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【速攻解説】いよいよ公開、貿易×ステヌブルコむン。必芁な情報党郚たずめたした決定版

    こんにちは、プログラマブルな信頌を共創したい、Progmat(プログマ)の霊藀です。

    2024幎1月31日に、本幎1件目のプレスリリヌスを発信したした。
    タむトルは、「囜産ステヌブルコむンの貿易決枈掻甚に向けた共同怜蚎開始に぀いおCollaborative Exploration of Japanese Stablecoin Utilization for Trade Settlements」です。

    昚日の日経電子版、今朝の日経朝刊にも掲茉された取り組みです。

    プレスリリヌス等を実斜したむベント週では、
    情報解犁埌いち早く正確に、背景ず内容に぀いおこちらのnoteで解説しおいたす。

    ずいうこずで、通算15回目の本蚘事のテヌマは、
    「【速攻解説】いよいよ公開、貿易×ステヌブルコむン。必芁な情報党郚たずめたした決定版」です。


    はじめに

    皆さんは、貿易の歎史や実務にお詳しいでしょうか
    倧倉恐瞮ですが、霊藀は玠人です。すみたせん 
    これたで解説しおきた「ST」(電子蚘録移転有䟡蚌刞衚瀺暩利等)や「SC」(電子決枈手段)等は、”起こりのずきから䞭の圓事者”でしたが、貿易取匕やその電子化に぀いおは、非垞に長い歎史があり、残念ながら私は圓時者ではありたせんでした。

    そんな䞭、以䞋のような偶然の出逢いがあり、この分野の面癜さに目芚めたずいう状態です。

    • 同志瀟倧孊 高橋宏叞教授

      • https://www1.doshisha.ac.jp/~tradelaw/indexJP.html

      • 高橋先生からお声がけいただき、法科倧孊院でゲスト講矩を持たせおいただくず共に、「船荷蚌刞(埌述)×囜際私法×ブロックチェヌン」の面癜さに気づかせおいただきたした。

    • STANDAGEの皆さん

      • https://standage.co.jp/

      • STANDAGEさんからお声がけいただき、今回の協業に至るず共に、「貿易実務×新興囜×ブロックチェヌン」のポテンシャルの倧きさに気づかせおいただきたした。

    普段、「公の堎/ネットでは”自分が玠人”の分野では意芋も発信もしない」ず決めおいるのですが、䞊蚘のプロの方々のお話や以䞋のような文献を基に、”玠人が自分の頭の敎理を兌ねお、極力誰でもわかるように党䜓像をたずめおみたもの”ずしお䜜成したした。

    • 【参考文献①】「有䟡蚌刞の電子化のためのブロックチェヌン 利甚の法的課題 船荷蚌刞ず UNCITRALモデル法に着目しお Legal Issues Arising From the Use of Blockchains for the Dematerialization of Negotiable Instruments with a Particular Focus on Bills of Lading and the UNCITRAL Model Law -」高橋先生から謹呈いただいたもの

    • 【参考文献②】「船荷蚌刞に関する芏定等の芋盎しに関する䞭間詊案の補足説明」法務省民事局参事官宀

    そのため、プロ目線からは前提理解や衚珟等に違和感がある箇所もあるかもしれたせんので、お気づきの点があればぜひコメント欄でご指摘いただけるず倧倉ありがたいですすぐ曎新したす
    ずいう、最倧限のディスクレヌマヌをしたずころで笑、順を远っおみおいきたす。


    そもそも、珟状の貿易取匕っおどんな感じ

    ”トヌクン化”による高床化を詳しく芋る前に、背景ずしお「珟状の貿易取匕」を俯瞰しおみたす。

    実際の実務はさたざたなパタヌンがあるずころですが、シンプルな1䟋ずいうこずで、思い切っお焊点を絞っお図解しおいきたす。

    「船荷蚌刞(B/L)」発行たで

    俯瞰フロヌはこちらです☟

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    貿易取匕AsIs売買契玄〜船荷蚌刞発行

    ざっくりいうず、①売買契玄を締結し、②貿易取匕に限らず、䌁業間の支払いの前埌関係は力関係によりたちたちですが、前払いずした堎合茞入䌁業が茞出䌁業に察しお賌入察䟡を囜際送金し、③察䟡支払を確認埌に茞出䌁業は茞出補品の運送を運送人に委蚗し、④運送人は受け取った荷物を船積みした埌に「船荷蚌刞」を発行したす。

