
【2026年版】Gemini Notebook(旧NotebookLM)活用術②|先生向け活用例|教材研究・授業準備を支援するAI活用方法
※本記事は2026年7月時点で確認
Gemini Notebook(旧NotebookLM)は比較的アップデートの多いサービスです。機能や利用条件、料金などは変更される場合がありますので、導入時はGoogle公式サイトもあわせてご確認ください。
この記事で分かること
前回の記事では、Gemini Notebook(旧NotebookLM)が「自分で用意した資料を読み込ませ、その資料をもとに質問したり、内容を整理したりできるAIサービス」であることを紹介しました。
今回は、学校現場でGemini Notebook(旧NotebookLM)をどのように活用できるのか、具体的な場面ごとに紹介します。
この記事では、以下の内容を解説します。
・教材研究での活用方法
・授業準備での活用方法
・Gemini Notebook(旧NotebookLM)で作成できるアウトプット
・先生が最初に試しやすい使い方
Gemini Notebook(旧NotebookLM)を「知っている」状態から、
「自分なら、この資料で試してみよう」
と思える状態になることを目指します。
1.Gemini Notebook(旧NotebookLM)は学校現場でどのように活用できる?
資料を読むだけではなく、理解・整理・活用を支えるAI
前回の記事では、Gemini Notebook(旧NotebookLM)の基本的な仕組みについて紹介しました。
Gemini Notebook(旧NotebookLM)の特徴は、先生自身が用意した資料を読み込ませ、その資料をもとに質問や整理ができることです。
例えば、
・学習指導要領
・年間指導計画
・教材資料
・校内研修資料
・教育委員会からの通知
などを読み込ませ、内容を整理する補助として活用できます。
一般的な生成AIでは、幅広い知識をもとに文章作成やアイデア出しを行うことが得意です。
一方でGemini Notebook(旧NotebookLM)は、
「読み込ませた資料には何が書かれているか」
「複数資料の共通点や違いは何か」
「資料内容を分かりやすく整理するとどうなるか」
といった、手元の資料をもとに考える場面で活用方法が考えられます。

学校では授業と校務の両方で活用方法が考えられる
Gemini Notebook(旧NotebookLM)は、授業だけでなく校務でも利用方法が考えられます。
学習面
・教材研究
・授業準備
・単元内容の整理
・学習資料作成
・復習教材作成
校務面
・会議資料整理
・校内研修資料整理
・マニュアル確認
・通知文整理
・研修資料作成
などです。
Gemini Notebook(旧NotebookLM)は、
「資料を読むAI」
ではなく、
「資料を理解し、先生が活用しやすい形へ整理する補助ツール」
として考えるとイメージしやすくなります。
2.教材研究での活用
学習指導要領や教材資料を整理する
教材研究では、授業を考えるために複数の資料を確認する場面があります。
例えば、
・学習指導要領
・年間指導計画
・教科書資料
・参考資料
・過去の授業資料
などです。
複数の資料を確認する場合、必要な情報を探したり、内容を比較したりする作業が発生します。
Gemini Notebook(旧NotebookLM)を活用することで、資料整理や内容確認を補助できる可能性があります。

学習指導要領から授業のポイントを整理する
例えば、学習指導要領を読み込ませた場合、
・単元で重視されている内容
・身につけたい力
・関連するキーワード
などを整理する補助として活用できます。
ただし、AIが整理した内容だけで授業内容を決定するのではなく、元資料を確認しながら先生自身が判断することが大切です。
先生ならこんな質問
この資料から、この単元で児童生徒に身につけさせたい力を3つ整理してください。
この資料の重要ポイントを、授業準備で確認しやすい形に整理してください。
この資料と年間指導計画を比較して、共通点と違いを整理してください。
🎯まず試すならこれ!
Gemini Notebook(旧NotebookLM)を教材研究で初めて利用する場合は、公開されている資料から試す方法がおすすめです。
例:
・文部科学省の公開資料
・学習指導要領
・自治体が公開している教育資料
まず資料を読み込ませ、
「この資料のポイントを3つ整理してください」
と質問してみましょう。
資料整理の補助として使うことで、Gemini Notebook(旧NotebookLM)の特徴を理解しやすくなります。
3.授業準備での活用
学習資料や復習教材作成の補助
Gemini Notebook(旧NotebookLM)は、読み込ませた資料をもとに、学習活動で利用する資料作成の補助として活用方法が考えられます。
例えば、
・授業内容の整理
・確認問題作成
・フラッシュカード作成
・クイズ作成
などです。

