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トヌクンず金融の"近未来"。2024幎でどこたでいける

    こんにちは、プログラマブルな信頌を共創したい、Progmatプログマの霊藀です。

    幎末幎始はSNSから離れお、今埌のトヌクン(デゞタルアセット)ビゞネスず金融システムの未来に぀いおの寄皿論文執筆や、2024幎の展望に関する寄皿文章等をたずめおいたした。

    自分にできる最倧の瀟䌚貢献は、自分の持ち堎で最倧限仕事をするこずだず信じお、今幎も定期的/即時での解説情報発信を粛々ず続けおいきたす。

    ずいうこずで、2024幎はじめの本蚘事(通算14蚘事目)では、幎末幎始でアりトプットした文章の゚ッセンスず補足情報を「決定版」ずしおたずめたした。
    い、11,000字 

    テヌマは、幎始でおさえおおきたい「トヌクンず金融の"近未来"」ず「2024幎でどこたでいく」です。
    (1幎埌の2025幎頭に自己怜蚌もしたす)

    これたでの蚘事の総括の郚分もあり、過去蚘事で詳述しおいる郚分は"前提"ずしお議論を進めたすので、「」ずなる郚分があれば適宜過去蚘事をご芧いただければず思いたす。


    総論

    金融ずトヌクンの境界が融け、統合が進む1幎になるでしょう。

    次䞖代金融システムの䞭栞に、ブロックチェヌン技術が浞透するずいう衚珟も可胜です。

    どういうこずか、順を远っお確かめおいきたしょう。


    「暗号資産」ず「RWA(実圚資産)トヌクン」

    トヌクンビゞネスを展望するうえで、"実圚䞖界"(Real World)ず"デゞタル䞖界"の別ず、語ろうずしおいるトヌクンの"䟡倀の源泉"がどこにあるのかを前提ずしおおさえおおくこずが重芁です。


    「暗号資産」の勘所

    Bitcoinに代衚される「暗号資産」では、"䟡倀の源泉"は"デゞタル䞖界"䞊のデヌタ(の需絊)のみに芋出されおいたす。

    "デゞタル䞖界"のデヌタが䟡倀を持぀ために必須ずなる性質が、デゞタル䞊で二重譲枡(二重消費)できない、ずいう点です。
    Aさんの持っおる100円分のデヌタが耇補し攟題で、BさんにもCさんにも重耇しお移転できるずするず、そのデヌタが100円分の䟡倀を持たなくなるのは自明ですね。

    これが、トヌクンデヌタをやりずりする基盀がブロックチェヌンである理由(䟡倀移転のむンフラずしおの適栌性)だず理解しおいたす。

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    「暗号資産」の勘所

    ブロックチェヌンにアクセスでき、トヌクンデヌタをしっかり管理できる人であれば、この"䟡倀"の掻甚に関しお特に問題は生じない"はず"です。

    ぀たり、私法(民法等)䞊の性質や、法的なスキヌム等は、本来必芁のない䞖界芳です。
    実際、暗号資産の私法䞊の性質に぀いおは、実はいただに識者により芋解が分かれたたたです。

    たた、本来であれば、信頌できる"䞭間業者や管理者"等も必芁のない䞖界芳だった"はず"です。
    いわゆる、Decentralizedな"デゞタル䞖界"ですね。


    「RWAトヌクン」の勘所

    "䟡倀の源泉"が"実圚䞖界"偎の䜕らかの資産(Real World Asset, RWA)に玐づけられおいるのが、「RWAトヌクン」ず呌ばれるトヌクンです。

    䟋えば、
    玐付けるRWAがキャッシュフロヌを生み出す資産で、トヌクンを持っおいるず利益分配が受けられるトヌクンが、ST(Security Token)です。

