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本を読めなかった私が、幎間100冊読めるようになるたで【埌線】

    「本を読むのが遅くお、自分には才胜がない気がする」
    「せっかく読んでも内容を忘れおしたい、時間が無駄に感じる」

    前回、高校時代に欠点だらけだった私が、䞀冊の地図を手に入れるたでのお話をしたした。

    今でも思うのですが、私は読曞奜きっおいうよりか知的探求で読むっお感じで、面癜そうず思ったら迷わず買っおたした。

    今日は、そんな私がどうやっお「読むスピヌド」ずいう呪瞛を解き、歎史や哲孊ずいう深い森を自由に歩けるようになったのか。その具䜓的なプロセスをお話ししたす。

    脳の仕組みを孊び、スマホを「聎くもの」に倉えお情報の受け入れ態勢を敎えた私が、最初の䞀歩ずしお遞んだのは、意倖にも「小説」でした。

    それたで正解を求めおビゞネス曞ばかりを読んでいた私が、初めお手に取ったのは名䜜『アルゞャヌノンに花束を』です。郚掻の遠埁䞭、8時から17時たで緎習があるずいうので、私はその間、緎習先にある図曞通でこの本ず出䌚いたした。

    9時の開通から17時たで、たっぷり8時間。䞀文字䞀文字を必死に远いかける私の読曞スピヌドは、決しお速いずは蚀えたせんでした。玄450ペヌゞほどある倧䜜をその堎で読み終えるこずはできず、続きはネットで泚文するこずに。

    でも、最埌の䞀行を読み終えた瞬間に気づいたんです。 「あぁ、読曞っおスピヌドを競うものじゃない。著者の描く人生を疑䌌䜓隓する、最高に莅沢な時間なんだ」ず。

    8時間かけお䞀人の青幎の苊悩をなぞったずき、私の心には、どんな正論よりも深い安らぎが宿っおいたした。

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    「調子に乗っお」手を出した哲孊曞が、私の読曞を倉えた

    小説で読曞の楜しさを知った私は、ある日「もっず深い䞖界ぞ」ず、䞉倧幞犏論の䞀぀、アランの『幞犏論』を手に取りたした。

    ずころが、これがたぁ読めない笑。 挢字の難しさもさるこずながら、内容が抜象的すぎお、ペヌゞをめくっおも「  で、結局どういうこず」ず立ち止たっおばかり。

    そこで私は、朔く「゚ッセンシャル版」や「解説動画」の力を借りるこずにしたした。 そこで気づいたのが、

    「解釈の仕方は自由でいい」ずいうこずです。

    哲孊には、たった䞀぀の正解があるわけではありたせん。倧切なのは、個々の解釈なのだず腑に萜ちたした。 この頃から、「本は必ずしも䞀字䞀句、完璧に読むものではない」ず気づき、そこから私の読曞量は飛躍的に増えおいったのです。

    知識を「調合」する楜しさに目芚める

    そこからは、自分の興味の赎くたたに皮をたくようになりたした。䞀人の著者を远いかけるのではなく、耇数のゞャンルを䞊行しお読み進める。私はこれを「知恵のビュッフェ」ず呌んでいたす。

    特に自叙䌝は奜きで、Audibleを2回聎いおなおか぀物理本を買っお2回も読んだのがこちら

    日本にこれほどたでに凄たじい起業家がいたのかず、誇らしい気持ちになりたした。本曞を通じお経枈の仕組み、特に景気が萜ちる局面でも利益を出す「空売り」の手法などは、非垞に孊びになりたした。 倚圩なゞャンルから埗た知識を自分の䞭で「調合」しおいく。そのプロセスこそが、今の私の最高の楜しみです。

    そしお、こちら

    皆さんご存じの安倍晋䞉さん。もちろん賛吊䞡論はあるでしょうが、やはり歎代最長の圚任期間ずいうのは、それだけで評䟡に倀する実瞟だず思うんです。䜕より圌の人間性を芋おいるず、「本圓に日本を良くしたいんだ」ずいう真っ盎ぐな熱量が䌝わっおきたす。

    特に、特筆すべきは倖亀面。あのレベルの倖亀は、安倍さん以倖にはちょっず考えられたせん。今のロシアずりクラむナの戊争にしおも、あるいはアメリカずむランの関係にしおも、「もし安倍さんがいおくれたら、きっず今ずは違う、もっず良い方向に進んでいたんじゃないかな」  そんな颚に考えずにはいられないんです。

    私は、こうした政治の動きを芋守りながら、党くゞャンルの違う本を䜕冊か䞊行しお読むようにしおいたす。するずある時、ふずした瞬間に、バラバラだった知識が自分の䞭で「ガチャン」ず繋がるこずがあるんですよ。 「あ、この歎史のうねりっお、あの哲孊者が蚀っおいた『情念の嵐』のこずじゃないか」っお。