Gemini Notebook(旧NotebookLM)で作成できるアウトプット
Gemini Notebook(旧NotebookLM)では、利用できる環境によって、読み込ませた資料の内容をさまざまな形式で整理する機能があります。

※利用できる機能や提供状況は変更される可能性があります。
先生ならこんな質問
この資料をもとに、中学生向けの確認問題を5問作成してください。
この資料の重要語句をフラッシュカード形式で整理してください。
この資料をもとに、授業用スライドに入れる項目を整理してください。
🎯まず試すならこれ!
最初から教材を作成するのではなく、
①公開資料を読み込ませる
②内容整理を依頼する
③作成された内容を確認する
という流れがおすすめです。
まずは、
「この資料を分かりやすく整理してください」
という質問から試してみましょう。
4.校務での活用
会議資料や校内資料の整理
学校では、日々さまざまな資料を確認する場面があります。
例えば、
・校内マニュアル
・校内研修資料
・教育委員会からの通知
・会議資料
・学校運営に関する資料
などです。
これらの資料は重要な内容が含まれている一方で、必要な情報を探したり、全体像を把握したりするために時間がかかる場合があります。
Gemini Notebook(旧NotebookLM)では、読み込ませた資料をもとに内容を整理する補助として活用方法が考えられます。

会議前の資料確認を補助する
例えば、会議前に資料を読み込ませることで、
・重要なポイント
・確認しておきたい項目
・質問事項
などを整理する補助として利用できます。
ただし、AIが整理した内容だけで判断するのではなく、必ず元資料を確認することが大切です。
先生ならこんな質問
この資料の重要なポイントを5つ整理してください。
この資料を会議前に確認するための要点をまとめてください。
この資料から確認しておきたい質問事項を整理してください。
🎯まず試すならこれ!
校務で利用する場合は、公開資料や個人情報を含まない資料で試す方法がおすすめです。
例:
・公開されている教育資料
・研修資料
・一般的なマニュアル
などです。
資料を読み込ませ、
「この資料の概要を整理してください」
と質問することで、基本的な使い方を確認できます。
5.研修資料・説明資料作成での活用
校内研修や説明資料作成の補助
Gemini Notebook(旧NotebookLM)では、読み込ませた資料をもとに、さまざまな形式へ整理する活用方法が考えられます。
例えば、
・校内研修用スライド作成の補助
・研修内容の要約
・理解度確認用クイズ作成
・説明用資料の整理
などです。

研修準備で活用できる例
例えば、ICT研修を行う場合、
・操作マニュアル
・利用ガイド
・参考資料
などを読み込ませることで、研修内容を整理する補助として利用できます。
また、
・研修参加者向けの確認問題
・復習用フラッシュカード
・説明用資料の構成案
などを作成するアイデア整理にも活用方法が考えられます。
先生ならこんな質問
この資料をもとに、校内研修用の流れを整理してください。
この資料から研修参加者向けの確認問題を5問作成してください。
この資料を初心者向けに説明するポイントを整理してください。
🎯まず試すならこれ!
すでに作成済みの研修資料や公開資料を読み込ませ、
「この資料を研修で説明する場合のポイントを整理してください」
と質問してみましょう。
資料の内容整理や準備の補助として活用できます。
6.保護者向け資料整理での活用
公開資料や学校文書の整理
保護者向けのお知らせや学校文書では、分かりやすい文章や情報整理が求められる場面があります。
Gemini Notebook(旧NotebookLM)では、個人情報を含まない公開資料や一般的な文書をもとに、内容整理の補助として活用方法が考えられます。
例えば、
・学校だより
・行事案内
・公開されている教育資料
などです。

注意したいポイント
保護者向け資料を扱う場合は、を含む資料を入力しないことが重要です。
例えば、
・特定の児童生徒に関する相談内容
・家庭状況
・連絡先情報
などは入力を避ける必要があります。
実際に利用する場合は、公開資料や個人情報を含まない文書で試すなど、学校ルールに合わせて活用することが大切です。
7.Gemini Notebook(旧NotebookLM)を利用するときの注意点
入力を避けたい資料
Gemini Notebook(旧NotebookLM)を学校で活用する場合、資料の内容確認が重要です。