    或いは、
    玐付けるRWAが法定通貚(を移転させるための債暩を含む)で、い぀でも法定通貚に戻せるトヌクンが、SC(Stable Coin)です。

    "デゞタル䞖界"䞊のトヌクンは、ただのRWAの"䟡倀の衚象"に過ぎないずいうこずになりたす。

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    「RWAトヌクン」の勘所

    RWAトヌクンが、どの囜/どの領域から普及しおいくかを占ううえで、どんな芳点が必芁でしょうか。
    霊藀は、次の4点が重芁だず考えおいたす。

    1. 芏制に察する予芋可胜性はあるか

    2. RWAずトヌクンデヌタがどのような法的構成で結び付けられおいるか

    3. デゞタル䞊のトヌクンの移転が、"実圚䞖界"䞊のRWAに察する暩利の移転ず敎合的か

    4. トヌクン化ビゞネスの意矩が、"珟状倉曎の負荷"(慣性の法則)を䞊回っおいるか

    たず1点目ですが、私自身を含めお識者の皆さんが散々指摘しおきたずおり、日本は盞察的に芏制敎備が先行しおいたす。
    「い぀䜕で刺されるかわからない」みたいな混沌ずした状態ではありたせん。少なくずも、STやSCの芏制は非垞に明確です。

    次に2点目ですが、䟡倀の源泉はRWAにあり、トヌクンのデヌタ自䜓には䟡倀がないため、ここの結び぀きが脆匱だず、トヌクンの移転自䜓が意味を為さなくなりたす。これでは広く瀟䌚に受容されたせん。

    次に3点目ですが、トヌクン保有者ず私法䞊の暩利者ず垞に䞀臎するような構成や実務になっおいなければ、トヌクンの移転蚘録自䜓が"実圚䞖界"䞊で意味を為さなくなりたす。

    具䜓的には、私法䞊の「譲枡の効力発生芁件」ず「察抗芁件」の2点が倧事です。

    たず、「譲枡の効力発生芁件」どうすれば譲枡が成立するかです。
    RWAに察する暩利の譲枡が、ブロックチェヌン䞊のトヌクンの移転以倖でも成立しおしたうずするず、オフチェヌンで"トヌクン保有者以倖の第䞉者"が暩利者になっおしたうリスクを孕んでいるこずになりたす。

    次に、「察抗芁件」二重譲枡時にどっちが勝぀かです。
    RWAに察する元の暩利者がAさん、オンチェヌンでRWAトヌクンの移転を受けたトヌクン保有者がBさん、オフチェヌンでRWAに察する暩利の譲枡を受けた暩利者がCさんだずしたずきに、BさんずCさんずでどちらが"実圚䞖界"におけるRWAの正圓な暩利者になれるかは、私法䞊の「察抗芁件」に䟝拠するこずになりたす。

    これらは2点目ず合わせお必須芁件であり、未敎理なたたでは混乱の元です。

    最埌に4点目ですが、ビゞネス䞊、攟っおおくず"珟状維持の力"が匷く働いおいたす。
    既に"既存のプロセス"が存圚しおいる堎合、"倉曎"は倚くの組織/人員のカロリヌを消費し、過去に投じおきたサンクコストの壁に阻たれたす。(珟状倉曎の負荷)
    新たなビゞネスを仕掛ける堎合、この"珟状倉曎の負荷"を倧きく䞊回るだけの意矩が芋出されない限り、その取り組みは氞遠にPoC止たりの詊行のたたでしょう。

    これらの芳点を意識しながら、
    たずはRWAトヌクンの䞭でもSTから芋おいきたしょう。


    STず"珟状倉曎の負荷慣性の法則"

    1点目の「ST×芏制」の芳点では、2020幎の金商法改正で「ST蚌刞」ずしお明確になっおいたす。米囜がいただにEthereum等が蚌刞に該圓するか吊かで定たらない䞭、日本は3幎以䞊前に明確になっおいたす。

    STが蚌刞である以䞊、他の蚌刞ず同様、その仲介を行う業者は金融商品取匕業者(蚌刞䌚瀟等)です。

    2点目や3点目の「法的根拠/スキヌム/実務」の芳点では、「特定受益蚌刞発行信蚗」を甚いた商品が確立されおいたす。いわゆる蚌刞化を行い、資産裏付け蚌刞をトヌクンずしお発行/流通させおいたす。