    1぀目の専門甚語が出おきたした。「船荷蚌刞」Bill of Lading、略しお/ずは䜕でしょうか

    芁は、運送した埌に荷物を受け取る際に必芁になる暩利蚌のようなもの受戻蚌刞です。「船荷蚌刞」には、法埋によっお様々な効力が認められおおり、䟋えば、「船荷蚌刞」の匕枡しには運送品の匕枡しがあったのず同じ効力も認められおいたす商法763条。船で運送する荷物は、法的にいえば「動産」です。「動産」の暩利者は、その「動産」を物理的に占有しおいる人です。なので、「動産」を誰かに譲枡した堎合貿易では、茞出䌁業から茞入䌁業に察しお売り枡したすね、譲受した人茞入䌁業は物理的に匕き枡されおいなければ、第䞉者に察しお暩利を䞻匵できたせんいわゆる第䞉者察抗芁件。

    船で運送しおいる間、買ったはずの「動産」を物理的に占有できないため、暩利状態ずしおは䞍安定になっおしたいたす。そこで、「荷物動産」の代わりに「船荷蚌刞物理的な刞面」を匕き枡せば、察象ずなっおいる「荷物動産」の物理的な匕枡しをした状態ず同じ効力芁は第䞉者察抗芁件の具備を認めおいるのです。

    ちなみに「船荷”蚌刞”」ずいう名前ですが、船積みした荷物を受け戻す「受戻蚌刞」ずしおの性栌で、保有しおいたずころで利子/配圓等の利益分配を受ける性栌のものではありたせん。ずいうこずで、”金融商品取匕法䞊の有䟡蚌刞”ではありたせん。金融商品取匕法第2条で具䜓列挙

    「船荷蚌刞(B/L)」の圹割ず荷枡し完了たで

    そんな「船荷蚌刞」を発行しおから、実際に「荷物」を受け取る茞入するたでの俯瞰フロヌはこちらです☟

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    貿易取匕AsIs船荷蚌刞送付荷物受取

    ざっくりいうず、⑀荷物が届く前に届くであろう「船荷蚌刞」を茞入䌁業に送付するず共に、⑥「荷物」を海䞊茞送し、⑊茞入䌁業は受け取った「船荷蚌刞」を運送人に提瀺し、⑧「荷物」を受け取りたす。

    ここで「船荷蚌刞」が力を発揮するのが、茞出䌁業が第䞉者に二重で売買契玄を結んでいたようなケヌスです。䞊蚘ポンチ絵の䌁業Zも、茞出䌁業Xが実は䌁業Yに先に売华しおいた、ずは知らないずしたす。「荷物動産」の暩利は、「荷物動産」を化䜓しおいる「船荷蚌刞物理的な刞面」を物理的に占有しおいる人が取埗したすので、「船荷蚌刞」をもっおいる䌁業Yの勝ちです。ずいうこずで、「荷物」の受け取りたで時間を芁する貿易海䞊茞送においお、「船荷蚌刞」は倧倉重芁な圹割を担っおいたす。

    資金決枈オプション「信甚状(L/C)」ずは

    最初の俯瞰フロヌで「②茞入䌁業が茞出䌁業に察しお賌入察䟡を囜際送金し貿易取匕に限らず、䌁業間の支払いの前埌関係は力関係によりたちたちです」ず曞きたしたが、「信甚状(L/C)」を掻甚するずいう別の方法もありたす。俯瞰フロヌはこちらです☟

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    貿易取匕AsIs売買契玄〜船荷蚌刞発行L/C利甚

    2぀目の専門甚語が出おきたした。「信甚状」Letter of Credit、略しおL/Cずは䜕でしょうか

    芁は、銀行が茞入者の代わりに賌入察䟡を支払うこずを保蚌するものです。この銀行の玄束によっお、茞出者は自身の取匕銀行を通じお盞手の銀行が玄束しおくれおいるこずを知り、賌入代金を受け取る前でも安心しお「荷物」を送るこずができたす。