利用前に確認したいこと
学校でAIサービスを利用する場合は、
・学校の利用ルール確認
・自治体のガイドライン確認
・管理職やICT担当者への相談
などを行うことが大切です。
AIは便利なツールですが、先生の判断を支える補助として利用することが重要です。
💡現場メモ(ICT支援員視点)
ICT支援員として学校へ伺う中で、資料整理や必要な情報を探す作業に関する相談を受けることがあります。
学校では、
・研修資料が複数の場所に保存されている
・過去の資料から必要な情報を探す必要がある
・新しい仕組みを導入するときに確認する資料が多い
など、情報整理に関する負担が発生する場面があります。
Gemini Notebook(旧NotebookLM)のような資料整理を補助するAIを活用することで、必要な情報を確認する作業を支援できる可能性があります。
ただし、AIの回答だけを利用するのではなく、元資料を確認しながら先生自身が判断することが大切です。
次回予告
Gemini Notebook(旧NotebookLM)とChatGPT・Geminiの違いとは?
Gemini Notebook(旧NotebookLM)とChatGPT、Geminiは、どれもAIを活用したサービスですが、得意なことが異なります。
次回の記事では、
・Gemini Notebook(旧NotebookLM)はどんな場面に向いているのか
・ChatGPTやGeminiとの違い
・学校現場での使い分け
について解説します。
📌30秒まとめ
✅ Gemini Notebook(旧NotebookLM)は読み込ませた資料をもとに整理を補助するAIサービス
✅ 教材研究や授業準備だけでなく、校務や研修資料整理にも活用方法が考えられる
✅ 音声概要・動画概要・スライド作成の補助・クイズ作成など、資料を活用する形へ整理できる機能がある
✅ 個人情報を含む資料は入力せず、学校ルールを確認して利用する
✅ AIに任せるのではなく、先生の判断を支える補助ツールとして活用する
次に読む記事
Gemini Notebook(旧NotebookLM)の活用イメージを理解した次は、
ChatGPTやGeminiとの違いを知り、
目的に応じたAIの使い分けを考えてみましょう。
▶ 第3回|Gemini Notebook(旧NotebookLM)・ChatGPT・Geminiの違い
📚Gemini Notebook(旧NotebookLM)活用術シリーズ
Gemini Notebook(旧NotebookLM)を学校現場で活用するために、基本から実践まで4回に分けて紹介しています。
「Gemini Notebook(旧NotebookLM)って何ができるの?」
「学校の仕事でどう使えるの?」
「ChatGPTやGeminiとは何が違うの?」
「教材研究でどう活用できるの?」
という疑問を、順番に解決できるシリーズ構成になっています。
第1回|Gemini Notebook(旧NotebookLM)とは?基本理解編
Gemini Notebook(旧NotebookLM)の特徴や、一般的な生成AIとの違いを理解する記事です。
▶ Gemini Notebook(旧NotebookLM)の基本を理解する
第2回|先生向けGemini Notebook(旧NotebookLM)活用例
学校現場で考えられるGemini Notebook(旧NotebookLM)の活用方法を紹介する記事です。
第3回|Gemini Notebook(旧NotebookLM)・ChatGPT・Geminiの違い
それぞれのAIの特徴を理解し、目的に応じた使い分けを考える記事です。
第4回|先生の教材研究を支えるGemini Notebook(旧NotebookLM)実践活用10選
Gemini Notebook(旧NotebookLM)を教材研究や授業準備で活用する具体的な方法を紹介する記事です。
🔰Gemini Notebook(旧NotebookLM)を初めて使う先生へ
初めてGemini Notebook(旧NotebookLM)を使う場合は、
第1回「Gemini Notebook(旧NotebookLM)とは?」から順番に読むことで、基本理解から学校現場での活用方法まで段階的に学べます。
記事情報
・初回公開日:2026年7月9日
・編集部確認日:2026年7月
・執筆:先生の時短研究所
・対象:
小学校/中学校/高校/ICT支援員
※本記事は公開日時点の情報をもとに作成しています。
AIサービスは機能・料金・利用条件などが変更される場合があります。
最新情報は各サービス公式サイトもあわせてご確認ください。
更新履歴
・2026/7/9 初版公開