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Photo bycute_violet8353

多層の私:これが私の生き書 ⑥|余白 私を守れるのは私だけ

    「アナタは強いから。内に牙を剥き、痛みを自分で鷲掴みにできるんだよ」

    「もう、乗り越えた側の人間だから。
    見えている基準が高いから。自分で自分と向き合う覚悟があるから」
    と、何度も言われた。

    「弱い人はいるよ。向き合えない人はいる。
    誰でもアナタみたいに強い訳じゃない」
    と、何度も聞いた。

    私の、何を見て。
    私の、何を分かった気になっているのだろう。

    ひとりで何でも出来そうな、無敵の女?

    もしそう見えるのなら、それは私の、ほんの一部しか見ていないだけの話。

    光の裏にあるはずの、ドロドロとした影を見ようともせず、ただ「羨ましい」と指をくわえ、陰口を叩く。

    私だって、生身の人間だ。

    今でも荒れ狂い、漆黒のさらに奥にある、ブラックホールのような“暗黒”が私を丸ごと支配する夜がある。

    頭がおかしくなりそうなくらい、狂う夜もある。

    それでも、私はそんな自分を否定などしない。


    だって、これも私だもん。

    いつか、私がこの世界から旅立つ時。
    私は、心から泣いてくれる人を探している。

    都合のいい私ではなく、暗黒も牙も、本当の私をすべて見た上で、それでも泣いてくれる人。

    ──もう、すぐ隣にスルメ夫🦑がいるけれど。

    それでも、私は欲張りだから。

    いつか旅立つ瞬間に、「あぁ、私はちゃんと生きたな」って思いたい。

    誰か1人くらい、
    本気で受け取ってくれたら…

    私は救われる。

    これが私。

    これが私の、生き書。



    [最初から] 多層の私:これが私の生き書①|余白私が私をここに残す理由

    【マガジン] 多層の私:これが私の生き書


    #創作大賞2026
    #オールカテゴリ部門
    #生き書
    #人生
    #自分らしく生きる


     
     
    ウソの様な軌跡から生まれた、ややこしの森の住人てるてる坊主。 遺書と言う名の、生き書を残す。 そして、その生き書が誰かのブランケットになれたなら、いらなくなったらその辺に置いていってください🌈

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