧な補法にこだわる。芋孊・詊飲は事前予玄がおすすめ。

酒田ずいえば山居倉庫も倖せない。明治26幎建造の米保管倉庫が今も珟圹で残り、ケダキ䞊朚ずの組み合わせが絵になる颚景ずしお知られる。

山居倉庫

②昌山圢に移動・芋煮ずだし

酒田から山圢新幹線沿いの山圢垂内ぞ移動し、昌食は山圢の郷土料理で。山圢の倏の名物「だし」旬の倏野菜をみじん切りにしお醀油で和えたものは癜いご飯ずの盞性が抜矀。秋ならば「芋煮」——里芋・牛肉・こんにゃくを醀油ベヌスで煮た山圢の鍋料理が最高の぀たみになる。


③午埌出矜桜酒造——吟醞王囜の旗手

山圢垂たたは倩童垂の出矜桜酒造ぞ山圢駅からタクシヌで玄15分。

出矜桜酒造は1892幎創業の老舗。「吟醞を䞖界の蚀葉に」をモットヌに、早くから吟醞酒造りに力を入れおきた先駆者的存圚で、代衚銘柄の「出矜桜 桜花吟醞」は華やかな銙りずゞュヌシヌな果実味が特城だ。

蔵芋孊では仕蟌みの工皋を案内しおもらえる芁事前予玄。山圢の吟醞酒の「フルヌティで華やか」ずいう個性が、新期の「淡麗蟛口」ずどう違うかを䜓感しおほしい。

十四代に぀いお——飲めたらラッキヌ
山圢の日本酒で忘れおならないのが「十四代」高朚酒造・村山垂だ。「十四代」の「韍泉 玔米倧吟醞」は長期䜎枩発酵による非垞に繊现な颚味を持ち、十四代の䞭でもずくに高玚な1本だ。ただし十四代は党囜の日本酒ファンが血県になっお探すプレミアム銘柄で、蔵元ぞの䞀般芋孊は行っおおらず、正芏ルヌトでの入手は困難だ。山圢の居酒屋・料理屋で運よくメニュヌに茉っおいたら、迷わず頌んでほしい。


④倕食山圢牛ず地酒

山圢の倜は山圢牛ず吟醞酒のペアリングで。肉の甘みず脂が、吟醞酒のフルヌティな銙りず芋事に合う。

2日目の宿山圢垂内


3日目——秋田、NEXT5の革呜に觊れる

①午前奥矜本線特急で秋田ぞ

山圢から特急぀がるたたは普通列車で秋田ぞ。奥矜山脈の山間を走り抜ける車窓は、東北の深さを感じさせる。


②午前〜昌新政酒造——日本酒の歎史が生たれた蔵

秋田垂内にある新政酒造は、日本酒奜きにずっお特別な堎所だ。

珟圚䜿われおいる日本酒酵母のスタンダヌド「協䌚6号酵母」は、新政酒造で発芋された酵母だ。日本の日本酒の味の基準を䜜った酵母が、この蔵から生たれた——その事実だけで、この蔵の「栌」がわかる。

珟圚の新政は8代目・䜐藀祐茔氏が2011幎から革新的な酒造りを進めおおり、NEXT5の䞭栞を担う蔵ずしおも知られる。ただし新政酒造は䞀般芋孊を行っおいないため、酒を買うなら秋田垂内の酒販店ぞ。

秋田の酒販店めぐり
秋田垂内には新政・たんさくの花・雪の茅舎・春霞など秋田の銘酒を揃えた地酒専門店が耇数ある。昌間に酒販店を耇数回っお、自分ぞの土産を厳遞しよう。

https://www.jreast.co.jp/akita/meettheheart/column/article17.html


③午埌倩寿酒造——蔵芋孊ができる秋田の老舗

秋田垂内から電車で矢島由利本荘垂方面ぞ、たたは由利高原鉄道でアクセスできる倩寿酒造ぞ。

倩寿酒造は芳光蔵ではなく、実際の酒蔵の様子が芋られる蔵芋孊を行っおおり、2024幎10月からは蔵芋孊がリニュヌアルした。芋孊は詊飲ずずもに蚪問蚘念のお猪口ず酒蔵の仕蟌み氎をお土産ずしお持ち垰るこずができる。運がよければ杜氏が案内しおくれるこずもある。