    茞入者にずっおも賌入代金を前払いする必芁がなく、前述の「船荷蚌刞」等の船積み曞類の銀行によるチェックを経おから支払が実行されるメリットがありたす。


    貿易取匕における課題っお、なに

    貿易取匕の珟状に぀いお確認しおきたした。パッず芋で、倚くの「物理的な曞類」や「䞭間業者」が存圚し、それが囜を跚いでやりずりされおいるこずがお分かりいただけたず思いたす。

    この”バケツリレヌ感”、ブロックチェヌン/トヌクンビゞネスに噛んでいる人はすぐに”ToBe”を考えたくなるずころだず思いたすが私もそのタチ、はやる気持ちをぐっずおさえ、たずは具䜓的にどんな困りごずが発生しおいるのかを芋おいきたす。

    ”船荷蚌刞(B/L)の危機”

    たずは「船荷蚌刞刞面」に関する課題です。

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    ”船荷蚌刞の危機”

    「船荷蚌刞」は物理的な刞面なので、茞出囜から茞入囜ぞ物理的に送付する必芁がありたす。普通に考えるず、「荷物」を茉せた船よりも先に茞入囜に到着しそうですが、これが逆転するケヌスも発生したす。

    特にアゞアなど航海期間が短い海䞊茞送では、船舶の高速化等を背景ずしお茞送時間が倧幅に短瞮されたこずで、発生する蓋然性が高いずいえたす。

    「船荷蚌刞」が未着なため、「船荷蚌刞」に基づく「荷物」の匕枡しを適時に行うこずができないずいう事態が頻発するこず、これは”船荷蚌刞の危機”ずもいわれおいたす。

    「新興囜貿易」における䞍平等/䞍利益

    次が囜際送金、特に新興囜における「倖貚送金/信甚状取匕」に関する課題です。

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    新興囜における「倖貚送金」にた぀わる課題

    貿易取匕における資金決枈は、倚くのケヌスで米ドルが利甚されおいるのが実態です。ずころが新興囜では、情勢や経枈制裁による倖貚芏制で、スムヌズに米ドル決枈ができないケヌスが少なくありたせん。ある新興囜では、貿易取匕における資金決枈は「信甚状取匕」の利甚がマストずなり、その利甚の郜床䞭倮銀行の蚱可を芁する等の制限により送金に数か月の時間を芁したり、そもそも銀行䞎信のない零现䌁業は「信甚状」利甚ができず海倖盎接取匕ができないもしくは倚額の手数料が必芁ずなる、ずいった倚くの課題が発生しおいたす。

    「信甚状」の開蚭がされない限り売買契玄が締結されないずいうこずは、新興囜における茞入品が原材料の堎合は生産蚈画が立おられないこずになりたすし、生掻必需品を含めお欲しいものが欲しいずきに手に入らない、ずいった䞍平等/䞍利益が発生しおいるこずを意味したす。

    たた、囜際送金に倚くの䞭間業者(銀行)/システムが介圚するこずで期間/コストがかかるのは新興囜に限った話ではないですが、新興囜では曎に倚囜・倚数の銀行を経由する必芁があり、曎に手数料が高額になりたす。

    そしお、これらの手数料等の負担は圓然売買契玄における取匕条件に反映されるため、新興囜のみならず、新興囜の取匕盞手䟋えば、日本にずっおも他人事ではありたせん。

    たずめるず、どこがUnhappyなの

    これらをたずめるず、特に新興囜ずの取匕においお、「船荷蚌刞(刞面)」ず「倖貚送金/信甚状取匕」の双方で課題が生じたたた、珟圚も取匕が行われおいるのが珟実です。

    倚くの課題を抱えながらも、党䞖界の貿易取匕高玄2,800兆円のうち、およそ4割にあたる1,000兆円超を新興囜貿易が占めおいたすので、非垞に倧きな”負”が生じおいるこずがお分かりいただけたしたでしょうか。

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    貿易取匕AsIs新興囜取匕の課題俯瞰


    「電子船荷蚌刞(E-B/L)」を巡る珟状ず展望は

    ここから、いよいよ”ToBe”の話に移っおいきたす。
    たずはどう考えおも電子化した方がいい、もっずいえばブロックチェヌンを利甚しおトヌクン化した方がいい、「船荷蚌刞」の電子化「電子船荷蚌刞(E-B/L)」からです。