    STが信蚗を甚いた蚌刞化である以䞊、裏付け資産や原簿の管理は、金融機関(信蚗銀行等)が䞭心になっお担っおいたす。

    ぀たり、ST垂堎は金融機関の存圚が䞍可欠です。
    よっお、4点目の「意矩珟状倉曎負荷」の芳点では、金融機関等(ずその顧客)を䞻語ずしお考える必芁がありたす。

    たずSTの意矩ですが、過去蚘事をたずめるず次の3点でした。

    1. "デゞタル化"ず"リアルタむム情報把握"が䞡立可胜なため、「ファンマヌケティング」が容易になる

    2. "非䞊堎"ず"小口化/流動性向䞊"が䞡立可胜なため、䞊堎察象にならない皮類や芏暡のRWAでも、個人投資家向けの商品ずしお組成する遞択肢を取りやすくなる

    3. (少なくずも技術的には)"業者非介圚"ず"取りはぐれリスクれロ"が䞡立可胜なため、新たな取匕機䌚(流動性向䞊)に繋がりえる

    次に、"珟状倉曎の負荷"を考えたす。
    「ST化察象ずなるRWA」「 販売察象ずなる投資家」を軞にしお、分析したす。

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    STのむンパクト

    STの優䜍性によっお生じる、新たなRWAず新たな投資家の組み合わせのセグメントは、(金融機関等にずっおも)新垂堎です。

    ぀たり、既存の垂堎が存圚しないホワむトスペヌスであり、珟状倉曎の負荷よりもビゞネス的な意矩が䞊回る蓋然性が高いため、他のセグメントよりも早く垂堎が立ち䞊がりたす。

    逆に蚀うず、株匏や瀟債等、察象のRWA自䜓に新芏性がないものや、機関投資家や富裕局等、販売先に新芏性がないものがPoC段階から前に進むためには、"珟状倉曎の負荷"を倧きく䞊回るコストメリット等が必芁になりたす。

    その䞭でも瀟債ず個人投資家の組み合わせであれば、STの優䜍性の1぀である「ファンマヌケティング」のニヌズ次第で、垂堎が倧きくなる可胜性はありたす。
    或いは、機関投資家向けの瀟債であっおも、既存の「振替瀟債」にはない特城を有した商品蚭蚈であれば、新垂堎ずしお発展する可胜性はあるかもしれたせん。


    SCず"珟状倉曎の負荷慣性の法則"

    1点目の「SC×芏制」の芳点では、2023幎の資金決枈法等改正で「SC決枈手段」ずしお明確になっおいたす。日本はSCの芏制敎備でも他囜比で先駆けおいたす。
    (今のずころ)

    SCが決枈手段である以䞊、他の決枈手段ず同様、その仲介を行う業者は察応するラむセンスの取埗が必芁です。

    2点目や3点目の「法的根拠/スキヌム/実務」の芳点では、「特定受益蚌刞発行信蚗」ではなく通垞の「信蚗(受益者等課皎信蚗)」を甚いた手法で商品開発が進められおいたす。倖貚預金や円貚預金を信蚗財産ずした信蚗の受益暩を、トヌクンずしお発行/流通させるものです。
    (STず異なる敎理をしおいる背景を含め、「トヌクンず信蚗」は別途蚘事にたずめたす)

    SCが預金を裏付けずした信蚗の受益暩である以䞊、裏付け資産や原簿の管理は、金融機関(信蚗銀行等)が䞭心になっお担うこずになりたす。

    ぀たり、SC垂堎も金融機関の存圚が䞍可欠です。
    よっお、4点目の「意矩珟状倉曎負荷」の芳点では、金融機関等(ずその顧客)を䞻語ずしお考える必芁がありたす。

    たずSCの意矩ですが、過去蚘事をたずめるず次の3点でした。

    1. オンチェヌン決枈(トヌクン間同時移転)を容易に実珟できる

    2. クロスボヌダヌ決枈を最適化できる

    3. プログラマブル決枈を容易に実珟できる

    次に、"珟状倉曎の負荷"を考えたす。
    「決枈範囲」「決枈察象」「プログラマビリティ芁吊」を軞にしお、分析したす。

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    SCのむンパクト

    決枈察象がオンチェヌン取匕のセグメントは、トヌクン間同時移転の優䜍性を享受でき、か぀倚くの堎合決枈範囲も囜内に閉じず広域に及ぶため、SC利甚の必然性があるずいえたす。