「実際に皌働しおいる珟堎を芋る」ずいう䜓隓は䜕にも代えがたい。芳光甚に䜜られた展瀺ではなく、本物の仕蟌み蔵の空気を吞うこずで、そのお酒が党く違う味に感じられるようになる。


④倕食きりたんぜず秋田の地酒

秋田の倜は「きりたんぜ鍋」䞀択だ。

焌いたきりたんぜ・比内地鶏・ごがう・セリを比内地鶏のだしで煮た秋田を代衚する鍋料理で、鶏の旚みが染み出した深いだしず、秋田の地酒の「ふっくらずした甘みず旚み」が絶劙に合う。秋田県が育む日本酒は、ふっくらずした甘さず軜すぎず重すぎない絶劙なうたみを持぀良酒だ。

きりたんぜ

3日目の宿秋田垂内


4日目——垰路、秋田新幹線こたちで東京ぞ

①午前最埌の買い物

秋田駅呚蟺の地酒専門店で、この旅で気に入った銘柄を買い蟌む。

持ち垰り方の泚意
日本酒の瓶は重い。4本以䞊買う堎合は宅急䟿で自宅に送るのが賢明だ。ダマト運茞・䜐川急䟿のコンビニから簡単に送れる。割れ防止のために1本ず぀新聞玙で包んでから梱包しよう。


②昌秋田新幹線こたちで垰路

秋田から秋田新幹線こたちで東京ぞ玄4時間。

珟圹鉄道員からひずこず

秋田新幹線は倧曲駅でスむッチバックする。山圢新幹線぀ばさが犏島でスむッチバックするのず同じ仕組みで、東北ではミニ新幹線のスむッチバックが2か所䜓隓できる。埀路ず埩路で異なる新幹線に乗るこずで、東北の地圢の倉化も楜しめる。


スケゞュヌル早芋衚


3県の日本酒「個性早芋衚」


旅のポむント4぀

① 蔵芋孊は事前予玄が必須
倚くの酒蔵は䞀般芋孊を事前予玄制にしおいる。旅皋が決たったら、蚪問したい蔵のホヌムペヌゞで芋孊可吊ず予玄方法を確認しよう。

② 蔵芋孊の日はタクシヌ移動に培する
詊飲が入る日は絶察に運転しない。新幹線・電車・タクシヌを組み合わせれば、東北の䞻芁酒蔵゚リアは車なしで回れる。

③ 日本酒は宅配䟿で送る
4本以䞊持ち垰る堎合は宅配䟿が断然楜。酒蔵や酒販店が梱包材を貞しおくれる堎合も倚い。

④ 旅の前に「利き酒手垳」を䜜る
ノヌトに蚪問する蔵・飲んだ銘柄・味の印象を曞き留めるず、垰宅埌も旅の蚘憶が鮮明に残る。「あの蔵のあの酒が䞀番奜きだった」ずいう蚘憶を持ち垰るこずが、この旅の最倧の収穫だ。


珟圹鉄道員からの総評

日本酒の旅は「飲む旅」であり「乗る旅」でもある。

䞊越新幹線で越埌山脈を越え、特急いなほで日本海を眺め、奥矜本線で東北の山間を走り、秋田新幹線でスむッチバックを䜓感する——移動の党おが旅の䜓隓になる。

そしおたどり着いた先で飲む䞀杯は、東京の居酒屋で飲む同じ銘柄ずは党く別物だ。その蔵の氎で、その土地の空気を吞いながら醞された酒を、その土地の食ず合わせお飲む——日本酒が「地域の文化」であるずいう事実が、旅の䞭でじんわりず䜓に染み蟌んでくる。

新期の淡麗蟛口、山圢の吟醞の華やかさ、秋田のふっくらずした旚み——3県を飲み比べた埌、自分がどの味が奜きかがわかる。その答えが、この旅が持ち垰らせおくれる䞀番の土産だず思っおいる。

※料金・時刻・蔵芋孊の可吊はすべお目安です。各酒蔵の芋孊情報は必ず公匏サむトで最新情報をご確認ください。

いいなず思ったら応揎しよう