
奪われる人ではなく、与えられる人になるまで〜親切と感謝が、人生の主導権を取り戻す〜

お越しいただきありがとうございます。
感謝研究家の田代です。
GIVE&TAKEの話で、
最もうまくいく人はギバーで、
うまくいかない人もギバー。
という話がありますよね。
同じギバーでも、
うまくいく人、いかない人(奪われている人)、
何が違うのか?
今日は、そんな
奪われる人から、うまくいく人(与えられる人)に
なるまでのステップを脳科学や、様々な研究を元に
解説していきますので、何度でも読んでくださいまし。
ではでは、本題に入りますね。
「もう誰かに支配されるのは疲れた」
「頑張っているのに、報われない」
「気づいたら、自分ばかり損している気がする」
スマホを開けば、誰かと比較してしまう。
仕事では成果を奪われ、家庭では時間を奪われ、
ニュースを見れば未来まで奪われそうな気がする。
そんな、奪われた気がする人もいれば、
最も怖いのは、
奪われていることすら、
気づけないでいる人もいます。
「奪われる人」の正体
じつは、感謝の研究を続けているなかで、
自分で「奪われている」と感じている人ほど、自分が持っているものが見えていないことが多々あります。
これは脳の仕組みの話なんですが、
脳には、不安や危険を察知する「扁桃体(へんとうたい)」という部位があります。
ここが過剰に働いていると、人は「足りないもの」「うまくいかないこと」ばかりに目が向いてしまいます。

つまり、「奪われている」感覚は、外側の問題というより、脳の状態が作り出している可能性があります。
この状態を、私は一種の「不満脳」と呼んでいます。
「不満脳」のままだと、どれだけ与えられていても、足りない。
どれだけ褒められても、満たされない。
どれだけ稼いでも、安心できない。
さらに、「奪われている」と自覚がない場合、
そこには、幼少期の親との関係にも原因があったりします。
親から、あまり、褒められず、怒られてばかりだと、
自己肯定感が低いまま大人になり
その自己肯定感の低さが、奪われる原因になってたりもします。
人から受け入れてもらえるために、
認めてもらうために、
過剰な要求にも応えたりしてしまい、
結果、周りから見ると奪われている。
という状態に陥ったりするものです。
(本人が自覚していないことも)

だから、最初に伝えておきたいことがあります。
あなた自身は、悪いことはしていないはずなのです。
「奪われる人」になっていたのは、性格でも、努力不足でも、運の悪さでもありません。
脳のOSが、子供の頃に書き込まれたまま、アップデートされていないだけ。
これは、知ってしまえば、変えられる話なんです😌
「奪われる人」と「与えられる人」を分ける、たった一つのもの
私の周りで、本当に幸せそうに生きている人。
そして、結果的に夢を叶えていく人。
人に恵まれている人。
共通点があります。
それは、「与える側」に立っているということ。
逆に、いつも「もっとちょうだい」「自分ばかり損している」と感じている人を、「クレクレ星人」と呼んでいます。笑
(『感謝脳』の本でも紹介している表現です)
GIVE&TAKEで言うところのテイカー(奪う人)ですね。
でも、ここが大切なところで。
クレクレ星人は、欲深い人だけではありません。
「満たされていない」自覚すらないまま、心の渇きをずっと抱えている人、なんです。
だから、責めるのではなく、
ただ「満たし方」を変えていけばいい。
一生懸命になりすぎて、一時的に周りのことが見えなくなっている人もいますが、
僕的には、誰もがテイカーであり、そこから、
ギバーに成長していくものと考えていますので、
明確に人を分類することはできないと思っています。
(タイミングやシチュエーションにもよりますね)
奪われる人から、与えられる人になるためには
まずは自身が幸せに満たされる必要があります。
親切は、脳の「幸せの三大物質」を一気に解放する
「奪われる人」から「与えられる人」へ。
この変化は、根性論ではありません。
ちゃんと、脳科学で説明できます。
人が幸せを感じるとき、脳の中では3つの物質が働いています。

▼ 3つの幸福物質
🌿 セロトニン … 心の健康・安心感
🤝 オキシトシン … つながり・愛・人間関係
🚀 ドーパミン … 達成・成功・やる気
この3つが幸せを感じる幸福ホルモンです。
これは、感謝脳の共著者、樺沢紫苑先生が、
「3つの幸福」という本の中で発表されています。
ドーパミン的幸福だけだと、一時的な幸福感で終わってしまいますが、
土台となるのは、セロトニン、オキシトシン的幸福です。
心の健康と、人とのつながり。
この土台が最重要なのです。
人とのつながり、
すなわち
人との人間関係は、
親切によってはじまり、感謝によって深まる
(これ、僕が必ず講演会で伝えていること)
この過程で
親切と感謝の両輪が揃うと、
セロトニン、オキシトシン、ドーパミンの、
幸福三大ホルモンが分泌されるのです。
これが、幸せの土台作りとなるのです。
そして、ここから、
自己肯定感のイノベーションへとつながります。
感謝が、傷ついた自己肯定感を立て直す
ここで、ひとつ大事な研究をご紹介します。
感謝の度合いが高い人ほど、自己肯定感が高い。
という事実です。
感謝することで自己肯定感が高まり、
その結果として幸福度が上がる。
「感謝する → 自己肯定感アップ → 幸福度アップ」
この流れが、複数の研究で確認されています。
(出典:Lin, 2015 / Yildirim et al., 2023 ほか)