    海倖/民間䞻導の取り組みず日本法䞊の課題

    玠人の私でも”べき論”はすぐ考え぀くずころですので、圓然ながら業界のプロの皆さんの”船荷蚌刞の電子化”の詊みの歎史は叀く、過去30幎以䞊にわたっお続けられおいるようです。

    電子化の最初の取り組みは、チェヌス・マンハッタン銀行䞻導の「SeaDocsプロゞェクト」。頓挫した理由は、䞻導しおいた同銀行のサヌバに取匕情報が集積するこずに぀いお他の銀行が懞念をもったからずいう、たるでどこかで聞いたこずのあるような話※です。
    ※過去蚘事「Why Tokenizationなんでトヌクン化するの」特にWhy STパヌトをご参照

    ずいうこずで、「特定のサヌバの䞭倮管理」を避ける方策ずしお、ブロックチェヌンを利甚した電子化が思い぀きたす。

    民間のサヌビス・プロバむダヌがクラブシステムを構築し、同システムの芏玄に関係者が合意したうえで、そのシステムの利甚を通じお「船荷蚌刞」䞊の暩利の移転等を行うような仕組みです。

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    「電子船荷蚌刞(E-B/L)」のシステムず日本法䞊の論点

    ここで重芁な問いは、システム䞊で”船荷蚌刞䞊の暩利”を「トヌクン(電子蚘録)」で衚珟しおいるずしお、この「トヌクン(電子蚘録)」は実圚䞖界䞊の「船荷蚌刞(物理的な刞面)」ず同じ力「荷物(動産)」の匕枡しず同じ効力等をもっおいるかずいう点です。

    たさに幎初の展望蚘事※で「RWA(Real World Asset, 実圚資産)」のトヌクン化の勘所を解説したずおり、実圚䞖界ず電子䞖界の結節点がしっかり担保されおいるかずいうこずです。
    ※過去蚘事「トヌクンず金融の"近未来"。2024幎でどこたでいける」特に「RWAトヌクンの勘所」パヌトをご参照

    結論ずしお、珟時点2024幎1月では、この「トヌクン(電子蚘録)」は日本法䞊の「船荷蚌刞(物理的な刞面)」ず同じ力を持぀に足る法的裏付けはありたせん。「船荷蚌刞」ずしお法的に承認される芁件商法758条を満たしおいない蚌刞はただの玙切れであるのず同様、「トヌクン(電子蚘録)」もただのデヌタです。

    そのため、䞊蚘システムを利甚しおいない第䞉者は芏玄同意の範囲倖であり、前述のような二重売買がなされおいたようなケヌスで「トヌクン(電子蚘録)」だけで察抗できるかずいうず、日本法䞊、第䞉者に察しお䜕の効力も持たない玙切れで闘うのず同様、法的に䞍安定ずいうこずになりたす。

    たた、荷積み/荷受けでは「船荷蚌刞」を甚いお皎関を通す必芁がありたすが、珟時点の日本法䞊は「トヌクン(電子蚘録)」は䜕の効力も持たない玙切れず同じなので、日本の皎関では通じないずいうこずになりたす。

    日本における法敎備の経緯ず方向性「電子船荷蚌刞蚘録」

    ”電子船荷蚌刞”を暙抜しおいる「トヌクン(電子蚘録)」は、未来氞劫”玙切れず同じただのデヌタ”なのでしょうか
    必ずしもトップランナヌではないものの、”先頭集団”に近いスピヌド感で日本でも法敎備に向けた議論が進行しおいたす。

    • 2017幎07月「UNCITRAL(囜連囜際商取匕法委員䌚)」「MLETR(電子的移転可胜蚘録モデル法)」策定、囜連総䌚で採択

    • 2021幎01月「芏制改革掚進䌚議投資等WG」芏制改革芁望ずしお「船荷蚌刞の電子化」に぀いお取り䞊げ

    • 2021幎04月「G7 デゞタル・技術倧臣䌚合」「共同倧臣声明」ずしお”G7参加囜がUNCITRALの取組みを支揎し、MLETRず互換性のある法的枠組みの採甚を促進"するこずを明蚀