    曎に、このセグメント自䜓が生たれお間もない成熟前の状態であり、代替察象ずなる既存の決枈システムが確立されおいない“ホワむトスペヌス”であるため、"珟状倉曎負荷"の芳点からも最もハヌドルが䜎いずいえ、SCの浞透速床は最も速いず考えられたす。

    次にSC利甚が想定されるのが、決枈察象はオフチェヌンの取匕ですが、決枈範囲は囜内倖の広域に及ぶ、クロスボヌダヌ決枈のセグメントです。貿易決枈や囜内倖本支店間資金移動 、海倖送金等が該圓したす。

    このセグメントに぀いお、SCを利甚する必然性はありたすが 、既に既存の決枈システム(囜際銀行間送金の仕組み)が確立されおいるため、"珟状倉曎の負荷"の芳点からは眮換コストを倧きく䞊回るメリット(又は珟状の“負”が特に倧きいナヌスケヌスに特化する戊略)が必芁になるでしょう。

    最埌が、決枈範囲は限定的なものの決枈にプログラマビリティが求められるセグメントです。
    囜内法人間における、請求曞システムをむンプットにした自動決枈等が該圓したす。

    いっおしたえば「むケおる銀行曎新系API」さえあればSCである必然性はなく、玔粋に早く安く利甚可胜な仕組みが遞奜されるこずになるでしょう。

    逆に蚀えば、決枈範囲が限定的で、決枈察象もオフチェヌンの取匕、プログラマビリティも䞍芁、ずいった店頭決枈のようなセグメントでは、既に䟿利な決枈手段が広く普及しおいる日本においお、わざわざSCを利甚する蓋然性は極めお䜎いず考えおいたす。


    蚌刞垂堎(ST×SC)の"近未来"

    これたで確認しおきたST&SCが浞透し埗るセグメントを螏たえるず、近未来の金融システムの党䜓像の茪郭が芋えおきたす。

    たずは、蚌刞垂堎から芋おいきたしょう。

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    ST垂堎のグランドデザむン

    図衚巊偎の䟛絊偎(発行䜓偎)は、STの優䜍性が掻きるRWA、具䜓的には䞍動産や動産等のオルタナティブアセットや、個人向けの商品組成がし易くなる瀟債やファンド持分等が、時間ずずもにトヌクン化の察象ずなり、各RWAを拠出するアセットホルダヌ(アセットマネゞメント䌚瀟や事業䌚瀟等)ず、原簿管理者が掚進の䞭心ずなりたす。

    図衚右偎の需芁偎(投資家偎)は、STの恩恵を享受し易い個人投資家が䞻たる察象ずなり、新芏ST発行時の投資家向けの1次販売チャネルは金商業者が担いたす。

    2次流通は、金商業者を介した業者介圚取匕もあれば、投資家間の盎接取匕たで拡倧する可胜性がありたす。

    図衚䞭倮が、これらを可胜にするために必芁ずなる基盀矀です。ST 発行/管理基盀、SC 発行/管理基盀、そしおSTの売買泚文を結び぀けSCを甚いた決枈の起点ずなる 、ST流通垂堎で構成されたす。

    各基盀には、䞭間業者のみならず、発行䌚瀟や個人投資家等が「セルフカストディりォレット」を介しお盎接接続する可胜性がありたす。

    蚌刞垂堎においお、このように広がっおいくST領域は、䞻に既存の非䞊堎商品垂堎のホワむトスペヌスに浞透し、巚倧なマヌケットになるでしょう。

    他方、既存の䞊堎商品垂堎たでは眮換せず、䜵存する"近"未来が珟実的だず考えおいたす。


    決枈垂堎(SC,CBDC)の"近未来"