つまり──
幼少期に下がってしまった自己肯定感は、
大人になってからでも、感謝の習慣でちゃんと回復できるということなんです。
これ、希望じゃないですか?😌✨
そして、自己肯定感が安定してくると、何が起きるか?
「人と比べる必要がなくなる」んです。
他人の幸せが、自分の不幸に見えなくなる。
誰かの成功が、自分の劣等感を刺激しなくなる。
「認めてもらうために頑張る」必要がなくなる。
奪われる、、ではなく、
「ある」が見える脳になっていきます。
与えられる人になるまでの、3つの階段
感謝研究を続けてきて見えてきた、
「奪われる人」が「与えられる人」へと変わっていく道のり。
それは、こんな3つの階段になっています。

第1段階:感謝で、自分の中を満たす
まずは、「ある」に気づくこと。
感謝日記を書く、口に出す、心の中で唱える。
これで、扁桃体が落ち着き、セロトニンが働き始めます。
「自分には、もう十分なものがある」と気づく。
この段階で、「奪われている」感覚が薄れていきます。

第2段階:小さな親切で、人間関係が変わる
満たされてくると、自然に「人にも分けたい」気持ちが湧いてきます。
ここで大切なのは、「小さな親切」から始めること。
・道を譲る
・コンビニの店員さんに「ありがとう」と笑顔を返す
・家族にお茶を一杯入れる
・後輩のメールに丁寧に返信する
これだけで、オキシトシンが、自分にも相手にも分泌される。
人間関係が、目に見えて変わってきます。

第3段階:与えることが、喜びに変わる
第3段階では、面白いことが起きます。
与えることが、義務でも、犠牲でもなく、
純粋な「喜び」に変わるんです。
「相手が喜んでくれた」
「役に立てた」
「自分はここに居ていいんだ」
──そう感じる瞬間、脳の報酬系(側坐核・前頭前皮質)が活性化することが、オレゴン大学のfMRI研究でも示されています。
(同研究では、感謝することで利他的な行動を取りやすくなることも報告されています)
つまり、与える人ほど、脳が喜ぶようにできている。
自然界のルールが、人間の脳にも刻まれているんですね😌✨

ここで大切な見分け方
ただし、ひとつだけ、気をつけてほしいことがあります。
「認めてもらうための与える」と、
「満たされたから湧き出る与える」は、
別物ということ。
前者は、自己肯定感の低さからくる「奪われ」の延長線上にあります。
後者は、自分の中が満たされて、自然にあふれ出る泉のようなもの。
だから、第3段階に行く前に、まず第1段階で自分の中を満たすことが、何よりも大事なんです。

自分を犠牲にした「親切」は、続きません。
自分が満たされた上での「親切」だけが、
3つの幸福物質を解放してくれます。
ここで大事なのは、
親切への見返りは求めないことです。
ただし、長い時間をかけて、
「見返りを求めない親切」が、結果として、
3倍にも10倍にもなって戻ってくる。
──これが、感謝研究を続けてきた中で、私が出会った人生の不思議なルールです。

「与えられる人」が、なぜ夢を叶えるのか
ここまで読んで、お気づきかもしれません。
「与えられる人」は、
✅ 自己肯定感が安定している
✅ 人間関係が温かい
✅ 脳の中に幸福物質が満ちている
✅ ご縁が自然と集まってくる
✅ 焦らずに、長期的に動ける
これは、夢を叶える人の条件と、
ほぼ完全に重なります。
「与えられる人」だから、夢が叶う。
逆ではないんですね。
「夢が叶ったから、与えられるようになる」のではなく、
「与えられる人になっていく過程で、夢のほうが向こうから近づいてくる」。
これが、感謝脳の本質です。

「奪われる人」を卒業する、最初の一歩
「与えられる人になりたい」と思ったあなたへ。
最初の一歩は、ものすごく小さなことで大丈夫です。
✅ 今日、誰かに「ありがとう」を一回でも多く伝える
✅ 今日、誰かのメッセージに、いつもより丁寧に返信する
✅ 今日、自分自身に「ありがとう」と声をかける
些細なことからはじめるのがオススメです。
でも、この「些細なこと」が脳に定着するには、最低でも66日(約2ヶ月)かかると言われています。
だから、3日坊主では変わらない。
1週間頑張っても、まだ足りない。
でも、続ければ、必ず脳のOSが書き換わります。

幼少期に書き込まれた古いOSも、
ちゃんと上書きされていきます。
最後に
「奪われる人」だった日々を責める必要は、まったくありません。
それは、ただ脳のOSが古かっただけ。
新しいOSにアップデートすれば、同じ世界が、まるで別の景色に見えてきます。

「ある」が見えて、
感謝が湧いて、
親切が自然に出てきて、
人とのご縁が深まり、
夢が、なぜか勝手に近づいてくる。
そんな人生にしていきたいですよね😌

AIが進化すればするほど、
人間の「与える力」「ご縁の力」が、
これからの最大の資産になります。
一緒に、「与えられる人」になれたら嬉しいです。
ちなみに、自分の脳が今どの状態にあるか気になる方へ。
「感謝脳・不満脳の10問テスト」をご用意しています。
3〜4分で、自分の脳の現在地がわかります。
▼感謝脳・不満脳チェック▼
読んでくださって、ありがとうございました🌿
田代政貴
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