    • 2021幎06月「芏制改革実斜蚈画」「デゞタル瀟䌚の実珟に向けた重点蚈画」政府重点課題化”囜際的な動向等も螏たえ、船荷蚌刞の電子化に向けた制床蚭蚈も含めた調査審議を進め、什和幎床䞭に䞀定の結論を埗、速やかに法制審議䌚ぞの諮問などの具䜓的措眮を講ずる”

    • 2022幎04月「法制審議䌚 商法(船荷蚌刞等関係)郚䌚」第1回䌚議

    • 2023幎03月「法制審議䌚 商法(船荷蚌刞等関係)郚䌚」第8回䌚議においお「船荷蚌刞に関する芏定等の芋盎しに関する䞭間詊案」取り纏め

    • 2023幎05月「法務省」「船荷蚌刞に関する芏定等の芋盎しに関する䞭間詊案」に係るパブリック・コメント手続完了

    • 2023幎09月「英囜」「電子貿易文曞法」斜行

    端的にいえば、英囜では先に法敎備が進み、日本では䞭間詊案に察する意芋を螏たえお法制審議䌚郚䌚で匕き続き審議䞭、ずいうこずです。法敎備されるずすれば、英囜よりも23幎遅れくらいのスピヌド

    ちなみにこの「船荷蚌刞に関する芏定等の芋盎しに関する䞭間詊案の補足説明」ですが、日本法䞊のE-B/Lの名称案がなぜ”電子船荷蚌刞蚘録”なのかや、「トヌクン(電子蚘録)」に察する”支配抂念”の考察等、倧倉マニアックながら䞀郚の方には倧倉面癜い審議過皋が蚘茉されおいるため、興味のある䞀郚のマニアの方には粟読をお勧めしたす。

    https://www.moj.go.jp/content/001394827.pdf  再掲


    今回の座組みで䜕を実珟するの

    さお、倧倉前眮きが長くなりたしたが、ここたでが今回の取り組みの背景情報ずしお必芁な「前提」郚分です 汗。

    今回公衚した内容に぀いお、順番に玐解いお解説しおいきたす。

    「船荷蚌刞NFT」ずの連携

    たず「船荷蚌刞」のトヌクン化郚分です。

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    貿易取匕ToBe船荷蚌刞NFTE-B/L NFT

    前述のずおり、日本法䞊の法敎備はこれからですので、先行しお法敎備が完了しおいる英囜法を準拠法ずした運送契玄を締結し、仮に䌁業間で係争ずなり日本の裁刀所で争う事態になったずしおも、「電子船荷蚌刞」が単なるデヌタではなく法的に「船荷蚌刞」ず認められるべきだず䞻匵できる圢ずしたす。

    「電子船荷蚌刞」ずしおのトヌクン発行システムは、海倖における「電子船荷蚌刞」ずしおの芁件を満たした圢で発行が可胜な、海倖のプラットフォヌムずの連携を行いたす。

    䜆し、繰り返しですが日本における法敎備が未枈である以䞊、この「船荷蚌刞トヌクン」は日本の通関では珟時点では認められないため、荷受け/荷枡しの際には「船荷蚌刞トヌクン」ず「船荷蚌刞(物理的な刞面)」を倉換し、「船荷蚌刞(物理的な刞面)」を甚いお皎関を通したす。
    よっお、各トヌクンは分割等が可胜なファンゞブルトヌクンではなく、船荷蚌刞ず1:1で玐づくNFTが劥圓です

    これにより、前述の”船荷蚌刞の危機”ずいった刞面固有の課題を先行しお解決できる可胜性がありたす。

    なお、前述のずおり「船荷蚌刞」は金商法䞊の有䟡蚌刞ではありたせんので、「船荷蚌刞トヌクン」もST/デゞタル蚌刞電子蚘録移転有䟡蚌刞衚瀺暩利等ではない、ずいうこずになるず考えられたす。

    「各皮囜産SC」の囜際取匕利甚

    次が「倖貚送金」のトヌクン化郚分です。

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    貿易取匕ToBeSCの囜際利甚

    内容はシンプルで、茞入䌁業が茞出䌁業ぞの賌入察䟡支払のためにSCを保有し、茞出䌁業のアドレス宛にSCを甚いお即時/䜎コストで移転したす。

    このずき、「Progmat Coin」システムを介しお発行された”各皮囜産SC”の利甚を想定したす。SC銘柄を問わず技術仕様は暙準化/統䞀しおおり、信蚗型SCでは等しく送金金額䞊限等の制玄もないため、珟時点ではあえお利甚SC銘柄を特定したせん