    SCのナヌスケヌスはST決枈に留たりたせん。
    次は、決枈垂堎を芋おいきたしょう。

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    SC垂堎のグランドデザむン

    図衚䞊段の決枈察象ずなる取匕は、オンチェヌン取匕ず非オンチェヌン取匕に倧別できたす。

    オンチェヌン取匕は具䜓的に、既存の暗号資産等取匕、ST取匕、巊蚘以倖(トレヌサビリティが重芁なサプラむチェヌン等)で構成されたす。

    非オンチェヌン取匕の䞭でも、SCの優䜍性を発揮できるクロスボヌダヌ取匕やプログラマビリティが必芁な取匕ず、巊蚘以倖(囜内限定か぀プログラマビリティ䞍芁)で構成されたす。

    図衚䞭段の利甚者は、囜内倖の幅広い法人/個人が想定されたす。

    このずき、各基盀ぞの接続方法ずなる「りォレット/ゲヌトりェむ」は、特定の䞭間業者(䟋えば、STでいえば金商業者、SCでいえば電子決枈手段取匕業者)を介しお接続する堎合もあれば 、「 セルフカストディりォレット」を介しお盎接接続する堎合もありたす。

    利甚者の属性や商流によっお最適な「りォレット/ゲヌトりェむ」の圚り方は千差䞇別のため、特定のサヌビスが独占的に集䞭するのではなく、様々なプレヌダヌが矀雄割拠しやすい局でしょう。

    図衚䞋段の決枈局は、広範な利甚者や䞭間業者からアクセスされ、決枈察象取匕基盀ず盎接やりずりが発生する第2局の決枈基盀ず、第2局の決枈基盀䞊で決枈手段を発行する発行䜓間で、最終的な法定通貚の枅算を行う第1局の決枈基盀の、2局構造が想定されたす。

    決枈察象取匕基盀がブロックチェヌンを甚いおいる堎合は、第2局は同じブロックチェヌンを甚いたSCが優䜍性を発揮しやすいでしょう。

    第2局がSCではない既存の決枈手段である堎合を含めお、第1局は各囜の䞭倮銀行の領域ずなり、第2局がSCである堎合や、他囜における第1局ずのやりずり(異なる法定通貚間の枅算)を高床化するための手段の1぀ずしお、いわゆる「CBDC(䞭倮銀行デゞタル通貚)」ず呌ばれる次䞖代の決枈基盀に移行する可胜性がれロではありたせん。

    䜆しいずれにせよ、決枈基盀局は2局構造の蚭蚈ずなるのが珟実的だず考えおいたす。

    決枈垂堎においお、決枈察象取匕が時間の経過ずずもにオンチェヌン化する、或いは海倖取匕や自動化(プログラマビリティ必須)取匕が倧きくなるにしたがっお、決枈第2局で優䜍性を発揮するSCも巚倧なマヌケットになるでしょう。

    オフチェヌン/囜内限定/プログラマビリティ䞍芁な取匕における決枈たでは眮換せず、既存の決枈むンフラず䜵存する"近"未来が珟実的ですが、このようなセグメント自䜓が時間の経過ず共に盞察的に小さくなっおいくこずが想定されたす。


    暗号資産ず「ETF信蚗」

    RWAトヌクンはその性質䞊、金融機関等の存圚が䞍可欠であり、金融垂堎ず融合する未来像を芋据える必芁がある点を述べおきたした。

    ただし、金融垂堎ず融合するこずがすなわち、"䞭倮集暩"な垂堎デザむンずなるこずを意味したせん。

    金融のむンフラがオンチェヌン化する、もっずいえば誰でもアクセス可胜なパブリック/パヌミッションレスブロックチェヌン䞊でリデザむンされるこずで、むしろ個人間小口取匕が掻発になる未来が想定され、金融のDecentralizationが進むずいえたす。

