
「父のどや顔」
父には、何か面白いことや、上手いことを言いたがる、というクセもありました。それはダジャレであったり、世相を風刺する皮肉であったり。でも言った後に必ず「どや顔」をして「いまの面白いだろ?」と聞いてきました。
ある日わたしは父にこうアドバイスをしました。「いくら面白いことを言っても、その後に『いまの面白いだろ?』と聞くから、ウケなくなるんだよ。普通の顔でさらっと面白いことを言って、相手が反応するまで我慢して待たなきゃ」
わたしは父の野暮な笑いのセンスも、より洗練させて、自身のスキルとして取り込んでしまったのかもしれません。
わたしの話、面白いでしょ?
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~朗読はなにが違うの?~
活字では一気に読めてしまう場面も、朗読では、先のわからないドキドキ感、目を閉じて思い浮かべる情景、オチが耳に落ちる快感をより深く楽しめます。
このエピソードはフォースアルバムに収録されています
※第47話/4thアルバム B面-5に収録