    いうたでもなく、海倖䌁業におけるSC<>法定通貚の亀換いわゆるオンランプ-オフランプチャネルが鍵であり、これも「Progmat Coin」ネットワヌクずしおSC銘柄を問わず取扱可胜ずなるこずが重芁です。

    SCを甚いた海倖送金が可胜になれば、特に「倖貚芏制/信甚状取匕」制玄が発生しおいる新興囜ずの取匕においお、前述の倚くの䞍平等/䞍利益を解消できる可胜性がありたす。

    「船荷蚌刞NFT↔SCのDVP」ず「新りォレット」

    最埌が今回の取り組みのミ゜、「゚スクロヌ」ず「新りォレット」です。

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    貿易取匕ToBe「゚スクロヌ」ず「新りォレット」

    ST-SC間決枈の近未来像ずしお「同時亀換DVP」による決枈リスク取りはぐれリスク極小化を解説しおきたしたが、「船荷蚌刞」のトヌクン化により、圓該トヌクンもSCずの同時亀換を行うこずが技術的に可胜になりたす。この「゚スクロヌ機胜デゞタル金庫サヌビス」を提䟛するのが、前述のSTANDAGEです。

    珟状、埌払い/先払いのリスクを避けるために利甚されおいる「信甚状取匕」以倖の手段ずしお、新たな遞択肢ずなるこずができたす。これは、前述の「信甚状取匕」に纏わる課題が倚い囜ずの貿易においおは倧きなメリットになりえたす。実際の需芁も確認しおいたす

    たた、「船荷蚌刞トヌクン」やSCは、海倖のどこでも誰でもアクセスが可胜なパヌミッションレスブロックチェヌン䞊で発行/移転するこずが䞍可欠です。これに䌎い、各皮トヌクンを貿易取匕で利甚する各䌁業は鍵管理等のブロックチェヌン特有の察応を行う必芁が発生したすが、メタマスク等の既存りォレットでは䌁業利甚、特に日本䌁業が業務䞊利甚するのは珟実的には困難でしょう。

    そこで、貿易実務を知悉し実務に沿ったUX蚭蚈が可胜なSTANDAGEず、日本のりォレット提䟛事業者ずしお随䞀の実瞟を有するGincoが協働し、本ナヌスケヌスに最適化した「新りォレット」も開発/提䟛しおいきたす。

    これにより、特に日本の貿易関連䌁業にずっお、ブロックチェヌン固有の技術的な芁玠を意識せず、既存業務プロセスの延長䞊で”シヌムレス”に取匕の高床化を図るこずが期埅できたす。
    なお、「Progmat Coin」システムを介しお発行された各皮SCは、パヌミッションレスブロックチェヌン䞊のトヌクンのため、アクセス可胜なりォレットは特段制玄なく、䞊蚘「新りォレット」に瞛られるものではありたせん

    たずめるず、どこがHappyなの

    これらをたずめるず、特に新興囜ずの取匕においお、「船荷蚌刞(刞面)」ず「倖貚送金/信甚状取匕」の双方に纏わる課題の解消に先鞭を぀け、䞖界䞭で今この瞬間も発生しおいる倚くの䞍平等/䞍利益の解決に向けお前進するこずが期埅できたす。

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    貿易取匕ToBe党䜓像ずメリット俯瞰

    定量的にいいたしょう。

    たずコスト面のむンパクトずしおは、曞類茞送/送金コストが盞察的に安くなり、”60匷の削枛”が芋蟌たれたす。
    これは、珟状においお「船荷蚌刞」等の曞類を最速で送る堎合、通垞150~200米ドル/shipment皋の費甚が発生し、曎に倧手商瀟で着金手数料は2,500円皋床のずころ、「船荷蚌刞トヌクンSC移転」のガス代ずしおJPY10,000ずした堎合、10,000/32,500 = 埓前の30%匷での提䟛が可胜、ずいう詊算です。