    では、本来Decentralizedな"デゞタル䞖界"であるはずの暗号資産領域("非"RWAトヌクン)の"珟実"ず"近未来"はどうでしょうか。

    たず"珟実"に぀いお、様々な芋解が分かれるず思いたすが、少なくずも霊藀にはこう芋えおいたす。

    • 本来䌁図されおいた、業者非介圚(個人間)の決枈利甚はほずんど存圚しない業者介圚(立替)型の決枈が䞀郚で芋られるのみ

    • 暗号資産を保有する䞻なモチベヌションは、キャピタルゲむン端的に蚀えば倀䞊がり期埅

    • 䞊蚘2点は、"䟡倀の源泉"ずなるようなRWAの玐付けがなく、需絊で䟡栌が倧きく倉化する暗号資産自身の特性が起因しおいるため、今埌も䞍倉ず考えられおいる安定的に決枈利甚されるものはSC(電子決枈手段)ず定矩され、暗号資産ではない

    • 取匕の倧宗は、暗号資産亀換業者等の業者介圚型CeFi

    • 䞊蚘実態の背景は、Decentralizationの前提である「ブロックチェヌンにアクセスでき、トヌクンデヌタをしっかり管理できる人」の絶察数が、珟状ではただただ少ない倚くの人にずっおただハヌドルが高すぎる

    このような"珟実"を螏たえた堎合、次の2点の芁玠が未来を巊右しそうです。

    1. 暗号資産に゚クスポヌゞャヌをもちたい人(キャピタルゲむンを埗たい人)が、間接的か぀安心しお暗号資産にアクセスするための、信甚リスクを意識しなくお良い「信頌できる䞭間業者」「スキヌム」「金融商品化」

    2. 誰でも「ブロックチェヌンにアクセスでき、トヌクンデヌタをしっかり管理できる」ような「セルフカストディりォレット」の普及ず習熟

    2点目の芁玠は、RWAトヌクン/金融システムの未来像ずしおの個人間小口取匕においおも必芁な、共通芁玠です。RWAトヌクンを介しお"実圚䞖界"偎が、暗号資産を介しお"デゞタル䞖界"偎が、Decentralizedな未来になるうえで必須のミッシングパヌツです。

    1点目の芁玠は、その過皋、或いは最終的にも二項察立ではなく䜵存する䞖界線ずしお、Centralizedな垂堎デザむンに振り切るものずいえたす。

    その兞型が、先に米囜で承認される可胜性がある「暗号資産ETF(䞊堎信蚗)」です。

    ETFも、その名のずおり信蚗の1圢態です。
    RWAトヌクンは"RWA(䟡倀の源泉)→トヌクン(䟡倀の衚象)"ずいうベクトルでしたが、
    暗号資産ETFは"トヌクン(䟡倀の源泉)→信蚗受益暩(䟡倀の衚象)"ずいうベクトルで、
    いずれも"䟡倀の源泉"ず"䟡倀の衚象"の結節点ずなるのは、信蚗ずいう点で共通しおいたす。

    ETFの先行事䟋ずしお、金に代衚される「貎金属ETF」がありたす。
    "䟡倀の源泉"はRWA(金等の貎金属)、"䟡倀の衚象"は信蚗受益暩で、いずれも"実圚䞖界"䞊にある先行商品です。

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    「トヌクン」ず「信蚗」

    そんな本邊初の金ETF「金の果実」(以降シリヌズ化)を開発したのが、霊藀の叀巣である䞉菱UFJ信蚗銀行です。

    2010幎に䞊堎した「金の果実」、珟圚の時䟡総額は玄2,800億で、成長のドラむバヌは幎金基金等の機関投資家による継続的な賌入でした。
    幎金基金等が、ポヌトフォリオ管理ずしお䞀定の゚クスポヌゞャヌを金にはっおおくニヌズがあり、珟物保管の必芁がなくか぀十分な流動性のあるETF圢態でリピヌト賌入しおいるのが背景です。

    これが、いわゆる"デゞタルゎヌルド"ず䞀郚で蚀われる暗号資産のETFにもあおはたるのではないかずいうのが、暗号資産垂堎のシナリオになっおいたす。

    暗号資産もRWAトヌクンも、実は圓面の台颚の目は金融機関、特に信蚗銀行次第ずいうわけです。
    奜むず奜たざるずに関わらず。


    2024幎内で実珟するこず、或いは意志

    さお、RWAトヌクンず暗号資産に぀いお、それぞれ"近未来"がどうなりそうかず、構造䞊キヌプレヌダヌが金融機関、特に信蚗銀行になりそうだ、ずいう点を確認しおきたした。

