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PMJ倶楽部を作ったワケ ②~若いママの孤立をなくしたくて始めた家族ぐるみの子育て~

    【前回のお話はコチラ】

    これは、私が1992年に立ち上げた、
    家族ぐるみの子育てサークル
    【PMJ倶楽部】
    を作るもとになった想いと、
    実際の出来事の記録です。


    この回では、サークルの子供たちと関わる中で、
    私が感じたことを書いています。

    子供たちは、
    ちゃんと考え、ちゃんと成長しています。

    でも時には、大人の思い込みが、
    その成長を邪魔してしまうこともあります。

    子供を理解するとはどういうことか。
    親の役目とは何か。
    あの頃の経験を通して、
    私が気づいたことをお伝えしています。

    第2回
    『理解されない子供と勘違いする大人』

    子供たちを見ていて感じたこと

    自我の芽生え
    子供たち(およそ1歳~)は
    オモチャの奪い合いを必ずする。

    それは、本能として備わっているのだろうか?
    動物の優位争いに似ていると感じた。

    大して興味の無いオモチャでも、
    その子に力を見せつけるかのように奪う。

    泣いたら負けだ。

    そのやりとりで『力関係』が決まる。
    群れをつくる動物が、ボスを決めるように。

    その時に、
    大人は手出しをせず見守ることが大切だと感じた。

    へたに叱ろうものなら、
    その子は親の見えない所で、
    隠れて弱い子をいじめるようになってしまう。


    決着がついたら
    (決着とは、片方が泣いたり、逃げた時)
    そこで初めて、
    両者の親が弱者をいたわる様子をみせる。

    そうすることで、
    親を取られたような気がするのか、
    泣き出す強者もいれば、
    一緒に弱者をいたわる強者もいる。

    このやり取りを何度も見ているうちに、
    私は『親の役目』が少しずつ分かってきた。


    親の役目

    バトルが始まった時に大事なのは、このルール。

    ・武器を持たせない事。
    ・必ず、大人が子供を見守っている事。
    ・そして、途中で親が止めに入らない事。
    ・決着がついたら、弱者をいたわる事。
    ・弱者をいたわる時に、強者を悪者にしない事。

    これを徹底していると、
    自然と仲良く遊びだすから不思議だ。

    強者は弱者をかばい、
    弱者は強者を敬い、後を追う。

    言っておかなければならないが、
    この話は安易な差別ではなく、
    千差万別な人間同士、
    どうしても避けられない力の差がある。

    それをどう上手く、仲よく生きていこうかと、
    世に出たばかりの人間が学んでいる現実だ。

    世の中の仕組みを子供が体現しているのだと思う。

    なるべくこの体験を、ちからが弱いうちに
    経験させないと、後でとんでもないことになる。

    遊びを知らずに大人になった者が、
    いい年をして遊びに狂ってしまうのと同じだ。

    第二次反抗期や、大人になってから
    親に手を挙げてみたり、暴力事件を起こしたり。

    その頃にはもう、親は
    『ちから』では子供に敵わない。

    だから小さく、力の弱いうちに、
    ちから加減を教える。
    また、他者をいたわる事を教える。

    【叩かれたら痛い】

    【髪を引っ張られると、こんなに痛い】

    痛い思いを体感することで、学んでいく。


    勘違いする大人たち

    このことを勘違いしている大人がいる。

    『子供が言っても聞かないから、
    痛い思いをさせて教えているのだ』 と。

    躾と称して大人が子供に手を挙げるのは、ただの『弱い者いじめ』でしかない。

    自分が、
    【言葉や行動で上手に教育できない】
    ことを棚に上げて、正当化しているだけだと思う。

    子供は大人の言葉を理解している。

    行動を逐一見ている。

    子は親の鏡である。

    力が明らかに違う者同士では学習にならない。
    恐怖を覚えて終わりだ。


    強迫観念の植え付け

    私が小さい頃、
    『10数えるうちにやれよ…1,2,3…』
    と、よく言われていた。

    初めのうちは、10になったら何が起きるのかと、恐怖でしかなく、泣きながら従っていた。
    だが、小学校高学年にもなれば、
    『大したことは起きない』と学習をする。

    心の中で
    『はいはい、今日もこれね』
    と思っていた。(笑)

    驚いたのが、長男に自我が芽生えたころ、
    夫が同じ事を言い出した。

    『そんな𠮟り方止めてくれる?脅迫してるだけだから。強迫観念植え付けてるだけだよ』
    と諭した覚えがある。

    私を実家から救い出してくれた人なだけに、
    すぐに理解してくれて、
    そのあと、二度と言わなかったのが救いだった。


    子供たちを見ているうちに、私は
    『親の役目』と
    『子供の心』について、
    たくさんのことを教えられました。

    でも、それは自分自身の子供時代を思い出す時間でもありました。

    なぜ私は、
    『子供の居場所』に、ここまでこだわるのか。 

    次回は、その理由につながる、
    私自身の経験をお話しします。

    『次回予告』

    【私がPMJ倶楽部を作ったワケ】
     ~若いママの孤立をなくしたくて始めた
                                                 家族ぐるみの子育て~

    第3回
    『
    褒められたかった子供と、理解されなかった私』
    に続きます。

    最後まで読んでくださりありがとうございます。たくさんの記事からこの場所を見つけていただいたご縁に感謝します。経験は誰かの役に立つ財産になる。これからも私にしか書けない言葉で届けていきます。スキ・フォローが励みになります😊
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