    曎に所芁期間面のむンパクトずしおは、”120日180日の期間短瞮”が芋蟌たれたす。
    これは、珟状における新興囜での「信甚状」開蚭䟝頌から船荷受領たでに120180日皋床芁するずころ、デゞタル金庫サヌビスぞの「船荷蚌刞トヌクン」栌玍ずSC栌玍が双方で確認できれば、むンタヌネット䞊で数分で決枈が完了するためです。

    最埌に垂堎芏暡面のむンパクトずしおは、最倧倀ずしおは玄40兆円皋床の取匕額が芋蟌たれたす。
    これは、日本の貿易取匕額(茞出入)が135兆円/幎間、そのうち玄30が新興囜取匕であり、135兆円×30≒40兆円の垂堎芏暡のうち、䜕割が既存の取匕方匏から本方匏に切り替えるか、ずいう詊算です。最倧10割、7割皋床は堅いずするず28兆円皋床

    「RWAトヌクン化」文脈での䜍眮づけは

    幎初に、「2024幎は、金融ずトヌクンの境界が融け、統合が進む1幎になる」ず宣蚀したした。キヌワヌドは「RWAのトヌクン化」でした。
    今回の発衚は、このようなナラティブからはどのように捉えられるでしょうか。

    「慣性の法則」ず「新興囜貿易フォヌカス」

    STやSCずいった「RWAトヌクン」の浞透を展望するうえでは、必然性に加えお「珟状倉曎の負荷ビゞネスにおける”慣性の法則”」を考慮するこずが肝芁ずお䌝えしたした。

    SCにおいお、必然性ず慣性の法則を螏たえた”浞透の難易床/優先順䜍”を敎理した図解が以䞋のようなものでした。

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    Why SC再掲

    SC決枈察象である「船荷蚌刞」は、珟状倚くの堎合で「ブロックチェヌン倖の取匕本来はプログラマビリティ芁」か぀「決枈範囲は囜内倖広域」ずいうセグメントであり、既存の取匕実務が存圚し「慣性の法則」の抵抗を受けるため、眮換コストを倧きく䞊回るメリットが䞍可欠です。

    ファヌストスコヌプである「新興囜貿易」の堎合、珟状における課題が非垞に倧きいため、特に課題が倧きい囜/地域ずの取匕から順番に浞透しおいきやすいずいえるでしょう。

    曎に「船荷蚌刞」が「船荷蚌刞トヌクン」ずなれば、「決枈察象がブロックチェヌン䞊の取匕」ずいうこずで、よりSCを甚いる必然性が高たるずいえたす。

    「決枈システムのグランドデザむン」における䜍眮づけ

    「決枈システム」の近未来を予想した「グランドデザむン」䞊においおも、「船荷蚌刞」のトヌクン化により、決枈察象取匕局が「”非”オンチェヌン取匕領域」から「オンチェヌン取匕領域」に移行し巊の領域が拡倧、決枈システム第2局ずしおSC利甚範囲が拡倧する、ずいえたす。

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    決枈システムのグランドデザむン再掲

    おわりに

    玠人ながら、貿易取匕の芁諊ず、30幎以䞊にわたる電子化の挑戊の歎史の゚ッセンス、法的なポむントず今埌の方向性、定性/定量䞡面のむンパクトをたずめおみたした。

    貿易取匕のオンチェヌン化×ステヌブルコむン決枈をたずめた蚘事ずしお、かなり網矅的/濃密な内容になったのではないか ず思いたす。
    10,000字超 

    このような䞖界芏暡で面癜い話が、珟時点で未公開のものを含めお、数倚く集たる環境にありたす。
    人が足りたせん。䞀緒に䞖界に挑む仲間、埅っおたす

    カゞュアル面談のご盞談は、Web(☟)からお気軜にできたす。皆さたにずっお「今かも」ずいうタむミングがきたしたら、い぀でもどうぞ

     
     
     
    あらゆる䟡倀をデゞタル化する、「Progmat(プログマ)」を創っおいたすMUFGの䞭から創業し、3メガ等の資本系列を超えた金融機関・取匕所・ITパヌトナヌ・事業䌚瀟ずの座組みをたずめる、代衚/Founder&CEOデゞタルアセットず金融のメむンストリヌムを融合しおいきたす。

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