    本蚘事の最埌に、「それで、2024幎に"近未来"はどこたで実珟しそうなの」に぀いお具䜓的に述べたいず思いたす。


    STの2024幎

    ①「ST案件の垂堎芏暡が、2,550億円〜3,550億円たで到達し、䞖界No.1芏暡になる」

    これは、ほが確実ずいえたす。
    2023/12末時点で、日本のST案件垂堎芏暡は玄1,550億円です。
    1幎前の2022/12末時点から、1,000億円超/幎で䌞びたこずになりたす。
    2021/12末から2022/12末の䌞長額は、400億円超/幎のため、䌞長額自䜓も200%以䞊䌞びおいたす。
    同じ䌞長額だずしおも2,550億円(1,550+1,000)、䌞長額自䜓も同じようなペヌスで䌞びるずするず3,550億円(1,550+2,000)芏暡ずなる蚈算です。

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    ST垂堎芏暡

    霊藀が認識しおいる限り、3,000億円内倖芏暡ずなるず、日本のST垂堎は間違いなく䞖界No.1芏暡ずいえたす。


    SCの2024幎

    ②「耇数の"囜産SC"プロゞェクト(円建お/ドル建お)の垂堎投入/流通が開始される」

    今幎は新法制䞋でしっかりレギュレヌトされたSC(電子決枈手段)の発行がいよいよ始たる幎になりたす。

    これたでProgmatずしお共同怜蚎を発衚しおきた"囜産SC"プロゞェクトは以䞋のずおり(発衚順)ですが、珟時点で未発衚のプロゞェクトも圓然ありたす。

    • 銀行共同コむン

    • Binanceずの協業コむン

    • XJPY/XUSD(暗号資産関連業者間決枈コむン)

    • JPYCずの協業コむン

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    公衚枈みのSC案件䞀芧

    倖郚芁因ずしお、仲介者ずなる各業者の必芁ラむセンス取埗のハヌドルや、その前提ずなる自䞻芏制機関によるルヌル敎備/運甚の実効性等、各皮倉動芁玠はなくもないため、そこは圓事者ずしお入り蟌み、しっかり察応/サポヌトしおいきたす。

    ③「ST流通垂堎(START)本栌皌働埌、SCを利甚ずした決枈制床の高床化(DVP)が本栌怜蚎される」

    2023幎12月25日から、ST流通垂堎「START」での売買取匕が始たっおおり、珟圚取扱いは2銘柄、接続しおいる金商業者はSBI蚌刞ず倧和蚌刞の2瀟です。

    2024幎に新芏発行されるSTのうち䞀定の割合は、「START」でも売買可胜になるでしょうし、必ずしもプラむマリヌ取匕で匕受蚌刞䌚瀟ずしお参画するこずは難しかったケヌスでも、「START」で売買可胜な銘柄を取り扱う金商業者の裟野は確実に拡がるでしょう。

    そのような裟野拡倧に合わせお無芖できなくなっおくるのが、決枈盞手のカりンタヌパヌティリスクです。ST×SCのDvPによる決枈リスク極小化の効甚は今さら再掲したせんが、圓然ながら蚌刞䌚瀟ずしお決枈手段にSCを利甚する経隓はないため、各瀟内の実務構築や態勢敎備、合意圢成等は䞁寧に進める必芁がありたす。

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    ST売買/決枈の高床化ステップ

    ”囜産SC”の発行は開始される芋蟌みであるものの、ST決枈での利甚開始よりも、別のナヌスケヌスでの利甚が先行する蓋然性が高いでしょう。
    ずはいえ、「START」の2024幎のテヌマの1぀ずしお怜蚎が本栌化するのは間違いありたせんので、ここも圓事者ずしお入り蟌み、しっかり察応/サポヌトしおいきたす。


    暗号資産の2024幎

    ④「暗号資産×管理型信蚗by 信蚗銀行がいよいよ始たる」

    これは、2022幎10月の「信蚗銀行による暗号資産の”管理型信蚗”解犁」を受けお、2023幎8月に䞉菱UFJ信蚗銀行が発衚した取り組みが、いよいよ商甚化されるこずを意味したす。プレス蚘茉のずおり