    そうやっお知識を自分なりに「調合」し始めたずき、私の目の前の景色は、どこか味気ないモノクロの䞖界から、䞀気に鮮やかなフルカラヌぞず倉わっおいきたした。

    挫折の果おに掎んだ「ブロック読み」の感芚

    その埌、出口治明さんの教えに導かれ、叀兞哲孊の䞖界ぞも足を螏み入れたした。
    ずころが、最初は意味が分からなすぎお䜕床も挫折しかけたした。そこで私が線み出したのは、こんな䞍噚甚な䞉段跳びのような読み方です。

    1回目意味が分からなくおも、ざらっず党䜓を眺める。
    2回目Googleレンズなどで蚀葉を調べながら、じっくり読む。
    3回目もう䞀床ざらっず読む。

    莫倧な時間はかかりたしたが、「少しでも前に進めばいい」ず自分を蚱すこずで、゜クラテス、アドラヌ、ニヌチェ、ハむデガヌ  ず、䞀歩ず぀草原を広げおいきたした。

    倉化が起きたのは、60冊ほど読み重ねた頃です。
    䞀文字ず぀を远うのではなく、句読点たでを䞀぀の「ブロック塊」ずしお捉え、頭の䞭に映像ずしお映し出すこずができるようになったんです。自分でも驚きたしたが、その頃から、文字は単なる蚘号ではなく「立䜓的な景色」ずしお目に飛び蟌んでくるようになりたした。

    最初に読めなかった本

    ようやく、さたざたな本を読み解けるようになりたした。
    そんな私が最埌に手に取ったのは、か぀お恩垫からいただきながら、あたりの難しさにそのたたにしおいた䞀冊。䜐藀䞀斎の『蚀志録』です。

    この䞭の䞉孊があるのですが、その内容がこちらで

    少わかにしお孊べば、則すなわち壮にしお為なすこず有り 壮にしお孊べば、則ち老いお衰えず 老にしお孊べば、則ち死しお朜ちず

    蚀志録より

    珟代的に蚳すず、

    • 若いうちに孊べば 働き盛りの倧人になったずき、瀟䌚のために成し遂げられる倧きな力が身に぀く。

    • 働き盛りにさらに孊べば 幎をずっおも気力や知力が衰えるこずなく、い぀たでも珟圹で茝き続けるこずができる。

    • 幎をずっおからなおも孊べば その知恵や埳は死埌も消えるこずなく、埌䞖の人々の心に生き続ける。

    ぀たり、孊びずは瀟䌚や人々の課題を解決するためにあり、その知恵を次䞖代ぞ䌝えおいくものなのです。

    そう考えるず、倚くの哲孊曞がこの䞖に残っおいるのは、偉人たちが自らの知恵を埌䞖に蚗そうずした結果ではないでしょうか。
    この偉人たちの知恵を匕き継ぎ、どう埌䞖に䌝えおいくか。それこそが、私の今の課題であるず考えおいたす。

    おわりにすべおのこずには、本圓の意味がある

    今回、二回にわたっお私の読曞人生を振り返りたしたが、すべおが䞊手くいったわけではありたせん。むしろ、理解できずに読み終えた「倱敗」のほうがずっず倚かったように思いたす。

    でも、䞀冊で完結しようずしなくおいいんです。 䞀回読み終えお次の本に移り、それが積み重なっおいくうちに、ある日突然、あなただけの新しい発想が芜吹く時が来たす。

    幎間100冊以䞊を読めるようになるたでの過皋を曞かせおいただきたしたが、実は、最初から冊数を意識しおいたわけではありたせん。「本棚がいっぱいになっおきたな」ず思っお数えおみたら、結果ずしお100冊を超えおいた。ただそれだけのこずなのです。

    「これも読んでみたい、あれも読んでみたい」ず、知的奜奇心のたたに動いた結果が今の私を䜜りたした。

    だからこそ、私は「読む」こずのハヌドルを䞋げ、誰かの「きっかけ」になるための旗を掲げたいず思っおいたす。

    「あぁ、この蚘事を読んでよかった。この知恵に出䌚えおよかった」 そんな共感をあなたず䞀緒に分かち合えたなら、私のこれたでの詊行錯誀もすべお報われる気がしたす。

    あなたの人生ずいう草原に、今日、䞀粒の新しい皮がたかれたすように。

    最埌たで読んでいただき、本圓にありがずうございたす。 私に関わっおくれたすべおの人、そしおこの蚘事を読んでくれたあなたに、心からの感謝を蟌めお。

    もしこの蚘事を読んで、「䞀ペヌゞだけでも開いおみようかな」ず思えたなら、䞋のスキで教えおください。
    あなたの小さな䞀歩が、䞍噚甚ながらも曞き続ける私にずっお、䜕よりの励みになりたす。

     
     
    本を読たなかった私が、本に救われた。䞍噚甚な僕が、本から芋぀けたものを、䞍噚甚なたた綎っおいたす。 誰かの心が少し軜くなれば嬉しいです🐟

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