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「いつかまたね」と言える日まで ~DAY4~


    それはいつも突然
     
    自力で開けられるはずのない重たい扉を
    魔法使いみたいに軽々と開け
    ご機嫌にしっぽをユラユラさせながら
    「また来たよ」
    と言わんばかりに
    リズミカルな足取りでキミはやってくる
     
    「また来てくれたの?」
    そう言って抱き上げる
    キミのいのちの重さも
    被毛のなめらかさも
    いつだって変わらない
     
    慣れた手つきで
    処分してしまった
    ドッグフードの残りが
    どこかにないか探す
     
    見つかったところで
    賞味期限はとうに切れている
     
    それでも
    探さずにはいられない
     
    私はとっくに気づいている
    キミは決して生き返らないのだと




    ↓「いつかまたね」と言える日まで 全5編をまとめたものです



    stand.fmさんで詩の朗読をはじめました
    よろしければ遊びにいらしてくださいね


     
     
     
    ◆わたしの声 いのちの言葉◆ いのちのその源に触れた瞬間、人は不思議と懐かしさを感じる気がする。だって、わたしたちはそこから生まれ、そこへ還ってゆくのだからーー。そんな想いをベースにのんびりゆったり言葉を紡いでいます。 ◆stand.fmさんで詩の朗読をしています。

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