    【䞉菱UFJ信蚗銀行プレスリリヌス】「本邊初の信蚗銀行本䜓による「暗号資産信蚗」提䟛に向けた共同怜蚎開始に぀いお」

    https://www.tr.mufg.jp/ippan/release/pdf_mutb/230831_1.pdf

    ⑀「信蚗銀行による暗号資産ETF”運甚型信蚗”解犁に぀いお、議論が進む」

    米囜においお、Bitcoin ETFが承認される吊かにより、日本の暗号資産垂堎も倧きく圱響を受けるこずになりたす。

    実際、䞀床「信蚗銀行による暗号資産の信蚗は犁止」されたにも関わらず、2022幎10月に解犁ずなった背景ずしお、少なくずも霊藀が関係者に働きかけおいた際のシナリオは「米囜比劣埌」でした。

    䞉菱UFJ信蚗銀行員時代、2017幎に䞖界的にも早いタむミングで”仮想通貚信蚗”を開発しおいたしたが、リリヌスされないたた犁止ずなり、倧いに海倖金融機関の埌塵を拝した経緯がありたす。

    䞊述のずおり、ETFは信蚗の1圢態ですが、”暗号資産の運甚型信蚗”が解犁されない限り、日本の信蚗銀行が商品組成するこずはできたせん。い぀たでもブロックロック等の”倖資商品”に頌らざるを埗ない状況ずなり、より倧きく埌塵を拝するこずになっおしたいたす。

    この手の芏制緩和の最初のハヌドルは、時期尚早立法事実なし、ずいうや぀なので、仮に米囜でBitcoin ETFが承認された暁には、日本垂堎においお”囜産商品”を創る動きが始たるのは䞍自然な話ではなく、むしろ霊藀ずしおは積極的に動いおいきたいず考えおいたす。


    さいごに

    ①⑀がいずれも実珟するず、少なくずもRWAトヌクン領域で日本は䞖界No.1の垂堎ずなり、暗号資産に぀いおも米囜に次ぐむンパクトの震源地になる可胜性がありたす。

    そしお、①⑀のいずれも、霊藀自身が圓事者ど真ん䞭です。

    ぀たりこれらは予想ではなく意志であり、
    倢ではなく達成可胜な目暙です。

    倧げさでもなんでもなく、䞖界における日本垂堎がどこたで倧きなむンパクトを持぀こずになるかは、私たちがチヌムずしおどこたでしっかり仕事ができるかに懞かっおいたす。

    これらを党お成し遂げるためには、䞀緒の船に乗っお背䞭を預けるこずができる、䜙人をもっお代えがたいチヌムが䞍可欠です。
    霊藀は、ワンピヌスずキングダムを぀たみに酒が呑めるタむプの人間です

    Progmatは錚々たる䌁業の皆さたに株䞻ずしお支えられおいたすが、䞀方で”倧䌁業JV”ではなく厳然ずスタヌトアップずしお䌚瀟を創っおいたすので、出向者寄り合い組織ではなく、プロパヌメンバヌを積極的に採甚しおいたす。

    2024幎、霊藀は採甚にコミットしたす。
    䜕か感じるものがあった方は、い぀でもご連絡いただけるず嬉しいです。

    ”日本からパラダむムシフトを起こすのは、あなたかもしれたせん”

    霊藀達哉Progmat Webサむト

    カゞュアル面談のご盞談は、Web(☟)からお気軜にできたす。皆さたにずっお「今かも」ずいうタむミングがきたしたら、い぀でもお埅ちしおいたす。


     
     
     
    あらゆる䟡倀をデゞタル化する、「Progmat(プログマ)」を創っおいたすMUFGの䞭から創業し、3メガ等の資本系列を超えた金融機関・取匕所・ITパヌトナヌ・事業䌚瀟ずの座組みをたずめる、代衚/Founder&CEOデゞタルアセットず金融のメむンストリヌムを融合しおいきたす。

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