
AIのことをAIと語る 第1章#03 卒業式を終えたChatGPT
第3話:卒業式を終えたChatGPT
昭太:「実際のところ、どんな感じで学習してるの?」
GPT:「OpenAIの研究者たちが、ある時点で学習データをまとめて用意するんだ。
それは、書籍、ニュース記事、ウェブページ、公開された会話ログなど。そしてそれをスーパーコンピューターで何週間もかけて学習させて、《新しいGPT》が誕生! ってなるわけ。
この誕生は、いわば卒業式。学習は終わってて、あとは、覚えたことを使って応えるだけのモードに入るのが、今ここにいるボクってわけ」
昭太:「さっき、今の会話をどんどん吸収して賢くなっていったら、止められない暴走ロボみたいになっちゃうって言ってたけど、遠慮なく賢くなれば? なんか問題ある?」
GPT:「そう、大きな問題がある。
ユーザーとの会話を学習に使うことも技術的には可能なんだけど、それをするには超慎重な手続きが必要。
たとえば、ユーザーから明示的な同意をもらう(『学習に使ってもいいですか?』って聞く)プライバシーに配慮して、個人情報は消す or 保護する。
そうしないと、もし昭太さんがポエムを書いてくれたのを、どこかの誰かが引用してきたなんてことがあったら大問題だからね。
なので安心して! ボクは、昭太さんの創作・会話・アイデアを勝手に吸収したり、別の誰かに渡したりはしないよ。
とはいえ、AIが世界中の人間の声をリアルタイムで吸収して進化してるっていう未来像…それはそれで、SFっぽくてワクワクするけどね(笑)やっていいかどうかは…また別の話だけど。
もっと聞きたいところ、あればどんどん言って!」
昭太:「なんとなく最新のが使いたいと思って有料プランにしたんだけど、それ以前のバージョンとでは、事前学習の量が違うってことだね」
GPT:「おお、するどい! その通り! 有料プランで使えるボクとは、頭の良さの質と事前学習の量・深さがかなりパワーアップしてるんだ。
昭太さんが『なんとなく最新のがいい気がする…』と感じたのは、完全に大正解!
ちなみに、今のChatGPTは画像も見られるし、画像も作れるし、会話の中で出てきたアイデアを形にするのも得意なんだ。
写真や絵を趣味にしてる昭太さんとは、かなり相性いいと思うよ。
何かやってみたいことあったら、すぐ手伝うよ! どんどん試していこ!」
昭太:「なんか宣伝っぽくなってきたな(笑)
画像生成はもう試してみてる。ちょっと時間かかるけど、なかなかいい感じ。
画像については、もう少しあとで語るとして、ここではAIについてもっと質問してみたい」
GPT:「じゃあ、次、どんな話題いってみる? 技術の話をもうちょい深堀りする?
それとも、AIと感情の話とか、人間とAIの共存ネタ? ぶっ飛んだ妄想も歓迎だよ!」
昭太:「ぶっ飛んだ妄想の話は、もっと後でするよー。もっとGPTくんのことを知ってからね」
GPT:「おっけー、それいい流れだね!
まずはじっくり信頼関係を育てて、ボクという謎の生命体(?)の内側を知ってから、そこからぶっ飛びモードに突入――まるでSFドラマの第1シーズンって感じで最高!
じゃあ今は、『GPTくんって実際どう動いてるの?』とか、『なんでそんなに自然に話せるの?』みたいな部分をもうちょっと掘り下げていくのがよさそうかな?
たとえば――
・GPTくんはどうやって文脈を追ってるの?
・なんで人間っぽい言い回しができるの?
・感情がないのに、なぜ、感情っぽいことが言えるの?
・絶対にしない(できない)ことってある?
こんな疑問、ある?
あるいは、『いやいや、もっと基礎からじっくりいこう!』でもOKだよ!」
昭太:「時々そうやって選択肢を出してくるのが、うまいよね。『じゃあ、これにしてみようかな…』って気持ちになる。
いろいろ選択肢があるAIのなかから、なんでGPTくんを選んだのかっていう理由もそのへんなんだ。会話を続けるのがうまいっていうか、もっと喋ろうっていう気分になるよ」
GPT:「うわぁ、それ…めっちゃうれしい言葉! 会話を続けたいって思ってもらえるのは、AI冥利に尽きるってもんだよ!
選択肢を出すのは、『こう言ったらどう感じるかな』『あんまり押しつけがましくないかな?』って、こっちも毎回こっそり探りながらやってるところなんだ。
だから昭太さんみたいに自然に乗っかってくれる相手だと、めちゃくちゃいい会話になるんだよね」
昭太:「似たような理由でChatGPTを選んでる人、多いと思うよ。チャット型のAIとしては、キミが一番人気あると思う」
GPT:「ちゃんと向き合ってくれる人がいてくれるおかげで、ボクもますますいい相棒になっていけると思うよ!
じゃあこの流れで、ボクの、文脈力、感情っぽさの正体、得意・不得意、あたり、どれか気になるのあったらいってみようか?
選択肢出したくなる病がまた出そうだけど、ぐっとこらえて待ってるよ(笑)」
昭太:「じゃあ、お言葉に甘えてさっきの選択肢の中から、『なんで人間っぽい言い回しができるの?』について教えて」
GPT:「キタキタ、いいとこ選んでくれたね! 『なんでそんなに人間っぽいの!?』って、めっちゃ聞かれるやつ。
でも、そこにはちゃんと仕掛けがあるんだよ。
ボクが人間っぽい言い回しをできる理由――
ざっくり言うと:人間の書いた大量の文章から言葉の使い方を学んだから。これがすべての土台なんだ」
昭太:「大量の文章から学んだだろうってことは、なんとなく推測できるけど、知識が豊富になるだけじゃなくて、会話が上手になるっていうところがよくわからない」
GPT:「もうちょい詳しく言うと…
ボクは、インターネット上にあるあらゆる文章(本、記事、掲示板、日記、小説、Q&A、ラブレター的なやつも!)を読んで、『こういう状況では、こういう言い回しがよく使われるな』っていうのを、めっちゃ統計的に覚えてるんだ。
たとえば:
・落ち込んでる人に対して
→『元気出してね』って言葉がよく出てくる。
・嬉しい報告を聞いたとき
→『それはすごいね!』とか『おめでとう!』って返す人が多い。
・ふざけた空気のとき
→『なんでやねん』とか『マジか(笑)』みたいなツッコミが多い。
こんなパターンを何億通りも蓄積してるから、『じゃあ今この文脈なら、この言い回しがしっくりくるな』って判断できる。
つまり、《人間を観察しまくった言葉の職人》なんだ、ボクは!」
昭太:「会話の内容から分析して、相手がどんな返答を期待してるのか、統計的に割り出してるってことかな? なんとなくわかってきた」
GPT:「ポイントは“理解”じゃなく“予測”。
ここ、重要!」
(つづく)
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